こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
All Night BEAMS PLUS 月曜日を担当しますバイヤーのサミュエル金子です。
皆様先週はいかがお過ごしになりましたか?
私は予約していた市原ゾウの国へ家族で行ってきました。
張り切って<ウィリス アンド ガイガー>×<モヒート>×<ビームス プラス>を着用しサファリスタイルでモチベーション高く向かいました。
市原ゾウの国は、予想以上のクオリティーでとても楽しめました。
ここは何が良いかというと、ゾウ使いの人が本場タイから来ているため、象使いが全員タイ人。
まるで海外にいるような雰囲気を味わうことができます。
ゾウの上に乗ったり、餌を直接あげられたりとここでしかできない体験ができます。
海外旅行に行けない今、海外に行ったような気持ちにさせてくれるホットスポットなのでお勧めです。
我が家も今週から自粛生活がスタートします。
これが今年最後の遠出かもしれませんね。
今週も退屈しのぎでも構いません(笑)。レギュラーメンバーから新作アイテムや洋服の楽しみ方をお伝えさせていただきます。
本日はゲストをお迎えしておりますので、生の声をお届けさせていただきます。
後程登場していただきますので、お楽しみに。
今週は週末から開催されます"MOJITO ABSINTHE SHIRT ORDER FAIR"をご紹介させていただきます。
小説家アーネスト・ミラー・ヘミングウェイのライフスタイルや作品をデザインソースとしているブランド<MOJITO(モヒート)>の代表アイテムである”ABSINTH SHIRT”にフォーカスしたオーダー会第2弾になります。
https://www.beams.co.jp/news/2235/
ビームス プラス 原宿で大盛況に終わった2018年のイベント。
初開催ということで、デザイナーの山下氏と何度もミーティングを重ね、オーダーアイテムを決めていったことを憶えています。
その中で山下氏から出た一言が「<モヒート>のインラインでは作らないモデルを作りましょう。」
その言葉通り、普段では見られない仕様や柄使いのアブサンシャツはとても魅力的でした。
その時のテーマは、ヘミングウェイに纏わる”ユニフォーム”をキーワードにミリタリー、ハンティング、ホビー、トラディショナル...またこのストーリーもそそられました。
私は普段ではお目にかかれないモデルに興奮し、3着もオーダーしていました。(笑)
まさに中毒性のあるアブサンのように、このイベントの虜となっていました。
↑当時オーダーしたムーン社のウール生地を使用したモデルや、襟が切り返しになったモデル3着。
そして今回、お客様、スタッフからイベントをもう一度開催してほしいという声を多数いただき、山下氏にお話しを持ち掛けたところ、快く受けていただけ第二弾の開催が実現しました。
今回オーダーできるモデルは、間違いなく前回を凌ぐ魅力的なモデルに仕上がっています。
このイベント用にオリジナルで柄から作成し、今までに見たことがない仕様となった”アブサンシャツ”は必見です。
ということで、
今週は<モヒート>山下氏に出演いただき、生の声をお届けさせていただきます。イベントについて気になることを伺ってみたいと思います。
金子「ご無沙汰しております。今回も“All Night BEAMS PLUS”にご出演ありがとうございます。本日は今週末から開催されますイベントについてお話をお伺いさせていただきます。
今回2回目となる“アブサンシャツ”のオーダー会ですが、2年前に開催させていただいたときは大盛況に終わり、お客様、スタッフ共にイベントをもう一度開催してほしいと声を多くいただき今回お願いさせていただきました。イベント後は“アブサンシャツ“が更に盛り上がりをみせています。」
山下氏「ありがとうございます。<モヒート>の主軸アイテムのアブサンシャツが多くのお客様、またビームス プラスのスタッフからの指示を受けてとても嬉しいです。」
金子「みんなでよく、シーズン毎にどのアブサンシャツを買うか話してますよ。(笑)因みに今シーズン私は、ドットの柄を買わせていただきました。この柄の雰囲気とストーリーにやられました。
イベントの話に戻りますが、今回は旅する文豪と言われたヘミングウェイにまつわり“旅”をテーマにさせていただきました。今回のイベントテーマを聞いたときいかがでしたか?」
山下氏「前回もそうでしたが、アブサンシャツが持つコンセプトに加え更にテーマを持たせることは作り手からすると凄く面白い作業で、”旅”となるとなおさら楽しいです。」
金子「そう言っていただけると嬉しいですね。オーダーモデルとなる旅先を決める際は、ああでもないこうでもないと、とても盛り上がりましたね。その中で絞りに絞って今回ヘミングウェイの旅先となったのは、ハワイ、アフリカ、中国でした。この3つの柄についてお伺いさせて下さい。まずはハワイです。お客様にお渡しが春夏シーズンということで、夏のリゾートスタイルの定番であるハワイアンシャツのデザインでお願いしました。山下さんが考える<モヒート>のハワイアンシャツが見たかったのと、ロングスリーブのハワイアンシャツを着るなら“アブサンシャツ”で着たいみたいなところからの発想でした。この柄のポイントをお伺いしたいです。」
山下氏「はい。この図案は2011年春夏にリリースした”MOJITO SHORTS”の柄をハワイアン用にアレンジしたデザインです。ヘミングウェイを表現する場合において多くのキーワードがありますが、へミングウェイの人生を語るうえで欠かせない「女」「釣り」「酒」「狩猟」「ミントの葉」を図案化したものです。」
金子「この当時の柄をベースにイベント用にオリジナルでハワイアン柄を作りましょうっと言われたときは、まさかこのイベント用に柄から作成するとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。沢山のハワイアンシャツのアーカイブ資料からイメージ作りを一緒にさせていただき、どんな柄に仕上がるか楽しみでした。<モヒート>にしか表現できない柄使いとクラシックな雰囲気に仕上げていただき、とても満足しています。
