タグ「Craftsmanship Life」の記事

奄美大島の泥染めと藍染めのキャップ-cableami for fennica-

今シーズン“Craftsmanship Life”をテーマに掲げる<fennica>で注目している奄美大島の染色。

春に、<fennica>初となるゼロから製作したオリジナルクラフトウェアをご紹介し、お陰様でご好評だった奄美大島の染色が、<cableami>とのコラボレーションでキャップをご用意することができました。


<cableami × fennica>泥染め/藍染め Baseball Cap
カラー:BLACK,INDIGO
サイズ:M(58cm),L(60cm)
価格:¥11,000(税込)
商品番号:66-41-0031-734


型のモチーフとなったのは、1970〜80年代 U.S NAVYにアメリカの帽子メーカーが支給していたトレーニング用の6パネルベースボールキャップ。

そのキャップはロゴやワッペンのないシンプルな作りで、長めのツバに、クラウンは浅めに作られたドーム型、NAVYのウール素材で作られていました。


2022年秋冬にウール素材で3カラー製作した<cableami × fennica>“U.S NAVY 2color Baseball Cap”と同じ形です。






<cableami × fennica>U.S.NAVY 2color Baseball CAP
カラー:CAMEL,GREEN,NAVY
サイズ:M(58cm),L(60cm)
価格:¥9,900(税込)
商品番号:66-41-0016-734



今回はこのデザインをコットン素材で製作。

それを奄美大島の<肥後染色>にて、泥染めと藍染めで仕上げていただいたスペシャルなアイテムなんです。


INDIGOは、蒅(すくも)を用いて薬品で抽出する化学建ての藍染め。手染めならではの風合いが伝わりますでしょうか?

U.S.NAVYのベースボールキャップと同じカラーでありながら、藍染めで表現することでムラのある表情となり、経年変化が楽しみなアイテムに仕上がりました。


プレッピースタイルにもハマります。

BLACKは泥染め。


奄美大島の泥染めによる黒褐色は、テーチ木(車輪梅)に含まれるタンニンと、泥田に含まれる鉄分が反応して生まれます。

こちらがテーチ木。赤く見える部分がタンニンです。


これをチップ状にして煮出してできた染料で染め付け。


茶褐色になった布地を泥田で揉み込み、泥黒になるまで80回近く染め重ねます。


テーチ木で染めて泥田で染めること3、4回。繰り返し染め付けることで、独特な黒褐色へと変化するんですね。


光の下ではBROWNとも見える奥行きある色目がわかりやすいかと思います。


爽やかなライムグリーンとの合わせもきれいですね。フェードしていく様もきっと素敵でしょう。

染色については<fennica>オリジナルのクラフトウェアをご紹介するブログでも書いておりますので、ご覧いただければと。こちら


ご好評につき完売しておりますが、泥染めのワークジャケットをお求めいただいた方にはぜひセットで合わせていただくスタイルもおすすめしたいです。


数を多くご用意していないため、気になる方はぜひお早めにご覧ください。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

濱田友緒さんの青釉白差赤絵作品

梅雨の中休み、清々しい空に気分も晴れやかになりますね。

そんな気持ちに寄り添う、青釉が爽やかな濱田友緒さん作のうつわが届きました。


今季の<fennica>のテーマをご紹介したブログでもお知らせしていたので、心待ちにしていてくださった方もいらっしゃるのでは。


テーマである“Craftsmanship Life”のLOOKでは<濱田窯>を舞台に撮影させていただき、濱田友緒さん作のうつわを含めたスタイリングをご紹介していたんですよね。


濱田友緒さんの作品は、これまで塩釉や柿釉赤絵作品をご紹介してきましたが、新たな作として作られていたのが青釉白差赤絵。




写真のマグやカップ&ソーサーをはじめ、窯元にて様々な形で依頼していたものが店頭に並びました。

<濱田窯>の庭に育つ泰山木の葉をモチーフにしたという葉形板皿。はじめてご紹介する形です。


濱田友緒 葉形板皿 中
価格:¥7,700(税込)
商品番号:66-99-0276-064

濱田友緒 葉形板皿 大
価格:¥11,000(税込)
商品番号:66-99-0277-064




葉先はツンと立ち、掻き落としで葉脈が描かれ、葉の自然な姿が表現されています。


紋様は花文と文打。糖白釉をスポイトで絵付けした後、その上に蝋を筆で塗り青釉を全体に掛けています。

糖白釉に胴を混ぜたものが青釉ということで相性の良い釉薬なのですが、青釉の上に糖白釉を重ねると馴染んで発色しないのだそう。蝋でマスキングすることでこのようなコントラストが生まれるんですね。


祖父である濱田庄司の流し掛けの大皿でも重ね掛けが難しい釉薬ではこの手法が取られていたそう。大皿となると時間の掛かる仕事ですが、ダイナミックな流し掛けにも細やかな仕事が潜んでいたと思うと面白いです。


葉形板皿の他はハンドル付きのうつわが揃います。


濱田友緒 マグ
価格:¥12,100(税込)
商品番号:66-99-0278-064


ふくよかな胴に伸びやかに付けられたハンドルのマグ。


手の大きな方にも持ちやすい、たっぷりとした容量のマグです。

こちらはスッと立った線がきれいなカップ&ソーサー。


濱田友緒 カップ&ソーサー
価格:¥15,400(税込)
商品番号:66-99-0279-064


ソーサーにもカップ同様に加飾され華やかですね。


時にはカップとソーサーを分けて使っても良いでしょう。


腰の丸みとハンドルのフォルムが愛らしいスープカップ。


濱田友緒 スープカップ
価格:¥14,520(税込)
商品番号:66-99-0409-064


飲み口がたっぷりと広いので具沢山のスープを大きなスプーンでいただくのも良いですね。


内側は透明釉で食材の色を引き立てます。


深緑の候、友緒さんの青釉作品が食卓に並んだらきっと素敵です。


洋服と同じように季節を感じながらコーディネートをお楽しみください。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaオリジナル、“Linen Work Shirt Jacket”

2023年春夏シーズン、“Craftsmanship Life”とテーマを掲げる<fennica>では、手仕事による染色を施したオリジナルアイテムがキーとなっています。

光を通した姿が美しいこちらも、そんなアイテムの一つ。


<fennica>Linen Work Shirt Jacket
カラー:PINK,OLIVE
サイズ:FREE
価格:¥18,700(税込)
商品番号:66-16-0012-247


モチーフとなったのは<fennica>ディレクター 菊地が持っていたスウェーデンのコットンワークシャツ。


春夏シーズンにご紹介できる軽い羽織ものを<fennica>オリジナルで考えていた時期に、インドのボタニカルダイを目にし、この二つを併せたアイテムがテーマにマッチするのではと進めていきました。

形はオーバーサイズの七分袖。元の形を活かしつつ、腰のポケットは無くしてすっきりと見せ、左身頃が上になるようにボタンをつけることでユニセックスで提案できるよう変更しています。


左右に付いた胸ポケットは右側にペンポケットも。ボタンは元のデザインのまま、ボディとポケットが縫い合わされています。これはペンやコインを入れても作業時に落ちないための仕様とも考えられ、そのままのディテールをお楽しみいただければと。


ボタンは白蝶貝。ドライタッチなリネンに艶のある白蝶貝ボタンがアクセサリーのようなアクセントになります。


着丈は長めで両肩にワンタック、サイドにはスリットが入ります。




リラックスして着られるサイズバランスですね。

そして染色は美しいボタニカルダイ。ボタニカルダイは薬草や花、ハーブや木の皮・実と自然のエキスを用いて100%ケミカルフリー。草木染めは天然染料を20%程使用し薬剤によって色を定着させますが、特殊な技法により色褪せにくく自然に近い美しい色目を表現することができるんです。

エコフレンドリーな点も魅力的ですよね。


ボディのほのかなクリーム色は玉ねぎの皮とミロバランの実で染めています。その後“OLIVE”はザクロの実、“PINK”はアカネの根とLAC(紫鉱)で、折り畳んで染めることで表情のある格子模様を表現しているんですよ。どちらも柔らかでなんとも素敵です。

スタッフ徳永の“OLIVE”のスタイリングがこちら。

長めの着丈は、腰のポケットを無くしたこともあり、タックインスタイルも良いですよね。


一番上のボタンのみ開けて少し襟を倒した着方。インナーにあわせたライムイエローが柔らかな染色をフレーミングするように引き立てます。


<TATAMIZE>のキャップや<NEZU YOHINTEN>のパンツとユニークなデザインアイテムもクラフト感が加わることで優しい雰囲気に。

スタッフ前田は“PINK”を。


身長174cmで袖丈や着丈はこのような位置にきます。


20cm程身長が異なってもそれぞれのスタイルにハマるんですよね。

前田は羽織りとして着たスタイリング。

<cableami × fennica>のパナマハットや<GITMAN BROS VINTAGE>のプリントシャツをあわせることで、アーバンなリゾートスタイルに。

真夏でも日除けや空調対策としてストールを持つ感覚で、バックに忍ばせておくと重宝しそう。

インドのクラフツマンシップと自然から生まれた美しい染色を纏える<fennica>の新たなスタンダードアイテムをぜひ。


一つ一つ表情の異なる中から選ぶ時間もお楽しみください。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

TATAMIZEが生み出す帽子

一昨日10日間に渡る『RENDO CUSTOM ORDER FAIR』が終了。

<RENDO × fennica>ならではの特別なオーダーフェアを楽しんでくださり、誠にありがとうございました。<RENDO>のクラフツマンシップ光るシューズ、10月下旬の仕上がりもどうぞお楽しみになさっていてください。


今回ご紹介する<TATAMIZE>もまた、クラフツマンシップ溢れる帽子を生み出しています。

<TATAMIZE>は、デザイナー 八重畑宰さんがデザインや素材選び、パターンから縫製まで担う、2004年にスタートした仙台発のブランド。

<fennica>では数年ぶりのお取り扱いで、帽子好きのデザイナーによる帽子は、入荷して早々完売。追加で依頼した3型を改めてご紹介したいと思います。

<TATAMIZE>WORK CAP 3
カラー:NAVY
サイズ:M(60cm)
価格:¥7,700(税込)
商品番号:66-41-0034-005


2020年より製作されているという“WORK CAP 3”は、一枚のパーツを折り畳んで作られ、平置きするとペタンと平らに。


サンプル製作時は紙を折り製作したのだそう。


折り紙的な発想は、デザイナーの合理的なワークウェアに対する答えとのこと。

直線的な組み合わせに、身体(頭)が入ることで生まれる“間”に趣をおく日本的なワークキャップを作る。これが<TATAMIZE>ならではのものづくりですね。


素材は生地の状態で染色し洗いをかけたコットン100%のキャンバス地。バックには引っ掛けられるループ付きです。



<TATAMIZE>EASY HAT for nowhere else
カラー:WHITE
サイズ:M(60cm)
価格:¥7,700(税込)
商品番号:66-41-0035-005


“EASY HAT”は、仙台にある<TATAMIZE>の直営店「nowhere else」のために企画されたデザイン。畑仕事など緑に囲まれて過ごす時に被る、BLUEのラインが清々しいハットを作られたのだそう。


生成りのシーチングに淡いINDIGOのパイピングをアクセントに、トップからブリムまで繋がった形状。


軽量なのでバッグに忍ばせておくにもコンパクトで荷物が嵩張りません。


ツバを上げて表情を変えても楽しめるので、スタイリングに合わせてニュアンスをお試しいただければと。



<TATAMIZE>TIE CAP
カラー:OFF WHITE
サイズ:M(59cm)
価格:¥9,900(税込)
商品番号:66-41-0033-005


TIE CAP”は昨年秋に製作された新たなデザイン。名前の通りトップを結ぶデザインで、前後はなく結び目や被る方向によって印象が変わります。


ハリコシあるコットン100%のキャンバス地を使用していて、耳のようにピンと立たせても愛らしい。


ユニークなデザインですが、ニットキャップのような感覚でラフに被っていただけますよ。

<TATAMIZE>の帽子は<fennica>のシーズンテーマ、“Craftsmanship Life”をご紹介するLOOKでも。




「本当に提案したいものを、無理のないタイミングで、必要な分だけ生産していきたい」という自然なものづくりをする<TATAMIZE>。

デザイナーのクラフツマンシップが宿る<TATAMIZE>の帽子は一つ一つ八重畑さんの手によって作られています。

若干の個体差があるのも被り比べて選ぶ時間を楽しんでいただけたら。

ぜひ店頭でお試しください。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaオリジナル、“Basque Shirt”

今季の渾身作、一から拘って製作した<fennica>オリジナルウェア。

先日の“テーチ木染め China Jacket”のご紹介に続きまして、今回は“Basque Shirt”のご紹介をさせてください。


今回も<fennica>スタッフがおすすめするサイズ別のスタイルサンプルをご覧いただきましょう。

身長152cmの私はINDIGOをSIZE Sを。


<fennica>テーチ木染め/藍染め Basque Shirt
カラー:BROWN,INDIGO
サイズ:S,M,L
価格:¥16,500(税込)
商品番号:66-14-0040-392


フランス軍のバスクシャツをベースにボディバランスをアップデートした<fennica>“Basque Shirt”。


補強のための肩のステッチやサイドスリットのU字のカーブラインと、ヴィンテージ特有のディテールを踏襲しつつ、全体的にゆとりを持たせたサイズバランスでパターンを引いています。


生地は、綿100%の24番単糸をドライタッチになるよう紡績し、2本引き揃えて編んだ天竺素材。双糸加工をして編むより度目が詰まりますが、18ゲージで度目が目一杯詰まる編み機を使用することで、独特の張りが感じられます。


染色はスクモを薬品で抽出する化学建ての藍染め。ナチュラルな風合いに拘った生地により良い色出しとなりました。

スタイリングは本藍染めと草木染めの染め分けで美しい模様が表現された<宝島染工>のティアードスカートとコーディネート。


染色を活かすためにシンプルな組み合わせにしています。


同じく身長152cmのスタッフ徳永はSIZE MのBROWNを。


袖はひと折りしてインナーにネオンイエローのタートルネックを合わせた、ややルーズな着こなし。


テーチ木染めについては、こちらのブログで詳しくご紹介しておりますが、奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして煮出し、時間の経過と共に自然と発酵した染料で丹念に染め上げています。


染色は手の染まり具合も基準にして確認しながら何度も繰り返し、独特の色目に。


手染めならではのムラもまた良い表情なんです。China Jacketとは素材が異なるので染まり方も違って見えますが、それぞれに良さがありますね。

全身はこちら、ボトムに過去のコレクションの<Eatable of Many Orders × fennica>のスカートと<SEVEN ROOMS>のパンツを重ねたレイヤードスタイル。


アースカラーにネオンイエローが効いていますね。

身長174cmのスタッフ前田は、徳永と同じくBROWNのSIZE Mを着ています。オーバーサイズで着る徳永とジャストサイズの前田のサイズバランスがご参考になればと。


<Universal Works>の刺繍入りシャツをレイヤードして、インナーとしてテーチ木染めの色を効かせたスタイリング。アーミッシュの人々により編まれた<SUNSET STRAW HAT>のハットから初夏のムードを感じます。


シャンブレーとの相性も良いですね。


肩はややドロップするサイズバランス。


袖丈はジャストで、インアウト共に扱いやすいサイズ感です。

全身はこちら。ボトムはテーチ木染めのナチュラルなトーンに合うフェードしたBLACKで、<orSlow × fennica>“Swiss Army Over Pants”の新色です。


パンツは5月上旬入荷予定ですのでお楽しみに。


身長175cmのスタッフ藤田はINDIGOのSIZE Lをチョイス。


Mを着ていた前田と比べ、やや袖丈にゆとりがあるかと思います。<Universal Works>のギンガムチェックベストを重ねて。


ボトムは<orSlow × fennica>の“Slow Workman Pants”で、異なるINDIGOのレイヤードを。


肩は藤田もややドロップするようなバランスです。


全体をINDIGOでトーンを揃えつつ、足元は<TEP_P × fennica>のチロリアンシューズのライトブラウンで軽快に。奥行きのある染色が、コーディネートに深みを持たせます。


今年は<fennica>レーベルがスタートして20年という節目。このタイミングで<fennica>初の完全オリジナルウェアをご紹介することとなりました。

手仕事から生み出され、着込むほどに愛着の湧く<fennica>ならではのクラフトウェアが、皆さまのコーディネートを楽しく彩られたら嬉しいです。


更にご縁が繋がってテーチ木染めや泥染めの革をあしらうカスタムオーダーが可能な『RENDO CUSTOM ORDER FAIR』も間もなくです!


