チェック神本の要チェック PART 74

神本 直也 2025.10.28

[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス ライフ 横浜 のチェック神本です。


最近の私事情(この雑談のタイトル募集中です笑)ですが、洋服好きの方であれば定期的に来るであろう自身のファッションスタイルの見つめ直し??期間がやって参りました。

BEAMS PLUS以外のアイテムを購入する際にも必ず2パターン以上のコーディネートが思い浮かぶ 購入する意図を明確のする事を洋服屋となってから意識しております。


最近ハマっているのはコンバースアディクトシリーズの収集、普遍的なデザインでありますがインソール&アウトソールのフィット感・歩きやすさを改めて感じ、ピンクや星形のデザインのものなど派手なものを最近購入しました。


王道なコーディネートで合わせるか、外しとして合わせるかこういう悩みや想像・妄想が楽しいんだよなあ、、、


それでは今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!




BEAMS PLUS Fair Isle Vest
カラー:GREY LT.BROWN NAVY
サイズ:S M L XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:38-05-0055-103

先週の要チェックに引き続きニット系のアイテム、フェアアイル柄を横に伸ばしたようなデザインのカーディガンでしたが、今回は直球どストレートなフェアアイル柄のニットベストになります。


フェアアイル柄の歴史について軽く触れていきます。


スコットランドの北側に位置するシェットランド諸島に属する「フェア島」で長い歴史の中で編み続かれている・産地となっているのがフェアアイル柄であり、そこに住む人々の大切な仕事であり暮らしを支える生活の一部。




フェア島の歴史上最古の時代にスカンジナビア・ノルウェーの影響を受け、8世紀ごろにスカンジナビアで話されていた言語、古ノルド語で羊の島という意味の言葉からなぞられて、フェア島という名前がついたという説があります。

フェアアイル柄を使用するニットブランドとして最も認知度が高いであろうBEAMS PLUSでも毎シーズン別注をさせて頂いている「JAMIESONS」をはじめとした名だたる有名ブランドで取り扱いがある伝統的な柄である事は周知の事実です。


今日の私たちのIVY PREPPY STYLEには欠かせない秋冬シーズンワードローブのひとつであり、そのクラシックな表情はやはりタイドアップスタイルでジャケットの中に合わせたくなります。


毛織物の名産地として知られるスコットランドの島々に共通していると私が感じる事として柄のモチーフや色の使い方がその土地の草木や海岸線から見える夕陽の色、自然の情景からインスピレーションを受けて落とし込まれている事、島の職人や女性から男性へと仕事の無事と寒さを耐え凌ぐ為に渡されるエピソードに感じるクラフトマンシップがあいまり非常にリアルで美しいなと感じております。


歴史や思いを知って洋服を着用すること、今回のフェアアイル柄に限った話ではないですが、洋服屋としてひとりの洋服好きとして持っておくべきであると改めて感じております。


では、アイテムにフォーカスしていきます、


カラーリングは3色展開でGREY LT.BROWN NAVY、寿司・焼肉・ラーメンのように(??) どの色も使いやすくもはや3色持っておいてもまったく問題のないマチガイナク万能なカラーバリエーション。




1・2年ぐらい前?のジャミーソンズ別注のVネックベストで初動が早かったブラウン、かくいう私も悩んでいつのまにか姿が消えてしまって他の色を購入しましたが(笑)秋冬シーズンのトータルコーディネートにおいて取り入れたくなる・必然的に入っているカラーであるブラウン。


デニムジャケットのインナーやミリタリーアイテムに使われるオリーブの色味と組み合わせたくなります。




グレーとネイビーは私個人的にはスポーツコート、ネイビーブレザーのインナーに合わせていきたい、特にネイビーは柄に使用されている色味にイエローが映えておりネイビーブレザーのネイビーと金ボタンのカラーコンビネーションを彷彿とさせ、この合わせ方はNo Doubt マチガイナイでしょう。




グレーは重厚感のある生地 コーデュロイやツイード生地のジャケットのインナーに合わせたいかなと、この3色の中では1番渋い・大人っぽい雰囲気を感じるのでよりクラシックにダンディな合わせ方をしたいかなと。


柄にフォーカスを当ててお話ししておりますが、私が好きなポイントはウール素材の生地感です。



こちらはラムウールを使用している事で生地に滑らかさと軽さ、ウール特有のちくちく感がなく肌あたりが良いです。


最後にコーディネート紹介ですが、グレーとネイビーは先にのせた写真のイメージで。




ブラウンはタイドアップスタイルではなくバンドカラーシャツで合わせてカジュアルな雰囲気での提案です


最近の私のはまっている、トレンド?(笑)であるVネックのニットにバンドカラーないしはヘンリーヘックのカットソーを合わせるスタイル。


クルーネックのカットソーでもありですが、インナーが見えすぎてしまい個人的にはあまり好みではなくボタンを2個開けしてネックレスだったり巻物 スカーフ バンダナを巻いて小物使いで着こなしを表現したい気分です。


それではまた来週、


チェック神本