
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。
山田(兄)です。
早、12月。冬。今年の上着はもうお決まりになりましたでしょうか。
BEAMS PLUS の提案するアウターは沢山あります。
今日は毎年ご提案させていただいている、ヘビーデューティーの代名詞のこちらを。

今更な声は聞き流します笑
アウトドアカテゴリーを提案するにあたり、私達のStyleには無くてはならない物の一つでしょうか。
いや、こんな重いウールのアウターは現代では必要なし?
いや、そこには、由緒正しい一貫したものつくりを続けるアメリカ製。
最早、アメリカ製であるが故の浪漫に尽きるであろう。
ブランドを象徴するクルーザージャケットは大まかなデザイン変更は無く、100年を超える伝統的デザイン。
多機能な、ポケットワークは、最早ラゲッジウェア。
普遍的なデザインが、正に完成されたジャケットで、創業者の遺したコトバ、
”MIGHT AS WELL HAVE THE BEST”
に相応しい。
さらには、
“Mackinaw wool”
24オンスの、未脱脂、ヴァージンウール。
未脱脂であるが故の自然な撥水性と、濡れた時でも保温力の低下を防いでくれる。
厚みあるガシッとしたウールは、風も防いでくれて、これは、着た方にしか分からないかもしれませんが、意外にも暖かい。
同じような機能素材を駆使したハイテクなギアは沢山、世に出回ってるかと思います。
天然素材だとそうはいかないでしょうか。
何より重みある重厚感あるアウターは、耐久性がありタフでワイルドな印象を演出するにはうってつけ。
私は、バイヤーのサミュエル金子と違い、そんなヘビーデューティーなライフスタイルは兼ね備えていませんが、冬になると手に取ってしまう。
それには、 ”ヘビーデューティーアイビー” が頭をよぎってしまうからでしょうか。
私より上の世代の方々には最早お馴染みなフレーズ。
私のモノ選びやStyleはどこかアイビーテイストな目線が根底にあったりします。意外かもしれませんが笑
だから自然な流れなのでしょう。
丁度、スタッフ藤井が ’らしい’ スタイリングをしていたのでパチリ。
私はBEAMS PLUS が提案するスタイルに、如何に私らしいニュアンスを足し着方を楽しむか。をいつも考えてスタイリングしています。
森のユニフォームらしく着飾るべきなんだろうけど、細身の私には中々敬遠してしまう。
この、ヘビーな素材で、武骨さを演出したい自分がいながらも、ハードに見せない工夫。所謂、コスプレではない、楽しみ方をお伝え出来れば〜なんて偉そうな事を言ってますが気になさらず。
今、店頭ではこちらの無地バリエーションもご覧いただけます。
‘こなし’ の幅が広がりそう。
勿論、マッキーノベストもラインナップしています。
ユーティリティなポケットワークは健在。

ご覧の通りですが、最近ハマっている ”こなし方”

チェックonチェック。
そう、これは、あるお客様と話している時に凄く凄くいいなぁと思って。
存分に12月感を楽しみたい。
いつまでも定番のアイテムも、着方次第で新鮮に。
いつまでもあるといいな、アメリカ製…。
YAMA