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チェック神本の要チェック PART 117


[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス 辻堂(サザン)のチェック神本です。


残暑がまだまだ厳しい一方で、朝晩は少しずつ秋の気配を感じる季節になってきました。


こういう時期になると、夏の軽やかなシャツから少しきちんと感のある一着へ移行したくなるのですが、ただ「秋物に切り替える」のではなく、季節をまたいで長く着用できる洋服が欲しくなりますよね。


今回ご紹介するのは、そんな気持ちにしっかり応えてくれる一着です。

それでは今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!



ENGINEERED GARMENTS 19 Century BD Shirt - Stripe Cotton Broadcloth
カラー:White Brown
サイズ:XS S M L
価格:¥49,500(税込)
商品番号:38-11-2147-334


ENGINEERED GARMENTSを代表する定番中の定番、「19 Century BD Shirt」

ブラック×ブラウンストライプ柄のクラシックでドレスシャツのような面持ちかつ生地もコットンブロード生地を採用しており、ど直球なドレスシャツな印象を受けてびびっと来ました。


多彩なカラーリングやポケットディテールで目を惹くアイテムが多い印象のあるエンジニアードガーメンツ、クラシックなアイテムの中に一癖・二癖もある「こだわり」とブランドにしか表現できない秀逸さが私個人的な印象です。

こちらの商品名にも入っている「19 Century」は、このシャツのルーツに関わるエピソードがあるようです。




前デザイナーの鈴木大器さんが、ヴィンテージやアンティークシャツを扱うディーラーの友人から贈られた、1890年代頃の本物のドレスシャツがきっかけ。

当時のシャツはバンドカラーで、襟が取り外し可能な仕様だったそうで、そこから「19 Century」という名前が付けられています。


現代のボタンダウンシャツとして再構築されつつも、当時の工夫や制約を丁寧に汲み取っている点が、ENGINEERED GARMENTSらしい「こだわり」です。


ボタンダウンシャツといえば、BEAMS PLUSの名定番アイテムを想像してくださる方も多いのではないでしょうか?

インスピレーションを受けている「シャツの形」に違いがある為、襟型は同じボタンダウンではありますが、各所のディテールに違いがあります。


私が気づいた違いは3点で、「襟の高さ・胸ポケットの大きさ・袖部分のアクションプリーツの有無」であります。




前述したドレスシャツとしての雰囲気を感じた理由のひとつでもありますが、剣先は約8cm、BEAMS PLUS の定番のBD Shirt は約6.5cm。


BEAMS PLUSはカジュアルからタイドアップまで着用できるように、ややカジュアルに振った印象が強い為、一般的なドレスシャツのような剣先の長さを採用していないと私は思っており、剣先が長く襟が高い方がネクタイをした際に収まりがよく結びやすいメリットがあります。




実際にネクタイを結んでみるとこのような見え方になります。

大剣幅7cmに設定された、ノットを小さく見せられるBEAMS PLUSのネクタイとの相性が抜群◯◯。




ポケットの大きさは横幅は約12cmとBEAMS PLUSが約11.5cmとあまり変わらないものの、ポケットの縦よりも横が長く取られているのがEG、横よりも縦が長く取られているのがBEAMS PLUS。

優越は特にありませんが、ペンを刺す際の使いやすさに若干差が出るかと。


最後に袖部分のアクションプリーツ、ギャザーと呼ぶのが一般的でしょうか。




言わずと知れた、元祖ボタンダウンシャツブランドに踏襲されているディテール。(因みにBEAMSが提携している修理工房様でこのディテールが入れられるので気になる方は是非。)

BEAMS PLUSのBD シャツと共通している脇下の縫製方法、シングルニードル縫製は、見た目の綺麗さと耐久性を両立させるための重要なポイント。




表側に一本、裏側に二本のステッチが走ることで縫い目が綺麗に収まり、洗いを重ねても形が崩れにくい。

また、19世紀当時の生地幅が今より狭かったことを再現した袖付けの工夫や、ガゼットによる補強も、ただの装飾ではなく「当時の作り手が直面した問題を解決するための痕跡」として残されています。


made in Americaのイメージと相反する「丁寧に作られた服を着ている」という満足感が増すシャツだと思います。



高番手の糸を使った滑らかでやや光沢のある表情が特徴で、皆様ご存知の通りに洗いをかけているため、新品でありながら適度な柔らかさと独特のシワ感・表情が出ています。

ハリとコシのバランスが良く、シワになりにくく、着心地も軽い。

フィッティングはリラックス気味で着丈が長め。



タックインすると裾のラウンドが綺麗に収まり、出して着てもサイドスリットのおかげで動きやすく、レイヤードもしやすい。

ENGINEERED GARMENTSが得意とする「逆レイヤード」(短いアウターの下からシャツを覗かせる着方)にも非常に相性が良いシルエットです。

ディテールを深掘りすればするほど面白いのに、着こなし自体は日常に溶け込む。

この「深く語れるのに日常使いできる」バランスが、ENGINEERED GARMENTSの魅力であり、BEAMS PLUSが大切にしている世界観とも通じる部分があるように感じています。


