タグ「ミリタリーコート」の記事

Classic & Modern

こんばんは!

木曜深夜1時を迎えました。


BEAMS PLUSの﨑野こと、『文ちゃん』でございます。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

丁度、本日12月25日はクリスマス。

個人的にクリスマスは、1年で最も好きなイベントでございます。

年末ということもあり、街を歩いている人々がいつもより力が抜けているような気がするので心地良いのかもしれません。

また、イルミネーションを眺めたり、ふとした時に聴こえてくるクリスマスソングも好きだなぁと思います。

どれだけ歳を重ねても、その時々のイベントは童心に帰り、いつまでも楽しんでいきたいと思います。


さて、本題に参ります。

今回はこちらをご紹介。


KAPTAIN SUNSHINE / Silk Poly Mil Coat
カラー:OLIVE
サイズ:2、3、4、5
価格:¥154,000(税込)
商品番号:38-19-0140-086

KAPTAIN SUNSHINEのミリタリーコートでございます。

近年、暖冬が続いている中でライトな重量感による着用のしやすさと、
レイヤードのしやすいAラインのシルエットで、ブランドらしさも存分に感じられます。


素材はなんと、シルクとポリエステルから成っております。

シルクは、細番手を多数本撚り合わせたフィラメント糸。

ポリエステルも双糸となっている為、それらで混織する事により、生地としての強度を高めるだけでなく、素材の持つ上品な光沢なども分かりやすくに表現する事が出来ます。

さらに特筆すべき点なのが、ハリはしっかりとありながら、驚くほどしなやかで快適であるという点でございます。

想像よりも遥かに軽やかにご着用いただけるかと思います。

ここからは、ディテールに着目。


袖口仕様は、袖幅の調節が可能なストラップとスナップボタンが付属されております。

過去のヴィンテージミリタリーウェアを遡ると、フィールドで防寒着としての用途として製作された背景でございます為、手袋でも調整が出来るように大ぶりな打ち抜きボタンから始まり、ベルクロ仕様へた変化しています。

ですがこちらは、現代の都会的なミリタリーウェアとしてアップデートされている為、ミニマルなスナップボタンへと昇華されています。


フロントジップですが、身頃の色合いや補強用のテープと僅かに色差があり、デザインとしてのアクセントにも繋がっております。

燻された様な絶妙な風合いは、良い意味でシルクポリエステルからなら光沢との表情の異なりを感じる事が出来、無骨さをさり気なく感じる事が出来ます。

一切の抜かり無く、ライナーも付属しております。

オリジナルで製作したウールライナーは、最適な厚みで構成されており、馴染み良く自然に着用いただけます。

また、スナップボタンで取り外し可能となっております為、より長い期間ご着用いただけます。


身頃にはドローコードが配されております。

ハーフコート丈のゆったりとしたフィッティングも楽しみながら、より気温が低い日などには締めることにより、防寒性を高める事が出来ます。

また、絞りが入る事によりシルエットにメリハリが付き、素材の光沢も相まってエレガントな表情へと様変わりします。


ドローコードを絞ると細かく入る皺により、生地の柔らかさが際立ちます。


スタンドカラーの為、トップボタンまで留めるとこの様に。

フロント部分が比翼仕立てである事により、これでもかというほど、ミニマルな見た目へと変化します。

ミリタリーウェアでありながら、モダンさを強く感じることが出来るコートです。

レイヤードを増やすと、ついトップスを沢山見せてしまいたくなりますが、こちらのコートはこれだけを見せたくなるような、洋服として洗練された潔さを味わうことが出来ます。

それではスタイリングを。


着用サイズ:3

撮影時がかなり冷え込んでおりましたので、ニットやブルゾンをレイヤードして着用いたしました。

コートとパンツをオリーブで構成し、ワントーンに見せておりますが、インナーから覗くグレーを中間色として採用し、馴染ませながらも主張のあるストライプでアクセントに。

スポーティなシューズをチョイスしましたが、シューレースのグレーを意識的に混ぜ込み、細かな色合わせをしました。


いかがでしたでしょうか。

これからますます冷え込みが深まる時期ですが、

着用したいアウターがあるだけで、お出掛けする日が増えるのは私だけでは無いはず、、

皆様も是非。


文ちゃん