こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

All Night BEAMS PLUS 月曜日を担当しますバイヤーのサミュエル金子です。
最初にご紹介させていただくのは、<ウィリス アンド ガイガー>の別注第二弾です。
昨年リリースしました、『ブッシュジャケット』は予想を大きく上回る反響で、多くのお客様にご購入いただきました。
誠にありがとうございます。
別注第二弾は、アーネスト・ヘミングウェイをテーマに服作りを続ける<モヒート>とのトリプルネームでリリースします。

<モヒート>山下氏に「ヘミングウェイが<ウィリス アンド ガイガー>にオーダーしたら…」というテーマを投げ、ジャケットとパンツをデザインしていただきました。
素材は、オリジナルでブッシュポプリン生地を製作。
縫製は、もちろん『MADE IN U.S.A』です。

MOJITO × Willis&Geiger × BEAMS PLUS Bush Jacket
カラー:カーキ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥55,000+税
商品番号:11-16-1645-697
MOJITO × Willis&Geiger × BEAMS PLUS Bush Trousers
カラー:カーキ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥33,000+税
商品番号:11-24-2766-697
今回のブログでは、<モヒート>山下氏の生の声をお届けできればと思い、ゲスト出演していただきました。

金子 「<ウィリス アンド ガイガー>は山下さんにとってどんなブランドですか?また日本で販売していた当時のお話も聞かせて下さい。」
山下氏「<ウィリス アンド ガイガー>は憧れの『MADE IN U.S.A』ブランドのひとつでしたねー。原宿のお店で働いていた20代のころは、お店での取り扱いもありましたが高くて買えませんでした。正確には他に買いたい服や靴が沢山あり過ぎて<ウィリス アンド ガイガー>は、まだ着こなせないし、いま買わなくてもいいや・・・。って思っていました。僕は今年で52歳です。<ウィリス アンド ガイガー>を知るギリギリの世代だと思います。普通に着こなしていたのは、僕らより少し年上の服屋で働く先輩たちでした。当時お店で販売をしていると、若いお客様が<ウィリス アンド ガイガー>のアイテムを買っていかれることもごくたまにありましたが、ほとんどは30代からいまの僕くらいのお客様だったように憶えています。」
金子 「山下さんの中でも憧れのブランドのひとつだったのですねー。今回ビームス プラスから別注の依頼をさせていただいた時はどんな心境でしたか?」
山下氏「いや~、めちゃめちゃ嬉しかったですよ!逆に、他の誰かだったらイライラしたでしょうね(笑)。」
金子 「ヘミングウェイは<ウィリス アンド ガイガー>を着ていたことは私も知っていてトリプルコラボレーションを考えたときにすぐに思い浮かんだのは<モヒート>でした。他の誰かじゃなくて良かったです。(笑)ヘミングウェイと<ウィリス アンド ガイガー>の関係性はどうお考えですか?」
山下氏「それは光栄です!ありがとうございます。ヘミングウェイが1930年代初頭にアフリカへ渡る前に立ち寄ったニューヨークの高級アウトドアスポーツ用品店『アバクロンビーアンドフィッチ』で購入をしたブッシュポプリンのサファリジャケットの製造を請け負っていたのが<ウィリス アンド ガイガー>社でした。時を経てヘミングウェイの名前を冠にしたアイテムが<ウィリス アンド ガイガー>社よりリリースされることになります。」
金子 「やはりそうなのですね。山下さんはヘミングウェイの写真を数多く見られていますが、当時それを着ている写真はご存知ですか?」
山下氏「4番目の妻メアリーと一緒にアフリカで撮られた写真です。この写真が<ウィリス アンド ガイガー>社製だと断定はできませんが、恐らくそうだと思います。」


金子 「この写真まさに映画『モガンボ』の世界観ですね!今回『ヘミングウェイがウィリス アンド ガイガーにオーダーしたら…』というストーリーから、別注をデザインする上でのデザインポイントを教えて下さい。」
山下氏「ヘミングウェイは、鉛筆数本、ノート、ウサギの足(お守り)、玉ねぎ(好物)、スキットル(携帯用の酒瓶)などを常に携帯していたと語り継がれているので、それらを全部収納できるよう、前身頃に4つ、背中に2つ、左腕に1つ合計7個のポケットをつけました。また開襟シャツを好んで着ていましたので、ジャケットの衿をなくし全体的なプロポーションはシューティングジャケットを彷彿とさせる雰囲気でまとめています。ジャケットもパンツもポケットのフラップのデザインは<ウィリス アンド ガイガー>のオリジナルを踏襲しました。」