『RENDO CUSTOM ORDER FAIR』
会期:4/28(金)-5/7(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO


また、今週末まで開催の『fennica pop-up store BEAMS KYOTO』でも今回ご紹介のバスクシャツをはじめとした<fennica>オリジナルウェアをご覧いただけますよ。

『fennica pop-up store BEAMS JAPAN KYOTO』
会期:4/13(木)-4/23(日)
場所:BEAMS JAPAN KYOTO



お天気の良い日も続くようです。

ぜひご来店お待ちしております!



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaオリジナル、“China Jacket”

<fennica>が2023年春夏シーズン、一から拘り抜いて作り上げたオリジナルウェア。

4/13(木)のリリースから、みなさまに興味を持ってご覧いただけて何よりです。

先日の“French Work Court Jacket”のご紹介に続き、今回は“China Jacket”の<fennic>スタッフがおすすめするサイズ別スタイルサンプルをご覧いただきましょう。


身長152cmの私は、SIZE Sを着ています。


<fennica>テーチ木染め China Jacket
カラー:BROWN
サイズ:S,M,L
価格:¥34,650(税込)
商品番号:66-01-0050-392


ヴィンテージのミャオ族のチャイナジャケットをモチーフにパターンを引いたこちらの“China Jacket”。ドロップショルダーのショートスリーブ型で、やや着丈が長めのデザインです。


身幅を大きくし、アームホール下半分の脇にあたるカマ位置を低く、アーム自体もゆとりを持たせるアップデートを施しました。


素材は、麻袋ドンゴロスをイメージして贅沢なリネンの太番手織物を採用。麻の中でも極太番手を2本撚り合わせた双子使いにしているので、しっかりとハリのある質感です。肩のあたりでこのハリコシが伝わりますでしょうか?


そして、この粗野な表情にマッチするテーチ木染め。染色についてはこちらのブログで詳しくご紹介していますが、奄美大島に自生するテーチ木から採れた染料で丹念に染め上げています。

そんなチャイナジャケットに導かれるようにオリエンタルなスタイリング。私の身長に対して着丈が長いので、スリランカの衣装をイメージした<Eatable of Many Orders>の過去のコレクションのパンツをボトムに、カンフーシューズを合わせました。


テーチ木の茶褐色に、エメラルドグリーンが良いカラーコンビネーションになったかと思います。

身長174cmのスタッフ前田は、SIZE Mを。


袖は肘に掛かるくらいの位置ですね。


インナーには敢えてチャイナジャケットと掛け離れた<VIRGIL NORMAL>のプリントTeeを。


<TATAMIZE>ハットのツバを折り上げ、コンパクトにオン。80年代のスタイルに想いを馳せたスタイルです。


前を開けて着ているので身幅にゆとりが生まれますが、ジャケット自体は縦長のシルエットなので、ボトムはヒップ周りにボリュームのある<rdv o globe>のリネンパンツを合わせバランスを調整。

モンペパンツのような感覚でコーディネートしています。


一見民族テイストが色濃く見えますが、いつものスタイルに合わせるくらいのラフな気持ちでお楽しみいただければと。

身長175cmのスタッフ藤田は、SIZE Lをチョイス。


前を閉じてもややゆとりあるサイズバランスです。下の二つはボタンを留めず、<BUZZ RICKSON’S × fennica>のブリティッシュアーミーカモパンツにボーダーTeeをタックインして目線を上に。


<cableami × fennica>のコットンブレードベレーの合わせもあって、マリンテイストの清涼感がプラスされます。


大自然から溶け出したテーチ木染めは、カモフラージュパターンとも好相性ですね。


袖裾は、肘が見えるくらいの位置に。オーバーサイズがお好きな方にもLをおすすめします。


三者とも違った視点のコーディネートながら、ボリュームあるパンツを持ってきているところは共通していますね。夏にはショーツとのコーディネートもハマるでしょう。


奄美大島の染色と中国の民族衣装がクロスオーバーした、<fennica>ならではのスペシャルアイテム。ぜひワードローブに加えてみてくださいね。

そして、NEWSページにて公開されたこちらも見逃せません。こちらの<fennica>“China Jacket”と同じくテーチ木で染色した革をあしらったシューズのカスタムオーダーも叶う、<RENDO>のカスタムオーダーフェアをゴールデンウィークに開催します!


『RENDO CUSTOM ORDER FAIR』
会期:4/28(金)-5/7(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO


また、今週末まで開催の『fennica pop-up store BEAMS KYOTO』でも<fennica>オリジナルウェアをご覧いただけますよ!

『fennica pop-up store BEAMS JAPAN KYOTO』
会期:4/13(木)-4/23(日)
場所:BEAMS JAPAN KYOTO



<fennica>の2023年春夏シーズン、まだまだとっておきを控えています。

どうぞお楽しみに!



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaオリジナル、“French Work Court Jacket”

本日4/13(木)、いよいよ今季の渾身作、<fennica>オリジナルウェア3型が店頭に並びました。

様々なご縁が繋がり、パターンから染色まで拘り抜いたスペシャルな仕上がりになっております。

奄美大島での染色の様子はこちらのブログにてご紹介しましたので、今回は3型の中から“French Work Court Jacket”をピックアップし、<fennica>スタッフがおすすめするサイズ別のスタイルサンプルをご紹介したいと思います。


スタッフ徳永は、身長152cmでSIZE Sの泥染めをチョイス。


<fennica>泥染め/藍染め French Work Court Jacket
カラー:BLACK,INDIGO
サイズ:S,M,L
価格:¥39,600(税込)
商品番号:66-18-0071-392


フレンチワークジャケットをモチーフに、パターンを引いた“French Work Court Jacket”。“Court”はフランス語で短いの意味を持ち、着丈の短いデザインがポイント。


そして短い着丈に対して大きなポケットが胸に一つ、両サイドに2つと、ぎゅっと収まるユニークな配置も敢えてそのままの雰囲気を残しています。


片側の胸ポケットは内側に。合計で4つ取り付けられ機能的です。


レギュラーカラーのように襟先が下に下がった形状もフレンチワークジャケットらしいディテール。首の空き具合も余裕を持って取っていますから、レイヤードも良いバランスで楽しめるかと。


少し陽が当たった感じが、一番この染色の奥深さが伝わるでしょう。テーチ木で染めた後に泥染めを施すことで、このような独特な色合いが生まれるのですが、染色を何度も何度も繰り返すことで生まれる途方の暮れるような作業を丹念に行ったが故。


