Indigo, Discharge printing & Jacquard ~REMI RELIEF × BEAMS PLUS~

柳井 純一 2023.06.23

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のJUNICHI YANAIです。





今週のプラジオ代打でスイーツ佐久間と2か月ぶりに収録しました。

スイーツ佐久間プレゼンツの新型ソックスについてや

それぞれ今シーズンのお気に入りの柄シャツ、

そして今週これ買いましたはもちろんあのシューズのまとめ買いについて

最後はお決まりの二人で来いや顔・・・






私は未だラジオでの喋りは慣れず、ぎこちない会話となってしまいましたが・・・お時間ある際に是非ご視聴頂ければ幸いです。





そして今夜はこちら・・・


REMI RELIEFデザイナー後藤氏が語る『俺のインディゴ』。

まさにファンの方だけでなく、インディゴ好きの方はまさに必聴。

今シーズンの別注アイテムについて色々と語って頂きました。






そんな本日深夜は・・・ラジオの流れでREMI RELIEFの商品をご紹介。

加工、インディゴ染めのスペシャリスト、デザイナー後藤氏が手掛けるブランド"REMI RELIEF"から夏の大定番をご紹介させて頂きます。

一年を通し、REMI RELIEF × BEAMS PLUSの取り組みは行われており、BEAMS PLUSで扱ってあるアイテムは殆ど別注アイテム。

自社工場を構えるブランドだからこそ、こちらの様々なリクエストに対して柔軟に対応頂き、予想以上のクオリティで生産されるプロダクトの数々…

アメリカンカジュアルウェアをベースに、REMI RELIEFだからこそ実現できるそのアイテム群はまさに唯一無二です。




そんなREMI RELIEFより、夏の大本命であるこちらが入荷してきています。






REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 Cut Jacquard Aloha Shirt
カラー:リーフ、パイナップル
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥42,680(税込)
商品番号:38-01-0091-671


REMI RELIEF × BEAMS PLUSでは何年もリリースされてきたコラボレーションアイテム。

夏の正装共いえるアロハシャツをREMI RELIEFの徹底的な物作りで表現し、立体感ある柄域とインディゴの風合いが何よりも魅力的なアイテムです。

昨年よりサイズ感を見直し、身幅や着丈等、若干のリラックス感を持たせたフィッティングとなっています。

元々はレーヨン生地にインディゴ染め×カットジャカードの技法を用いていましたが、

昨年から更に抜染プリントを足したまさにREMI RELIEFしかできない技法を詰め込んだアイテムへと進化しました。

ありがたくも昨年は即完売となり、買い逃した方も多いはず・・・

今年も柄や色を変え、2023年春夏バージョンとしてリリースしています。








柄は二柄でリリース。

アロハシャツと言えばのパイナップル柄と

オリエンタルな雰囲気が楽しめるヤシの葉のストライプ柄。

レーヨン素材のドレープ感ある生地に、インディゴ染めされた風合いがまさにREMI RELIEFらしい表情です。




更に生地だけでなく、ボタンも実はインディゴで染め上げたオリジナルボタン。

ボタンを染める事で生地の表情だけでなく、ボタンの経年変化を楽しんで頂きたいという後藤氏の思いで作られたボタンです。

一見、黒に見えがちなボタンですが、着用と洗濯でボタンの表情も楽しめるとの事です。





今回、インディゴの濃・淡でそれぞれ柄を分けており、

濃紺の方は洗い込む事でインディゴ本来の色落ちが楽しめ

淡い方は徐々に色が抜け、更に淡い色合いが楽しめるとの事です。

世の中、インディゴ製品の物は多く存在しますが、後藤氏が考えるインディゴはあくまでも自然な色落ち・表情。

ただ単に古く見える物では無く、あくまでもインディゴ本来の綺麗なブルーで表現するのが『俺のインディゴ』と語って下さいました。





立体感あるカットジャカード。

柄を刺繍で表現し、立体的に見せるジャカードの技法ですが、本来はここまで大きな柄を表現するとジャカード部分に重みが出てしまいます。

レーヨンの生地感や軽快さ、ドレープ感を損なわせない為に、実はジャカードの裏を手作業でカットした非常に手間がかかるカットジャカードです。

実際に生地を触り、裏の処理を見るとそのクオリティの高さには驚きです。




画像の様に葉の部分の裏側は本来表の糸同様に、白糸が詰まった見え方ですが・・・これを手作業で不要な裏糸を全てカット。

機械ではできない手作業によるカットジャカードです。






カットジャカードの立体感と抜染プリントのコントラスト。

インディゴ、カットジャカードだけでも十分過ぎる位ですが・・・BEAMS PLUSの無理難題で更に抜染によるプリント技法が用いられてます。

抜染プリントは名前の通り、インディゴの下地の色を抜いて柄を表現する技法。

特に後藤氏がこの抜染プリントを用いる際、カットジャカードとの距離感も重要視しているとお伺いしました。

柄の見せ方として二種類使う場合、機械だとカットジャカードと抜染プリントの距離感にズレが生じてくるとの事。

1mずつ人の目と手で柄の距離を確認し、生地柄を表現して頂きました。




何度も言ってしまいますが・・・

とにかく非常に手が込み、手作業が必要不可欠なクオリティの高さ。

インディゴレーヨン生地の表情を楽しみ、柄の奥ゆかしさを感じて頂きたい

インディゴ×カットジャカード×抜染プリントのアロハシャツ。



早速スイーツ佐久間と共にスタイリング。






淡いリーフパターンのアロハシャツを着用し、シアサッカーのトラウザーズでリゾートスタイルに。

アロハシャツ×ドレストラウザーズは個人的にも大好きな組み合わせで、まさに夏の大人な正装スタイル。

着古した様なフェード感あるインディゴですが、後藤氏が仰る通り、あくまでもクリーンな色合いだからこそ上品にまとまります。

色のトーンが明るい分、シアサッカーやホワイトのパンツとの明るいトーンの組み合わせは今年こそ楽しみたいコーディネート。







私は濃い色のパイナップル柄を。

アロハシャツ×ミリタリーショーツでアクティブなこなしに。

アロハシャツとミリタリーパンツの組み合わせは直球なアメカジ。

ただ、合繊特有の軽快さとレーヨンの品ある素材感の組み合わせは、どことなく新鮮です。




加工のスペシャリスト後藤氏による唯一無二のスペシャルなアロハシャツ。

今年こそお買い逃しなく、店頭・オンラインショップにてご利用下さいませ。




JUNICHI YANAI