こんにちは、Mimotoです。
さて今週は久しぶりにウィンドウディスプレイのご紹介です。
年明けから別注アイテムやイベントなどのお知らせをさせていただきましたが、年明け2回めのウィンドウディスプレイの変更@ビームス プラス 原宿です。今回は先日ホームページでもUPされた〈BEAMS PLUS〉の2022 SPRING & SUMMERのLOOKにあわせて〈BEAMS PLUS〉のウィンドウディスプレイです。今回のLOOKはいつもどおり40近いLOOKを、初めて5人のモデルを起用しての公開となりました。余談ですが、あの中のモデルのひとりは〈BEAMS〉のBIG BOSS的立場の一人に登場してもらっています。もしかするとご存じの方もいらっしゃるのではないかな?!と。
さて今回のディスプレイは、そんな40に近いLOOKからあるキーワードにフォーカスしました。それは『INDIGO』です。
これまで〈BEAMS PLUS〉の洋服は生地づくりにおいて、機能・色柄・風合い・染色・手触りなどなど現代のテクニカルなアプローチでアップデートしたモノづくりが多くありましたが、今シーズンのラインナップはそれらに加えて『天然素材』にもしっかりとフォーカスをあてて多くの味わい深い・興味深い生地を多く使ったアイテムをご用意しています。ということで、今回はそんなラインナップの中でも馴染みのある?!『INDIGO』を選んでいみたということなんです。
ちなみに『INDIGO』と一言で表現しても今シーズンの〈BEAMS PLUS〉の『INDIGO』は多種多様、バリエーションが豊富なんです。
コットン リップストップ、リネンデニム、コットンデニム、フェアアイル ジャカート ニット、パッチワーク ジャカート ニット、経糸・緯糸ともにインディゴ糸を使用したシャンブレー・通称ベタシャン、セルビッジ シャンブレー、そしてインディゴ ドビー織り・ヘリンボーン織りファブリックと。。。
マッチョなイメージになりがちな?!ワークスタイルのみならずミリタリーやトラディショナルなムードのアイテムにまでこれらのファブリックを採用して様々なベーシックウェアをアップデートしています。
ちなみにウィンドウディスプレイで展開しているコーディネートは、ほぼすべて『INDIGO』アイテムばかりで組んだ同色異素材な組み合わせ。着用による色味の変化を楽しむ醍醐味もありますが、素材・織りなどで色味の濃淡を楽しむコーディネートにしてみました。手前味噌ですが、こんなに多くの『INDIGO』アイテムが店頭に並んでいるのは〈BEAMS PLUS〉と皆さんもご存知のアノお店ぐらい??なのかなと。自分自身も〈BEAMS PLUS〉に携わってきた中でもこんなシーズンは初めてです。
あと注目いただきたいのは、カッティングシート。これまでこんなに大きなフォント・バランスで遊んだカッティングシートは初めてで個人的には新鮮な仕上がりです。ちなみにこのバランス遊びは、前回に続いてアメリカのJAZZといえばの名門レーベルで有名なとある著名アーティストのアルバムジャケットデザインを参考にしました。真っ白な背景に青色の文字だけで表現されたあのジャケットデザインです。
そしてカッティングシートの『INDIGO BLUE will CHAGE / BLOOM FLOWER / MOVE FORWORD』これは何を意味しているのか?
実は〈BEAMS PLUS〉の造語、『変進開花』という言葉を英訳した時にこのような表現になるんです。(※実際に海外で〈BEAMS PLUS〉を取り扱ってくれているお店やバイヤーの方にもこの表現でお伝えしているんですよ。)
ご存知でない方も非常に多いと思いますが。。。w『変進開花』とは、洋服などで長年使い込んでいい雰囲気に生地やアイテム自体が変化した時によく使う経年変化という言葉をを、〈BEAMS PLUS〉では『変進開花』と手にした最初の頃より更に魅力的なったという意味合いを強く込めてスタッフの中で呼んでいる造語なんです。
ということで、 SPRING & SUMMERの〈BEAMS PLUS〉はインディゴから『永年着られる飽きのこない本物の男服』『次世代へ続くカジュアルウェアのオーセンティックを追求』を楽しんでいきたいですね〜。
Mimoto