写真では伝わりにくい縫い目の綺麗さや、生地の光沢・手触り、着たときのバランスは、ぜひ店頭で実際に手に取って確かめていただきたいポイントです。

長く着られる一着を探している方、クラシックなディテールに興味がある方には、特に刺さるシャツだと思います。


それではまた来週、、、


チェック神本

チェック神本の要チェック PART 116


[チェック神本のAll Night BEAMS PLUS]




皆様こんばんは、いつもBEAMS PLUSのレーベルブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

ビームス 辻堂(サザン)のチェック神本です。


先日、お盆休みをいただき毎年恒例となっている私の数少ない友人(笑)と秋田・山形県へと旅行に行ってまいりました。

年齢を重ねるにつれてアクティブさが無くなり始め、どこに行くか?となった時に自然を感じたいという話になり都会の雑踏(笑)を感じずに涼しい場所がいいよねと選ばれたのが東北地方になったというわけです。






こちらは田沢湖と入道崎、最高気温が30度近くでこの時期でもかなり過ごしやすく天候にも恵まれて大自然を抜群に感じることができてリフレッシュすることができました!!

あきたこまちとつや姫、めちゃくちゃ美味しかったなあ。


まだまだ暑い日は続きますが、ファッション感度が高い皆様は秋冬シーズンの準備を始める方もいらっしゃるのではでしょうか、ということで今回ご紹介させていただくアイテムはこちら!!




ENGINEERED GARMENTS WORK SHIRT - COTTON HEAVY TWILL PLAID
カラー:オリーブ/ブラウン
サイズ:XS S M L
価格:¥47,300(税込)
商品番号:38-11-2148-334

BEAMS PLUSで取り扱いのある仕入れブランドの中でもシーズンの立ち上がりが早い印象のある「ENGINEERED GARMENTS」 26FWのシーズンルックも発表されておりブラウンとカモ柄が目を惹きレオパード柄のジャケットが気になる、かなり。




今回ご紹介させていただくアイテムは、私の体感では毎シーズン取り扱いがありブランドとしても定番で人気のある「WORK SHIRT」 クラシックなタータンチェック柄を彷彿とさせるわたくし好みであることは言わずもがな。




これは私の体感になってしまいますが、このワークシャツ型 いわゆるガチャポケがトレードマークであるこちらは頻繁に「タータンチェック」が落とし込まれている印象があります。

ディテールについては後ほどご紹介いたしますが、このワークシャツという形に対してあえてチェック柄を落とし込むことで土臭さを兼ね備えつつもラギットすぎないモダンな印象にしてファッションとして落とし込みやすくしているのではないか、と感じました。




綾目がしっかりと目視できる打ち込みの強い「ヘビーツイル生地」 使用されているコットンは起毛感が少なく比較的早い時期から着用可能で寒さが本番になればインナーとして重ね着しても干渉しづらそうな扱いやすい厚みで重宝しそうです。




ヴィンテージをはじめとして、BEAMS PLUSのワークシャツでも同様のディテールである山形ポケットと左右非対称の胸ポケット構成のガチャポケが踏襲されております。

右側にはペン刺し・左側には通称山ポケ、作業効率をあげるために手袋などをした状態でも開閉がしやすいように設計された合理的なディテール。


ポケット上部が完全に蓋の出来るフラップポケットが採用されているガチャポケもよく目にしますが、そちらはタバコが湿気ないようにとされていています。




袖口には「ストームカフス」というほとんどのシャツに当たり前のようにある「開き」を省いた特徴的な袖口の仕様。

ワークシャツの袖口仕様いうと、「イッテコイ仕様」を私はイメージしますがそれよりも一角簡素化された大量生産を感じさせるディテールであります。


このストームカフスとは、機械作業中の巻き込みや引っかかりを防ぐ目的で開発され作業時の安全性を高めると同時に、現場のニーズに応じた合理的な仕様として生まれたとのこと。

縦方向にステッチを走らせる必要がなく、耐久性の担保から2本横方向にステッチが入っておりますがかなり作業効率が高そうな仕様であると私は感じました。




裾部分はマチ付きとカラカン仕上げ、前身頃と後身頃の境目が引き裂けないようにする為と言われているマチ付きとこれまた大量生産と作業効率をあげるための糸を連続して空縫いとして糸を絡ませることでほつれ防止のワークシャツといえばの仕様です。

ワークシャツらしい無骨でラギットなディテールと雰囲気を感じさせつつ、ファッションとして着用しやすいチャック柄の組み合わせ方が秀逸なこちら、秋冬シーズンの買い始めに如何でしょうか。


それではまた来週、、、


久しぶりのチェック神本でした。