
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
やりました!残留決定!

先週、アウェイ京都は前乗り遠征。雨降り頻る日曜日。ドキドキしながら、一年振りのスタジアムに足を踏み入れる。
相手は負けると優勝争いから脱落。我が推しは、勝利すると自力残留が決まる。

そんなお互いに重要な一戦は、前半から強度の高い球際、今リーグに於いて圧倒的な攻撃力と走力を武器に作り上げてきた相手に引けをとらない。守備の意識も高く、攻守の切り替えも素晴らしく、前半はPK失敗も、セットプレーから先制点が生まれる。後半は、ベテランの交代選手が前節に続き結果を残す。最後は仕上げにアウェイでのゴールを切望していた植中が、相手の隙を見逃さず、スローインからゴールを奪って試合終了。

終了と同時にひざまづくキャプテンの姿が脳裏に残る。キャプテンがいたから我が推しは、乗り越えれた。非常に厳しいシーズンも残り2節。少しでも上の順位を狙って声援を届けたいと思います。
さて、今週はこちら。

BEAMS PLUS Banker Stripe Cardigan
カラー:GREY,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500-(税込)
商品番号:38-15-0274-314

GREY

NAVY
今週15日、16日は何かと騒がしくなっている。そう、新潟はニットの産地として知られる五泉市の”GOSEN KNIT FES”が開催されます。→詳しくはこちら。
ここまでの経緯を伝えるのは、ここでは割愛しますが、何より今回に向けてのトピックとして、店舗スタッフが企画に携わった商品がリリース。
こちらはその一つ(新米バイヤー﨑野と共同で企画)。
V-カーディガン型。
細いストライプがセットされたデザイン。
俗に言う、チョークストライプ。モデル名でもあるように、bankerとは、金融業界で働く人々や重役、経営陣といった所謂エリート。英国由来のその正統派な由緒正しき柄は、好まれていたようだ。ウォール街の最前線をビシッと決めたスーツ姿で闊歩する人々を想像しながら、注目していく。
反面、マフィアのファミリーを筆頭に、強面のギャングが、ビシッと身に纏っている姿も、映画等でイメージが植え付けられている。
実は両者共に、好まれていたような背景をイメージし、トラディショナルなスーツスタイルを尊重しながら、光と影、両面を表現したいなと思い膨らませていった次第。
とくれば、”こなし”をベースとして、取り入れて貰い易い、親近感のある普段着としてカーディガンスタイルに柄を落とし込んだ訳。と言いますか、2人共にカーディガン好きと言う我儘をカタチにしていったのです。
と、先ずは見た目の拘りポイントとして、

ポケットが無い点。柄を活かすべくミニマムに作り上げていく。

Vラインも浅くも深すぎる事もなく、BEAMS PLUS ベーシックなバランスに合わす。
生地は、ウールとアクリル、レーヨン、ナイロンの4者混紡素材。
やや光沢のある糸がチラッと覗き、整った目ヅラが品格を加えていく。

GREY

NAVY

独特なドレープが、相まってエレガントなムードを醸し出していくと同時に、その生地の重厚感が、ダルんとした生地の落ち感で、シルエットを構築していく事で、アクティブな丸みのあるパターンが見えてくる。私はどことなく、そこに悪そうな臭いを感じている訳です。

リブもキュッとブラウジングはたっぷりと

後ろ姿は伝わり易いかも
滑らか過ぎないタッチ感も良し。肌あたり感を追求しすぎる事により、普段着らしい大衆衣料から程遠くもなってしまう為、ちょうどいい塩梅。60年代当時の化繊混紡のカサついた古着を彷彿するようなイメージである。
日常着として、高い着用頻度や扱い易さも求められた当時には、必要な要素だったんだろう。

裏のメランジ調が何だか男らしい
と、なんだかんだで、ストーリーをこじつけながら、作り上げていった今モデルで御座います。
スーツスタイルを意識したウールトラウザーズで真面目にも良し、日常着としてのムードで楽しむのも良し。
ニットの風合いは見た目では、中々伝わらない。是非触って欲しい。お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA