皆様こんばんは。
12/27(水)深夜25時
オールナイト ビームス プラスの時間です。
前回のこちらのブログにて
ライブ演奏を聴きに出かけた話を
少々させて頂きました。
あれから数週間...地響き&高速かつ
高密度なライブの余韻が徐々に薄れ...
そうなると贅沢なもので、今度は
真逆のサウンドを求める自分が...
次の一手は?!
さて今回は
紳士の必須アイテムかもしれない?こちら。
SANFRANCISCO HAT
(サンフランシスコ ハット)からの。
メイドインUSAの帽子を作り続けている
同社。毎シーズン、ビームス プラス用の
モデルを用意してくれています。

今回のモデルは所謂フェルトハットと
呼ばれている物で、一見クラシックな
印象です。スーツやジャケットを着た
スタイルと合わせるとより一層そんな
印象が強まるかもしれません。
ですが..
実はそんな堅いアイテムではなくて
フリーな感じでお楽しみ頂きたい...と
個人的には思っております。
クラシックな物を是非カジュアルに。
気軽にトライして頂けるポイントが
幾つかかありますのでお付き合い下さい。
さて
このモデルよくよく見ると...
実は米国式な技が効いています。
英国の香りを感じさせつつ、
大胆な再解釈が。
まずは生地。
フェルトハットは本来ならば滑らかな
ラビットファーづかいが一般的です。
ですが、こちらはウール。触れてみると
少しザラっとして武骨な感じです。
そして仕様。
ブリム(鍔)部分の端が切りっ放しです。
前回のメルトンの話と似ていますが
フェルトも縮絨素材なのでほつれません。
ブリム端の折り返しが無くなった事で
良い意味で力が抜けた印象に。
お馴染みのリボンは巻かれていません。
引き算されています。
リボン付きですとこの様な感じ↓
ちなみに
私物でリボンを敢えて外した物があり
リボンが無くなった途端にニュートラルな
見え方に変わった様な気がしました。
こうなると私にとっては黒いニット帽と
ほとんど同じ感覚です。(→個人的主観)
裏側にもポイントが...
裏地が一切ありません。
クラシック仕様ですと、整髪料が
フェルト部分に付着しない様に
裏地が付いています。
(裏地付き仕様のハット達)
もう一つこのブランドらしい
モダンな意匠が。
それがこの“折り返し”です。
これは外側に伸ばすとイヤーマフ的に
耳部分(+後頭部)を冷気から守って
くれるディテールです。
イヤーフラップと呼びます。
元々はアウトドア用ハットに
まつわるディテールなのですが
街用のクラシカルなフェルトハットに
ドッキングさせる大胆なアイデアに
感心させられました。
何だかとても愉快な感じです。
英国の老舗には出来ない発想かも
しれません。
米国式フェルトハット。
スーツやジャケットスタイル以外にも
色々とお楽しみ頂けます。
これまでずっと敬遠されていた方にも
是非おすすめします。
ご検討ください。
私の
最近の...recently
冒頭からの続きです。
私は自分自身の“指針”(→大袈裟)に基づいて
比較的幅広いカテゴリーの音楽を愛好して
います。その為、毎朝何を着るか?よりも
何を聴くか?に時間がかかっています。
さてUKバーミンガムの轟音の次は?
こちら。
CONRAD SCHNITZLER
“CON”
ドイツ ベルリンの電子音楽家。
ヨーゼフ ボイスとも親交があり
美術家の顔も持つアーティスト。
生涯で夥しい量のリリースがあり
フォローするのがとにかく大変です。
今作は抽象的な電子音が静謐な
空間の中を漂う様な作風。
かなり心地良いです。
さて、いよいよ2023年もゴールが
近づいて参りました。
私のブログも今回が本年最後になります。
一年間お付き合い頂き、誠にありがとう
ございました。
では、また来年お会いしましょう!!
ビームス プラス 丸の内
丹羽 望
< Instagram >
↑Instagramも定期的に更新しております。ここでしか見られない投稿も盛り沢山。よかったら、ご覧下さいませ。