年内最後のリリースは・・・~Sleevless Parka~

柳井 純一 2024.12.27

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて今週頭には・・・


1月のパリ展示会に向けての2025Fall&Winter BEAMS PLUSのLOOK撮影を。

早朝から集まり、

BEAMS PLUSディレクターMZOを筆頭に、

撮影部隊やヘアメイク、オフィスチーム、モデルが集結。

目を引くファブリックやアイテム、細部にまで拘ったコーディネート・・・

半期に一回のこの撮影も無事終了。

2025年秋冬の公開も乞うご期待下さい。 






さて、本日はタイトルにもある通り、

先週末にリリースされた年内最後の別注アイテムをご紹介。




【別注】MOUNTAIN RESEARCH / Puff Mountain Parka
カラー:アイボリー、イエロー、ブルー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥96,250-(税込)
商品番号:38-18-0699-249

2024Fall&Winter 

MOUNTAIN RESEARCH×BEAMS PLUS Sleeveless Parka



別注のキーワードとなったのが中綿のマウンテンパーカー。

数多くの別注を手掛けて下さったMOUNTAIN RESEARCHデザイナー小林節正氏と

BEAMS PLUSチーフバイヤーでもあり、ビンテージアウトドアウェアに造詣が深いサミュエル金子により

早速モデルとなるマウンテンパーカーをリサーチ。

数多くのアーカイブからスタイルやディテールをチョイスし、

小林氏のフィルターを通して完成したのが今回の別注モデル。

クラシックアウトドアウェアのアーカイブから選定して配色や機能的なディテールの数々、

そしてMOUNTAIN RESEARCHらしいアレンジがきいたデザイン。



早速、ビームス プラス 原宿のSTAFF OJIMAに着用してもらい、

各ディテールを見ていきましょう。



アイテム名にもありますが

最大の特徴は袖の取り外しがきく"Sleeveless"。

OJIMAはスポーツコートスタイルの上から羽織り

ダウンベスト的な使い方で着用しています。

マウンテンパーカーらしいフロントのポケットワークやフードはありつつも・・・

肘上あたりから覗かせるレイヤードスタイルが特徴的な見え方に。

お気づきの方も多いかと思いますが、

昨年リリースして別注のダウンジャケットを継承し、

今回も袖はデタッチャブル仕様にし、

袖のカラーの切り替えが楽しめる様、フードの内側とカラーマッチができる左袖が付属。



フロントのポケットワークは左右非対称かつサイドはダブルポケット仕様。

ディテールがデザインの一つとして楽しめるのも

マウンテンパーカーの魅力の一つ。





胸にはスマホやグローブ、

はたまたブランドらしく山で着用するならギアを入れたり・・・

あればあるだけ収能できる嬉しいポイント。





サイドにはウォームポケット的な役割の横から入れられたり、

マチ付きの誇張したフラップポケットが付いてたりと

ダブルポケットの作りになっております。

敢えてサイドのポケットを大きくすることで、

立体的かつとても印象的なディテールになります。

袖の持ち運びにも十分な収納力。

気温に合わせてその都度袖を付けたり、外したり。

朝晩と日中の気温の差を考えると、

ポケットに袖を忍ばせておくのは実用的です。







バックスタイルには小林氏が考えたディテールデザインを踏襲。

風の侵入を防ぐために本来はウェストにぐるりと走るドローコードですが

このディテールはバックを絞るだけで

フロントのシルエットを変えずに身体に密着します。

小林氏自身、横から見たフォルムもお気に入りで、

ありそうで無かったオリジナルデザインの一つです。







更に、内側にもビンテージアーカイブから踏襲したディテールを採用。

裾近辺にある薄い生地は

着用した後に内側で留めることで、

より風の侵入を防ぐ仕様に。





フードの形やディテールにも徹底的に拘った作りに。

被り物をしてもすっぽりと収まり、

ネックから口元にかけて襟高の仕様。

更に、フードには外側と内側にドローコードがあります。

外側だけでなく、内側を絞ることでよりフィッティングが向上。

正直、ここまで作り込まれているからこそ

被り物や巻き物無くとも、十分に保温性を感じて頂けるはずです。







もちろんブランドのアイコンでもあるアニマル刺繍も。

フードのトップ、

ジッパーを開くと風の侵入を防ぐ下前立てのマチにもちらりと。

刺繍を入れるためにも、

この下前立てのトップにカーブを付けてアレンジ。

一見するとほんのディテールの一部でしかないのかもしれませんが、

デザイナーの拘りが随所に見られます。




私はイエローをチョイス。




発色の良いイエローにブラックのコントラスト、

力強いインパクトある配色がとても好みです。

左袖は付属のブラックに変更。

イエロー、ブラック・・・

個人的にもこの配色で一番に合わせたいのはミリタリーパンツ。

オリーブやカモフラージュのパンツに合わせ、

OJIMAとは対照的にギアっぽいイメージで着用しています。











冬に映えるウィンターホワイト的なアイボリーベースにバーガンディ

インパクトある力強いカラーのイエローベースにブラック

そしてクラシックアウトドアウェアと言えばのブルーベースにブラック



色選びは悩まれるかと思いますが・・・

直感で良いと思ったカラーをお勧めいたします。

色合わせも良いですし、

思いっきり色を合わせずレイヤードでごちゃつかせるのも良いかと。



取り扱い店舗、もしくはオンラインにてご検討下さい。




カリスマYANAI