皆様こんばんは。
ビームス プラス 有楽町の鈴木です。
前回のVol.4から5ヶ月…。久しぶりのブログ更新を嬉しく思います。大変ご無沙汰しておりました。決して更新をサボっていた訳ではございませんので悪しからず。ミドルボローよりお便りが届かなかっただけです…。
早いもので1月も後半。暦の上では1年で最も寒さが厳しいとされる大寒の時期となりました。30代の頃はどんなに寒くてもタイツだけは履かなかったのですが、四十路も半ばになりますと寒さに敏感?になったのか、忍耐力が弱くなったのか、寒さが身に堪えるようになりました。最近はタイツが手放せません!皆様の寒さ対策はどのようにされているのでしょうか?
早速ですが、5ヶ月ぶりにマサチューセッツ州ミドルボローから朗報が届いております。今回は長らく欠品をしておりました、IVY好きには垂涎の追加入荷2モデルのご紹介です!
春夏シーズンには特にオススメしたい、ブリックカラー(レンガ色)のソールでお馴染みのお洒落番長。数年前に巷ではホワイトスエードの革の供給が無くなるとの噂が広まり、絶滅危惧種として認定されかけていたモデルですが、安心して下さい。BEAMS PLUS別注モデルは健在です!それでは参りましょう!
■ALDEN+OXFORD WHITE SUEDE
品番:38-32-0043-339
Size:US6H-9H,10H
Price:¥92,400-(税込)

IVYスタイルの足元を飾る定番モデルとして広く認知されているモデル。ホワイトバックスシューズの起源は、イギリスの上流階級の紳士がスポーツ観戦時に履いていたスペクテーターシューズ(観戦用シューズ)で、その後アメリカのリゾートスタイル用のシューズとして広く普及し、東海岸のアイビーリーガー達にも広まったとされています。BEAMS PLUS別注モデルではカーフスエードのアイボリーカラーを採用し、ナチュラルカラーウェルト、お馴染みのブリックカラーのマイクロセルラーアウトソール、唯一無二のアメリカンフォルムと程良いフィット感が特徴の「バリーラスト」を採用しております。「ホワイトバックス」はアメリカのシューズ史を語る上で無くてはならないモデルの1つです。

■ALDEN+OXFORD BEIGE SUEDE
品番:38-32-0043-339
Size:US5H,7-10H
Price:¥92,400-(税込)

「ダーティーバックス」でお馴染みの前述モデルの色違いになります。「Dirty」=「汚れた」呼称のとおり、バンカラなアイビーリーガー達がホワイトバックスを敢えて汚して履いた事から生まれたカラーになります。アッパーのベージュとレンガ色のソールのコントラストが良いですね。軽量なマイクロセルラーソールはクッション性が高く履き心地も軽いので、春夏シーズンの軽快なスタイリングに良く似合います。オフホワイトのピケ素材のパンツやオリーブのミリタリーパンツ、色落ちしたデニムパンツとの相性は抜群ですね。
※ベージュのみアウトソールの菱形パターンの仕様が若干異なる物がございます。予めご了承下さい。
どちらも汚れを気にせずにガシガシ履いて下さい!…と言いたいところですが、私はスエードシューズは程良く綺麗に履くように心掛けています。シューケアにはコシのある豚毛ブラシとM.モゥブレイ・スエードカラーフレッシュがマストです。あまり神経質になるのは良くありませんが、マメなお手入れをオススメします。履いていると避けられない軽い汚れは、消しゴムで軽く擦ると目立たなくなります。昔から黒板用のチョークで塗りつぶして汚れを目立たなくさせる方法もございますが、作業に場所を選ぶのと意外に手間が掛かるので、激しい汚れや黄ばんだ場合の最終手段としています。
日頃のメンテナンスは、消しゴムで適度に汚れを落としてからブラッシングし防水スプレーをするだけです。消しゴムは力を入れ過ぎずに、汚れを中心に広く馴染ませるように擦っていくと自然に目立たなくなります。完璧を求め過ぎずに適度にやるのがポイント。コストと手間を掛けずに玄関も汚さないので、私はこのやり方で長年ケアをしております。左右で数分程度で出来るので面倒くさがり屋の私にはピッタリです。(笑)
私物のホワイトバックスの汚れを消しゴムで軽く擦ってブラシをかけてみました。右の画像を見て頂くと、黒っぽい汚れが薄くなっているのが分かると思います。マメに行って頂くと程良い状態をキープ出来ます。
ALDENブログで他メーカーのシューズを紹介するのはどうかと思いつつ参考までに。画像のシューズは今は無きBEAMS PLUS英国製シリーズのホワイトバックスです。購入は11年程前。私の10年選手です。消しゴムとブラッシング、スプレーのみのケアですが、結構綺麗な状態をキープしていると思います。適度にくたびれた感じが気に入っております。色違いのダーティーバックスも持っていますが、どちらのカラーもスタイリングに取り入れ易いので春夏シーズンの1軍として活躍してくれています。
因みにホワイトバックスの呼称で広く認知されておりますが、英語だと「White bucks」と表記になります。「Buck」=「雄鹿」なので、本来は「White buck skin」=「白い雄鹿皮」です。名前のとおり鹿皮を用いるのが一般的だったようですが、現在ではヌバックやスエードも含めて「白い起毛の革靴」の総称として「ホワイトバックス」と呼んでいます。
改めて眺めてみると、やっぱり雰囲気があって良いですね!どのアイテムと合わせようかとコーディネートの妄想に浸りつつ、近づく春を待ちましょう。
ご紹介させて頂いた追加入荷2モデルは1/21(金)より、下記の店舗で発売致します。
◾️取り扱い店舗
両モデル共に入荷の無かったサイズもあり、少量入荷となりますので、気になるモデルがございましたらお早めにお問い合わせ下さい。
それでは皆様のお問い合わせをお待ちしております!
不定期ではございますが、次回の「ALDEN of BEAMS PLUS」をお楽しみに。
鈴木