奄美大島の大自然が溶け出した洋服をデイリーに使うことができるなんて、こんなに素敵なことはありません。

スタイリングはこの泥染めの黒褐色に相性の良いBLUEを加えた組み合わせで。


<NEZU YOHINTEN>のシャンブレーライクなプルオーバーシャツもユニセックス。ジャケットとの長短のバランスが良いですよね。


ボトムは入荷したばかりの<quitan>。裾にポンポンフリンジがあしらわれた可愛らしいアクセントを添えて。

スタッフ前田は身長174cmでSIZE Mを着ています。


INDIGOは、スクモを用い薬品で抽出する科学建ての藍染めで表現。


BLACKの泥染めより、手染めのムラ感がわかりやすいでしょうか?素材はミニサイズのヘリンボーン織り上げたミリタリーの定番素材。緯糸にムラ糸を打つことで粗野で雰囲気の良い質感に仕上がっています。


高密度に織り上げているので、はじめのうちはハリコシがしっかりと。着込むほどにくたっとした表情になるのも楽しみなところですよね。


カフスボタンが手首の内側に来るのもフレンチワークジャケットらしさでしょう。


タックが入り、太めのアームで全体のボリュームもしっかりと出ます。

スタイリングはINDIGOにマッチするWHITEを基調に。<sanca>のパイルフーディーは泥染めのカラーを彷彿とさせる色目ですね。一番上のボタンまでしっかりと留め首元から覗くフーディーがコンパクトで良い塩梅。


ボトムはこれから入荷予定の<orSlow × fennica>“TAKUMI PANTS”で、ペイントのYELLOWが<Universal Works>のハットのYELLOWをさり気げなく拾います。


こちらのパンツもどうぞお見逃しなく。

そしてスタッフ藤田は身長175cmでSIZE Lを。


肩がしっかりある方は、Lサイズを選んでいただくとレイヤードなども良いバランスで楽しめるのではないでしょうか?


肩線は落ち、ゆとりあるバランスです。Sと比較すると、全体に対して襟が小さく感じるでしょうか?これもまた良いですね。


スタイリングはINDIGO〜BLACKのフェードした色目に、REDやGREENを効かせたコーディネート。


3者ともインナーのシャツでショートジャケットと長短のバランスを取っていますね。


鮮やかなストライプは<fennica>のユニフォーム的<marimekko>ヨカポイカ。今季はBLUE × REDが届いています。


合わせたボトムは<orSlow>のFatigue Pants。STONE BLACKはやや赤みも感じられ、色をうまく繋いでいます。


フレンチワークジャケットにはベレーを合わせたくなりますね。<cableami × fennica>のベレーはNAVYを基調に選んだスペシャルカラー。何か物足りない時の救世主です。

3名の<fennica>スタッフによる、<fennica>オリジナルの着こなしはいかかでしたでしょうか?定番的なワークジャケットも、パターンを見つめ直し、大自然の中染色を施すことで、他にはない<fennica>ならではの仕上がりとなりました。


新宿、神戸、オンラインショップに加え、本日から4/26(日)までビームス ジャパン 京都にて開催中の『fennica pop-up store BEAMS JAPAN KYOTO』でもご覧いただけます。


ぜひ一度見て触れて、袖を通して、渾身作の魅力を感じていただけたら嬉しいです。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

奄美大島で染め上げた、fennicaオリジナルウェア

<fennica>の2023年春夏シーズンのテーマ、“Craftsmanship Life”。

このテーマに於けるキーアイテムというのが、パターンから染色まで拘って製作した<fennica>スペシャルアイテムです。

かねてよりブログなどで触れてきましたが、いよいよ4/13(木)にお披露目となります!


奄美大島の自然に溶け込む<fennica>オリジナルウェア。この茶褐色や黒褐色の色目を出すには、まずは“テーチ木”(車輪梅)を煮出すところから始まります。


奄美の言葉でテーチ木と呼ばれるこの木は、海岸付近に自生するバラ科シャリンバイ属の常緑木。奄美大島の土壌で育ったテーチ木は本土に比べ大きく育ち、濃度の高いタンニンを含んでいるのだそう。


樹齢10年以上のテーチ木を、根を残して幹の部分を選び伐採。チップ状にしたものを深さ2mの大釜で2日間合計16時間以上煮出します。


燃料は前回炊き終えたチップを乾燥させ薪代わりに。煮出す間は少し甘い香りが工房に広がるのだとか。


2日焚いた後は籠を引き揚げて水を足し再度煮ていきます。煮出し終えると10日間冷ますのですが、その間空気中の微生物により、自然と発酵。


テーチ木の染料の濃度を上げるために石灰水を用いて中和させ染めていきます。石灰水がテーチ木のタンニンをくっつける接着剤の役割なんですね。常温での染色で、素手でしっかりと揉み込みます。


空気に触れながらでないとうまく染まらないそうで、そのままつけておいても良い仕上がりにはならないのだそう。


手の染まり具合を確認しながら、染料の染まり具合を見ていきます。


この作業を何度も繰り返すことで茶褐色へ染まっていくんですね。

そして、テーチ木で茶褐色に染まった糸や布を、切り立った山裾にある泥田へ。


奄美大島の泥は粒子が細かくて丸く、自然界にある鉄分が豊富に含まれます。

地面を掘って凹み状にし、周辺にある泥を足すことで濃度を高めます。


下にたまった泥を足で攪拌して、テーチ木で染めた布を揉みこみます。

その際に鉄分とテーチ木のタンニンとが結合し黒褐色に染まっていきます。タンニンと鉄分が結合することで色は安定し、しなやかになるのだそう。

テーチ木で染め、泥染めをすることを繰り返し、独特な黒褐色が生まれます。


今回<fennica>オリジナルウェアを染色していただいた<肥後染色>のみなさん。


手を真っ赤に染めながら美しい染色を施してくださいました。


茶褐色のBROWNと、黒褐色のBLACK。


そして、藍染めの盛んな土地ではありませんが、藍染めも行っております。染料店からスクモを購入し、薬品で抽出する化学建ての藍染め(インディゴ染め)で染めていただきました。

染色はもちろんのこと、パターンも一から引いた拘りのウェアが揃います。


1型目は“China Jacket”。ヴィンテージのミャオ族のチャイナジャケットをモチーフに、ボディバランスをアップデートしてパターンを製作。


<fennica>奄美大島テーチ木染め China Jacket
カラー:BROWN
サイズ:S,M,L
価格:¥34,650(税込)
商品番号:66-01-0050-392


素材は麻袋のドンゴロスをイメージしたリネンの贅沢な太番手織物。麻の中でも極太番手を双子使いしているので、麻の節感や粗野な表情がより感じていただけます。

無地ですがあえて先染めで作ることで、色合いに奥深さが出るよう仕上げました。肉厚ですが麻100%なので、通気性と清涼感があります。

こちらはヴィンテージのフレンチワークジャケットをベースにボディバランスをアップデート。古い年代のモノにみられた、ラベルにフランス語で短いという意味である“Court”と記載されたショートブルゾンをイメージソースに製作しています。

<fennica>奄美大島泥染め/藍染め French Work Court Jacket
カラー:BLACK,INDIGO
サイズ:S,M,L
価格:¥39,600(税込)
商品番号:66-18-0071-392


素材はミニサイズのヘリンボーン組織に織り上げたミリタリーの定番素材。緯糸にムラ糸を打つことでより粗野で味わい深い表情に仕上がっています。綿の柔らかいタッチと高密度に織りあげることで出てくるハリコシ感が特徴で、経年変化も楽しみですね。


こちらはフランス軍のバスクシャツをベースに製作。


ボディバランスを今の気分にアップデートしています。特徴的なサイドのスリットもポイント。


<fennica>奄美大島テーチ木染め/藍染め Basque Shirt
カラー:BROWN,INDIGO
サイズ:S,M,L
価格:¥16,500(税込)
商品番号:66-14-0040-392


素材は、綿の24番単糸をドライタッチになるように紡績をし、その糸を2本引き揃えて編んだ天竺素材。

引き揃えて編むと糸を双糸加工をして編むよりも度目が詰まりますが、18ゲージで目一杯度目の詰まる編み機を使用しているため、独特の張り感のある風合いになっています。

また、染色においても、糸および生機のスペックを最大限に出せるようナチュラルな風合い出しに拘ることで、ドライ感のある素材に仕上げています。


どれもデイリーに楽しんでいただけるデザインながら、奄美大島の染色の美しさを楽しめる、<fennica>らしいアイテムに仕上がりました。

奄美で染めたアイテム同士を合わせてもコーディネートが楽しめる、レイヤードが楽しいバランスにもなっていますので、ぜひ色々な着こなしを楽しんでいただきたいです。


また、こちらは少し先のご用意となりますが、<cableami × fennica>のキャップもお目見え予定です。

ぜひお楽しみに!



