夜更かしの皆様、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

既にオンラインページでご確認頂いた方も多いかと思いますが、
10/22を持ちましてビームス プラス 有楽町がクローズいたします。
もちろん、有楽町・丸の内から無くなるのではなく
ビームス プラス 丸の内として11/3(金・祝日)にリニューアルオープンします。
場所は現在の新有楽町ビルから
東京駅の方に向かう丸の内仲通りに位置する『丸の内仲通りビル』の1階、
仲通りに面して店舗がリニューアルオープンをいたします。
千代田線『二重橋前駅』から徒歩1分、
もしくは『東京駅』から徒歩5分程の位置。
ビームス プラス 有楽町の店内
アーネスト・ヘミングウェイのセカンドハウスとして作られた空間をしっかりと引き継ぎ、
よりアメリカントラディショナルの世界観が強く反映されるショップになります。
リニューアルオープンを迎えられるのも、
多くの方にご愛顧頂いたことに尽きます。
11/3(金・祝日)・11/4(土)はリニューアルオープンを記念し、大きなイベントを予定しております。
また、リニューアルオープンに合わせ、様々な別注アイテムや新作がお披露目となります。
徐々にこちらも情報を公開していきますので
ビームス プラス 丸の内のリニューアルオープンを楽しみにして頂けたら幸いです。
もちろん、残り3日間のビームス プラス 有楽町へも是非遊びに来てください。
10/21(土)は弊社都合で大変申し訳ございませんが営業時間を17:00までとさせて頂きます。
最終日10/22(日)は通常通り20:00までの営業となります。
現・ビームス プラス 有楽町、新・ビームス プラス 丸の内共に皆様のご来店お待ちしております。
さて、本日は楽しみにしていたアイテムが入荷しましたのでご紹介。

gim×BEAMS PLUS フェアアイルクリケットニット。
伝統的なフェアアイルパターンを用い、
アイビーファッションには欠かせられないクリケットセーターのデザインを絶妙にミックスさせた一着。
今年でこのフェアアイル×クリケットニットは3回目。
2023年秋冬のモデルは以前のモデルよりも表情と糸をアップデートしています。
まず一目で分かるシャギー加工。
毛足が長く、非常に温かみを感じさせるシャギーニットは
フェアアイルの柄やネックラインをぼかし、
起毛による表情が非常に特徴的です。

シャギー・・・
もとはスコットランドのシェットランド島に住む人達が着用していたシャギードッグセーターが由来。
島の漁師達がフィッシャーマンセーターを棘のあるアザミという植物で毛羽立たせ、
シャギー部分に空気層を作り、防寒と水の侵入を防いでいたとの事。
一方、フェアアイルパターンもシェットランド島の一部であるフェア島で生まれた柄。
島の伝統的な柄を織り、セーターからグローブやワッチキャップ等、様々な防寒具が作られていました。
スコットランド発祥のシャギーや柄使い、
それが組み合わさった今回のシャギーフェアアイル。
こう考えるとずっと前からありそうではあるものの、
ここまでしっかりとシャギー感あるフェアアイル柄は見たことがありません。

そして今回のニットは使用している糸は英国羊毛協会に登録されているBRITISH WOOL。
もちっとしたタッチと、肌当たりの良さが抜群です。
更に今回使用したのは梳毛糸と呼ばれる細い糸。
本来、シャギーをかけるのは紡毛糸(太い糸)であり、梳毛糸のシャギーはほとんどしないとの事。
梳毛糸のシャギーだからこそ、起毛の毛足が長く、ふっくらとした印象が強くなります。
裏っ返して見ると…
丁寧にしっかりと編み込まれ、発色の良い糸使い。
BRITISH WOOLの質の良さ、ニット専門のブランドgimだからこその仕上がりがしっかりと伝わってきます。

男臭く、ワークアイテムでまとめたスイーツ佐久間。
シャンブレー、コーデュロイ、デニム・・・土臭いアイテムの中に
フェアアイルクリケットのニットが良いコントラストになっています。
ニットベスト、尚且つフェアアイルパターンやクリケットモチーフは
どちらかと言うと今まではスポーツコートのイメージが強いですが、
こう言ったワークやミリタリーに差し込んでもらうのも非常におすすめです。
自分は色をしっかりと拾ったスポーツスタイル。
アドベンチャーシャツをアワードジャケットの様に着用し、
ボタンダウンシャツにチノトラウザーズといった直球の組み合わせ。
クリケットセーターのVラインが入る事で、スポーティーなスタイリングに合わせるのもおすすめです。
フェアアイルクリケット・・・今年で3回目ですが
糸が変わり、加工が加わり、非常に表情豊かなアイテムに仕上がりました。
是非、店頭でその質感や柄域をお楽しみくださいませ。
カリスマYANAI