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7/19(土) 同時発売 ~MOTO&KOVALAM Leather Sandal~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。



帰国後、先週今週は特に展示会、2026年春夏別注の打ち合わせにより・・・気付いたら週末。




今週末は・・・

BEAMS PLUS Instagramでも公開されましたが





MOTO、KOVALAMからBEAMS PLUS別注のレザーサンダルが同時リリース。

クラフトマンシップという言葉が相応しい両ブランド。




量産を得意とするブランドではなく、あくまでもこつこつと丁寧にもの作りをする両ブランドが手がけるレザーサンダル…

カテゴリーとしては同じかもしれませんが、スタイルが全く別物の別注アイテム。




まずはMOTO×BEAMS PLUSの『CROSS STRAR SANDAL』から。

デザイナー本池氏によるスペシャルな一足がリリースされます。



つっかけタイプの上品なレザーサンダル。

特徴的なデザインは甲にかかるアッパーがレザーのバスケット編みとなった上品な仕様。



ソールと甲のストラップのみのレザーサンダル。

シンプルかつ無駄のないディテールに、このクロスされたバスケット編みの装飾がとても上品なルックスに。

足入れは単純に甲に引っかけ、ぐっと足を突っ込むだけ。そんな無駄のないディテールにわざわざレザーの装飾を施しているのがとにかく洒落てます。



クロスされたレザーを見てみると…

やはりレザーのカッティングの端は綺麗に加工され、全体感はとても美しいまとまりです。



ソールにはレザーソール&ビブラムのコンビネーション。足の重心がかかる箇所、いわゆる足に負担がくる部分には厚み抑えたビブラムを貼り、都会の地面でもクッションを感じさせてくれる履き心地に。


アッパーの装飾に対し、ソールの厚みを抑えた上に気の利いたビブラムソール。

ちゃんとクラフトマンシップを感じさせる作りはやはり素晴らしいの一言。

レザーサンダルの中では一番脱着しやすく、モーション少なくして履けるスマートな一足。



早速、ビームス プラス 原宿の名物STAFF KUWATAが着用。



軽快かつカジュアルなこなしのブレザースタイル。

本来だとレザーシューズを合わせるところを、より軽快な抜け感を出す為にレザーサンダルをチョイス。

足元が変わるだけで、清涼感がぐっと増します。

かといって決して足元のバランスが悪くなるわけではなく、このCROSS STRAP SANDALで上品な見た目に。



サンダルのラフさは残しつつ、この上品な見え方はきっとお好きな方は多いはず。



そう言えば、このサンダル、エイジングサンプルがありまして…





手前のエイジングサンプルと奥の新品の状態を比較すると

色が濃くなり、艶が増し、履き込むほどにエレガントになってます。

このレザーについて…

企画考案者のスイーツ佐久間から

アッパー部分に使用したレザーは、MOTOのショップでも常にラインナップされているバケッタ製法で鞣されたイタリアンカウレザー、通称マットバケッタレザーをチョイスさせてもらいました。

その理由としては、自分が実際にそのレザーを長年愛用しており、サンダルとの相性を考慮してリクエストしました。

革の厚みも十分にあるので、裏地なしの1枚で仕上げています。革の側面も非常に美しく、力強さのなかに見え隠れする上品さが魅力です。

最初は表面がやや起毛しているので霧がかったような曇った表情ですが、使い込むごとに霧が晴れたかのようなツヤ感と、表面加工による傷やシミが目立ちにくいという特徴があります。

実際にこのレザーのアイテムを使用し、それをサンダルに落とし込むという考え方。

エイジングのこのストーリーは・・・やはり実際に履いて、試した方だけが見える景色。





対してお次はこちら。



KOVALAM×BEAMS PLUS 『X-STRAP SANDAL』

MOTOとは対象的に、スマートと言うよりもレザーシューズの様な形成されたフォルム。

実は1950年代に英国のシューズメーカーからリリースされてたモデルをベースに、今回はKOVALAMに別注依頼をかけました。



この複雑な構造や通常のサンダルとは違う革使い、KOVALAMデザイナーの砂原氏も最初は『どう作って良いのか分からない…』状態だったとの事。



MOTOと対比するとソールの厚みやアッパーの革使いは無骨なフォルム。



当時のモデルは革は一枚使い。

原型となるオリジナルを踏襲し、サンプルを確認していく段階で『ホールドされるフィッティング』『ソールとアッパーのバランス』が一枚革だとどうしても理想なものにならず、打ち合わせの中でレザーの二枚使いに変更。