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaに並ぶ、“rdv o globe”

<fennica>で初の取り扱いとなる<rdv o globe(ランデブーオーグローブ)>が届きました。

ヴィクトリアンスタイルに、ワークやミリタリーのディテールをプラスし、現代にマッチするシルエットをジャパンメイドで送り出す、デザイナー 前淵 俊介氏による<rdv o globe>。かねてより<International Gallery BEAMS>レーベルで取り扱いしてきましたが、<fennica>でもまた違ったセレクトで取り扱いすることとなりました。


2022年春夏シーズンからはレディースラインもスタート。こちらのLOOKではユニセックスでサイズを製作している<rdv o globe>の異なるデザインのトップを着て、手には<濱田窯>3代目 濱田友緒さん作のマグを手にしています。






どちらもクラシックとモダンの融合という点でリンクしますね。

“ROLAND CH.”はリネン素材のプルオーバーシャツ。


<rdv o globe>ROLAND CH.
カラー:BLACK,BEIGE
サイズ:Ⅰ,Ⅱ
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-01-0043-124


身幅にゆとりがありドロップショルダーで、六分ほどの袖にはダーツが入り、やや丸みがあります。


ポイントはフロントにあしらった大きなポケットでしょう。マチを付けることで立体的になり、やや斜めに配されているところもユニーク。


遊びで<TATAMIZE>のハットを入れてみましたが、モバイルフォンやマスクなどを入れても良しとのこと。


以前のコレクションでソリッドカラーを製作されていましたが、チェックを採用することでデザインの面白さが際立ちますね。


着丈も長めでルーズなシルエット。

身長175cmのスタッフ藤田は、サイズⅡを、着丈の異なる<HAVERSACK × fennica>“Reversible Work Vest”を着てバランスを取っています。


ワークスタイルに<rdv oglobe>や<cableami>ベレーの質感で軽快さがプラスされますね。

素材は60番手先染め糸を使用したリネン100%生地で、BLACKのギンガムチェックとBEIGEのウィンドウペーン。


これからの時季にぴったりな清涼感のある素材ですね。

BEIGEはダブルボタンの“EMMA CH.”もご用意しています。


<rdv o globe>EMMA CH.
カラー:BEIGE
サイズ:0,Ⅱ
価格:¥29,700(税込)
商品番号:66-01-0044-124


パレードジャケットにも通ずるようなクラシカルなダブルボタン。スクエアに近いネックラインも特徴的ですね。


こちらもドロップショルダーで4分ほどの袖丈。


袖口と裾にはスリットが入り、二つ取り付けたパッチポケットはバイヤスに取られています。


身長174cmのスタッフ前田はサイズⅡを着ています。


ボタンを開けて<Universal Works>のジップベストをレイヤード。異なるチェックを重ねているのもポイントですね。


<ts(s)>タイパンツの横ストライプとともにトーンを揃えながらパターンの重なりが楽しいスタイルです。

同じ生地を用いたパンツも。


<rdv o globe>PASCAL PA.
カラー:BLACK,BEIGE
サイズ:0,Ⅲ
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-23-0068-124


膝位置の切り替えは前から見るとT字に分かれ、裾もラウンドしたユニークなデザイン。


ウエストはドローコードでリラクシーなパンツです。

身長152cmの私でサイズ0を。ドローコードをぎゅっと絞り、ハイウエストに穿いてこのようなバランスです。


<TATAMIZE>のハット、<orSlow × fennica>のリネンジャケット、<宝島染工>のシャツ、<TEP_P × fennica>のモンクストラップと、同じトーンで揃えたスタイリング。一つ一つに個性があるので色数が少なくても奥行きが出たかと思います。

こちらはBEIGEで、身長175cmのスタッフ藤田がSIZE Ⅲを穿いています。


3サイズ違い、リラックスフィットなバランスがわかりやすいかと。


膝位置の切り替えはバックに向かい山を作るようにデザインされています。横を向くと「く」の字に見えるんですよ。


立体感のあるシルエットはどの角度から見てもユニークですね。


藤田もトーンを合わせたスタイリング。<cableami>のベレー、<Sanca>のTeeシャツの下に<SUGAR CANE × fennica>のシャツ、<MOONSTAR × fennica>のスニーカーとイエローが効いていますね。

最後にセーラーパンツをモチーフにした“VICTOR PA.”。


<rdv o globe>VICTOR PA.
カラー:INDIGO
サイズ:0,Ⅲ
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-23-0069-124


5ozムラ糸三綾デニムを使用し、自然なシワと経年による変化が楽しみな1本。


先程のパンツ同様、股上は深く、膝のダーツで立体的なシルエットに。サイドにはフレンチパンツをモチーフにしたポケットもあり、モバイルフォンが入る大きさにアップデートされています。


バックポケットの位置もユニークですね。ドローコードで調整可能で、こちらもリラックス感のある仕上がりです。

スタッフ前田はサイズⅢを穿いています。


このスタイリングでも<HAVERSACK × fennica>“Reversible Work Vest”がマッチしていますね。<TATAMIZE>のキャップも良いアクセントに。


クラシカルとモダンの融合という視点で見ると、前述のように<fennica>に並ぶ様々なアイテムがリンクします。

<濱田窯>の六角皿は、濱田庄司の作陶スタイルが源流にありながらも、現代の食卓でカジュアルに使うことができるよう製作いただいたもの。


<濱田窯 × fennica>六角皿 大
カラー:地掛鉄絵,柿釉抜絵,青釉抜絵
価格:¥2,750(税込)
商品番号:66-99-1995-064


<濱田窯 × fennica>六角皿 大
カラー:黒柿掛,黒白掛
価格:¥2,750(税込)
商品番号:66-99-3536-064


濱田庄司生誕120年となる2014年からご好評いただいているアイテムです。


冒頭でご紹介した濱田友緒さんの器もこれから入荷予定ですよ。


伝統や文化、時代背景を大切にしながら、今に表現された<rdv o globe>と<濱田窯>のアイテム。

ぜひ洋服も器も同じ目線で、お買い物をお楽しみください。


▼3/17(金)〜3/26(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催中!

春の新作もぜひこの機会のご購入で、お得にポイントを貯めてくださいね。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

“Stripe Short Blouson”-HAVERSACK × fennica-

2023年春夏シーズンリリースの<HAVERSACK × fennica>のタッグによる3つのスペシャルアイテム。

Reversible Work Vest”、“Military Wrap Skirt”のご紹介に続き、今回は3つめの“Stripe Short Blouson”をご紹介いたします。


<HAVERSACK × fennica>Stripe Short Blouson
カラー:KHAKI
サイズ:S,M
価格:¥53,900(税込)
商品番号:66-18-0072-229


こちらはMilitary Wrap Skirt”と同様に形から特別に依頼した<fennica>スペシャルアイテム。

1985年にロンドンで立ち上げられた英国ブランドによるレディースのショートブルゾンを<fennica>スタッフが愛用しており、雰囲気はそのままにユニセックスで提案できないかと、打ち合わせを重ね生まれたアイテムです。


LOOKではただいまご予約承り中の<fennica>オリジナル“藍染めBasque Shirt”と<orSlow × fennica>“Swiss Army Over Pants”、<宝島染工>の藍染めスカーフを合わせてスタイリングしていました。


短めの着丈に加え、裾にゴムが入ることで身幅のボリュームとのメリハリがあり、全体のバランスが取り易いアイテムなんですよね。


ブルゾン下に着るアイテムと長短のレイヤードが楽しめます。

生地はコットン100%で、<HAVERSACK>オリジナルの100/2超高密度先染めストライプ。インラインではシャツやパンツで使用されています。


超高密度に織られたKHAKIは玉虫のような光沢が感じられ、アクセントに鮮やかなORANGEのラインが走ります。


裏地も同様にコットン100%。桜の開花も早まる暖かな今時季に丁度良いでしょう。


ボタンは本ナットを面削りしたものに高圧プレスすることで柄を浮き出させたもの。プラスチックなどと違い、天然素材ならではの質感がまた全体の雰囲気の良さに繋げています。

スタッフ徳永は身長152cmでSIZE Sを着ています。


<homspun>のラップドレスで異なるGREENを重ねています。着丈が短めなので、このようなロングドレスとも好相性。


袖口にも1/2部分にゴムが入っているので、少し捲り着こなしでバランスを取っています。


襟元と袖口からは<Nigel Cabourn>のシャツを覗かせているのですが、レースが可愛らしいポイントになっていますね。


バックから見ると大きく取られた身幅やアームホールによるボリューム感が際立ち、小柄な方が着るからこそのシルエットが楽しめますよ。

スタッフ藤田は身長175cmでSIZE Mを。


<TATAMIZE>のキャップ、<orSlow × fennica>のデニムワークパンツ、ただいまご予約承り中の<TEP_P × fennica>モンクストラップシューズで、<fennica>ならではのワークスタイル。


インナーは裾のリブにテンションが掛かっていないルーズなシルエットがユニークな<NECESSARY or UNNECESSARY>のポロシャツで、着丈の差でバランスを取っています。


爽やかなWHITEが入ることで一気に春の気分になりますね。


<HAVERSACK>とのタッグでありそうでない良い雰囲気のブルゾンに仕上がりました。

端境期のコーディネートも軽快に決まる<HAVERSACK × fennica>“Stripe Short Blouson”、ぜひ一度お試しください。

▼明日3/17(金)〜3/26(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催します!

春の新作もぜひこの機会のご購入で、お得にポイントを貯めてくださいね。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

“Military Wrap Skirt”-HAVERSACK × fennica-

2023年春夏シーズン、<fennica>が<HAVERSACK>とのタッグで製作した3つのスペシャルアイテム。

前回のReversible Work Vestのご紹介に続きまして、2つ目のアイテム、Military Wrap Skirt”をご紹介いたします。


<HAVERSACK × fennica>Military Wrap Skirt
カラー:KHAKI
サイズ:1
価格:¥31,900(税込)
商品番号:66-27-0021-229


モチーフは、ディレクター 菊地が所有していた1950年代のスウェーデン軍フィールドスカート。女性用として作られていたラップタイプのユーティリティアイテムです。


ミリタリースタイルを得意とし、レディースアイテムも製作している<HAVERSACK>との製作で<fennica>らしいアップデートを加えたスペシャルなアイテムに仕上がりました。

上の写真、LOOKで穿いているものはモチーフのフィールドスカートと同丈でしたが、より幅広くスタイリングにハマるよう着丈を6cmほど長くしています。

身長152cmの私で足首が見える丈に。


左寄りに取り付けられたボタンは、着脱のし易さがありながらもデザインとしてアクセントになりますから、タックインスタイルをおすすめしたいですね。


片側にプリーツが入り、ボックスプリーツのような見え方をします。

フィールドスカートはコットン × ポリエステルが使われていますが、コットン × ナイロンの交織ギャバジンに。高密度に織られた生地はサラッとした肌あたりと軽さで春夏にぴったりの素材です。


元々プラスチックだったボタンは稀少な水牛ボタンをチョイス。特徴的なボタン遣いがより良い雰囲気になりました。


ラップスカートで気になるのがサイズ調節。SIZE 1のワンサイズですが、ウエストをバックのアジャスターで調節可能。両サイドにはスラッシュポケットが付き、タックが入ることでシルエットをすっきり見せます。

そして1番のポイントがこちら。


深く入ったインバーテッドプリーツから覗く、ブラッシュストロークカモフラージュです。

元々全て共布で作られている部分ですが、さり気ない遊び心としてプリーツ内側のみ生地を変更。

ブラッシュストロークカモフラージュは、2023年春夏に向けて作られた<HAVERSACK>オリジナルの生地で、トップメゾンのプリントテキスタイルも手掛けるロンドンのテキスタイルデザインスタジオ、<AMANDA KELLY>で製作されたもの。


本来ブラウンベースであるイギリス軍のブラッシュストロークカモフラージュを、ホワイトベースで製作することでアーティスティックな仕上がりとなったテキスタイル。


こちらのM-51をモチーフにした<HAVERSACK>のオーバーパンツはあっという間に完売…それだけ目を惹きますよね。

スカートにはアクセントとして僅かな面に使用しているので柄の取り方によって印象が変わります。


ダイナミックな筆跡の部分も良ければ、落ち着いた淡い色遣いの部分もまた良い。店頭ではぜひ見比べて選んでくださいね。

最後に、少し先の気候をイメージしたスタイルサンプルを。

先ほどはタックインスタイルでしたが、<Nigel Cabourn>のバスクボーダーをタックアウトでラフに合わせました。

足首が出るのでソックスの色選びも考えるのが楽しいですね。もう少し身長のある方ならTOPのLOOK写真のようにパンツとレイヤードしても良いですよね。


エルボーパッチとブラッシュストロークカモでバックスタイルにポイントを。

ミリタリーやマリンをミックスしたスタイリングとなりました。

一見シンプルながら、コーディネートのアクセントとしても楽しめる“Military Wrap Skirt”。


ぜひワードローブに加えてみてください。



▼3/17(金)〜3/26(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催します!

春の新作もぜひこの機会のご購入で、お得にポイントを貯めてくださいね。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

“Reversible Work Vest”-HAVERSACK × fennica-

昨日まで開催の『OKINAWAN MARKET 2023』へのご来店、誠にありがとうございました!

今年は作り手の皆さんとお話しいただけるひと時を設けることができ、喜んでいただけて何よりでした。


イベントの開催中も続々と入荷していた2023年春夏アイテム。

中でも一押しの<HAVERSACK>へスペシャルオーダーした3つのアイテムが届きましたので、ご紹介させてください。

今回はこちらの“Reversible Work Vest”を。

<HAVERSACK × fennica>Reversible Work Vest
カラー:KHAKI,NAVY
サイズ:M
価格:¥34,100(税込)
商品番号:66-06-0020-229


2023年春夏シーズンをご紹介するLOOKでも着ていたアイテムです。

ミリタリーやワークウェア、テーラードをベースに独自のスタイルを構築する<HAVERSACK>が2023年の春夏アイテムとして製作していたリバーシブルワークベストに注目。元々、表地はシンプル、裏を返すとプリーツポケットを連ねたデザインだったベストを、<fennica>では特別に生地を乗せ変えてご用意いたしました。


こちらのLOOKで着ているのが“生成り/NAVY”。<HAVERSACK>オリジナルの高密度に織られたリネンストライプの面と、コットンナイロンのタイプライターの面とどちらも良い雰囲気なんです。




中に合わせたシャツは先頃届いた<宝島染工>のもの。パンツはこれから入荷予定の<NEZU YOHIN TEN>です。こちらはまた次回ご紹介するとしまして、ベストをさらに見ていきましょう。

