唯一無二。

深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。

今日は、もう既に15日からスタートしています、こちらのイベントの事を。


2年前のイベントを記憶されている方もいらっしゃるかと思います。その時は嬉しい事に大盛況、完売でした。別注bagは瞬く間に店頭から姿を消してしまい、BEAMS PLUS をご愛顧されている方々には十分なご案内が出来なかった事を悔やんでいました。私達の幾度となる無茶なお願いを聞いていただき、今回はオーダーフェアというかたちにて開催が叶いました。前回は見る事さえ叶わなかった状況ではありましたので、しっかりご覧いただきご検討いただければ有難いです。

まずは、今更ながらですが、<LEATHER & SILVER MOTO(レザーアンドシルバー モト)>について。ブランド自体は、ご存知の通りかと思います。レザーアーティストである本池秀夫を父に持ち、本池兄弟を主軸としたブランド。伝統的なクラフトワークと革新的なアートワークとの融合をコンセプトにモノつくりをされています。

そんなMOTOも創業50周年。来たる今年の春には、本池美術館がオープンされます。

楽しみ過ぎる。早く気軽に旅行出来る日々が来るのを祈るばかりです。


気を取り直して、今回ご用意したレザーの事を。

先ずはこちらから。


<Horse Front Leather>


MOTO 別注 ホースフロントレザー キャリーオール large
カラー:BROWN,BLACK
価格:¥55,000+税
商品番号:11-62-0481-966

MOTO 別注 ホースフロントレザー キャリーオール small
カラー:BROWN,BLACK
価格:¥45,000+税
商品番号:11-62-0482-966

こちらは、歴史あるタンナーがひしめく地域、姫路のタンナーのひとつ。

ジャパンホースと名付けたレザーは、オイルドクラスト。言わば、素上げ(クラスト)の状態で、鞣しの段階では余計な手を加えないすっぴん状態。何となく透明感のあるツヤがいい。それがグッと上品さを引き立てる。エイジングは言わずもがな。楽しめる事は間違い無しか…軽さもひとつの魅力ではないでしょうか。そんな仕上げに対する拘りが存分に発揮されたブランドらしい仕上がりになっているかと思います。

色は2色。


個人的推しはブラック。

芯通しの黒なので、色が変わっていくと言うよりはツヤ感が増すような経年変化を期待出来る。

レザーのツヤ感が相まっていつものスタイリングが新鮮かつ上品にしてくれそう。


続きまして、こちら。


<Horse Butt Leather>


MOTO 別注 ホースバットレザー キャリーオール large
カラー:BROWN
価格:¥78,000+税
商品番号:11-62-0483-966

MOTO 別注 ホースバットレザー キャリーオール small
カラー:BROWN
価格:¥68,000+税
商品番号:11-62-0484-966

こちらは、イタリアンホース。ホースバットとは所謂、馬の腰からお尻にかけての革。しっかりと動かす部位ならではのムラのある表情が独特。繊維がしっかりと詰まったタフさを感じる重厚感がありながら触った感じのしなやかさは、写真とコトバでは中々お伝えが難しい…。

MOTORATORYの別注、L字ジップウォレット、ポケットウォレットで使用させていただいている革と同じ革になっています。詳しくはこちらを。


勿論スエードのご用意もしていますのであしからず。


<Horse Butt Suede Leather>


MOTO 別注 ホースバットスエードレザー キャリーオール large
カラー:BROWN
価格:¥68,000+税
商品番号:11-62-0485-966

MOTO 別注 ホースバットスエードレザー キャリーオール small
カラー:BROWN
価格:¥58,000+税
商品番号:11-62-0486-966

革のオモテである銀面を削いだ面を起毛させた、スエードの中では抜群な毛足の滑らかさ。上品かつ暖かみある表情が魅力的。


私達、BEAMS PLUS の足下の定番、モカシンとのコーディネーションもばっちり。


佐藤も同じ事を、考えていたようで…パチリと。


最後にこちら。



<Patchwork Brown Horse Front Leather>


はい、スペシャル仕様です。

ホースフロントのパッチワーク。ここんちの十八番と言っても過言ではないスペシャルメイク。何とレザーパーツはMOTO史上最も多く、それを職人さんが一つ一つミシンで手作業で繋いでいく。300枚を超えるパーツの繋ぎ合わせ。何ともまぁ、時間のかかる縫製には気が遠くなりそうな…一旦、生地のようにシート上に作る作業自体に1ヶ月半程の時間を要するみたいです。レザーパーツは同じ素材でも、使う場所によって一つ一つ表情が違う為、使い込んだ表情も濃淡が出来、唯一無二。いつもだと、一つ二つしか並ばないスペシャルな逸品も、今回は数量限定となりますが受注生産を承ります。


今回のこのスペシャルメイク。何と何と本池秀夫氏が手掛けてくれたようです。と言いますか、シート上にしたレザーパッチワークの生地をbagに出来る職人さんが唯一…。本池秀夫氏にしかカタチに出来ないスペシャルもスペシャルな内容となりました。氏本人の判断により、ハンドル部分のリベットとエンジニアブーツから着想を得たショルダーストラップのバックルMOTOオリジナルパーツ。全て925シルバーを使用したエクスクルーシブな仕様に。更に通常のストラップとは違い、外付けのオールレザー仕様に変更。ハンドル部分とストラップレザーは強度も考慮しイタリアンカウレザーを使用。ハンドル部分のパーツの縫製はミシンだと、パッチワークの縫製糸を切ってしまうそうで、手縫いではないと実現しない作りに。氏の技術が凝縮された仕様に感動。

色はブラウンのみ。ラージのみですがパッチワークの構造上、若干型が通常に比べ、正方形型になっており、仕様が異なります。

誠に勝手ながら店舗限定とさせていただいておりますのでご了承ください。※数量限定の為、上限に達しましたら受注終了となります。


今更ながらアウトドア感のある別注デザインは最早お馴染みかと思いますので割愛。

前回と何が違うの?レザーだけ?と言う声が聞こえてきそうですが、勿論アップデートは施していますよ。ご安心を。




今回はモノを入れていない時もしっかりと自立し、出し入れし易いようにと、取り外し可能な底材をご用意。しかもレザーで(アソートです)。まぁ贅沢。背負った時のクタッとした身体に沿うドレープも良いんですが、実用性を考えると出し入れし易くなり、しっかりかたちをキープしてくれる。パソコンや重いモノを入れるにはばっちり。荷物の量によって底材あり、なしを使い分けてもいいかもしれませんね。ショルダーストラップ仕様は健在。スタイリングのアクセントからワンショルダーとしても使い勝手抜群。


さて、ダラダラと書き連ねましたが、今回のイベントにあたり、店内ではいくつかレザージャケットやブーツ、グローブや財布といった革小物までご用意しています。






MOTOの世界観を存分に楽しんでいただけるイベントとなっています。お店では感染防止策を強化しての営業になりますので何卒ご理解の上、お越しくださいませ。

お待ちとしております。


YAMA