アッパーの形がしっかりと形成され、何よりもフィッティングが格段と良くなりました。




ソールには砂原氏が『クッション性と耐久性』のバランスを図り、特注で製作依頼をしたビブラムソール。

レザーサンダルのあの踏み込みの硬さやソールの減りが改善されています。





こう見るとMOTOは無駄を感じさせないエレガントなデザイン、フォルム、

KOVALAMはギア感強めの漢らしいルックスに。





サンダルとレザーシューズ、

どちらの解釈でも着用が楽しめそうです。

日本の気候を考えれば・・・ソックス等と合わせ、11月のコーディネートに差し込んでも面白そう。

今年はこのNEWモデルをしっかり履き込んでいこうと思います。




まだまだお伝えしたいポイントが多いですが…より細かく知りたい方は

デザイナー砂原氏をゲストに招いた『プラジオ』

両モデルについて紹介したビームス プラス 原宿のInstagram LIVEのアーカイブをご覧下さい。




夏はまだまだ長いです。

足元のバリエーションの一つとして、今年は是非レザーサンダルを取り入れてみてください。

決して大衆的でもなければ、大量生産・消耗品的な物ではないクラフトマンシップを感じさせてくれるはずです。




カリスマYANAI


取り扱いスタートする新ブランド・・・ ~KOVALAM×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末は・・・

ビームス プラス 丸の内で開催されているREMI RELIEF Custom Order Fairへ。




REMI RELIEF デザイナー後藤氏も来店して下さり、

ビームス プラス 丸の内のInstagramのLIVEに出演。

今回のイベント概要について、オーダー頂けるアイテムや豊富なカスタム内容等について触れさせて頂いております。



日中のオーダー開催時にはデザイナー直々に接客して頂き・・・

僕らではお伝えできない加工方法や生産工程について、色々とお話を頂ける貴重な時間でした。

ご来店下さった皆様、ありがとうございました。

オーダーが上がりまで楽しみにお待ちくださいませ。






そしていよいよ明日7/12(金)からはビームス 梅田にてオーダー会がスタートいたします。

関西地区では7/12~15までの4日間のみの開催となりますので、

お近くお住まいの方はビームス 梅田にご来店下さいませ。





もしかすると・・・

ビームス プラス 丸の内のウィンドウディスプレーを飾っていました

こちらのビッグウエスタンシャツが見れるかも!?しれません。

イベント様に後藤氏に依頼して作ってもらったシャツ。

REMI RELIEFのウェスタンシャツを生地、加工、ボタン等々・・・忠実に再現して製作頂きました。

これだけでも一見の価値あり。

是非、そちらもお楽しみに。




さて本日は先週発売したこちらの商品をご紹介。




KOVALAM×BEAMS PLUS

Leather Strap Thong Sandal


KOVALAM / 別注 Thongs Sandal
カラー:BURGUNDY
サイズ:S、M、L
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-33-0005-195




