夜更かしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

いよいよ本格的に冬の寒さを感じる季節になってきました。
洋服もスウェットからニットウェア、
軽アウターからウールのコートや中綿物・・・
徐々に暖を取る洋服へと衣替えしてきています。
そんな冬の滑り出しに…
先週末にリリースしたこちら。

KAPTAIN SUNSHINE×BEAMS PLUS Donkey Coat
ドンキーコートやスパニッシュコート、はたまたスタジアムコート等々、
色々と呼び名があるこちら。
観戦用のコートとして当時は愛用され、
古着がお好きな方には比較的馴染みがあるアイテムでは無いでしょうか。
トラディショナルでありながら、昨今の服飾ではほとんど見ない?であろうコート。
・・・
そして今週末にはこちらも控えており・・・

MOUNTAIN RESEARCH×BEAMS PLUS Mountain Folks Puff
クラシックアウトドアから、今回はダブルスナップボタンのダウンジャケットをベースに作成したこちら。
Mountain Folks Puff・・・山の住民(動物)達
特徴的なダブルスナップボタンをディテールに踏襲しつつ、
エンブロイダリーのアニマル刺繍であったりデタッチャブルの各パーツ。
詳細は同時刻公開の『プラジオ』にて…
デザイナーの小林 節正氏をゲストに迎え、
今回の別注のストーリーやアイテムに込められた生地使いやディテール等を語って頂きました。
アイテムだけでなく、山の過ごし方やあの秘密基地(山のデッキ)についても・・・
本日12/1(金)いよいよリリースされますので、こちらの放送は必聴です。
さて、冒頭からローンチアイテムに少し触れましたが・・・
こちらもしっかりとご紹介させて頂きます。

REMI RELIEF×BEAMS PLUS Western Mountain Parka
今回BEAMS PLUSとして別注を依頼したのはカウボーイが着用していたマウンテンパーカー。
お馴染みREMI RELIEFのカスタムオーダーでは非常にご好評を頂いているウエスタンシャツ。
フィッティングもBEAMS PLUS用のエクスクルーシブフィットにしてもらい、
今ではスタッフ・お客様共にスタンダードになりつつあるシャツアイテムです。
REMI RELIEFとBEAMS PLUS・・・ウエスタンアイテムは一つのキーワードでもあり、
過去にも様々なウエスタンアイテムがリリースされてきました。

今回、昨今のクラシックアウトドアムードとREMI RELIEFらしいアイテムにフォーカスをあて
製作されたのがこちらのウエスタンヨークが特徴的なマウンテンパーカー。
デザイナーでもあり、加工・染色のスペシャリストでもある後藤氏が手掛ける渾身のエクスクルーシブモデルとなります。

ボディのメインとなる生地はコットン60%・ナイロン40%のロクヨンクロスを使用。
マウンテンパーカーでも聞き馴染みある素材を使いつつ、着心地を考慮して比較的軽く、柔らかいロクヨンクロスを選定しています。
そんなロクヨンクロスを今回は硫化染めでフェードブルーとスミクロに染め上げて頂きました。
インディゴを連想させるフェードブルーは何回も着用し、色が綺麗に抜けた様な表情。
対してスミクロはブラックから若干フェードをさせ、程良く着古した表情に仕上げてもらっています。
何度もこの色合いは調整してもらい、ブラック本来の都会っぽさを残しつつ・・・程よく着用感を感じさせる具合にと、
面倒なリクエストもしっかりと応えて頂けるのには、改めてブランドの技術力の凄みを感じます。

特徴的なウエスタンヨークは牛革を使用。
ロクヨンクロスとレザーコンビ、このルックスがまさに今回のウエスタンマウンテンパーカーの最大の特徴。
異素材のコンビネーションに、ブランドらしい染めと加工が見事にマッチしています。

裏地にはカウボーイ柄のバンダナからデザインモチーフを採用し、ジャガードで表現。
プリントとは違い、立体感と表情が出る贅沢な仕様。
表地同様にしっかりと作り込み、さり気なく見える裏地も抜かりなく。
袖裏には光沢あるポリエステル素材を使用。
滑りの良さや防風性はもちろんですが、どことなく高級感を感じさせてくれるポイントの一つです。
冷気や風の侵入を防ぐ高めの襟は、フードが内蔵されており当時のモデルを忠実に再現しています。
因みにフードの生地はボディの生地よりも薄く、かつハリコシある生地に。
ボディ同様のロクヨンクロスを使ってしまうと、収納したときの襟のスマートさが損なってしまう為、
こちらも様々な生地を見比べ、最適な生地をチョイスしました。
フードを出した時の首周りは・・・異なる生地の見え方も個人的にはぐっとくるポイント。
フィッティングはハーフコート的な長めの着丈、重ね着を楽しめるゆとりある身頃。
着丈が長ければその分風の侵入を防ぎ、
気温に合わせてレイヤードの調整が可能なフィッティングで実用性もしっかり考慮しています。
裾にかけての広がりはとてもバランスが良いAラインシルエット。
パンツの太さも悩むことなく羽織れます。

BEAMS PLUSバイヤーでもあり、クラシックアウトドアウェア物を収集しているサミュエル金子。
ブルーを着用し、デニムやシャンブレーのレイヤードスタイル。
インナーにはダウンベストを挟み、アウトドアウェア本来のシェル使いや色の差し方は金子らしいスタイリングに。
昨今のクラシックアウトドアブームにも馴染み、
REMI RELIEF×BEAMS PLUSらしいウエスタンモチーフのマウンテンパーカー。
ブランドが得意とする生地の染めと、自然に着古したかの様な加工技術が最大限に詰め込まれた一着です。
着用を繰り返す事で、ここからの更なる変進開花が楽しみです。
次の休み、思い切って洗濯してみようかと・・・(※手洗いは可能です)
店頭もしくはオンラインショップにて。
カリスマYANAI