
山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
ようやく、リーグ日程が出ました。当時の開幕カードの再現と話題になっている開幕戦は、昇格組みの東京ヴェルディと。しかも国立開催。
一層のビジターゴール裏は完売。何とか確保出来ましたので、しっかりと応援してきます。
その前のACLが我が推しの初戦。レジェンドが指揮をとる初戦としてこちらもまたご報告したいと思います。
では、今週はこちらを。

BEIGE
OLIVE
何やらリラックス感のあるスポーティなジャケット。
ビンテージからサンプリングされた、アウトドア仕様のジャケットは、往年のクルーザージャケットを感じさせる前身頃、後身頃の2枚仕立てといったディテールこそあるものの、フーディが装着されていたり、ショート丈であったり、私が想像しているものとは違うスタイル。
クルーザーと聞くと、獲物を入れたり、道具を仕分け出来たりとポケットワークが特徴的で、ハードな環境下でも機能的な作りである事が魅力の一つだったりするが、ミニマムなこのモデルは、削ぎ落とされたディテールデザインが、至極私好み。
特にポケット。
身頃の縫製を活かしたポケットの袋は前に後ろにやや大きめの容量。同素材と言う点も嬉しい。
肩の縫製が表から見えないミニマムな表情も好き。
裏はしっかりとラグランで運動性確保は抜かり無く。
随所にダブルステッチが走り、パッカリングの表情が、生地と相反して主張している事で、武骨なムードを残しているのではないでしょうか。
その生地は作り込まれた、BEAMS PLUS ファブリック。
経糸は細番手のコットン。緯糸はシルク、ポリエステルの先染め平織り。高密度に打ち込みの強いシャンブレー生地は、滑らかさと、しなやかさを併せ持ち、光の当たり方によって、玉虫調の変化を見せる。その高密度に織られた生地は、カジュアルさを持ちながら、何とも品格漂う表情となっている。
フーディもポイント高しでしょう。
ボタンを留めた時の立体感のある首回りは、マウンテンパーカーのような見え方。
開けた時こそ発揮するその首回りの生地の動きは、軽快さそのもの。
短丈なのもアクティブな衣料としての効果を表現する。アウトドアウェアだからと、着丈の長さが確保する保温性は、アクティブと引き換えになるが、スポーティさをより加えてくれるジャケットになるのではないでしょうか。
ケープ下のメッシュ使いがそれを後押し。袖裏まで続くメッシュの生地使いは、肌に張り付かず、日本の夏にピッタリな一着となるような気がする。
忘れてはいけない裾ドローコードで、”こなし”にアクセントを。
是非お試しいただけますと嬉しいです。
YAMA