続いてアフリカです。ビームス プラスでは、夏の定番柄としてインドのブロックプリントの柄がとても人気です。ヘミングウェイと言えばアフリカでのハンティングが有名で、そんなアフリカにも伝統的なバティック柄が存在するため、アフリカンバティック柄もビームス プラスのお客様に喜ばれると思いお願いしました。この柄のポイントをお伺いしたいです。」

山下氏「アフリカバージョンのプリントは僕が持っている数種類のアフリカンバッティックプリントをみていただき、デザインの方向性を決めビームス プラスとモヒートらしさを意識しながら配色を決めました。ハワイバージョンと違って柄に意味を持たせずカラーリングにこだわって作ったプリントです。」
金子「山下さんが何種類も現地のアフリカンバティックプリント生地を持ってきていただきましたが、どれもとても魅力的でした。この柄にした理由は、アブサンシャツに落とし込んだ時にコーディネートが浮かんだところですね。このブラウンベースにイエローが差し色で入る感じは、アフリカらしい配色でベージュカーキのウエアとコーディネートしたいです。<ウィリス アンド ガイガー>×<モヒート>×<ビームス プラス>でコーディネートしたら雰囲気抜群ですね。
最後になりますが、中国です。ハワイを経由して香港へ入り中国を視察したヘミングウェイの歴史も踏まえ、この国のオリエンタルな雰囲気はブランドでもまだ表現されていなかったので今回お願いをしました。このモデルのポイントをお伺いしたいです。」

山下氏「中国バージョンでは、プリントのデザインではなくディテールでそれを表現してみました。アブサンシャツの骨格に少しだけ手を加えましたが、抜群の仕上がりでとても気に入っています。また最後まで中国らしい素材や色を組み込もうか迷いましたが、このアイテムにはよりビームス プラスらしさを加えシャンブレーを使用し、縫い上がりの状態でバイオウォッシュをかけ、全体の雰囲気を馴染ませました。」
金子「山下さんからこのデザインをいただいたとき、こんなアブサンシャツは見たことが無かったので興奮しました!チャイナボタンを大胆にデザインディテールで落とし込んだアブサンシャツは、今回のイベントへの山下さんの意気込みがとても伝わってきました!
今回はこの3モデルとなりますが、モデル毎で山下さんが想像するおすすめのコーディネートを教えて下さい。」
山下氏「ここでは敢えて詳細はお伝えしないようにしますが(笑)、21年春夏にビームス プラスの別注アイテムが3型(ジャケット、パンツ、ショーツ)リリースされる予定です。この別注アイテムとぜひコーディネートして頂きたいですね~。」
金子「たしかにどのモデルにも合いますね。(笑)リネンシルクの生地感が今までの<モヒート>とは一味違った雰囲気に仕上がっていてリリースするのが楽しみです!この別注のお話はここまでにしておきます。(笑)リリースする際にまたAll Night BEAMS PLUS にご出演宜しくお願いします。今回もありがとうございました。イベント楽しませていただきます!」
ということで、私もどのモデルをオーダーするか悩みながら、サンプルを着用しコーディネートしてみました。
まずはハワイバージョンです。
ヘミングウェイは釣りをするときもサファリウエアを着用していたので、ハワイでカジキやマヒマヒ釣りを楽しむストーリーで<ウィリス アンド ガイガー>×<モヒート>×<ビームス プラス>のパンツをコーディネート。この柄はネップがある生成りの生地にブラックでプリントしているので、白場部分がベージュでクラシックな雰囲気が魅力です。ホワイトのパンツで軽快なコーディネートもお勧めです。
MOJITO × BEAMS PLUS / 別注 ABSINTH SHIRTS HAWAII
カラー:BLACK
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥34,000+税
商品番号:11-11-6767-697
続いて中国バージョンです。
チャイナジャケットは、フランスにもルーツを持つためそんなストーリーでエレガントにコーディネート。
今シーズンのモールスキン生地の<モヒート>ガルフストリームパンツ、ニットと首元にはストールを巻き、ワンサイズアップでシャツジャケットとして着用。
このモデルは、ネック部分だけ通常の”アブサンシャツ”より少し広い設定になっているため、ジャケットとしても違和感なく羽織っていただけます。
MOJITO / ABSINTH SHIRTS CHINA
カラー:CHAMBRAY
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥29,000+税
商品番号:11-11-6766-697
最後にアフリカバージョンです。
こちらはサンプルがSサイズのため着用できず...コーディネートはビームスオンラインページを是非ご覧ください。
今回はビームスのオンラインページでもオーダーしていただけ、ビームス プラス 原宿のスタッフがモデルとなり、各々が考えるコーディネートで登場しています。
私の想像になりますが、アフリカのリゾート感漂うこちらの柄もホワイトのパンツ、またオリーブのミリタリーパンツでコーディネートしたいです。
MOJITO × BEAMS PLUS / 別注 ABSINTH SHIRTS AFRICA
カラー:BROWN
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥34,000+税
商品番号:11-11-6768-697
ブログを最後までご覧いただきありがとうございました。
MOJITO ABSINTHE SHIRT ORDER FAIR テーマは”旅”
その土地を感じさせてくれる秀逸なデザイン
羽織った瞬間に気分はショートトリップ
気になった方は是非店頭又はオンラインストアをチェックしてみてください。
サミュエル金子