夜更かしの皆さん、こんばんは。
木曜日担当のJUNICHI YANAIです。
本日はお客様、スタッフ共に人気があるアイテムをご紹介させて頂きます。
KENNETH FIELD GURKA SHORTS&TROUSER

元はイギリス軍のネパール兵が着用していたショーツがベースとなり、
ベルトレスかつウェストの細い・太い問わずに履けるのが最大の特徴です。
今となっては多くのブランドがこのグルカショーツ・トラウザーズを作り、
色々なモデルを目にする様になりました。
KENNETH FIELDは2012年よりスタートし、当初から作り続けているのがこのグルカタイプのボトムスです。
自分もまだビームス 立川時代、買い物へとビームス プラス 原宿へ行き、その時目にしたのがKENNETH FIELDのグルカトラウザーズでした。
特徴的なウェストベルトにとても惹かれ、どうにかしてこのディテールのパンツが履きたい!と探していたのを記憶しています(当時、マイサイズは完売)。
始めて見たのは7年前くらいでしょうか。。当時、ネットで『グルカ』にまつわるワード検索を駆使しても出てくるのは殆ど古着とKENNETH FIELDのみ。
今となっては様々なモデルを目にしますが、出会った当初はファッションとして提案しているのはKENNETH FIELDだけ?(自分が探し当てられなかっただけかもしれませんが)と思う位見つかりませんでした。
こんなマニアックなデザインを何故作ったのか・・・
当初、先輩から耳にしたのは
『デザイナーの草野氏は良くスポーツコートを着用し、その組下に合わせるチノトラウザーズ(ドレスチノ)として作ったのがグルカトラウザーズだよ』
ミリタリー由来のデザインディテールを、トラディショナルなスポーツコートに合わせるという感覚に驚きました。
もちろんミリタリーのオリジナルそのまんまという訳では無く、スポーツコートに合う様なシルエット、生地、ディテール等アップデートされたのがKENNETH FIELD GURKA SHORT&TROUSERSになります。
BEAMS PLUSでも永らく取り扱いされており、
定番の生地からシーズンで楽しめる生地等、今まで数多くのモデルがリリースされてきました。
既にご存知の方も多いかと思いますが、昨シーズンよりこのグルカショーツ、トラウザー共にシルエットが変更され、
バージョン『Ⅱ』となっています。
以前のモデルとの変更点は・・・
若干股上が深くなり、ワタリ幅が大きくなりました。
ざっくり言うとより『ワイドシルエット』の見え方が強くなり、迫力あるワイドストレートになりました。
今回はショーツとトラウザーズでスタイリングをし、様々なコーディネートが楽しめるボトムスとしてご紹介させて頂きます。
早速・・・
KENNETH FIELD / グルカショーツ ウエストポイント
カラー:ベージュ
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥28,600(税込)
商品番号:11-25-1979-066
もはやKENNETH FIELDのグルカと言えばのウェストポイントの生地。
綾の織りが立つ、ガシッと目が詰まっています。
やや光沢感があり、上品さも見せてくれる魅力的な生地です。
アイビーショーツと見立て・・・カラーのラミーシャツ、ペニーローファーと夏のアイビースタイルでまとめています。
実はダブルに見える裾は、ターンナップでレングスを調整。
ターンナップしない状態ですと膝にかかり、よりミリタリーショーツの様なバランスになります。
アイビーごなしとして、裾はターンナップする事で膝上のコンパクトな見せ方にしています。
以前のモデルより裾のテーパードが無くなり、程よく太さが出たショーツになりました。
決して太過ぎず、昨今のゆったりとしたトップスにも合わせやすそうです。