金子 「私も襟を無くしてシューティングジャケットを彷彿させるこのプロポーションが良いと思います。ネック周りのコーディネートの幅が広がりますし、少し脱力感ある感じで着れるところも良いですね。ポケットには何を入れるか考えますね。(笑)ブッシュポプリン生地をオリジナルで製作しましたが、この素材、カラーを選んだ理由を教えて下さい。」
山下氏「素材に関してはブッシュポプリン以外の選択肢はありませんでした。カラーは僕が持っている<ウィリス アンド ガイガー>の現物を忠実に再現しています。」

金子 「<ウィリス アンド ガイガー>といえばブッシュポプリンですよね。カラーもブランドの品の良さが感じられ、<モヒート>のアダルトな印象の洋服にも馴染むと思います。アメリカ製で製作しましたが、山下さんの中でのアメリカ製の魅力を教えて下さい。」
山下氏「たまに自分が持っているアメリカ製の服を眺めていると、『ちょっとヘン』な服だと思うことがよくあります。それは僕が好きな、アメリカで大量生産された服には、合理性を求めた結果として生み出されたデザインやディテールが同居しているからでしょうね。決して見た目のバランスや美しさだけを追究したものではなく。でもこの『ちょっとヘン』を真似ようとすると『かなりヘン』になってしまいます。テクニックだけでは絶対に真似ができないところが、アメリカ製の服がもつ最大の魅力かも知れませんね。」
金子 「たしかにそうですね、合理的なデザインはそれで完成されており、真似したところでそれはアメリカ製の本質を否定しているようなものですね。山下さんがお持ちのアメリカ製の服で『ちょっとヘン』な服話教えて下さい。」
山下氏「例えば、シャンブレーやネルシャツの左右不対象のポケットや被るには小さすぎるスウェツトシャツのフードや長すぎる袖口のリブ、モノを入れると取り出しにくい5ポケットにつくコインポケットなど・・・。ただ先程もお話したように、今もこれらのディテールに魅かれ続けていることは間違いありません。」
金子 「山下さん、おすすめのコーディネートを教えて下さい!」
山下氏「今回はジャケットとパンツの2型がリリースされますが、ぜひセットアップで着て頂きたいです。ジャケットは<モヒート>のアブサンシャツとのバランスを考えたスペックにしており、同時にリリースするパンツ(ブッシュポプリンを使用したガルフストリームパンツ)との相性も抜群です。足元はヘミングウェイのスタイルを真似てローファーを合わせても面白いバランスだと思います。」
金子 「アブサンシャツとのコーディネートはVゾーンのバランス、また丈は裾からシャツがのぞく感じが絶妙です。ローファーを合わせたヘミングウェイスタイルは今度私もトライしてみます。」

金子 「最後に、<モヒート>は今年でブランド設立10周年。おめでとうございます。今後更なる挑戦や、お取組みしたいブランドなどがありましたら教えて下さい。」
山下氏「僕自身大好きで何足も履いてきましたが、ヘミングウェイが1941年に履いていた『ジャックパーセル』にとても興味があります。何度かマイナーチェンジやバリエーションが増えたりしたスニーカーで、この当時の現物をみたことも履いたこともないので、自身の物欲も兼ねて(笑)。」
金子 「私も現物を見てみたいです。ヘミングウェイが1941年に履いていた『ジャックパーセル』そんなストーリーもいいですね。是非これからもお客様に喜んでもらえる洋服を一緒に考えさせていただければと思います。出演ありがとうございました。」
ブログを最後までご覧いただきありがとうございました。
アーネスト・ヘミングウェイ、アメリカ製、ブッシュジャケットetc. ...男心をくすぐる今回の別注はいかがでしょうか?
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明日のAll Night BEAMS PLUSも乞うご期待
サミュエル金子