BEAMS + ロードショー 第10夜

コヴ 2020.06.13

いつもblogをご覧頂ありがとうございます。

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。


この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。


第10回目はこちら

『グリーンブック』



監督:ピーター・ファレリー

出演:ヴィゴ・モーテンセン / マハーシャラ・アリ / リンダ・カーデリーニ

あらすじ:

1962年、天才の黒人ピアニストは粗野なイタリア系用心棒を雇いあえて、差別の色濃い南部のコンサートツアーに繰り出すが……


タイトルの『グリーンブック』とは黒人旅行者を対象としたガイドブックで、黒人が利用できる宿や店やその他の旅に必要な情報がまとめられており、その当時(時代感)旅行の際に欠かせないガイドブックの事を示します。

監督は過激な下ネタのコメディー映画を撮る事が多いファレリー兄弟のお兄さんのピーター・ファレリーですが、今作はそれを抑えたバディームービーです。しかし全く境遇の違う2人のロードムービーですから、大笑いするところも多かったです。


最初は全くかみ合わずチグハグだった2人が、徐々にお互いを知っていき信頼が生まれていく様を描いています。

個人同士では分かり合えるのに、対人種という話になるとそうはいかなくなってしまうのは、本当に悲しい事だと思います。


このブログは衣装に注目する事が多いのですが、この映画は他にも注目したい点がありました。

それは料理です。

主人公の「トニー」はイタリア系ですからイタリア料理が多いのですが、その中でも美味しそうなのはミートボール入りトマトソースのスパゲッティーですね。

ミートボールが大きくて食べ応えがありそうでした。

他にも大食い勝負をするホットドッグもニューヨークを代表する料理ではないでしょうか?

そして南部に行くと避けて通れないのはフライドチキン。

日本でも有名なケンタッキー州のフライドチキンをトニーが”バケツ”で買って車の中で食べているシーンは観ていてお腹が空いてきます。

最初は嫌がっていた「ドン・シャーリー」も結局は美味しそうに食べていますね。

同じ物を一緒に食べる事で、距離が縮まっていくという本当に好きなシーンです。

ちなみに自分は観終わった後にフライドチキンを食べに行きました。


料理の話はこれくらいにして、今回も衣装を見ていきましょう。

主人公のトニーはジャケットも着ているのですが、ニット素材のポロシャツを着ているのが印象的です。

親戚の人たちもニットポロやオープンカラーのシャツを着ている場面が多く、刺繍や色使いが凝った物が多いです。

BEAMS PLUSでも近い雰囲気のニットポロやシャツがあります。


ビームス プラス / ストライプ ニット 半袖 ポロシャツ
カラー:ブラック、オリーブ、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥12,000+税
商品番号:11-02-0402-048


ビームス プラス / ストライプ柄 イタリアンカラー 半袖 シャツ
カラー:バーガンディー×ネイビー、オリーブ×ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥14,000+税
商品番号:11-01-1070-139

トニーの腕がかなり太くて迫力があったので、自分も負けない様に?鍛えようと思っています。

そしてドン・シャーリーはほぼ常にスーツ姿で、カジュアルな格好の時にもジャケット着ています。

スーツのシルエットは細身で肩パッドは入っていそうですがあまり大きくなく、胸の芯地も無さそうに見えます。ラペルもシルエットと同じ様に細く、それに合わせてネクタイもナロータイプの物をしている事が多いです。細身の着こなしにも憧れてしまいます。

スーツではないジャケットスタイルの時のイエローのオンブレチェックの様な柄のジャケットも相当恰好良いです。

これにイエローのタートルネックのニットを着ていますが、自分はブラックか濃いバーガンディーのタートルネックを合わせてみても面白いのではと考えています。

ニットと言えば旅の最後でこれまたドン・シャーリーが着ている、小振りなショールカラーのハイゲージっぽいニットも欲しくなりました。

ベースは多分ネイビーで襟の部分に白と赤のラインが入っているのが良くて、カジュアルなのですがとても上品に見えるニットで、ドン・シャーリーのキャラクターにもとても合っていると思いました。

これから暑い季節なのにニットが着たくなってきました。


劇中に出てくる食事や衣装以外にも、観た後に実際のドン・シャーリーの演奏している曲を聴いてみるのも良いと思います。

そしてこの作品の監督のファレリー兄弟の他の作品も過激なコメディーというだけではない作品が多いので、この機会に観て頂きたいと思います。


それでは『グリーンブック』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