
山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
さて、いつものご報告です。

先週は久々の大阪遠征。天皇杯準決勝、対するはガンバ大阪。リーグ戦では、普段ビジターは2階に追いやられる為、今回は1階席での応援が可能と言う事。

流石の専用スタジアム、臨場感と、負けたら終わりの熱量ある一戦を愉しめるとなると、行くしかありませんでした。
内容はと言うと…手痛い延長後半の最後の最後に力尽きる。勝ち切れない試合が続いており、らしい感じの終わり方にガックリしながらも、白熱した試合展開に久し振りに満足ある一戦でした。
中2日の、水曜日は、何て日程を組むんだ?の協会への不満はありながらも、リーグ戦、対する浦和。

15連戦の疲弊は、明らかに見て分かる通り。痛み分けのドローで勝ち点を積み上げる事が出来たが、下位争いは続く。早く残留確定を手にして欲しい所です…
さて、長くなりましたが今週はこちら。


GREY

BROWN

ORANGE

NAVY
クラシカルな見た目のストライプ柄。ここ毎シーズン登場しているレギュラー組。
60年代らしいムードあるカーディガンスタイル。この時代のトレンドの一つだったのでしょうか。あらゆる当時のメーカーから、バリエーション豊富にリリースされている事から、大衆衣料として生活者に愛されたアイテムであったと思う。
若者が最も勢いのあった豊かな時代とされる50年代以降、60年代にかけて、ヨコ使いされた柄アイテムは、若々しい、はたまたワルの印象を嫌っての、ストライプ表現なのかはわからないが、ストライプ柄が馴染んでいたのには違いないハズ…Tルックの提唱で、スッキリとした見え方が好まれていた事も影響しているのでしょうか。オトナ達が普段着として愛用している姿にも納得。なんだか真面目に見えません?笑
なんて勝手に憶測でコーディネートの理由を考えてしまっている。なので、ここは、オトナに、さらっと取り入れるだけで、サマになる事は言わずもがなでしょう。
ただ、当時は、大衆衣料として愛されていたアイテムだっただけに、普段着としてもガシガシ気にせず着れる、リーズナブルで買えるのもキーポイントだったに違いなく、行き届かせる為にウールでないものも沢山出回っていた。と言うか、化繊のものが大半なような気がする。
化繊を取り入れる事での、日常範囲での丈夫さと、扱い易い手軽さもあったのでしょう。
古着市場で手軽に見つかるものは、ガサガサとした肌触りが大半だと思う。良さでもあるかと思うが、もう嫌だと言う方、ご安心を。

GREY

BROWN

ORANGE

NAVY
BEAMS PLUS のこちらは、12ゲージの程良い厚みが心地良い、ボディはウール100%。

リブパートは、ナイロン混紡で、堅牢度を上げ伸び過ぎないよう配慮。
ウール本来の暖かみある風合いと、滑らか過ぎない、硬さのある適度なゴワつきを残しながら、当時のムードを表現している。高級素材のような肌触りを追求していないところも好印象で、あくまでも日常着としての保温性向上と、素朴な風合いのマッチングがちょうど良いバランスに仕上がっているのではないでしょうか。
さらに言えば、クラシックな見た目のハズのカーディガンが、ストライプのピッチや配色生地の表情で、何だか古めいて見えないのも魅力だと考える。

メランジ調な生地の見え方も後押し。
特にパープル使いは新鮮味溢れる配色。また、レジメンタルを彷彿させる配色にはグッとくる。トラッドな装いまで網羅出来る万能性あるアイテムかと思います。是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA