
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
さて、先週の代表ウィーク。我が推しの中断前、アウェイ3連戦を締め括るのは優勝争い真っ只中の柏。

夏加入、谷村の先制弾かと思われたが、ファール判定に泣く(あれ位は流してくれ)…。
前半からかなり拮抗していたが、先制点を奪われてしまう。4枚替えと交代カードを切るも、流れを変えきれず、アウェイ3連戦は1勝2敗…
残り5節。いよいよ残留争いも厳しくなってきましたが、1試合1試合、戦い抜いてもらう他ないので、諦めずに応援したいと思います。
では、今週はこちら。


OLIVE

NAVY
モデルはお馴染みミリタリースタイル。

言わずもがな、前身頃のポケットが、象徴するディテールでしょうか。
定番モデルではありますが、毎シーズンのように作り込んだBEAMS PLUS ファブリックが落とし込まれたモデルが加わっています。
“8P(ポケット)”
そう、私は、こう呼ぶ事が通例となりつつある。
ベイカーパンツと言う呼び名が一般的かと思いますが、諸説はあるようで、正直な所、不明です。
正式な呼び名はありますが、作業用由来で、ファティーグパンツとも呼ばれるようです。
通常だとフロントに大きな長方形。
ポケットを覗いてみると、zipが見えてくる。

そのディテールには何やら細工がありそうな気配。
ポケットにモノを入れると、その大きな長方形に干渉してしまう。

試しにi-phoneを入れてみる。

zipポケットの中に仕込むと一目瞭然。
また深い袋は、小さいモノだと、座った時とかにこぼれ落ちる心配もある。そんな不安を解消してくれているのがこのアップデートだろう。
実は後ろのポケットも同様だ。

フラップポケットにボタン留め。
やっぱりアクセスには問題が出てきてしまう。
そのフラップポケットが付いた箇所には何やら隙間が覗く。

私たちは、後ろ身頃のポケットに、バンダナやハンカチを忍ばせる風潮がある。何なら、その柄やモノを見せる事にも執着しがちだ。
実用性も兼ね備えたモノを使う時は、どうしても手を洗ったりする事で濡れてしまう。それを仕分けするにも適したディテールなのである。
結果”8P(ポケット)”と言う事である。

実用性を兼ね備えたポケットの袋は、ストレッチ性のあるリップストップ生地。着用時にストレスを感じにくい上に、二重のポケットの嵩張りを解消してくれている。ある程度の強度も耐えられる生地使い。

今モデルはウエスト部には、ドローコードがセットされてある。こちらに関しては普段扱いのあるモデルとは違い、若干の丈の長さに違いがある。スタイルの幅も楽しめそうなパンツとなっている。
今回の生地は、ミリタリーユニフォームのようなかなりの重厚感。

OLIVE

NAVY
ウール100%素材。しっかりと綾目がたち、武骨なムードながら、洗練された印象受ける。
そのゆったりとしたシルエットに、やや短丈な設定が、軽快さを生み出しているのだろう。
名産地で織り上げられた生地は、由緒正しき佇まい。風合いの良さと言えばそれまでなのですが、屈強なムードながら、しなやかさ、ハリも兼ね備えており、光沢感がある事で品の良さに繋がっていると思っている。
是非触って欲しい。ウール量もしっかりと感じる事の出来る重み。軽すぎない生地のドレープが、華やかさと武骨さを共存させる。
まさにそんな仕上がりとなっているかと思います。
是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA