夜更かしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。
さて先週も色々と・・・
待ちに待ってたこちらの映画鑑賞に。
前作の衝撃をそのままに・・・今回もアクションシーンからもちろん、コスチュームや装備、世界観、キャラクター・・・
色々と情報量が多く、鑑賞後はぐったり。笑
映画だからこその凄まじい破壊力。
まだまだ消化できてないので、後日またリベンジしようかと。
そしてビームス プラス 原宿ではこちらのイベントがスタート。
オープン直後から大大大盛況!
自分もとある用事でお店に顔を出しましたが、オーダーを悩んでいる方で溢れていました。
3年ぶりのWAREHOUSEのオーダーイベント。
Lot.1001のクラシックフィットのデニムをベースに、
"2nd Hand(通称:セコハン)"と呼んでいる履き込まれた様な風合いの色落ちを選び、
自身の体型に合わせたサイズを選べるスペシャルイベント。
前回逃してしまった自分もしっかりオーダーしてきました。
ビームス プラス 原宿では今週末6/16(日)まで開催し、
その後は関西のビームス 神戸にて6/21(金)〜6/24(月)の4日間開催、
最終便は湘南エリアのビームス 辻堂にて6/28(金)〜7/1(月)で開催。
決して毎回開催できるイベントではないですので、悩まれている方はまずは開催店舗へご来店ください。
そして先週からBEAMS PLUSも2025年春夏の準備へ。
毎回BEAMS PLUSチームでコーディネートを考え、
次の展示会に向けてモデルを起用したLOOK撮影に臨んできました。
早朝からスタートし、無事今回も素晴らしい内容で撮影が終了。
最後はBEAMS PLUSのディレクターMZOも混じり、モデルと一緒に記念撮影。
公開はまだしばらく先ですが・・・乞うご期待を!
さて、本日はこちらの別注ローンチがリリース。
昨日リリースいたしましたKENNETH FIELD×BEAMS PLUS。
2024年春にはBlack Watch Blazer & Gurkha Trousers Ⅲのセットアップがリリースされ
夏にはHand Block PrintのSportcoat & EZ Shortsをご用意。
Hand Block Print
聞き馴染みある方も少なくはないかと思いますが、
インドの伝統的なプリント技法の一つです。
BEAMS PLUSでも夏の風物詩的な生地の一つであり、夏になれば主にシャツのバリエーションとして展開されております。
夏のアメリカントラディショナルには欠かせられないファブリックの一つであり、
天然素材・染料による風合いの良さや、熱帯地方で織られる生地だからこその涼しげな生地です。
柄の原版となる木版(≒ Block)を使用し、手作業(≒ Hand)でその木版を生地に押し付け、柄を付けていくプリント技法。
生地にスタンプを一つ一つ押し当てて柄を作っていく伝統的な技法です。
お察しの通りとてもとても時間を費やし、人の手作業で行われる為
決して大量生産ができる生地ではございません。
もちろん手作業だからこそ、正確な均一の柄ではなく、色ムラや版のズレがどうしても起きてしまいます。
ここからは好みの話になってしまいますが、それらの不均一さがとても風合いに感じ、クラシックな表情を醸し出してくれるのだと思っております。
さて、今回のKENNETH FIELDの別注に使われたHand Block Printの生地はと言いますと・・・
前述した柄の基盤となる"木版(≒ Block)"から作った別注生地。
デザイナーである草野健一氏は数年前からインドに足を運び、
実際に現地で柄から作り込まれているとの事で・・・
BEAMS PLUSの別注として本場インドのハンドブロックプリントを作ってもらうこととなりました。
別注インディアンファブリックとして今年ようやくインドから到着いたしました。
春夏第2弾の別注モデルはスポーツコートとイージショーツのセットアップスタイル。
KENNETH FIELDの根幹でもあるスポーツコートを軸とし、
夏の時期でも楽しめるスポーツコートスタイルを提案させて頂きます。
STAFF SHIMAMUKO
KENNETH FIELDといえば、やはりビームス プラス 丸の内のSHIMAMUKO。
着用しているカラーはレッドであり、これは基となったビンテージのブロックプリントカラーを踏襲しています。
ベージュを地とし、レッドのプリントがされたクラシックなムードが全開。
ベージュやブラウン、オリーブといったアースカラーととても相性が良い色です。
スポーツコートは裏地を付けず、まるでシャツの様に着用できる仕立て。
カフスをターンナップし、自然にできるシワ感や生地のくたりをお楽しみ頂けます。
洗濯表示は水洗いNGとなっていますが・・・
個人的には着用と水通しして頂いた方が表情がとても豊かになるはずです。
※あくまでも個人的な主観ですので、洗濯に関しては自己責任でお願いいたします

スポーツコートの型は二型と呼んでいるウェルトポケット仕様。
パッチポケット仕様の一型よりもディテールの主張が控えめです。
ウエストにはややシェイプを加え、クラシックな生地に対してスタイリッシュな印象が持てるスポーツコートです。

対して組下はブランド定番のEZ Short。
ワイドなシルエットに、ウエストはシャーリングとドローコードで調整ができるまさにイージーパンツ仕様。
デザイナー草野氏からは・・・
『ウエストにシェイプを効かせたスポーツコートに対し、ボトムスはワイドに合わせて頂くのがKENNETH FIELDが推奨するバランス』とのこと。
フィッティングはあくまでも好みの部分ではありますが、
セットアップで着用してみると改めてシェイプがかったスポーツコートとワイドなボトムスのバランスは非常に良いです。
そしてもう1色はインディゴ。
KENNETH FIELDのアイコン的な"シャンブレー"を思わせるインディゴブルーのカラー。
個人的にもBEAMS PLUSでも"インディゴ"を彷彿させるカラーは多数あり、
シャンブレーはもちろん、デニムはインディゴ染されたファブリックとも相性は言わずもがなで相性抜群。

ブロックプリントは生地の芯まで染まりきっていない為、
徐々に色が落ちたり、アタリが出てきます。
これもハンドブロックプリントの楽しみの一つ。
デニムやレザーを育てる感覚で
今年の夏は伝統的なブロックプリントの変進開花をお楽しみください。
カリスマYANAI