
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
いや〜あと一歩でしたね。悔しい結果となりカタールから戻って参りました。
と言うのは冗談さておき、待機+療養のダブルパンチで、暫く不在で、一週、空けてしまいました。こんなblogでもお付き合いくださっている皆様には申し訳ありません。年末にかけ、身体を酷使する方々も多いかと思います。くれぐれも体調にはお気を付けてお過ごし下さいませ。
さて、グッと寒くはなったものの、日中との気温差があり、何を着るか悩む方も多いのではないでしょうか。そんな貴方にはぴったり、今週はこちらを。
BEAMS PLUS キルトオープンカラーオンブレチェック シャツブルゾン
カラー:MUSTARD,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-18-0292-791

一見するとシャツデザインのこちらはキルトライニング。この手のアイテムは、比較的BEAMS PLUSが提案する時代背景からすると若干のズレがあるように思う。しかし、それは古き良きアメリカ衣料のアップデート版。当時の見た目のデザインは維持しながらも保温性の向上に試行錯誤する各メーカーが凌ぎを削る姿も想像に難しくない。よくあるチョアジャケットにブランケットが装着されたあの感じを思い出す。
今回、BEAMS PLUSが手掛けたのは開襟型。その型は、時代感を整えるべくアプローチの一つとして、私自身が勝手に捉えている最大のポイントとしている。さらにオンブレチェックとくれば、それはもう日常着でしょう。
よく見るアウトドア感のあるチェックや、デニムじゃない所に惹かれるポイントがある訳です。
裏地のキルティングが色柄によってマッチングさせているのも良し。

表地には、キルトのステッチが無い事に加え、身頃の縫製部分に仕込んだポケット仕様はお馴染み。アウターとしてだけでは無く、インナー着用もし易い工夫が、当時からある事実に感心しながら気が利くな〜と再確認する訳で。
そんな型以外も推しポイントは多数。何よりその着た時の軽さったら言う事なし。
ウール調に見えるその生地は、実は化繊で構成されているBEAMS PLUSファブリック。先染ポリエステル糸で織り上げ、しっかりと綾目がたった、重厚感のある見え方となっており、そこにオンブレチェックが後押しする。ウーリーな表情に必須な毛羽立ちは、起毛後にあえてカットした仕上げで、表現されており、膨らみのある表情ながらキレイ顔。野暮ったい印象のアイテムなハズなのにスマートな見た目と、軽い着心地、そのタッチ感は是非体験していただきたい。中綿はプリマロフト内蔵と機能的部分も抜かり無く。
冒頭にも書いたように、ここ数年の日中の気温差、その気候の変化から、重ね着出来るアイテムが私自身のライフスタイルには丁度良いのです。重ね着では、特に素材の違和感を最近だと楽しんでいる事が多いのかな〜厚手ダウンも、電車だと暑過ぎて耐えれない。そんな方に是非一度、お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA