深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。こんばんは。
(弟)正志です。

早速ですが、本日はこちらをご紹介したい。アメリカン・トラディショナルの歴史において「エキゾチシズム」と「アイビー・リーグの特権意識」が絶妙にブレンドされた、非常に稀有なアイテムかと....

サイズ:Free
価格:¥10,450(税込)
商品番号:

マドラスのルーツはインドのチェンナイ(旧マドラス)にあります。もともとは現地の労働者が身につけていた格子柄の綿織物ですが、イギリスによる植民地支配を経て、英国海軍や商人が本国へ、そしてアメリカへと持ち込んだ背景がある。
そして、アメリカに於いてのマドラスチェックは様々な時代で独特な「流れ」が感じ取られ、面白い。

リゾート地での「ステータス・シンボル」的な立ち位置であった時代や、某B社が様々な型数で展開し、東部エリアの学生達に受けいれられた時代、80年代にも再び脚光を浴びたりと....
マドラスは「リゾートウェア」から「キャンパスウェア」へと発展していく....
アイビー・リーガーにとって、マドラスタイは単なる夏用小物ではなく....東海岸のエスタブリッシュメント層が持つ「特権的な余裕」の象徴?かもしれないと妄想中。
当時インド産の手織り生地を身につけることは、「海外旅行に行ける財力がある」ことを暗に示していた事を考えるとインドマドラスのタイは、控えめながらも雄弁な「休暇の証明」だったかも。


三巻仕様ならではの、生地の端の柔らかな表情と、コットンの掠れた質感が確認できる。理想の「小さなノット」を叶える設計です。1960年代、大量生産の波の中で生まれたこの「簡素な作り」には、副産物として驚くべき機能美が宿る。生地の端をくるりと三つに折り畳んで縫い上げる(三巻)。この構造により、夏場でも首元が重くならず、清涼感を保つことができます。
こんな感じはどうでしょう?

柄と柄同士の組み合わせですが、チェックのサイズに変化をつけるのがコツかと....
ジャケットの細かい柄に対し、ネクタイの大柄なマドラスを合わせることで、Vゾーンに奥行きが生まれます。足元にベージュのスエードを持ってくることで、全体が柔らかい印象にまとまります。

ストライプ×マドラスチェックの組み合わせ。強い印象のブロックストライプシャツも、マドラスタイの掠れた色合いが絶妙にいなしてくれます。
ジャケットやパンツを白に近いトーンで統一することで、多色使いのマドラスタイが際立ち、清潔感のある大人の遊び心を演出できます。足元のローファーが、全体をぐっと引き締める良いアクセントになっています。


もしかすると、『にじむ色』は、半世紀以上の時を経て、現代の装いに『奥行き』を与えるスパイスへと進化したのか?....
かつてエリートの証だった格子柄は、今や自由な自己表現のためのツールとして、私たちのVゾーンに涼風を運んでくれるような気もしている....
マドラスタイ....
様々な旋風を再び巻き起こしてくれるのか?
では、次は5/22(金)深夜1時にお会いしましょう
弟(正志)は、オンネクタイ