スタッフ前田は“生成り/NAVY”を。サイズMのワンサイズで174cmでこのようなバランスです。


ポケットのないシンプルな面にリネンストライプをチョイス。生成りをベースにNAVYのストライプが走ります。


ボタンはWHITE。春夏らしい爽やかさがありますよね。


裏を返してNAVYに。コットンナイロンのタイプライターは洗いをかけ、天日干しをすることでシワが生まれ、ドライタッチな質感です。墨黒のような見え方もしますね。


プリーツポケットが入ることで、この質感が際立つように思います。


ボタンはBLACK。横にあるボタンホールはストライプ側で着た際のボタンホールです。


ポケットはフロントの左右とバックと3箇所に分かれ、スナップボタンで開閉します。


ラフに開けておいて、ちらりと見えるストライプがアクセントになったり。どちらの面でも良い雰囲気ですよね。

スタイリングはベストの色を拾って色数を絞っています。


シンプルに見えて<TATAMIZE>の折り紙のようなキャップに<rdv o globe>のセーラーボタンパンツと、技ありなアイテムがコーディネートを楽しくします。

スタッフ藤田が着ているのがもう一つのカラー、“KHAKI”。


ポケットのない面にはコットンリネンのグリーンデニムを。


雰囲気ある織りの表情がシンプルな面に置くことで映えますね。

プリーツポケットの面にはマイクロリップストップ生地を。ボタンはどちらもKHAKIと相性の良いBROWNをチョイスしています。


柔らかで薄手の素材が乗ることで自然なドレープが生まれていますね。


同色ながら質感の差で生まれるコントラスト。


ワークの要素にミリタリーがプラスされ、“生成り/NAVY”とはまた違った雰囲気に仕上がりました。


身長175cmの藤田でこのようなバランス。下から3つボタンを閉じ、襟を倒すことでできたVゾーンにネクタイを合わせました。


別注を表すタグは内側にさり気なく。


元々は同素材で作られていたリバーシブルワークジャケットが、<fennica>らしい着こなしが楽しめるものに仕上がっています。


ぜひ店頭でお試しください。




Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

インテリアを彩る、fennicaオリジナルアイテム

これまで世界各地のテキスタイルを使ったインテリアアイテムをご紹介してきた<fennica>ですが、2023年春夏は<fennica>オリジナルでクッションカバーとマルチカバーを準備しています。

2つの素敵なテキスタイルを使って製作したのですが…

まずはこちら。見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


【予約】<fennica>African Print Cushion Cover
サイズ:45 × 45cm
価格:¥8,800(税込)
商品番号:66-98-0012-392

*4月上旬入荷予定


こちらは<東京かんかん>オリジナルプリント。アフリカのワックスプリントのイメージで、ジャンベをモチーフにインドで製作したテキスタイルプリントです。


これまで<orSlow>とのタッグでキモノシャツ、<RASKA>とのタッグでスカートを製作。


記憶に新しいのが、2022年春夏シーズンの<orSlow × fennica>のオープンカラーシャツでしょう。


<orSlow × fennica>African Print Shirt
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-01-0923-611


フロントにポケットが4つ付いたサファリシャツのような雰囲気のスペシャルアイテム。


こちらは敢えて生地を裏使いし、コントラストを和らげたのもポイントでした。


印象的なコーディネートを楽しめるジャンベプリントは、インテリアコーディネートもまた楽しくします。


オープンカラーシャツのように、クッションカバーでも裏使いしたパターンもご用意。BLACKのアウトラインが隠れることで、印象が変わるので、表と裏の2つを並べても良いですよね。

アフリカンアートがお好きな方はもちろん、異なるテイストをミックスしたインテリアにも。

そして、もう一つのテキスタイルが播州織です。

【予約】<fennica>播州織 Patchwork Cushion Cover
サイズ:45 × 45cm
価格:¥8,800(税込)
商品番号:66-98-0010-392

*4月上旬入荷予定



<播州織>は、兵庫県北播磨地区で200年以上の歴史を持つ、綿を中心とした薄手の織物。糸を染めてから織る先染めの手法を得意とします。

播州織の中でも今回見つけたものはユニークな手法を取っているんです。後から生地を縫い付けたように見える部分ですが、一部2枚を連結して織り上げ、最終工程で縦横フリンジが出るようにカットすることで表現しています。

プリント生地とはまた違った、播州織だからこその表現方法。フリンジがあることによる表情や、異なるチェックパターンの重なりも可愛らしいですよね。

カラーはREDベースとGREENベースのご用意。

また、こちらの播州織ではマルチカバーも製作しました。

【予約】<fennica>播州織 Patchwork Mulch Cover
サイズ:110 × 220cm
価格:¥13,200(税込)
商品番号:66-98-0011-392

*4月上旬入荷予定


110 × 220cmの大きさは、ベッドやソファのアクセントに掛けたり、ピンチなどのツールを使ってタペストリーのようにしても。薄手の播州織は、光が透ける姿も良い雰囲気なんですよ。


入荷は4月上旬予定。ちょうど春の陽射しが感じられるようになる頃合いだと思います。

季節の変わり目の模様替えに、ぜひ<fennica>オリジナルのインテリアアイテムを取り入れてみてくださいね。



お問い合わせや店頭でのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720



▼2/10(金)〜2/19(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催中!※ダブル分のポイントは有効期限が3ヶ月の期間限定ポイントです。

お得な機会にぜひお買い物をお楽しみください。



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

新色はBLACK!orSlow × fennicaの、“Swiss Army Over Pants”

今回は昨日のブログに続きまして、5月上旬に入荷を予定している<orSlow(オアスロウ)>の<fennica>スペシャルアイテムのご紹介を。

こちらのブログでもご紹介していた、<orSlow × fennica>の“Swiss Army Over Pants”の新たなカラー、BLACKです。


【予約】<orSlow × fennica>Swiss Army Over Pants BLACK
サイズ:1(S),2(M),3(L),4(XL)
価格:¥31,900(税込)
商品番号:66-23-0072-611

*5月上旬入荷予定


スイス軍のオーバーパンツがモチーフとなっていて、2022年秋冬シーズンにリリースしたOLIVEに続くカラーとして製作しました。


スイス軍のオーバーパンツ(写真左)は、グリーンデニムが特徴的で、ベイカーパンツとペインターパンツを合わせたようなワークパンツ。


街着として楽しめるようデザインしつつ、バイヤー 渡辺私物の古着にあるリペア跡も再現したスペシャルな一本に仕上がっています。

レングスはOLIVEより(SIZEによって異なりますが)3cm程度プラスし、程良いクッションが入るようアップデートも加えました。


素材はOLIVE同様<orSlow>オリジナルのバックサテン生地。


コットン100%で、非常に雰囲気の良い経年変化を見せます。製品洗いを施しているので、はじめから穿き込んだ風合いを楽しんでいただけますよ。


足元は同じくただいま予約承り中の<TEP_P × fennica>“CSMD Monk Strap Shoes”。詳しくはこちらのブログをご覧くださいね。

そして、先にリリースしたOLIVEは、ご好評につき追加入荷しております!

スタッフ前田は身長174cmでSIZE 4を。


普段選ぶSIZE 3から敢えてワンサイズ上げたスタイリングです。


<orSlow × fennica>Swiss Army Over Pants OLIVE
サイズ:1(S),2(M),3(L),4(XL)
価格:¥29,700(税込)
商品番号:66-23-0040-611


ワタリのゆとりが全体とのバランスを良い塩梅にしていますね。


SIZE 3よりレングスが長くなる分、2回ロールアップ。


バックスタイルはこのような感じで、ヒップポケットと右サイドのツールポケットもポイントです。


本来オーバーパンツなのでスラッシュポケットは下に穿いたパンツポケットへのアクセスポケットとなりますが、スレキを付けフロントポケットは4つ。計6箇所にポケットがあります。


フィッシャーマンスモックにベルトマークをしたスタイルは当時の濱田庄司に想いを馳せて。春夏シーズンテーマ“Craftsmanship Life”にハマるスタイリングですね。

スタッフ徳永は身長152cmでSIZE 1を愛用中。


サスペンダーボタンを活かし、サスペンダーのREDを効かせたスタイリングです。


SIZE 1がオーバサイズとなる方には、このようにサスペンダーを付けたり、ベルトでぎゅっと締めてシワが寄るニュアンスやフォームを楽しんでいただけたら。


トップもメンズアイテムで<HAVERSACK>の新作。通年で活躍する<orSlow × fennica>“Swiss Army Over Pants”の春のスタイルサンプルとしてご参考になさってくださいね。



お問い合わせや店頭でのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720



▼明日2/10(金)〜2/19(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催します!※ダブル分のポイントは有効期限が3ヶ月の期間限定ポイントです。

お得な機会にぜひお買い物をお楽しみください。



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

orSlow × fennicaの“TAKUMI Pants”

様々なワーク・ミリタリースタイルを提案してきた<fennica>で、欠かせないブランド、<orSlow(オアスロウ)>。素晴らしきジャパンクオリティは、海外からお越しになるお客様からも絶大な支持を集めています。

2023年春夏シーズンも、<orSlow>とのタッグで製作する<fennica>のスペシャルアイテムを準備しました。

そのうちの一つ、“Hand Paint Takumi Pants”がオンラインショップでもご予約をスタートしましたので、ご紹介させてください。

【予約】<orSlow × fennica>Hand Paint Takumi Pants
サイズ:0(XS),2(M),3(L),4(XL)
価格:¥26,400(税込)
商品番号:66-23-0073-611

*5月上旬入荷予定


形は<orSlow>で以前から製作しているインラインコレクション“TAKUMI(匠) Pants”。この形に、ハンドペイントを施していただいたスペシャルアイテムです。


作務衣をイメージソースにしたというTAKUMI Pants。

元々作務衣は、僧侶が作務を行う際に着られた謂わばワークウェアで、組下のパンツはもんぺが原型。埃などが入らぬよう裾を絞る形になっています。


TAKUMI Pantsも共布のドローコードが入ったデザインで、ウエストはゴムとドローコードのイージー仕様。


両サイドにスラッシュポケットと、バックポケットが一つ付いています。


素材は<orSlow>オリジナルの生成ツイル。

紡績の段階から拘り、特徴的なムラ糸を旧式のシャトル織機で織り上げています。

アンダーが透けない程度の厚過ぎず薄過ぎない厚みで、春夏にぴったり。ざらざらとした質感でVINTAGEのような風合いが魅力的です。


そんなオリジナリティ溢れる生地に、世界に一つだけとなるハンドペイントが施されます。<orSlow>のハンドペイントアイテムは、デザイナー 仲津一郎さんが、一つ一つ仕上げているんですよ。


生成りのキャンバスを彩る春らしい色並び。※こちらはSAMPLEのため仕様が変更となる場合がございます。BLUE部分はGRAYに変更となります。


ペインティングする中で実際ペンキが飛んで付きそうな部分を狙って施されているのが拘りのポイントです。


<fennica>で長くご紹介しているフィッシャーマンスモックは、元来漁師が着ていたものを陶芸家 濱田庄司はじめニューリンのポッターやアーティストが着ていた流れがあります。

作務衣をモチーフにしたTAKUMI Pantsもまた、ペインティングが施されることでアーティストのワークウェアとなる姿が想像できますね。

<orSlow>のCraftsmanshipが光るアイテムであり、<fennica>の提案する“Craftsmanship Life”に繋がる<orSlow × fennica>“Hand Paint Takumi Pants”。

サイズはユニセックスでご用意です。

ぜひスタイリングを楽しんでいただけますように。



お問い合わせや店頭でのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720



▼2/10(金)〜2/19(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催します!※ダブル分のポイントは有効期限が3ヶ月の期間限定ポイントです。

お得な機会にぜひお買い物をお楽しみください。



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。


TEP_P × fennica 新作はモンクストラップ

こちらのブログで少し触れていましたが、<TEP_P × fennica>のスペシャルアイテムに、新たなデザインのシューズが仲間入りです!

3月下旬のお披露目を前に、本日よりオンラインショップでのご予約もスタート。という訳で細かくご紹介していきたいと思います。




<fennica>の2023年春夏シーズン“Craftsmanship Life”のLOOKの足元でも度々登場していたキーアイテム。

<TEP_P>としても初となる、モンクストラップ型のデザインで登場です。


【予約】<TEP_P × fennica>CSMD Monk Strap Shoes
サイズ:L,XL
価格:¥38,500(税込)
商品番号:66-32-0019-085

【予約】<TEP_P × fennica>CSMD Monk Strap Shoes
サイズ:4,5,6,7
価格:¥38,500(税込)
商品番号:66-32-0018-085

*3月下旬入荷予定



浅草にショップ兼アトリエを構え、グッドイヤーウェルテッド製法のドレスシューズを主体とする<RENDO(レンド)>のニューラインとして始動した<TEP_P(テップ)>。

<TEP_P>では歩くという行為を楽しんでほしいとの思いから、気軽に履くことのできるソフトシューズを提案しています。


2022年春夏にリリースしたチロリアンシューズ。アンライニングで袋状に包み込むような形状のラフに楽しめるデザインです。

アッパーにシボの入ったイタリアの牛革(カーフよりもステアに近い大きさ)を使用。


既存のWHITEとBLACKに加え、<fennica>スペシャルとして、アッパーにBROWN、ソールにWHITEという軽快なカラーリングを製作しました。▶︎詳しくはこちら

続く2022年秋冬には<fennica>スペシャルとしてキルト付きを製作。アッパーにきめ細かなスウェード素材、<CHARLES・F・STEAD>社の「SUPER BUCK」OLD SNUFFカラーを採用し、これもまた良い雰囲気。▶︎詳しくはこちら


どちらも残りわずかとなっておりますので、ご検討はどうぞお早めに。


そして今回のモンクストラップ型。

デザイナーの吉見鉄平さんから、もともと<TEP_P>をスタートした際に目指していたイメージというのがカンフーシューズの気軽さだったと伺ったこともあって、リラックスして履けるイメージからこのモンクストラップに辿り着きました。

三つ穴で調節ができ、ストラップでもスナップボタンでも着脱できる形状。

紐靴より更にコンフォタブルな仕上がりになりました。

アッパーには国産の牛革、ベロアレザーを使用。毛羽の立った風合いとSAND BEIGEカラーがマッチしていますね。

今回はスナップボタン付きの形状とあって、一枚革ではなく、アッパーの牛革に人工皮革の裏材を接着して使用しています。


それでもこれまで同様の軽量感というのは変わらず、<Vibram>社によるEVA素材のウェッジソールも相まって、スニーカーのように足運びが楽ですよ。

サイズはメンズ向けサイズ幅はこれまで通り。レディース向けサイズ幅は、前回のM(22〜23cm)・L(23〜24cm)から→L(23.5cm)XL(24.5cm)に。

ストラップで幅を調節できるため、<MOONSTAR>の22cmを履く私でもL(23.5cm)でOKでした。

XL(24.5cm)は、前回ワイズをメンズサイズよりワンサイズ下げたことで、フィットするサイズが無くなってしまったお客様にも楽しんでいただけましたら幸いです。

LOOKではカンフーシューズを合わせるような感覚で<fennica>オリジナルのチャイナジャケットやワークジャケットとスタイリング。深みのある色目の洋服にSAND BEIGEで軽快さがプラスされます。春らしい淡いカラーに合わせるのも良いですよね。


ぜひ春の装いに、<TEP_P × fennica>“CSMD Monk Strap Shoes”を。

<RENDO>のCraftsmanship溢れるモノづくりをどうぞお見逃しなく。


お問い合わせや店頭でのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720



▼2/10(金)〜2/19(日)までの期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催します!※ダブル分のポイントは有効期限が3ヶ月の期間限定ポイントです。

お得な機会にぜひお買い物をお楽しみください。



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。