
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
さて、BEAMS PLUSレーベルにおきましては、1月からの入荷ラッシュ&イベント盛り沢山とスタッフも頭を悩ます、そんな2023年の始まり。ビームス プラス サザンこと、辻堂店でのインディアンジュエリーフェアは今週5日の日曜日まで。私も日曜日はいる予定をしておりますので、最終の駆け込みをお待ちしております。
今週も、引き続き青いモノを絡めたご紹介となります。お付き合いください。
KHAKI
OLIVE
BLUE
INDIGO
前回ご紹介したこちらと同じ、生地染めの手法で染め上げたインディゴバージョンに加え、新顔が並ぶ。
型自体は、昨年からの継続モデル。スーピマコットンを使用したヘリンボーン織りのチョアジャケット。
簡素な3つポケスタイルが潔ぎ良い、ミリタリーに出自あるデザインらしく、モデルに対し過剰なディテールは一切無し。
デザインディテールこそは簡素ながら現代にフィットさせる言わずもがなな機能性アップデートとして、隠しジップポケットはお馴染み。
こちらは何と言っても、見た目に反した着心地の良さが魅力の一つだろうか。その武骨なヘリンボーンの織り柄は、強いインパクトを残しながら、しなやかなタッチ感は想像を超えてくる。当時のガサっとした渇いたタッチ感をイメージしてしまいがちであるが、素材が持つ特徴がそれを解消し、BEAMS PLUS らしくアップデートされている。
今回は、その生地から更に手を加えているようで、ムラ感のある生地染め、後加工を施している。製品染め程の大きな縫製部辺りのムラのある色落ち具合では無く、適度な着古し感が演出してあり、着始めから馴染む、そんな印象を受ける。生地がクタっした風合いも、ハードな印象を軽くしてくれている。やや冷んやりする感触も、Tシャツをインナーに着る時期には丁度良さそうです。
冒頭に挙げましたが、今回はさらにインディゴバージョンの用意をしてあり、今シーズンらしいトピックスの一つとなっている。先染めのインディゴ糸からのアプローチでは無い、生地染めの変身開花も、今シーズンは注目してみては如何でしょう。
実は、このスーピマヘリンボーン生地、パンツもご用意してあります。
型はお馴染みのペインターワークスタイル。生地にマッチングするには、適したモデルへの落とし込みであろう。直球のミリタリーパンツもいいのだろうけど、もう既にラインナップされている事を考えれば、この一択他無い。軽快なワークセットアップスタイルも楽しめ、さらにインディゴも加わるとなると生地との相性は言わずもがな。
ヘリンボーンの織り柄、このパンツの有りそうで無い所が私的には食指が動いてしまう。古着には無いアプローチですしね。
ひとまず、こちらはインディゴ含め上下共要注目。良い意味、裏切られるかと思います。是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA