
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
いつもの通りご報告から。
先週末、ようやくスタートしたリーグ戦。
初戦は新潟。tricoloreの旗が所狭しと。
新たなシステムはやはり、浸透するには程遠く、色んな場面でまだまだ守備の整備が必要かなぁと。昨年のワースト上位の失点数を減らす意識はかなり高くなってはいるものの、攻めに転じる際の迷いや選手間の距離、わくわくさせる連携はまだまたこれからだろう。
と言う訳で、結局先制点を奪われガッカリしつつも何とかPKで追い付く。選手交代で以前の4バックシステムに変更してからの方が、何だか動きもスムーズに感じる。ドローの痛み分けでしたが、試合を重ねる中でチームの完成度を期待したいと思います。
さて、今週はこちら。

WHITE
BLACK
一目でインパクトのある柄は、50年代ムードたっぷりの大好物。
戦後のアメリカ好景気は、あらゆる豊かさの象徴を指し示すに、柄での表現は手っ取り早かったのでしょうか。エレガントなムード漂う高級感ある素材や、その代用のようなレーヨンといった生地使いも多く見られ、その生地のドレープは、当時の若者からオトナ達を魅了したに違いないでしょう。
今回は、当時良く見られた柄の一つとしてアトミック柄がメインに主張してくる。当時の宇宙開発競争の真っ只中、そんな時代的背景もあったのでしょうか。洋服の柄以外でも、家具やインテリアでの、近未来なデザインはスペースエイジと呼ばれ、60年代以降も流行の一つとして注目されていく。
そんな柄から覗く、ベースの柄も、これまた50年代ライク。インクが飛び散ったような抽象的なデザインもまた、アート調でムード良く。
今回はそんなミックスパターンな柄を作成する事で、何処となく東洋な雰囲気を醸し出しているような気がする。そんな賑やかな柄が、当時の豊かな表現にぴったり。
よく見ると、アトミック柄は何だか立体的。それもそのハズ、わざわざ織柄で表現しており、通常のプリントよりも主張してくるに納得。さらに、そこにマッピングプリントしていると言う事で、平面と立体感を兼ね備えた、より精巧な柄を実現しているのでしょう。
生地の裏側を見るとわかり易いでしょうか。
また軽さも特徴的。昨今の日本の気候を快適に過ごせるような、ポリエステル素材で軽快且つ、肌離れの良いサラッとしたタッチ感は、着用期間も長く楽しめそうです。

落とし込まれたのは、これまた大衆衣料な、スポーツブルゾンで、何て事の無いシンプルさが潔く好き。
簡素なパッチポケット
リブ使いは、あるか無いかで大きく見た目が変わるのもポイント。

キラっと光るジップも、柄に負けず劣らずでニクい。
50年代ムードの強い柄だからこその、そのままのスタイル表現では無く、あくまでもそのムードを感じ取りながら、”こなし”を楽しめる型かと思います。
あっ、ブルゾンだけのラインナップではないので、あしからず…
是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA