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ADVENTUREな始まり始まり@ビームス プラス 原宿

こんにちは、Mimotoです。




先週お知らせさせて頂きましたビームス プラス 原宿で開催されている〈FILSON〉のイベントですが、お陰様で好評いただいております。〈BEAMS PLUS〉でも久々に重厚感しか感じさせないタフな雰囲気満載のイベントですが、やはりお好きな方が多いみたいでスタッフも皆んな喜んでおります。

ありがとうございます。

ちなみに、コロナ禍以前にバイヤー サミュエル金子がニューヨーク出張に行った際にちょうどオープンして間もない〈FILSON〉の新しい旗艦店の店内画像があるのでちょっとだけお見せすると。。。







広い空間且つ、天井も高い木造の内装はまるでタフなアウトドアフィールドで生き抜くために作られた秘密基地。

床から天井まで隙間なく、所狭しと並ばられた『Might as well have the Best』な品々やそれらに纏わる様々な実際に使い込まれた道具や装飾品たち。巨大な鋸は日本では到底考えられないスケールの大きい仕様で、その道具からしてアメリカの広大な自然を感じ取ることが出来ます。商品を綺麗に陳列するだけではなく、建物、内装、そして様々な装飾品も全てから彼らの製品同様にブランドとしてのアイデンティティ・プライドが伝わってきます。結果として、彼らがその提案してくれる魅力的な製品一つひとつに関わってくる物語が頭の中に情景として思い浮かべることができます。

『なんでオイルがたっぷりと染み込んだ生地じゃないとダメなんだろう??』

『なんでこのウールのジャケットは肩のところが二重になっているんだろう??』

『いくつものポケットはどうやって使いこなすのだろう??』

日常としてファッションとして楽しむには知らなくても良いのですが、知ってしまうと。。。その非日常な素材使い、色、型、ましてや不便にも感じてしまう?!様々なディテールも、ファションとして取り入れる時のギャップが凄く楽しかったりしますよね。意外性という楽しみ方なんでしょうか。

ちなみにこちらの画像は〈FILSON〉のInstagramのフィード画像ですが、あくまでファッションとしてではなくフィールドギア、フィールドウェアとしての世界観を存分に表現しています。市場において彼らのアイデンティティ、世界観が全くブレて見えないところが個人的に魅力的に感じるところです。こういったところが100年以上にも渡ってアメリカでビジネスを続けられる理由なのでしょうか??

〈BEAMS PLUS〉でも長らく〈FILSON〉を提案させて頂いています。もちろんトレンドの影響を受けることはもちろんありますが、2、3年前から徐々に盛り上がりに熱を帯びているような状況になっています。昨年の〈SMOKEY BEAR〉もリリース後にはあっという間に商品がなくなっていった事は、ビームス プラス 原宿スタッフの間では記憶に新しいところです。

さすがに本店の雰囲気までには到底及びませんが、ビームス プラス 原宿の中ではその雰囲気が少しでも伝わっていれば嬉しいですね。

先週のブログでも少し触れましたが、〈BEAMS PLUS〉の役割はそのモノやブランドに纏わる意味や世界観を正しく理解しみなさまにお届けすること、〈BEAMS PLUS〉としての楽しみ方を提案させていただく事。商品の陳列も可能な限りそんな事が出来ればなんて考えています。

おかげさまで、今の店内は商品もいくつか旅立ってスッキリしてしまっているかもですが。ともあれ本日が最終日になります、みなさま宜しくお願いします。そして、イベントの最終日とともにこちらはいよいよスタートします。



〈BEAMS PLUS〉2021AUTUMN &WINTERスタートディスプレイをちょっとだけ。ヒントは『ADVENTURE』というフレーズ。。。オンラインショップのアイテムをチェックしている方ならピンとくる?!でしょうかw

とにかく今のビームス プラス 原宿はこれまでにない感じでタフなムードの雰囲気ですよ。来週からはこちらをご紹介していきたいと思います。




Mimoto