皆様こんばんは。
7/12(水)深夜25時
オールナイト ビームス プラスの時間
です。
先日の休み。朝早く5時頃から野鳥達が
ギィ〜ギィ〜と賑やかに鳴いていて
ついつい姿を観たくなり、結果的に
脳が覚醒させられた様な感じに。
ここ最近は毎日こんな出来事が多く
困りつつも季節の移ろいを感じて
楽しんでいます。
さて
今回はこちらです。
BEAMS PLUS / 2プリーツ デニム パンツ
カラー:インディゴ
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-23-0104-578
ビームス プラスでは超定番。
2プリーツチノ型のデニム版です。
いわゆるドレスパンツの型を
よりスポーティーな生地に変えた
ユニークな一着。
つまりは一着で複合するカテゴリーを
表現しています...と、やや大袈裟な
言い方になりましたが、要するに
様々な解釈がし易いと考えられます。
早速コーディネートの一例を。
いわゆるドレスパンツのイメージで
トラディショナルなマドラスチェックの
ボタンダウンシャツを合わせると。
タックインしてよりシンプルに。
太めの5ポケットパンツ(=ジーンズ)の
代わりとしても。
長袖オープンカラーシャツを
組み合わせると随分違った雰囲気に。
若干不良っぽい...でしょうか。笑
よくよく考えると、先週ブログの
ピケ5ポケットパンツと似たベクトルで
カテゴリーを横断している様な...
前回は
『ファッション生地×ワークウェア』
ちなみに今回は
『ワーク生地×ファッションウェア』
最初は狭いカテゴリーで愛用されていた
ものが次第に異なったカテゴリーに
伝播し、結果みんなが似たものを着る...
何処かで聞いた話ですね。
さて、ここで改めて
ディテールについて。
先ずはフロントの2プリーツ。
個人的には英国調と感じる
内側に向いた(=畳まれた)仕様。
加えて
かつては懐中時計を入れたとも
言われているウォッチポケット。
これもまた英国調な仕様です。
裾はFINISHED仕様。
ダブル幅約4.0㎝です。
生地は標準的ウェイトの13オンス。
テーパーが強めのシルエットに対応して
若干のストレッチ性を持たせています。
コットン100%と比べ膝が出にくいです。
またもや個人的記憶の話で恐縮ですが
1980年代後半〜90年代前半頃。
アメリカントラディショナルな
スタンスのブランドやデザイナーが
こぞって英国調な内側向き2プリーツ&
ウォッチポケットを備えたパンツ
各種を盛んにリリースしていた様な?
記憶があります。
ちなみにグルカパンツも見た様な?
確かその時は60年代リバイバル的な
ニュアンスが含まれていました。
こちらの2プリーツパンツを見ると
その頃の楽しくエキサイティングだった
記憶が蘇ります。
とまあ...個人的思い出はこの位で。
案外ニュートラルに幅広いスタイルに
馴染む一着である事はマチガイナイ...
(©︎redford kuwata)ですね?
実は
海外のお客様にはカテゴリー云々を
ご説明する前に先ず“Our Long Seller!”と
お伝えしています。時にはそれだけで
ご納得頂く場合も。きっとニュートラルな
何かを感じ取って頂いているのかも。
そんな感じで
チノパンツの代わりとしても
ジーンズの代わりとしても
着易いお楽しみ頂ける一着。
是非ご検討ください。
私の
最近の...recently...
冒頭の野鳥の件ですが、同じ木立を
違った種類で陣取り?している様です。
先日はオナガのグループが何とカラスを
追い回していました。さすがの都会の
賢者カラスがたじたじに。
猛者オナガ2態です。
私の
最近の...recently...その②
“RIP IT and START AGAIN”
Simon Reynolds著
→英国の評論家です。
アマゾニング(要はamazon検索)して
名著を確保。実は数年前に日本版が
出ていて(勿論確保。)そのオリジン版を
発見。英国のPUNK衰退以降の個人的に
最もエキサイティングな時期を捉えた
名著です。私が敬愛して止まない
Public Image Ltd.の面々が表紙を
飾っているのもポイント大です。
皆さん若い!
以上、今週もおつきあい頂き
誠にありがとうございました。
では、また来週。
ビームス プラス 原宿
丹羽 望
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