こんにちは、Mimotoです。
今回のブログタイトルでピンと来た方は相当にお好きなんだろうと思います。
スタートしてから120年以上も経ち、アメリカにおけるアウトドアマンを支え続けてきたブランド〈FILSON〉その創業者CLINTON C. FILSONの言葉だそうです。

『Might as well have the BEST』
『どうせ持つなら最上のものを』
8/6(金)〜8/15(日)の10日間、ビームス プラス 原宿にてイベントを開催しています。以下、ビームスH.P.より抜粋。
アメリカのシアトルでゴールドラッシュに挑むための”アウトドア・クロージング・メーカー”として設立された<FILSON(フィルソン)>。
本店の2Fには、バッグや革小物を中心としたリペア商品を生産する工房が構えられています。その『FILSON RESTORATION DEPARTMENT(FRD)』と呼ばれる部門では、専任の担当者が、使い古された<FILSON>のバッグを解体、修理、補強、組み立て等を施すことで、新たな製品として蘇らせています。
修理して交換したパーツや、新品と交換して集められた古いバッグ達は、それまで使い込んできたオーナーそれぞれの使い方や使用環境等により、1点1点全く異なる風合いを持っており、その良さを生かしながら再構築されています。
この度「ビームス プラス 原宿」にて、こうして製作された1点モノのアイテムを多数ご用意した<FILSON RESTORATION DEPARTMENT STORE>と題したPOP UPイベントを開催します。
専任の担当者が全てハンドメイドするため生産量が少なく、現在は<FILSON>のアメリカ、ロンドン、日本の直営店の一部でのみ限定販売されている商品郡を特別に取り揃えました。
昨年の夏、〈SMOKEY BEAR〉のウィンドウディスプレイを作った依頼でしょうか。およそ1年ぶりです。なんだか夏といえば〈FILSON〉というようなスケジュール、今回はウィンドウディスプレイではなくビームス プラス 原宿の店内にて〈FILSON〉の世界観を少しでも体感して頂こうと考えコーナーを作成しました。
ビームス プラス 原宿の店内入って直ぐ左側のコーナー
もともとこの場所にあった洋服全てを一度撤収。空っぽにして後で今回のイベントの為に用意したプロップスを続々とセットしていきます。軍用のテント、薪、丸太、車輪、木箱、ランタン、石、砂、ラダーなどなど。。。およそセレクトショップとは縁遠いものばかりなんですが、これが創業者の言葉通り『Might as well the BEST』と謳われている〈FILSON〉の製品と見事にマッチしていくんですよね。
13日の金曜日、ジェイソンではありませんw
※カメラマン清野のリクエストに応えた一枚、決してふざけていませんので。ただ、ボサボサの頭に眼鏡、マスク、そして両手にノコギリ。。。完全アウトですね。さて真剣に作業しているトコロも。
いくら飾り立てても肝心の〈FILSON〉の製品がしっかりと良く見えないと意味がないですよね。佐久間と何度も配置の確認を重ねていきます。
アウトドアフィールドでの製品も目的によって多様なラインナップなので、この製品とこのプロップスは合う!?合わない??をきちんと確認します。例えばフィッシングモチーフのグラフィックのTシャツにノコギリは合わないよね〜、みたいな事ですね。また今回の素晴らしいラインナップの中でもキーアイテムとなる物はどの場所でどういう風に見せるのか??狭い空間の中でもアクセントの強弱みたいな演出の工夫を凝らし、見ていて飽きない様にしたい思いもあります。
何より、これだけ素晴らしい取り組み、提案をしている〈FILSON〉の魅力を貧弱な演出では台無しかなと。〈BEAMS PLUS〉の役割はこの様なブランドやモノにまつわる世界観・文化・風俗・風習などストーリーなどを正しく理解し、それらを時には〈BEAMS PLUS〉のフィルターを通してお客様へキチンと届ける事だと考えています。
〈FILSON〉の事をご存知の方も、そうで無い方も、このイベントをキッカケにその魅力が届けばと思います。

ビームス プラス 原宿では〈FILSON〉、さらにはビームス 辻堂にて〈REMI RELIEF〉、そして最後にビームス 梅田では〈American Indian Jewelry Fair〉コロナ禍の中ぜひ店頭にお越しくださいとは言いづらいですが、みんな楽しみながらイベント開催していますので宜しくお願い致します!
Mimoto