Fabric Update・・・BATONER×BEAMS PLUS

柳井 純一 2023.01.26

夜更かしの皆様、こんばんは。

水曜日担当のJUNICHI YANAIです。



さて、先日よりビームス プラス 原宿にて開催がスタートしましたPOST OVERALLSの“New Old Stock”。



90年代のカバーオールやデニム、ヒッコリーパンツ、ベスト・・・何よりもブランド生誕5周年としてリリースされたベースボールジャケット。

数多くのアメリカ製“New Old Stock”が集まる本イベント。




圧倒的なバリエーションですが、殆どが一点物となり、まさに探せば探すほどに物欲が加速していくイベントです。



何よりもプラジオの特番『特番‼︎ MZOとサミュエル金子のAll Night BEAMS+ #76』


もう皆さん聞かれましたでしょうか??

23SSのPOST OVERALLS×BEAMS PLUSの商品について

また、本イベントの目玉でもあるベースボールジャケットの裏話や

大淵氏の人生観・・・温故着新についての話はまさに必聴です。





もちろん、自分もお目当てのアイテムを見つけ、大満足。

ヒッコリーストライプ生地を使ったペインターパンツ。

ワイドなストレートシルエット、ルーズなフィッティングで履きたく、XLを購入。

とにかく探せば探すほどに、欲しいアイテムがどんどん見つかります(笑)

今週末~1/28(日)まで開催しておりますので、是非この期間にお立ち寄りください。




さて、本日はとうとう入荷してきましたこちらのアイテムをご紹介。



BATONER × BEAMS PLUS / 別注 SEA ISLAND COTTON CREW NECK KNIT
カラー:アイボリー、ダークグリーン、ライトブルー
サイズ:1、2、3、4
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-15-0089-905


既に馴染みある方はこの編み立てや形でピンとくるかと思います。

山形のニットファクトリーブランドでもあり、高いニット技術と独特な色合いの糸が特徴的なBATONERのクルーネックニット。

ここ数シーズン、BEAMS PLUSでも定番的に別注としてリリースしてきたアイテムです。

思い返せばコットンのハイツイストから始まり、昨年はより糸を捻ったハードハイツイストをリリースしたり・・・

糸の捻りや色合いでシーズン毎にマイナーチェンジされていたモデルです。



今年は糸の原料が変更となりました。

キング・オブ・コットンと呼ばれる事が多い高級綿“シーアイランドコットン”素材を用いた生地を採用しています。



ウールでいうカシミアの様に、とにかく肌触りが抜群の素材であり、その良さをニットウェアとして表現したBATONERのクルーネック。

とにかく着用して頂くと、滑らかな肌触りに、シームレスの様な快適さ、上質なコットン素材による光沢感・・・

着用すると着心地もルックスもとにかく品を感じさせてくれる一着です。






従来のハイツイストシリーズは捻りに捻った強撚糸であり、ドライなタッチ感ともっちりとした質感、

対して今回のシーアイランドコットンシリーズも撚糸を使用し、軽くてトロっとしたタッチ感。

大げさに言うつもりは無いのですが・・・素肌の上からも羽織れそうな位、とにかく肌当たりが最高です。






昨今、日本では特に春夏にニットを着用される方が少なく感じて(自分だけかもしれませんが)しまいますが、

一年通してニットウェアを楽しみたく、

秋冬はウールのニット、春夏はリネンもしくはコットンのニットを羽織りたくなります。




BATONERと言えば、やはり糸の色も毎シーズン楽しみの一つ。

今まで様々なアイテムを作り、70年以上続いているニットの製造会社からなるファクトリーブランド。

毎シーズン、山形の情景を糸の色に落とし込み、派手な色使いというよりもナチュラルな色合いが特徴的です。

今回、展示会でリリースされていたブランドのシーズンカラーからピックアップしたダークグリーンと、

BEAMS PLUSの別注色としてアイボリーとライトブルーの3色ご用意。

なんと言葉にして良いのか難しいですが・・・派手さは無くとも、目を惹くカラー。。

糸の色出しはここのブランドの魅力の一つです。







そしてBATONERと言えば、身体に馴染むようなフィッティング。

リラックス感ありつつも、ショルダーに沿って馴染み、とても綺麗なラインを見せてくれます。

ラグランスリーブによる肩回りは、着用すると非常に綺麗な曲線が生まれます。

ボディとスリーブの縫い付けは・・・




裏返すと細く、厚みが少ないシームに。

これによりシームの部分が干渉せず、着用した時はシームレスの様な着心地と見た目に。

シーアイランドコットンの肌当たりの良さを損なわない重要なポイントです。





ではスタリングに。






ビームス プラス 原宿のBATONER愛用者でもあり、ぶんちゃんことSTAFF 崎野とスタイリング。

クリーンかつ爽やかなルックスの彼は即決でダークグリーンをチョイス。



春先のブルゾンとして定番でもあるBARACUTA×BEAMS PLUS G-9のセメントに、

同じカラートーンのピケトラウザーズ。

色使いやカットソーでこなすスタイリングは、彼らしいスポーティーなスタイリングに。


ニットの軽さは、ブルゾンのインナー使いでも窮屈に感じず、中間着としても非常に着回しが楽しめます。



やはりシーアイランドコットンの素材の良さを直で感じて頂くには・・・ぶんちゃんみたくインナーはカットソーがオススメ。

春らしい色使いと、ニットの色を引き出すグッドなスタイリング。




続いて私は・・・






シーアイランドコットンの柔らかさ、

BATONERのリラックス感あるフィッティングを活かし、

インナーにライトウェイトのミリタリーハーフジップスウェットのレイヤードスタイルに。

まだまだ寒い日にはもっぱら重ね着したくなる為、ブレザー×ミリタリーのコーディネートに。

ボタンダウンシャツはもちろんですが、ぶんちゃんみたくカットソーや、はたまた最近スタッフの中では流行っている!?ポロシャツ挟んでみたり・・・軽快な合わせもオススメです。





カラーは別注カラーのアイボリーを。

柄や色が効いたパンツを合わせる時には、やはりこのアイボリーカラーが相性抜群。

決して派手ではないものの、肌の色と馴染みよく、コーディネートに自然と馴染んでくれます。




毎シーズン早々と店頭から無くなってしまうBATONER×BEAMS PLUSのクルーネック。

今シーズンより原料が変わり、今までとはまた違ったアイテムに。

色合いや質感・・・実際に店頭で見て、触って、試着して頂きたい一着です。




JUNICHI YANAI