巻く楽しみを・・・

柳井 純一 2025.02.07

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末までは海外出張に出ており


パリではBEAMS PLUS AUTUMN&WINTER 2025 COLLECTIONの展示会。

BEAMS PLUSの2025年秋冬の新作と、ベーシックアイテムのフルラインナップを展開。

会場の様子はまだお見せできませんが…とにかく2025年秋冬もお楽しみに。





その後はニューヨークへ飛び、BEAMS PLUS LIMITED STOREのオープンを迎えたり、次回の仕込みへ。

とにかく海外でのBEAMS PLUSへの注目度はどんどん高まっているのを感じます。



昨年末に開催されたロサンゼルスのLIMITED STOREから、間髪入れずに開催されたニューヨークでのLIMITED STORE。

ひっきりなしにお客様がご来店され、一時は並びもできる程。

BEAMS PLUSのプロダクトがいかにウケているのか、今回の出張ではより一層強く実感いたしました。

 

帰国後間もなくですが・・・

またBEAMS PLUSディレクターMZOを筆頭に、頭領MIMOTOやBEAMSの販促チームがまたニューヨークへ飛び立ちます。

もちろん・・・直近の仕掛けを企んでいるみたいですので、今後もBEAMS PLUSの動きにご注目下さい。






さて、本日ご紹介するものは『巻き物』。

遅ればせながら入荷してきたアイテムがございますので、

こちらでご紹介を。



まずはレジメンタルストライプの多色使いをした

Preppy Tie Regimental Stripeをご紹介。



Preppy Tie Regimental Stripe
カラー:Col 1、Col 2、Col 3、Col 4
サイズ:FREE
価格:¥13,200-(税込)
商品番号:38-44-0141-840


とあるPREPPYブックにある多色使いのネクタイをラフに巻いた写真に目が留まりました。



このクレイジーパターンライクなレジメンタルストライプを

ラフに、カジュアルに巻きたいと思い企画を進行。

Preppy=名門私立学校(プレパラトリースクール)に通う学生。

BEAMS PLUSでもよく耳にする『プレッピースタイル』は

人それぞれ捉え方は違うかもしれませんが

トラディショナルなスタイルをヤングな色合わせや着崩すスポーティーなスタイル。

アメリカントラディショナルと同義語でもあるかもしれませんが、

もう少しカジュアルに、より分かりやすくファッションに見せるスタイルだと自分は捉えています。




少々前置き長くなりましたが、

今回のネクタイもそんなスタイルに合わせて頂きたく作りました。

BEAMS PLUSで展開しているレジメンタルストライプの殆どは2色もしくは3色で構成。

さらに色の並びも規則正しい配置となっております。








今回のモデルは5色で構成、ピッチはリピートしつつも色が不規則に見える様に設定。

今までのレジメンタルストライプよりも少しポップであり、

多色使いのバランスが目を引く仕上がりになりました。




自分もネクタイの色を選ぶ時に意識する事ですが、

身に着けている何かの色を拾うか

はたまたネクタイを際立たせる為に差し色として色・柄を選ぶか。

ただ、今回のネクタイはそんな事は一旦抜きにし

着崩すイメージで色々な色柄のシャツと合わせてみようかと思います。





カジュアルな装いに合わせるネクタイ。

日本では正直あまり馴染みがないのは重々承知しておりますが、

ファッションとして是非お試しいただきたいスタイルの一つです。




是非、合わせ方に悩んだ方は

ビームス プラス 丸の内の面々に問い合わせてみてください。




お次はこちら。



Conversation Print Tie
カラー:BURGUNDY、GREEN、NAVY
サイズ:FREE
価格:¥14,300-(税込)
商品番号:38-44-0146-840


こちらはMZOから『千鳥格子の応用編』というお題から生まれた企画。

千鳥格子・・・鳥が空を飛んでいる様な柄という事で日本ではそのように呼ばれています。

千〇格子、この〇の箇所を色々な生き物で表現し、

ハンティングやフィッシングといったフィールドスポーツの象徴的な柄を落とし込みました。


千“雉(フェザント)”格子



千”鱒(トラウト)”格子



千”鹿(ディアー)”格子



それぞれ柄を極限まで小さくプリントし、その上にモチーフとる生き物をプリント。

ネクタイではこの様な細かく総柄のプリントを施したネクタイをConversation(会話・談話)Tieと呼ばれ

相手との会話の始まりのネタとして巻かれていたとの事。

Preppy Tieと同様に、これもカジュアルなシーンで巻きたいと思い企画したモデルです。







ネクタイ、ストール、ビッグスカーフのマッチングアイテムで製作。

シャツに巻くネクタイだけでなく、

首や頭、はたまたバッグに巻いたり・・・巻き物を楽しんでもらう為に同柄で作りました。

柄が滲み、どことなくクラシックな見え方を意識しています。




ネクタイとストールはウール素材を採用し、大判のスカーフはウール・シルクを採用。

アイテムによって素材は違いますが、柄域は全て揃えておりますので・・・マッチングを楽しんで頂くのもお勧めです。



早速若手STAFFに着用してもらいました。



STAFF OJIMA


クルーネックセーターの首周りにワンアクセント。

バンダナ巻きをして少しだけ覗かせるエレガントな巻き方や

三角折りのドレープ巻きでスポーティーなスタイルも。



STAFF KITANO




クラシックアウトドアスタイルが大好きな彼は、三角折りのドレープ巻き。



と思いきやハットの下に被り、

首周りはストールを巻いたマッチングスタイル。

 


実際に自分もキャップの下に巻いてましたが、

非常に顔周りが温かくなり、今の時期には防寒としても実用的なスタイル。



STAFF KAMIMOTO 

  



ブレザースタイルにネクタイのタイドアップ&ストールでVゾーンをマッチング。



エレガントなスタイルを好む彼は

スポーツコートスタイルに取り入れるのが好みとの事。




3柄揃ったネクタイ、ストール、大判スカーフ。

巻き方は自由ですし、ウェアやスタイルに合わせて色々と見せ方のアレンジを楽しんで頂きたいです。




以上、巻き物のご紹介でした。

あまりスタイルやルールに囚われず、自由にスタイルの味付けを楽しんでみてください。




カリスマYANAI