皆様こんばんは。
ビームス プラス WEST、ビームス 神戸の与那嶺です。

時刻は深夜1時となりました。
この時間は、ビームス プラス WESTのALL NIGHT BEAMS PLUSのブログをお送りいたします。
というわけで、約4ヶ月ぶり?2回目のレーベルブログ登場でございます。
気づけば12月。
何だかまだ12月をあまり感じていない気がするのは、気温の低下が異常に遅いからでしょうか?
ようやく朝晩の気温が冬めいてきたものの、本日(12/2時点)の神戸の最高気温は16度と、まだ冬を感じるには???な気温。
とは言え、もうさすがに本格的に寒くなり始めるみたいなので、冬支度は抜かりなく済ませておきたいところ。
さて、そんな流れから本題へ。
本日紹介するのはこちら。

Painter Pants Lined Denim Discharge Print
カラー:INDIGO
サイズ:S, M, L, XL
価格:¥55,000(税込)
商品番号:38-24-0309-791
定番のデニム生地を始めとしてさまざまな生地でリリースしているペインターパンツですが、こちらは新型です。
いつも通り、往時のストアブランドに見られる、ハンマーループやダブルニーなどはつかないシンプルなデザインを採用しつつ、、、

ポケットのステッチがL字にカーブするステッチワークになっていたり、コインポケットが5ポケットパンツのような見え方になっていたりと、細かい部分での違いもあったり。
でも、気になるのはやはりこの

汚れたような生地。
先の写真のデニムはオイル汚れのようなものが見られました。
もちろん実際に汚れているわけじゃないことはわかる。
どうなっているのか??

よく見ると、、、いや、正直よく見てもわかりづらいが、、、
なんとこれ、プリントで表現された汚れ風のもの。

CEMENTカラーのオックスフォード生地はインクジェットプリント、
INDIGOカラーのデニム生地は手作業による抜染プリントにてそれぞれ汚れを表現。
プレーンな生地とは一線を画す、独特な表情の見られる仕上がりに。
今年5月に都内にて行われた商品説明会にてこの商品が紹介された際に、そんなアプローチがあったのかと、まさに目から鱗だったのを記憶しています。
汚れプリントは、一個体ずつ出方が異なります。一点物なんて言うと大袈裟かもしれませんが、こういう点にもグッときます。
さらに、、、
コットンネルによる裏貼り!!
これもイイ、、、!!
冬用に暖を取るために、裏にコットンネルのライニングを搭載。何とも合理的な、アメリカらしさを感じる仕様。
少し前はよくこの手の裏地ネル仕様のヴィンテージワークパンツを見かけていましたが、最近は意外と見ない気が???
暖かいのはもちろんのこと、裾をロールアップした際には、モノトーンの千鳥格子が程よくアクセントになります(大柄のチェックや派手な色でないのもイイ)。
ウエストにはドローコードを。
イージーパンツ感覚で、楽に。
もちろんベルトループもございますので、スタイリングに応じてベルトレスと使い分けていただければ。
セメントカラー
スウェットシャツと合わせたシンプルなスタイル。リアルな汚れ風のプリントが、スタイリングをこなれたムードに。

デニム
セメントカラーと比べると、引きで見た際の主張はやや控えめな印象ながらも、、、
独特の奥行きある表情が、プレーンなデニムとは違った存在感を放ちます。
シルエットは、通常展開している定番のデニムペインターよりも太めで迫力のある雰囲気。
大きいかなと思いつつ、着てみるとそこまで大きくは感じませんでした。
微起毛のかけられたあたたかみのあるオックスフォード生地。ここから着用・洗濯を重ねていくことで生地もクタッと、そして毛羽の立ち方にも変化が見られ、より良いムードになりそうです。
デニムは、やはり色落ち。
その色落ちが、どのように落ちるのか?
インディゴの褪色と、抜染プリントとのバランス・ムードはどのようになるのか??
カッコイイのは間違いないと確信しつつも、非常に気になります。
双方とも、汚れ風プリントの上から本物の汚れや色褪せが加わっていくのが楽しみな逸品。
以上、いかがでしたでしょうか。
クラシックなアメリカンムードを感じられるパンツ、、、
男臭く、無骨でかっこよく、冬は暖かく着用できる、クラシックなムード。それでいて現代的な技術での汚れの表現が施された、まさに"粋"なパンツです。
是非チェックしてみてください。
それでは皆様、またお会いしましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ビームス プラス WEST
与那嶺