ワンポイントのアクセントでもあるサイドにはカーゴポケット。
シルエットに影響が出ない様にマチは無く、ちょっとした貴重品入れには最適なサイズです。

バックデザインはフラップ仕様となり、ミリタリーチノにも見られるスポーティーなデザイン。
ただ、フラップは内側にしまい込める為、バンダナやハンカチを見せる『男の勝手口』も楽しみやすいディテールです。
最後にぐるりとシルエットを・・・
裾の広さは広くなりつつ、綺麗なヒップライン。
ワイドとは言いつつも、決して太過ぎないシルエットバランスだからこそ、山田兄弟(弟)/正志はアイビーショーツごなしに。
ベーシックなチノショーツ感覚で着用しつつも、ウェストディテールが楽しめるグルカショーツ。
続いて私は・・・
KENNETH FIELD / グルカショーツ ヘリンボーン
カラー:オリーブ
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥28,600(税込)
商品番号:11-25-1980-066
オリーブのヘリンボーンを使用したより『ミリタリーライク』なグルカショーツ。
当店スタッフだと主にトラディショナルなスタイリングで着用する事が多いですが、
ミリタリー由来のモデル、ミリタリーらしい生地・・・という事でミリタリーアスレチックごなしでコーディネート。

この程良いゆとりはトップスのサイズ感を選ばず、とにかく合わせやすいシルエットです。
ミリタリー由来の形・生地だからこそ、ミリタリースタイルには持ってこいかと。

この粗野なヘリンボーン生地はまさに今BEAMS PLUSで流行中!?の『変進開花』が楽しめ、
表情の変化も楽しみやすくなっております。
ミリタリー×アスレチック、更には今年が特に旬なサファリルックにも相性が良さそうです。
毎シーズンすぐ完売してしまう生地ですので・・・夏が来る前に是非ご検討下さいませ。
そして最後は・・・STAFF SHIMAMUKO
ブランドの顔とも言えるGURKA TROUSER。
以前に火曜日担当のみたにいくおが書いていた『あなたにフィットするのはどれ?』
にて紹介していたKENNETH FIELD×BEAMS PLUS GURKA TROUSER Ⅱ Cotton/Linen

とうとうこの生地が活躍する季節が来ました。
清涼感溢れる薄手のコットンリネン生地を使ったBEAMS PLUS別注モデル。
シルエットは前述した通りバージョン『Ⅱ』のモデルとなり、股上が深くなり、ワタリ幅が広くなりました。
ショーツ同様にヒップ周りはトラウザーらしくスッキリと、裾に掛けてはテーパードが掛からないワイドストレート。

生地自体はとても軽く、薄手ながらハリとコシがあります。
夏でも涼しげに着用でき、ハリコシがある事でシルエットが歪んだりしないまさに良い事づくしのファブリックです。
何よりも自分が一番魅力に感じているのがこの色合い。
うっすらライトベージュの様に見えるオフホワイト。
真っ白なピュアホワイトももちろん夏は良いのですが、このくすんだ色合いこそが落ち着いて見えます。
まさに気取らずに履ける白パン。
そして薄手ながら透け感が無く、白パンを履く時についつい気にしてしまうアンダーウェアの透けがございません。

画像ではなかなかお伝え辛いのですが・・・生地はよく見ると不揃いな糸で構成され、コットンリネンの表情の良さにマッチします。
センタークリースを入れバシッと履くのもありですし、洗いざらしで履くのも良しです。
まさに夏着用するには最高の一本。
KENNETH FIELDの愛用者でもあり、数本所持しているSHIMAMUKOもこの生地に魅了されています。

リゾートスタイルをイメージし、シンプルにリネンのボタンダウンシャツ、サンダルとコーディネートしています。
柄を一切使わず、アイテムの素材を存分に楽しめるカジュアルコーディネート。
リネンシャツとコットンリネンの相性と言ったらもう・・・鉄板の組み合わせです。
ピュアホワイトではなくこのオフホワイトだからこそ、オリーブに合わせるとグラデーションの様な自然な見え方に。
暑くなるにつれ、ついついショーツばかりに手を出しがちな自分も、この生地でしたら真夏も着用が楽しめそうです。

様々な生地で提案され、目を惹くウェストディテールに、癖のない美シルエット。
ミリタリー、トラディショナル、アスレチック、リゾートスタイル・・・本当にBEAMS PLUSが提案するアイテムやコーディネートに相性が抜群なんです。
KENNETH FIELDのグルカショーツ&トラウザー、まだの方は是非一度お試し頂きたいアイテムです。
JUNICHI YANAI
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