BEAMS PLUSで新しく取り扱いがスタートしたブランド。

デザイナーでもあり、職人でもある砂原慎平氏が手掛けるKOVALAM。

日常にリゾートを・・・というコンセプトのもと、

浅草でモノ作りをされ、決して量産ではできない丁寧なモノ作りがされているブランドです。

実はBEAMS PLUSでも縁があり、何年か前にBEAMS PLUSで取り扱っていたとあるブランドの生産に携わっていた砂原氏。




ブランドのラインナップはイタリアンレザーを使用し、ミニマルなデザインで気の利いたディテールが特徴的。

今回、BEAMS PLUSで取り扱いがスタートした経緯は、"ミニマルなレザーサンダルが欲しい"という思いから今回の別注がスタートいたしました。

というのもBEAMS PLUSのアイテム郡や取り扱っているブランドでは

リゾート、サファリ、オリエンタル・・・そういったキーワードのアイテムが多数ラインナップされています。

それらのスタイルに合わせるシューズはあるものの、

シンプルなレザーのトングサンダルが欲しいという思いがありました。



KOVALAMのミニマルなデザイン、気の利いたディテールを活かし・・・BEAMS PLUSらしく。





早速、別注ポイントをご紹介させて頂きます。



KOVALAMのモデルのアイコンの一つでもあるレザーストラップ。

これは甲へのホールド感を強め、履き心地をぐっと上げてくれます。

KOVALAMの通常のラインナップでもこのストラップはアイコンの一つでもあり、履き心地を上げるには必要不可欠なディテールの一つ。

ただ、あのトングサンダルのミニマルなルックスにしたい・・・

という事で今回はトング部分と同幅のナローストラップに変更してもらいました。



もちろんストラップが太いのから細いのになれば、

必然的に面が狭くなり、ホールド感も落ちてしまいます。

せっかくのディテールを活かすにはという事で、

ストラップの角度や付け位置を変更。

位置をぐっと後ろに配置し、より甲に引っかけのテンションを強くしています。

更に・・・ナローストラップ・位置を変更することで



ロングのパンツを履いた時にはストラップが見えなくなり、イメージしていたミニマルなルックスに。

見た目とフィッティングの絶妙なバランスで仕上げて頂きました。




レザーには米国ホーウィン社のクロムエクセルレザーを採用。

これもBEAMS PLUS別注としてリクエストした素材です。

ホーウィン社のクロムエクセルレザーは男らしい力強い風合いと

油分を含んだ足馴染みしやすい質感。

風合いが出やすいレザーですので、履き込めば履き込む程に表情が変化してきます。

砂原氏からは『ホーウィン社のクロムエクセルレザーは油分がたくさん含んでますので、多少の雨くらいなら全く問題ない』と。

事実、先日豪雨の中で履きましたが、水を弾き、水染みやひび割れは殆どなし。

水に強いレザーというのも嬉しいポイント。

米国のタフなレザーを是非楽しんで頂きたいです。



ストラップには芯地を入れ、折り返しております。

これは油分を含んだレザーの伸びを防止すると同時に

肌に当たる箇所も銀面にすることで足への肌当たりも抜群に良くなるとの事。



タフといえば・・・

アッパーのレザーだけでなく、ソールにも砂原氏のこだわりがございます。

ソールと言えばのビブラムソールを採用。

実はこのビブラムソールは砂原氏が特注しているオリジナルソールを使用しております。

別注の打ち合わせでは様々なソールを提案して頂きましたが、

砂原氏が実際に着用されていたサンダルを見て即決で決めてオリジナルソール。

というのも・・・4~5年着用しているにも関わらず、ソールの減りは殆どなし。

『今まで見てきた中で、これ以上ないバランスが取れた最高のソール』と、砂原氏大絶賛のオリジナルソールです。



サミュエル金子





柄のシャツにオフホワイトのトラウザーズで海を感じさせるマリンスタイル。

足元がサンダルになる事で軽快かつ涼しげなスタイリングです。

トラウザーズの裾がストラップを隠し、スタンダードなトングサンダルの見え方に。



自分もここ最近はずっと愛用しており、何かと頼ってしまっています。

ミリタリーパンツ等の漢らしいパンツでも決して軽く見えすぎないのは

クロムエクセルレザーの持つ重厚感でしょうか。






まだまだブログでは紹介しきれないポイントが沢山あるのですが・・・



是非、皆様にはこちらのInstagram LIVEにて砂原氏の人柄とこだわりを見ていただけたらと思います。

物作りの徹底さ気遣い、レザーサンダルの魅力を感じて頂けるはずです。







約10回ほど着用し、ソールとアッパーの形状が自分の足の形に形成されてきました。

レザーの色、シワの変化はもちろん、

ソールが歩行に合わせて反り上がり、フォルム自体が足型に馴染んでくる変化も楽しんで頂けるはずです。




ミニマルなルックスと気の利いたディテール。

是非、今年の夏にお試しください。





カリスマYANAI