BEAMS PLUSの日曜大工 Do it yourself 2021年 最後の締めくくり

Masao Mimoto 2021.12.12

こんにちは、Mimotoです。




今年もあと僅かですね。2021年も嬉しいことに〈BEAMS PLUS〉はとっても忙しくさせて頂きました。いつも〈BEAMS PLUS〉を応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます!こちらのブログも一旦は2021年締めくくりという事で、年内最後のBEAMS PLUSの日曜大工 Do it yourself についてご紹介させて頂きたいと思います。




〈L.L.Bean〉 × 〈BEAMS PLUS〉〈BEAMS BOY〉

2021年最後のウィンドウディスプレイは、もちろんこちらのアイテムです。


すでにオンラインショップやビームス各店舗からの情報発信などでご存知の方も多いかもしれませんね。ホームページのNEWSページでの告知も様々なシーンやヒトを思い浮かべられるイメージショットの雰囲気、子供のキュートな笑顔と〈L.L.Bean〉の組み合わせなんて反則です。可愛いすぎますね。多くの人に愛されるグローバルブランド〈L.L.Bean〉に合う素敵なプロモーションでした。となると、今回のビームス プラス 原宿、ビームス プラス 有楽町の演出もそんなプロモーションと連動してして。。。と思いきや、やっぱりそこはこの2店舗でしか出来ない演出といいますか〈BEAMS PLUS〉らしさ全開でディスプレイしていきます。ただ偶然ではあるのですが、結果的には?!親しい演出もあっていい感じの仕上がりになったかもしれません。


あと今回のディスプレイを紹介にするにあたり、ちょっとだけ振返りを。。。

今回のウィンドウディウディスプレイも、実は1年と9ヶ月ぶりの施工になります。その時というのが、ちょうどコロナが流行り始めてロックダウンする直前のことでした。〈L.L.Bean〉との取り組みも諸事情ありお休みし、それでも〈BEAMS PLUS〉〈BEAMS BOY〉のバイヤーチームの奮闘によって取り組みが再開、いよいよ新しい別注アイテムをリリース出来る!!タイミングでビームス全店舗休業という。。。もちろんこの時の為にもビームス プラス 原宿のウィンドウディスプレイや店内、ビームス プラス 有楽町の店内でも大々的にコーナーを設けたのですが、しっかりと皆さまにご覧いただくことが叶わず。

2019年3月、ビームス プラス 原宿のウィンドウディスプレイ


あれから、お店にご来店いただくことも普通な事ではなくなりスタートしたのがAll Night BEAMS PLUSのブログだったり、ラジオだったり。そして自分もこの様な感じで、商品フォーカスのブログではなく〈BEAMS PLUS〉のスタッフみんなの事、ディスプレイや商品にまつわるストーリーのことをブログに書くようにしてきました。しかもいつの間にか棟梁と呼ばれるようになったりもして。(きっかけはコヴァ ヤジー先輩ですがw)そんな感じで、色んな事が起こった1年と9ヶ月前のウィンドウディスプレイから今回のウィンドウディスプレイです。今度こそ皆さんに〈L.L.Bean〉の世界観をぜひリアルでご覧いただけたらと考え、今回はビームス プラス 原宿だけでなく有楽町、そして辻堂でもディスプレイを作ってみました。

3店舗で同時期に同じブランドでディスプレイを作るのは初めてかもしれませんね。そんな事が出来たのも、今回のディスプレイに〈L.L.Bean〉の皆さまに資材をお借りできたからこそ!現在はビームス ウィメンズカジュアルのディレクターでもある増子(以前は〈BEAMS BOY〉のバイヤーでもあり、この別注企画をした一人でもあるんです。)とお馴染みMZOと3人で〈L.L.Bean〉のオフィスにお邪魔してきました。ちなみに余談ですが、自分がアメリカ、ボストン・メイン州の出張に連れて行ってもらった時もこのメンバー、もちろん〈L.L.Bean〉の本店にもリサーチに行ったときのことを思い出しますね。



ボストン メイン州 フリーポートにある〈L.L.Bean〉本店

365日24時間営業はハンター、キャンパーにいつでもニーズに応えるため。この時は深夜12時過ぎ?!その日の全ての商談・食事など終えてからのナイトリサーチの際に。


そして、色々とディスプレイ資材を拝見させていただいているトコロにMZOがあるものを発見、本当にラッキーでした。フリーポート本店で目にしたディスプレイ資材と同じ物が日本のオフィスでもあったんですね。個人的にも印象深く残っていたモノで、それは1920年代から続く〈L.L.Bean〉カタログの表紙を合板にプリントしたパネルなんですが、フリーポート本店に訪れた際に壁一面に飾られていたモノと全く一緒。全てをしっかり見ていくにもかなりの時間が必要なぐらいの数。それでも時間を忘れるほどにメイン州の自然を感じ取ることの出来る表紙のビジュアルは見ていて飽きることが無かったんですよね。歴史あるブランドの背景がそのまま伝わってくるようなビジュアルなんです。そんなカタログ パネルを実際に目の前にして、『もうこれしか無い!』と躊躇することもなくディスプレイ プランが浮かんできました。

フリーポート本店の壁一面に展示されているカタログ パネルの一部


そして、このカタログ パネル以外にもいくつか資材をお借りさせていただいていよいよディスプレイ施工をしていくのですが。。。続きは来週という事で。




Mimoto