器用さを兼ね備えた貴方

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先週は最終節、アウェイ鹿島。参戦出来ず、DAZNでの後追い観戦の為、画像なし。相手は優勝がかかる一戦に、選手の気迫、球際、全てにおいて圧倒され、いいとこナシ…終了間際、ツノからのあまじゅん、技あり意地の一発も完敗…松村、関富と、今後のチームを担っていくであろう若手選手の経験が来シーズンに繋がる事を信じ、チームの成熟を願いたいと思います!

さぁ、今週のご報告で今シーズンはラスト。お付き合いくださりありがとうございました!

では、今週はこちら。


BEAMS PLUS Crew Aran 5G
カラー:WHITE,BLACK,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200-(税込)
商品番号:38-15-0241-156


WHITE

NAVY

BLACK

漁師のワークウェア。命を守る為のフィッシャーマンズセーターが表現された、今モデルは最早お馴染み。

手編みが基本のそのセーター、脱脂していない糸が水を弾く。保温性も求められた当時は、糸が太くタフさも必要であった。万が一の際、漁師の使用する網等がデザインとされた編み柄が、どこの家かを示す家紋や、その人を表していたようです。

いつからだろう。正統派なワークウェアが、アイビー、トラッドに昇華されていく。身に纏うだけで、何だか行儀の良いサマになるから何とも羨ましい限り。

みんな大好き、あのシガーを咥えた名俳優をイメージすると思うが、私は『ある愛の詩』のあの人が。アイビーのキャンパスライフは、やはり品の良いこなしが、目に飛び込んでくる。スクリーンが与える影響をしみじみ感じる訳です。

こちらは、そんなセーターが現代における着用し易くアップデートしているのです。


編み柄がしっかりと手編みかと思う程、立体的に表現されているに驚き。と言う事は、ある程度糸の量も使い、編み目が細かくなるように密度を詰めて編み込んでいるハズ。

イメージしながら手に取ってみるとまぁ軽い。立体的な表現を実現しながらも、詰まった感じは無く、肌触りも柔らかい。ガシっとした生地感はそれでいていいのだろうけど、着心地を左右する重みやタッチ感が個人的に気になってくるのは年齢のせいなのか…

原料はメリノウールを使用。日本の名産地で紡績された5ゲージの糸で編み立てられている。弾力性に富み、ふっくらとした膨らみ、柔らかい肌当たりは、見た目の重厚感を超えてくる。


首の詰まり具合にグッとくる


袖口は折り返しの仕様で見た目の重厚感は勿論のこと、風の侵入も許さない気概

首回り、袖、裾のリブパートは、脱ぎ着の負担を軽減すべく、ナイロンとストレッチ感を持たしたスパンデックス、ウール混紡糸を使用し、当時には無かった嬉しい伸び対策もしっかりと配慮。



ラグランに作られアクティブなムードを加え、編み柄の切り替えを楽しめる。今シーズンは、鉄板色の取り揃え。

編み機で編み立てられていながらも、パーツ毎の縫製や仕上げ、風合い出しの調整と、工場での生産工程は、人の手が入らないと出来上がらない。手編みの良さはあるけれども、その概念は私の中では、覆されている今日この頃です。

貴方のこなしは男らしく正統派?はたまた、真面目な装い?どちらのこなしも楽しめる。是非お試しくださいますと嬉しいです。YAMA