Buenas noches!
ご覧いただきありがとうございます。
ビームス 銀座 井口です。
※こちらの写真は、2015年8月、デビュー戦でのフィニッシュホールドのシーン。
フィニッシュホールド、つまりは、必殺技です。
井口は学生プロレスをやっていました。
自分でもやってみたい。そう思うほどに、プロレスが好きなんです。
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2012年10月8日。場所は両国。
プロレス観戦歴が人生の半分近くになろうかとしている、井口の中でもベストバウトと呼べる試合がありました。
団体最高峰のベルトを賭けたタイトルマッチ。
チャンピオンは『100年に1人の逸材』。
対する挑戦者は『世界一性格の悪い男』。
事の発端は、あるSNSでした。
元レスラーが、「今のプロレスはサーカスだ。俺たちの頃は…」
というような投稿をしたのです。
それに対し、余計な事は何も言わない。反論もしない。
試合で魅せたのが『100年に1人の逸材』と『世界一性格の悪い男』でした。
張り手の応酬。
顔を張る。胸を張る。
エルボーの応酬。
首筋に見ていてもゾワっとするような、鋭い一撃。
そんなゴツゴツとした、原始のプロレス。
昭和から続く、プロレスの原点。
しかし、最後は『100年に1人の逸材』のフィニッシュホールド。
コーナーポスト最上段。トップロープからのダイビングボディプレス。
しなやかな筋肉の隆起。激しく音を立てるリング。湧き立つ会場。3カウント。鳴り響くゴング。
現代プロレスでは当たり前になりましたが…『100年に1人の逸材』が『太陽の天才児』だった頃。
オーセンティックな技であったが、フィニッシュホールドとしてはまだまだであった、ダイビングボディプレス。
『落ちる』イメージだったその技を、『飛ぶ』イメージへと昇華させたのでした。
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こちらのブランド。

ビームス 銀座でも、大変ご好評いただいております〈NUMBER M〉。
世界初のエラスティックパンツブランド。
"オートクチュールなマインドを、ウエストゴムで自由に履く"
というコンセプト。
これって、サーカスなんでしょうか?
スタッフ細田に、〈NUMBER M〉のパンツを履いてもらった事がありました。
「井口さん、やっぱりサイドエラスティックがあると、楽ですね。」
カーゴパンツにエラスティック。
ウールパンツのカーゴパンツで、エラスティック。
コーデュロイパンツにエラスティック。
これは、サーカスなのでしょうか?
それとも、昇華?進化?
こちらのマネキン、〈NUMBER M〉を履いてますね。

これってサーカス?
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さて、2012年10月8日。
この試合で、何を発信したかったのか。
井口はこう解釈しました。
「プロレスは今も昔も変わらない。変っちゃいけない部分もある。でも、変わらなきゃいけない。変わっていい部分もあるんだ」
『世界の獣神』と呼ばれる、伝説のマスクマン。
こんな事を言っていました。
「プロレスは海だ。総合格闘技やキックボクシング。色んな川を受けとめるんだ。」
つまり、
打撃が得意な選手がいれば、飛び技が得意な選手もいる。
関節技が主体の選手もいるでしょう。
ルーツは様々でも、最後にはプロレスになるんです。
これといった決まりがないから、プロレスは面白い。
最低限のルールの中で、各々のファイトスタイルで最大限に輝ける。
反則は5カウント以内まで。
こんなの、プロレスにしかあり得ない。
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プロレスというワード。
これを是非、ファッションというワードに置き換えてみてください。
一つ言える事。
井口はプロレスが大好きです。そして、ファッションが同じくらい大好きです。
皆さまは、
打撃で戦いますか?
飛びましょうか?
それとも、関節をガッチリ決めますか?
戦い方を決めるのは自分自身。
良いの?悪いの?
好きなの?嫌いなの?
悩ましい。悩ましい。
ぜひ、ビームス 銀座で一緒に考えましょう。
皆さまのファイトスタイルが、きっと見つかるはず。
見つけるきっかけを掴めるはず。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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非常に便利ですので、ぜひ!
ビームス 銀座。
全員が皆さまに喜んでいただけるよう、精進しておりますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは「銀座」でお待ちしております。
ビームス 銀座 井口