
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
いつもの通りご報告から。
神奈川ダービーが続いた先週。
週中は、横浜FCとスコアレスのドロー。アタッキングフットボールは鳴りをひそめ、絶対に勝たなければいけない一戦だっただけに、終了後の大ブーイングが鳴り響く。
中2日後の、開幕3連勝と好調の湘南とは、セットプレーから先制するも、追いつかれ、結果ドローの勝ち点を分け合う。
湘南推しのおじ丸こと尾島と試合前の一コマ
(これ水ですからねと…)
開幕4戦で、勝利無しの、流れからの得点がゼロと厳しい状況。課題であった守備の整備は進むも、攻撃の工夫や動き方はまだまだ。過密日程の影響もあるも、試合には勝ちながら積み重ねていって欲しいものです。
では、今週はこちら。
前回から引き続き、インパクトのある柄が特徴的なこちら。
何ともまぁ、ミッドセンチュリーなムードが漂っている。衣料のシーンはもとより、カーテンであったり、インテリアで使用されていたような抽象的な柄が、当時の賑やかなムードを表現している。そのアート調のある柄は、きっと、絵やポスターと同じように楽しまれていたのか、生活者の華やかなスタイルに一役買っていたのだろう。
プリントである事で量産も可能だと言う事を考えると、大衆にも、そのムードが伝わり、50年代を感じさせる流行の一つとして取り入れる方が多かったのだろうか。富裕層のステータスの一つとも考えていいかもしれない。バケーションを楽しむ為の衣料として、その柄は、また、一役こなしてくれる。
ランダムに格子が組まれた上には、後付けされたような四角いマス。そのマスには花柄や葉のような柄が描かれており、リゾートで楽しむには打ってつけでしょう。さらに色合いも柔らく、素材はレーヨンコットンで、当時らしい生地のドレープは華やかさを後押ししてくれている。
とくれば、開襟スタイルを想像してしまうが、こちらは、カウボーイシャツスタイル。
この襟バランスが何かと使い勝手の良さそう
象徴するような胸ポケット
このモデル自体は秋冬からの継続型。ウエストに絞りのない、リラックス感あるパターンは、日常着スタイルにぴったり。
本チャンのそれとは違い、大衆向けに作られていたであろうそのシャツは、前立て裏側、肩まわりと身頃から袖口にかけては巻き縫いのダブルステッチと、定番な強度を兼ね備えたワークウェアを感じさせる何て事のない普段着に仕上がっている。
先ほどの柄の話に戻るが、四角いマスには、手縫いで付けられたステッチ跡まで、プリントされている。とくれば、やはりこのモデルとも自然に馴染んでいる事に納得。60年代後半以降のムードもチラッと覗かせているのかな〜
何て呟きながら、そんなコトはどうでも良くて、思い存分楽しむ。それだけで十分です。
是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA