こんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
All Night BEAMS PLUS 月曜日を担当しますバイヤーのサミュエル金子です。
皆様先週はいかがお過ごしになりましたか?
私は今週末に自宅の庭で撮影があるため、週末に庭の手入れを行いました。
今シーズンは梅雨が長かったせいで、雑草が頻繁に生え、2週間に1度は芝刈りを行っている気がします...。
毎週庭の手入れを行っているので愛着たっぷりです。
手入れをするときは毎回ウエアもモチベーションを高めてくれます。
今回はギア的ウエアを着用し、フィールドでの着用感を楽しみました。


今週も退屈しのぎでも構いません(笑)。レギュラーメンバーから新作アイテムや洋服の楽しみ方をお伝えさせていただきます。
本日はゲストをお迎えしておりますので、生の声をお届けさせていただきます。
後程登場していただきますので、お楽しみに。
今週は<ケネスフィールド>アウトフィッターズをご紹介いたします。
アウトフィターズラインとは・・・ファッションというよりはツールとしての機能を考慮されたウエアをコンセプトに物作りされたアイテムです。
ご存知の方もいらっしゃる方かと思いますが、<ケネスフィールド><アーツアンドクラフツ><ビームス プラス>のトリプルネームで19年春夏シーズンにベストとバッグをリリースしました。
今回はその第2弾でジャケットをリリースしました。
古い時代のハンティングジャケットから着想を得て、デザイナーの草野氏がオリジナルでデザインしたジャケットです。
全体感はクラシックなハンティングジャケットのような雰囲気ながらカバーオールの匂いも感じさせるこのバランスが絶妙です。
ハンティングジャケットはポケットにフラップが付くことが多いですが、フラップ無しのパッチポケットデザインがカバーオールらしいルックスです。
すっきりとした見た目がいい意味でこの手のアイテムの臭さを昇華させています。
これもブランドらしいコーディネートを考えた物作りだと思います。
私はジャケットの素材感、テイストに合わせワーク素材であるシャンブレーシャツとデニムのグルカパンツをコーディネートしました。

ARTS & CRAFTS x KENNETH FIELD x BEAMS PLUS ジャケット
カラー:OLIVE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥49,000+税
商品番号:11-18-5300-066
素材は、<アーツアンドクラフツ>を代表するエイジングキャンバスを使用しています。
ベジタブルタンニンで染めたキャンバス素材は、使い込むほどに表情が変化し風合いも増します。
このキャンバス素材は6号帆布で、デニムでよく表記されるオンスにすると20オンスもあります。
ないが言いたいかと言うと、とにかくラギットな素材でそれだけに素材の存在感は抜群です。
ブランドらしいアイテムへの素材の落とし込みが見事です。

レザーパイピングは、<アーツアンドクラフツ>がバッグの床面やレザーハンドルなどの補強部分に使用しているホーウィン社のクロムエクセルを使用しています。
ボディーのキャンバス素材と同様にベジタブルタンニンで鞣され、油分が多いこの革でパイピングされいるので強度面は機能的でありながら、品格ある雰囲気も感じられます。

ポケットと袖のボタンは<アーツアンドクラフツ>の刻印入のスナップボタンが使用され、ギアらしいパーツ使いも抜かりがありません。

ディテールでは、脇下に施された大きなガゼットがハンティングジャケットから採用されています。
可動域が広がるこのディテールは、この素材では有効的に機能し、最大限活かされます。
アームもたっぷりしている無骨なシルエットがクラシックなルックスで、且つレイヤードし羽織った際の着心地も気になりません。

ネック後方部分にはパイピングと同じクロムエクセルレザーのハンガーループが施されています。
これは通常ケネスフィールドではオックス生地でハンガーループが付きますが、今回はレザー仕様です。
個人的には古いハンティングジャケットは、よく後付けで獲物を撮った際に入れるゲームバッグを後ろに取り付けるループが付いているため、それをイメージソースとしデザインしたと考えています。ブランドらしい面白いデテールです。

ということで、
今週は<ケネスフィールド>草野氏に出演いただき、生の声をお届けさせていただきます。
アウトフィッターズについて気になることを伺ってみたいと思います。

金子「ご無沙汰しております。“All Night BEAMS PLUS”に2回目のご出演ありがとうございます。今回はアウトフィッターズについてお話をお聞かせ下さい。
アウトフィッターズラインの構想はいつからされていたのですか?」
草野氏「3.4年前でしょうか、、、旅行に使える大きなフロントポケットのベストが最初のイメージだ
金子「メインラインではなく別ラインを立ち上げるくらいなので、
草野氏「ストラップ付きのカメラを首からぶら下げている時に、急に雨が降
金子「ベストはアーツアンドクラフツとの別注でもリリースしたあの型
草野氏「はい。あの型です。」
↓ <ケネスフィールド>18SS LOOK


金子「このベストは私も愛用させていただいています。ウエアというよりバッグとしての用途の意識が強く、フロントの大きなポケットが本当に使いやすいです。
<ケネスフィールド>は私の中で、メインラインはスポーツコートを軸にトラディショナルなアイテムをラインナップし、アウトフィッターズラインはアウトドアギアを軸に機能性はありながらもデイリーウエアとしてもコーディネートできるアイテムをラインナップしていると考えております。草野さんの中でメインラインとアウトフィッターズラインの物作りでの線引きがあれば教えて下さい」
草野氏「金子さんがおっしゃる通り、ギア的な要素を取り入れながらスタートしました。旅を思い起こさせるアイテムや出来るだけ天然素材の風合いが感じられるようなアイテムを意識しています。」
金子「そうなんですよ、アウトフィッターズのアイテムは機能的な素材も使いながら、天然素材との塩梅がとても上手くオーセンティックな雰囲気に私も魅了されています。
ここで前回も好評だったリスナーの方からアウトフィッターズについての質問がきていますので、ご紹介させていただきます。
まず東京在住ペンネーム パンくん からの質問です。
アウトフィッターズのアイテムをフィールドテストされているインスタグラムが大好きです。リリースする前は必ずフィールドテストをやられていますか?またフィールドテストから修正などすることもありますか?」
↓<ケネスフィールド>草野氏のインスタでのフィールドテストの模様。



草野氏「例えば、フィールドシャツの通気するディテールなんですが、内側の縫い目の処理を、背中に違和感が無いように外側に倒したり、製品化したパーカはフードの立ち上がりを形成しやすいようにネック部分にボタンを追加したり、ベストのポケット口にはカンヌキを入れたりアップデイトしています。」
金子「この環境下でのフィールドテストだと説得力がありますね。
続いて横浜市在住ペンネーム 新幹線さん からの質問です。
アウトフィッターズのレザーのブランドタグが気になっています。デザインや外側に施されている仕様が気に入っています。このタグのデザインについて、また外側に付けている理由を教えて下さい。」
草野氏「補強の為に使用していたウォッシャブルレザーのハギレが大量に残っていたので、全てハサミでカットしてタグ代わりにしています。ただ残りも無くなってきたので最近は生地のハギレを使用しています。タグとサイズ表記を外に付けていますが、それらも含めてデザインと思ってもらえると嬉しいですね。」
金子「このタグはアイテムと一緒に経年変化していく雰囲気と、ジーンズのタグデザインの様に<ケネスフィールド>と一目でわかる広告的な要素も私は気に入っています。
次に今回もっともリスナーから多かった質問のフィールドシャツについてです。
ビームス プラスのスタッフ着用率も高く毎回好評のアイテムです。フィールドシャツは生地使い、少し短めの着丈のバランス、シャツアウターとしても着用できるフィッティングなどリスナーの方達は気に入っているそうです。フィールドシャツをリリースするにあたり製作でのこだわりや大変だったことを教えて下さい。参考にした物がありましたらお伺いしたいです。」
↓撮影時のインナーに着用していたシャンブレー素材のフィールドシャツ。

草野氏「大変だったのは、縫製していただいた工場の方々だと思います。こんな変わったディテールのシャツは縫いたくないでしょうから...。(笑)
80年代後半から、様々なアメリカンブランドがフロントヨーク とポケットを連動させたシャツをアウトドアフィッシングのカテゴリーの中でリリースしています。ディテールのルーツは多分40〜50年代頃のウールマッキノウではないでしょうか。その辺りの雰囲気を表現しています。次のシーズンにこんな素材でフィールドシャツがあったらいいね、なんてリクエストは大歓迎です。」
金子「フィールドシャツでの別注企画盛り上がりそうなので、追ってご連絡させていただきます!最後になりますが、今回の<アーツアンドクラフツ>との別注の草野さんのおすすめコーディネートを教えて下さい。」
草野氏「やはり、素材の魅力を引き立てるようなシンプルなコーディネートが良いですね。素材にはエイジングキャンパスにホーウィン社のクロムエクセルのレザーパイピングで仕上げています。<アーツアンドクラフツ>の藤本さんをイメージして作っているので、やはりボトムはリジット系デニムが良いと思います。」
金子「先日お会いした時も藤本さんリジットデニム履かれてましたので、イメージ通りですね!このジャケットは是非袖を通してほしいですね。袖を通せば素材に魅了され、自然とシンプルにコーディネートになると思います。私もそうでした。(笑)
今回もご出演ありがとうございました。」
ブログを最後までご覧いただきありがとうございました。
フィールドで完成する<アウトフィッターズ>
愛着の湧く素材使い
機能的なディテール使い
着る楽しさを教え魅了される
気になった方は是非店頭又はオンラインストアをチェックしてみて下さい。
サミュエル 金子
