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瀬古有美さんのマグ

寒くなると出番の多くなるマグ。

自宅でのリラックスタイムをより豊かにする、素敵なマグが届きました。


瀬古有美さんによるマグです。


栃木県益子町<濱田窯>と、イギリス セント・アイヴス<リーチポタリー>で修行した稀有な経歴を持つ瀬古さん。

独立された現在は、埼玉県川越市の工房にて日々作陶されています。

今回届いたマグは、<fennica>で特別にオーダーしているもの。<濱田窯>で作られているマグのサイズで製作していただいているんです。


<瀬古有美 × fennica>白磁彫絵マグ
価格:¥4,400(税込)
商品番号:66-99-5592-003

<瀬古有美 × fennica>緑釉マグ
価格:¥3,850(税込)
商品番号:66-99-5593-003


昨年からご用意しているこのサイズは、それまで瀬古さんが作られていたマグより大きく、珈琲などたっぷり入れていただけます。

瀬古さんの仕事を代表する、幾何学模様の彫絵。


陶器のようにスタンプなどで型押しし難い、硬さのある磁器とあって、一つひとつ丁寧に手彫りで施されています。

厚みを考慮しながら、丁度良い塩梅の深さで彫られた凹凸により、美しい陰影が。柔らかな白と相まって、優しい表情です。


余白を残しながら彫られた水玉模様。


それぞれ異なるバランスの中からお好みのものをお選びいただけたら。

大胆に山が連なるジグザグ。


右手にあるマグの方が深く彫られていますね。こちらも彫りの深さによって印象が変わります。

そして、シンプルに釉薬が掛けられた緑釉。


手仕事で形成されるマグそのものの線が引き立ち、窪みに溜まることで生まれる濃淡も美しいです。




セント・アイヴスの砂浜と海をイメージした白磁と緑釉。二つお求めならば、白磁と緑釉で揃えていただくのはいかがでしょう?


ホリデーシーズンの贈り物にも素敵です。

二重丸モチーフは早々に完売しましたので、どうぞお早めに見にいらしてくださいね。



そして、お得なキャンペーンは今週末まで。この機会でのお買い物がおすすめです。


「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」
開催期間:11/17(木)-11/27(日)



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

瀬古有美さんのポーセリン

今回のご紹介は、益子に続き六本木でのPOP-UP STOREにて新作をご用意した瀬古有美さんのポーセリン。


ホリデーシーズンの贈り物にも素敵です。どうぞお付き合いください。


瀬古有美さんは茨城県窯業指導所修了後、益子<濱田窯>とセント・アイヴス<リーチポタリー>にて修行された稀有な経歴を持つ作り手。

師である濱田友緒さんから「自分のスタイルを持つように」と教えを受け、<リーチポタリー>でも模索する中、現地で出会った磁器土をきっかけに、白磁に手彫りをするようになったのだそう。

独立後の初個展は2015年春、<fennica>(原宿 インターナショナルギャラリー ビームス)にて開催いたしました。


写真は当時のもので、並んだ作品を見つめる瀬古有美さん。


白を基調としたディスプレイは、直筆のスケッチと共に作品が並び、瀬古さんの丁寧な仕事を感じ取れる展示でした。

益子のPOP-UPでは、<fennica>では初めて、2019年頃から作られている緑釉の器も並びました。セント・アイヴスの砂浜と海をイメージした白磁と緑釉です。


「益子×セントアイヴス100年祭・ましこ市2021」に並んだ、双方の地で修行を経験した瀬古さんのポーセリン。


濱田庄司とバーナード・リーチが住居兼工房とした、歴史ある<濱田窯>長屋門に並ぶというのも素敵な繋がりだなと感じました。


そして『fennica pop-up store Roppongi』には、更なる新作をご用意。


浮かび上がる文様は一つ一つアルミカンナで手彫りされています。

七宝繋ぎや青海波など日本の伝統文様を用いているのはローカルなものにこそ普遍の美があるという考えから。




また、柄に終わりのない連続文様を好んで作られています。繁栄を意味する吉祥文様でもあるのは後に知ったのだそう。お祝いとして贈ったり、ハレの日に食卓に並べるのも良いですね。




益子に続きご用意した緑釉の器。色釉を掛けることで白磁では柔らかだった陰影がはっきりと見えます。




シンプルに緑釉を掛けたものも。形はこれまで作られていたマグより少し大きめのサイズをリクエストして製作いただきました。


寸胴の形は緑釉が下に流れて僅かにグラデーションする様もきれいです。


瀬古有美さんによるモダンで美しいポーセリン。

ブログではお伝えできない、肉眼で見た時のなんとも言えず惹かれる色目、手仕事で施される凹凸の手触りなど、ぜひ店頭で感じていただけたらと思います。


『fennica pop-up store Roppongi』は早いもので明日12/12(日)まで。

心よりお待ちしております。



『fennica pop-up store Roppongi』
場所:ビームス 六本木ヒルズ 3階
会期:12/2(土)-12/12(日)11:00-21:00



Mori

始まりました!『fennica pop-up store Roppongi』

<fennica>が今度は六本木の地へ!


いつものお店を飛び出し、ビームス 六本木ヒルズ 3階に<fennica>がまいりました。(もちろんいつものお店でもお待ちしております。)


ビームス 六本木ヒルズは、メンズおよびウィメンズのカジュアルからドレスまで取り揃えるビームスの新たな旗艦店として2018年秋にオープン。

2階カジュアルフロアと3階ドレスフロアで構成されています。


<fennica>のPOP-UP STOREは、3階ドレスフロアのイベントスペースで開催。会期中は<fennica>スタッフが交代で常駐いたします。


六本木ヒルズまでいらしたら、目印はこちらのウィンドウディスプレイです。

<fennica>定番アイテムを纏ったマネキンとアフリカンクラフト、ジャパニーズモダンデザインファニチャーとがお出迎え。


中に入り2階から3階へ上がった場所にございます。



昨日のブログでもご紹介した<Nychair X>。このPOP-UP STOREを皮切りに取り扱いを再スタートいたします。詳しくはこちら



そして、<天童木工>の名作の一つ、菅澤光政氏による“Heron Rockingchair”。この秋新たに加わったブラウンウォールナットを<fennica>各店に先駆けてご用意いたしました。また詳しくはブログでご紹介しますね。



益子でのPOP-UP STOREで新作をご用意した瀬古有美さんの磁器ですが、六本木に並ぶのは新たに先日窯出しされたばかりの作品。こちらもまたブログでご紹介させてください。



更に、昨年初お披露目した<仙台木地製作所>佐藤康広工人による“AINU Kokeshi”を、特別に今回のPOP-UP STOREにてご用意しました。


加えて全て藍に染まった“INDIGO Kokeshi”も並びます。



<仙台木地製作所>の“AINU Kokeshi”と“INDIGO Kokeshi”に関しては数量限定のため、規約を設けさせていただきます。

【<仙台木地製作所>販売規約】
※AINU Kokeshiは、お一人様3点までとさせていただきます。
※AINU kokeshiとINDIGO Kokeshiは、お取り置き・お取り寄せ・通信販売は不可とさせていただきます。


また、<ギャラリーかんかん>ご協力のもとご用意した仮面やテキスタイルなどのアフリカンクラフトも。





もちろん、<fennica>が様々なブランドと共同製作した定番的アイテムも持ってきておりますよ。









ぜひ六本木の地でも<fennica>のミクスチャースタイルをお楽しみください。




『fennica pop-up store Roppongi』
場所:ビームス 六本木ヒルズ 3階
会期:12/2(土)-12/12(日)11:00-21:00



Mori

初の六本木地区『fennica pop-up store 六本木ヒルズ』

皆様こんにちは。


先日、11/28(土)〜11/29(日)の2日間限定で開催した『fennica pop-up store Mashiko 』無事に終えることができました。

沢山のお客様、「ましこ2021」関係者の皆様、様々な方と交流することができ、幸せな2日間をスタッフ一同過ごし有意義な時間となりましたことに、心より感謝申し上げます。



さて、益子のイベントが終わったばかりですが、続いて12/2(木)から開催のこちらのお知らせです。







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『fennica pop-up store 六本木ヒルズ』



クラフトとデザインの橋渡しをテーマに掲げるレーベル<fennica(フェニカ)>のPOP UP STOREを「ビームス 六本木ヒルズ」3階にて開催します。

今回の為に特別に焼いて頂いた、陶芸家<瀬古有美>の白磁や緑釉の器、普段から取り揃えている各地方の陶器、そして<天童木工>を中心とした家具類と海外の手仕事品に加え、<fennica>の定番品である別注ウェアやストール、ホームスパンのネクタイ等、多岐に渡るアイテムを取り揃えます。 

さらに<天童木工>新色のロッキングチェアを<fennica>各店に先駆けてご用意致しました。
また、「ビームス 六本木ヒルズ」で開催されるPOP UP STOREを皮切りに、日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)がデザインした<ニーチェアエックス>の取り扱いを再スタートします。 
是非、この機会をお見逃しなく。


開催期間
2021年12月2日(木)~12月12日(日)



開催場所
「ビームス 六本木ヒルズ」3階

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<fennica>では初となる六本木地区でのポップアップストア。

先ずはこのイベントの為にご用意したスペシャルアイテムを少しご紹介しますね。






数日前に窯出ししたばかり、瀬古有美さんの白磁や緑釉の器。






英国セント•アイヴス、海の色と白浜をイメージした翠の釉薬と白磁が美しいですね。








益子の濱田窯とイギリスのセント•アイヴスで修行された、瀬古さんならではの器達。

ポップアップではこれ以外にも花器等、焼きあがったばかりのモノが並ぶ予定です。









新たな家具も。




<天童木工>新色のロッキングチェア。







また、日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)がデザインした<ニーチェアエックス>の取り扱いを『 fennica pop-up store 六本木ヒルズ』を皮切りに再スタートします。






家具の詳細やその他の商品情報は、随時ブログやオフィシャルインスタグラム等でご紹介していきますので、楽しみにお待ち下さい。


それでは今回はこの辺で。









Watanabe Tsubasa

始まりました!『fennica pop-up store Mashiko』

<fennica>が6年ぶりに益子の地へ!


かねてよりお知らせしていた『fennica pop-up store Mashiko』がいよいよスタートいたしました。


美しい茅葺き屋根の<濱田窯>長屋門。<濱田窯>に現存する最古の建物に、<fennica>の視点でイベントのために選りすぐった品々が並びます。


先日濱田家で見つかったばかりの、沖縄から濱田庄司が持ち帰ったやちむんや琉球ガラス。この度<fennica>で選ばせていただき、特別に販売しております。

1950年代の<新垣窯>の素朴な指描きが施されたものや赤絵など。


こちらも古い年代のやちむんで線彫りの海老紋も。


戦後の琉球ガラス復興のため、濱田庄司や柳宗悦が指導して作らせたという琉球ガラス。


濱田庄司と沖縄との繋がりが感じられる品々が時を経て長屋門に並びました。


<濱田窯>と<リーチポタリー>で修行をした稀有な経歴を持つ瀬古有美さんの磁器。




美しい翠の磁器はセントアイヴスの海をイメージしているのだそう。<fennica>では今回はじめてご覧いただけます。


益子で作陶する窯元として、<えのきだ窯>と<キマノ陶器>も。

長屋門からも程近い<えのきだ窯>。2018年に開催した『濱田窯 在る日の益子〜濱田庄司登り窯復活プロジェクトの器たち〜』以来、久々のご用意となります。


<えのきだ窯>の5代目を榎田夫妻で担われています。榎田智さんは『ましこ市2021』のBGM担当として会場の雰囲気作りもされていました。


先々代が益子で展開していた急須が有名で、今もその基本的な形は継承しながら、現代の生活にも自然に馴染むデザインを提案しています。



2月の『OKINAWAN MARKET』でもご好評だった<キマノ陶器>。


木間夫妻は共に<横田屋窯>で修行後、2020年に益子で独立。大らかな絵付けと柿釉が合わさる器はまさに沖縄と益子を繋ぐ器です。


勢いよく釉薬が打ち掛けられた8寸鉢も素敵。



<仙台木地製作所>佐藤康広工人による、インディゴこけしとメキシコこけしもずらりと並びました。


藍の国日本で青いこけしが作られていなかったことに着目し<fennica>で特別に依頼したことから誕生したインディゴこけし。


藍にどぼんと潜らせた全藍こけしは、今回敢えて木地に縮みがある杢をいくつか使ったとのこと。虎斑や難しい杢目も藍で染まることで美しく出ています。

メキシコ衣装のウィピルやメキシカンハットを纏った鮮やかな描彩のこけし。一様におめかしして愛らしいですね。


メキシコこけしをお目当てにいらしてくださる方が多く、早々に完売!誠にありがとうございます。


そして、試作品の展示となりますがエンジェルをモチーフにしたスペシャルなこけしも。


佐藤正廣工人に轆轤挽きをしていただき、金銀の漆塗りは木漆工芸家 松崎修さんに施していただいています。


合わせて松崎修さんの漆器もご覧いただけますよ。


濱田庄司がセントアイヴス滞在時に着ていたニューリンスモックからもインスピレーションを受けた<BUZZ RICKSON’S × fennica>のスモックも持ってきています。



更にはフォトスポットとして濱田庄司とバーナード・リーチ、and you!と、一緒に記念撮影ができる顔はめパネルも。(2015年の開催時はメキシコこけしのパネルをご用意したんですよね。)

ぜひ思い出に写真を撮っていただければと。



1920年に濱田庄司とバーナード・リーチがイギリス セントアイヴスに<リーチポタリー>を開窯してから100年。


記念となるこの年に、二人の工房兼住居として使われた長屋門にて<fennica>POP-UP STOREが開催でき、誠に嬉しく思います。


この貴重な機会にぜひお楽しみいただけたら幸いです。



『fennica pop-up store Mashiko』
会期:11/27(土)28(日)10:00-16:00
場所:濱田窯長屋門


※会場へお越しの際は事前予約が必要となります。こちらからご確認ください。

※特設会場のため、お問い合わせはお応えいたしかねます。また、BEAMS CLUB ポイントは付与のみとなります。予めご了承ください。



Mori