ノンパレイルはブラウスだけにあらず…


深夜1時。


“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”


兄弟、隔週でお届け。


こんばんは。

山田(兄)です。


本日は、BEAMS PLUS (ビームス プラス)には欠かせない、存在感たっぷりなこちらを。




このblogをご覧になっていただいてる方には

最早、聞き飽きたフレーズかもしれません。


  “ノンパレイル”  


この言葉は、お馴染み?ベーシック?(ビームス プラスの中だけかもしれません…すみません)になりつつある事に、驚きを隠せません…幾度となくご紹介してきた甲斐があります。

今日も、お付き合いくださいませ笑。


では、早速。





WAREHOUSE ノンパレイルブラウス
カラー:Indigo
サイズ:36,38,40,42
価格:¥33,500+税
商品番号:11-18-4735-386

そもそも、ノンパレイルとは。


アメリカは西海岸。最も古いと言われている、ドライグッズカンパニーのプライベートブランド、ノンパレイル(無比のもの、逸品の意味)からきています。

ブランドの創業も1850年代。1860年代には既にデニムのワークウェアを製造していたと言われています。あの、岩倉具視の使節団も視察したと史実が残っているようです。


今回、再入荷してまいりました、こちらはジャケットとは呼ばず、ブラウスと呼ばれていた時代の、まさに装飾と機能性を兼ね備えたデニムブラウスです。

ブラウスと呼ぶからには、古い。

その響きだけで何だかグッときてしまうのは、見た目(ぱっと見、G-ジャン)との天邪鬼感だろう。





エレガントな雰囲気を演出した独特な襟やポケットデザイン、随所に用いた本縫いや細かい運針の縫製仕様は、まさに仕立ての時代感の残る佇まい。高級シャツとでも言いましょうか。

ワークウェアを彷彿させながらの、このギャップ感が、私にとってのポイントなんです。



さらに魅力的な私的ポイントとしては、ボディに対して、ほぼ垂直に袖付けされたパターン。

一般的に、某デニムブランドは、だいたい経糸7番×緯糸7番と同じ番手を使用しデニムを織ってる場合が、ほとんどのようです。

こちらは、経糸7番×緯糸10番で織り上げられており、それには生地のコシに違いが出てきます。


何が言いたいかと言いますと…






肩幅は、広くなっておりドロップするパターン。生地が柔らかい故に、自然なドレープを表現出来ると言う事。

今の時代感にも馴染むスタイルなのではないでしょうか。

同じ番手だと、その自然な生地の落ち感は表現出来ず、単純にその広い肩幅が、サイズ大きめを着用している印象になってしまい、オーバースペックになってしまうようだ。


19世紀初頭のデニムは、緯糸に細番手を使われているものが多いのも納得。まだプリーテッドフロントブラウスというシャツの概念が強かったんだろう。

やはり、グッとくるには理由がありますね。


  “ブラウス”  ばかりに目が行きがちなんですが、こちらもご紹介させてください。


  “ウエストオーバーオール”  




WAREHOUSEノンパレイルウエストオーバーオール
カラー:Indigo
サイズ:30,32,34,36
価格:¥24,500+税
商品番号:11-21-0937-386

今回、久し振りの再入荷が叶いました。





華やかさのあるヒップのポケットデザインは

健在。コインポケットや装飾のステッチは、存在感抜群。


アールがかった角度で配されたポケット故に誂えられたコットンスレキは、仕立ての匂いを感じられる。

インシーム、後ろ側の縫い合わせ部分以外は全て本縫いで仕上げた縫製仕様は、当時のミシンが発達していない時代ならではで、強度を持たす事が出来た縫製仕様の名残り。




股の前立ては、ワンピース仕様。生地の厚みが出ない為に、生地の重なる部分にミシンの針が入らなかった時代には、スタンダードな仕様だったようです。

細かな運針による縫製も、ブラウス同様、高級シャツと呼ぶに相応しい。




当時は無かったであろうベルトループは、後付け感も演出。現代的なアップデートも施された拘りポイントです。


ここで私から注意喚起。

最近では、あまり見かけなくなった長めのレングスは、久し振りに裾上げする機会があるかもしれません。

裾上げする際は、極力運針を近付けて仕上げてもらうのがおススメです。

工場で直す訳ではございませんので、全く同じ仕様は難しいと思っていただけると幸いです。


私は当時、そんな事は全く気にしていなかったのが悔やまれます。

買い直しをしようかな。


シルエットはやはり、ウエストオーバーオール、股上深めのやや太めストレート。

ワンサイズupでゆったりもおススメです。


最後の拘りポイント。
それはやっぱり、スタイリングです。

ど直球なワークスタイルは、避ける傾向にある私。
セットアップで着るも、所謂なアメリカンカジュアルなスタイルが苦手。










巻き縫いとは違った、控えめとも言えるアタリ感は、ワークウェアと言う武骨ながら洗練された印象を活かし、クリーンなイメージでスタイリングする事が私好み。


例えば、今回のような、4inch幅のボーダーTの配色を活かし、ホワイトバックスと合わせ、アメリカントラディショナルなニュアンスを加えてみたり。


そういう解釈も、洋服を楽しめるポイントかな〜と思っています。


長くなりましたが最後までお付き合い頂きありがとうございます。


これが、投稿される時には、ご案内出来るモノが限られているかもしれませんが、ご了承いただけると幸いです。


是非、自分だけのノンパレイル。

育ててみませんか。


YAMA