涼し気な普段着


山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告といきたいところですが、DAZN観戦の先週末、鹿島戦は敗戦。ACL敗戦後から再スタートをいい形できれた柏戦同様に、内容的には上向きしていると思っている。代表ウィークの為、暫くリフレッシュしてもらい、今後に望みを繋げて欲しい所です。

さて、日付け変わり、明日からは、台湾で先がけてスタートしたオーダー会。内容はNews pageにアップしている通りなのですが、近々メルマガのタイムズ(ブログと同じ位の熱量で綴っておりますので、是非メールアドレスの受信設定を。詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください)やプラジオでの配信もしておりますから、是非要チェックお願い致します。

なので、今週はいつもの通りBEAMS PLUS から。


BEAMS PLUS / Open Collar TW Mesh
カラー:OYSTER,GREEN,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-01-0103-139


OYSTER

GREEN

SAX



型はお馴染み、開襟スタイル。説明不要の日常着の代表格シャツは、店内では素材、柄様々、この夏にグッと増え、賑やかになってくる。


と、言うのも、その開放的な首回りが、涼し気な襟型だからか、自然な流れ。

レジャーや、リゾートを楽しむには、このリラックスムードにぴったりなので、手が伸びてしまう事でしょう。

私はご存知の通り、日常着ムードを愉しむ事がここ最近のスタイル。そんな時には、トップボタンを留める事の出来るループが重宝する。

きちんと感も出て、ましてやタックイン”こなし”なんかすると、アメリカンスタイルの出来上がり。特に今シーズンリリースしているNew Fitのトラウザーズとの相性は言わずもがなかなぁ。

なんて、型の事はアレコレ、ご存知の方々も多いと思うので、今回のファブリックに注目してみる。


一見すると、何やらブロック調の格子になっている。


OYSTER


GREEN


SAX

近付いてみると、生地の隙間が、その格子を構成しているのが見て取れる。


経糸緯糸との密度の関係に、重要な部品として、筬(おさ)と呼ばれる織り機の部品があるようで、それを抜き織り上げる事で、このような隙間が生まれている様子。スエットで言う針抜きみたいな感じなのでしょうかね。

隙間がありながら、密度のあるハリ感を同居させるに、その織り機の調整で、生地を織り上げていく事の難しさは、見た事の無い私には想像が出来ないのですが、オリジナリティ溢れる生地である事は間違いないでしょう。

この隙間でメッシュのような表現を作り上げており、涼し気な後押しとなっている。


向こう側が透けるような生地感


生地を構成する糸も実はポイント。メリノウールポリエステルの平織り混紡素材が、サラッとした品のある表情に仕上げており、清涼感と、大人ムードを持ち合わせているのでしょう。

その生地が、また、日常着スタイルに落とし込まれていると言うのも個人的にグッとくる。レギュラーカラーやボタンダウンとは違うモデルだからこその、おやっ?となる違和感が、開襟スタイルの粗野な印象を変えるに一役買っていると考えている。

決して派手なアイテムではないかもしれませんが、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA