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素材と色とコーディネート組の楽しさを... ~dip ltd×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。



BEAMS PLUSのコレクションも

また、他ブランドとのコラボレーションアイテムも

毎週の様にリリースが続いております。




以前まではビームス プラス 原宿とビームス プラス 丸の内のInstagramから告知をさせて頂いておりましたが、

今はBEAMS PLUSのオフィシャルアカウント(URL:https://www.instagram.com/beams_plus/)から情報を発信させて頂いております。

BEAMS PLUSのリリース情報に関していち早くご覧になりたい方は、是非上記URLのInstagramをご覧になって下さい。



さて、本日はこちらのコレクションをご紹介。



dip ltd

"detail in perfection"(≒完璧なディティール)を掲げ、デザイナー田口 成彦氏が手掛けるブランド。

様々なブランドのデザインをし、実はBEAMS PLUSとしてのブランド立ち上げにもアドバイザーとして関わって頂いた

いわば僕からするとレジェンドクラスの田口氏。

BEAMS PLUSのプロダクトから

今のdip ltdとしての取り組みまで

長らくお付き合いをさせて頂いているデザイナーズブランドです。




そんな長らく取り組みをしているdip ltd×BEAMS PLUSは

2年前の2023 Spring&Summerで”Re.Born”からガラッと雰囲気が一変。

ビームス メン 渋谷のショップマネージャーでもある中尾が商品企画に加わり、

デザイナー田口氏が手掛けるプロダクトを見直し、

他ブランドにはない唯一無二のディテールや製品染、それら全体の雰囲気を再考してリリースされた2023年の春夏コレクション。

dip ltdの前身ブランド”Dezert”時代のプロダクトアーカイブを見直し

フィッティングや生地使い、素材使い、そしてディテール・・・それらをアップデートされた企画。

そこからは毎シーズン、田口氏と中尾がタッグを組んでdip ltd×BEAMS PLUSのコレクションが製作されております。 






ビームス プラス 原宿のInstagramアカウントではLIVE配信をやったり

BEAMS PLUSのラジオ局『プラジオ』では中尾がゲスト出演し、今回のコレクション“Dark Collection”について話してもらったりと

本コレクションの商品説明やストーリを語ってもらっております。



トータルで7モデルを製品染を活かし、グレー、ブラック、コヨーテの3色で構成。

まずはこのブログの前に、Instagram LIVEやプラジオをご視聴頂けると幸いです。



自分からはコーディネートを軸にご紹介。



まずは相方スイーツ佐久間がブラックのベスト、3ボタンスタイルのジャケット、ライナーこなしのリバーシブルカーディガン、ベレー帽の4ピースセット。

プラジオ』で中尾が語るブラックは『BEAMS PLUS』にとって差し色として組み込んだ色。



世の中的にはブラックの衣服は当たり前にあるものの、BEAMS PLUSのラインナップでは殆ど作られないブラック。

そんなBEAMS PLUSのラインナップに"色(黒)を差す"という意味で“Dark Collection”



トップスには3ピースを重ね、ライナー、ジャケット、ベストのレイヤードスタイル。

BEAMS PLUSのネイビー×ホワイトのボーダーTシャツを挟み、重ね着に軽快さを与え

パンツにはBEAMS PLUS Utility Trousersのブラックで色合わせ。





ベストはオーバーベストとして着用。

サイドの編み上げによるサイズアジャスタブルが可能であり、

収能力があるポケットワークがポーチとして機能。

イン・アウト、どちらの着こなしにも使えるベストは

dip ltd×BEAMS PLUSには欠かせられないアイテム。



3ボタンスタイルのジャケットはラペルを付けつつ、スナップボタンやジップで”良い”違和感を感じさせるデザイン。

ラペルジャケット(スポーツコート)の様に着こなせ、

ボタンの留め方や襟の使い方次第ではナイロンのシェルアウター的な使い方もできる!?アイテム。





ライナーにはメッシュ&ナイロンリップストップの2トーンが効いたライナージャケット。

ボタンではなく、ジップアップスタイルのカーディガンというのも、新鮮な”良い”違和感を感じてくれるはず。

反面はソリッドのよりシンプルなスタイルに様変わり。



3ピースかと思いきや今回からヘッドギアが登場。

ハトメ付きであり、アジャスターでサイズ調整が可能なベレー帽タイプ。

中尾が愛してやまないベレー帽を、今回のコレクションで製作したとの事。

ミリタリー由来の形であり、昨今では少し新鮮!?な形。

何よりも製品染のナイロン生地を使ったベレー帽・・・恐らく他では絶対にないモデルでしょう。




4ピーススタイルでカラートーンをマッチングさせたスタイリング。

中尾が提案の様に普段のコーディネートに”差し色”としてブラックを着てみるのも

佐久間の様にカラートーンを合わせて着て頂くのも

お勧めのブラック。




因みに・・・着る順番を変えてみると・・・





ライナーの上にカーディガンを羽織ったノーカラーベスト&ライナージャケットのレイヤードスタイル、その上から羽織るラペルジャケット。

こういった3ピースの順番を変えても面白い見え方に。

同じトーンでアイテムを揃えれば、単品使いはもちろんながら重ね着のアレンジも試してみてください。





続いては3月半ばにビームス プラス 原宿へ異動してきたSTAFF ARIMOTOから。



“Dark Collection”の中では最も淡いトーンのシルバーをチョイス。

ラペルジャケット、ショートスリーブシャツを使い

BEAMS PLUSのMIL Athletic Pantsに同素材の5panel Long Bill Cap、スウェットフーディーでミリタリーアスレチックスタイルに。

BEAMS PLUSから登場した光沢感あるNylon Ripstopの生地感と

dip ltd×BEAMS PLUSの製品染のムラ感あるシルバーの相性は抜群。





ラペルジャケットをトップまでボタンを閉めたミリタリーブルゾン的な着こなしに。

脱いだ際は腰巻きにし、ラフな使い方をコーディネートとして見せるのも良し。

ラペルジャケットとは言いつつも、着方やアイテムの組み合わせ次第では色々な解釈で着用が楽しめます。







インナーにはナイロンのショートスリーブシャツを。

裏はメッシュ張りされ、裾のドローコードやサイドポケット等、

半袖アウター的な見え方も”良い”違和感が。

中尾からも『ショートスリーブではあるものの、着方はアウター的なこなしがおすすめ』との事。

分かりやすいレイヤードが楽しめ、まさにファッション性が高いアイテム。



個人的にもシルバーはARIMOTOの様にアスレチックごなしがおすすめ。

スウェットシャツやナイロン系のアイテムでスポーティーなスタイリングがとても組みやすいです。





自分はコヨーテをチョイスし、ベスト、カーゴパンツ、ベレー帽を用いてスタイリング。



合繊のナイロン素材に対し、綿麻のニットやブロックプリント、モカシンシューズといった素材や柄がクラシックなムードのアイテムを合わせてスタイリング。



実は・・・

2025 Spring&Summer BEAMS PLUSのLookで見られるミリタリーアイテムを用いた新鮮なスタイリング・・・





今までとは違ったコーディネートの組み合わせがとても新鮮で、

ミリタリーアイテムを用いたサファリルック、トラベル、リゾート・・・

そんなスタイルをイメージし、dip×BEAMS PLUSのコレクションを着用。


 




特にコヨーテが一番製品染によるムラ感ある表情が強く、

ニットやブロックプリントといった表情ある天然素材のウェアとも相性抜群。

あまり今まで意識してなかった組み合わせを

BEAMS PLUSのLookからヒントをもらい・・・

今シーズンらしく!?合わせたスタイリングです。




あくまでもミリタリー由来のデザインではあるものの、

それに引っ張られ過ぎず、

ベストをハンティングベストに見立てたり

コヨーテのカーゴパンツを、アウトドアスポーツ的なフィールドパンツとして見立てたり、

サファリルックのこなしでまとめていくのもコーディネートの面白さ。




一見、ナイロン生地×製品染めのアイテムを目にすると

スポーティーな印象が強く持たれてしまうかと思いますが

実際にはBEAMS PLUSの掲げるワーク、スポーツ、ミリタリー、アメリカントラディショナル・・・

それらのカテゴリーアイテムと合わせられる汎用性も大。




コーディネートの幅を探りたい方は・・・

ビームス メン 渋谷の中尾や取り扱い店舗スタッフにご相談ください。




最後に・・・

リフレクターでは無いですが、

店内でフラッシュをたいて撮影してみると。






リフレクターではないものの、

製品染めのせいなのか

ナイロン素材本来の光沢感なのか

とても良い表情に。

百聞は一着に如かず、

是非、皆さまもdip ltd×BEAMS PLUSのウェアを使い、

スタイリングに”良い”違和感をお楽しみくださいませ。




カリスマYANAI



唯一無二のカラーリング。

【吉田 淳のAll Night BEAMS PLUS】



先週は私の地元、町田にある【こどもの国】へ。


私自身も幼少期よく親に連れて行ってもらったり、高校生の時もマラソン大会が行われたりと思い出の場所の一つでもある所なのですが、

大人になり、息子達も連れてくるようになるなんて、なんだか感慨深いものがあります。

前回の動物園に引き続き、ここでも動物に触れさせてみる。

ここは遊具や乗り物もたくさんあるので、長男も飽きずに大はしゃぎ。楽しそうな笑顔が見れて満足満足。


自分の家庭の話ばかりで申し訳ございません…


ということで、本日はこちら!!

dip × BEAMS PLUS / 別注 Military Pullover Jacket
カラー:Sageのみ
サイズ:M・L
価格:¥27,500(税込)
商品番号:38-18-0250-965


絶妙なカラーリングが目を惹く。


私の所属するビームス 辻堂のすぐ隣のエリアである茅ヶ崎に拠点を構えているブランド“dip”。

dipといえば、ブランド独自のレシピから生み出される絶妙なカラーリングが魅力ですよね。

今回もお店に商品が届いて封を開けた時、早速スタッフ数人で見て・触って…

Sageというカラー名ではありますが、サックスブルーのような、グレーのような絶妙なカラーリングは見る人着る人によって全く違う印象になるでしょう。


さらにはdipらしい丸みを帯びた襟に独特なポケットの配置、同色に近いジップの引き手パーツにナチュラルなボタンのカラーがマッチ。

デザイナー田口氏によるこだわり抜いた手法が、型にはまらない唯一無二の存在感です。


素材もコットン×ポリエステルで、触るとパリッとしたハリコシを感じる生地感ながらも着用時には堅苦しさを感じません。

既に現れているナチュラルなシワ感は、ミリタリーモチーフのこのアイテムにピッタリハマります。


“detail in perfection”

dipのコンセプトである“detail in perfection”とは、「完璧なディテールとは、エンドユーザー(着る人)の個性によって完成する」という意味が込められているそうです。


さて、そうなるとどのディテールを活かして自分なりにスタイリングしようかと思うわけですが…


まず、私はウェアのベースのミリタリーから、インナーにはサーマルのカットソーをチョイス。


裾に施されたジッパーは、プルオーバータイプであるこのアイテムの着脱しにくさを解消してくれる意味合いもありますが、私はこのディテールを若干開け、レイヤードを楽しむ要素として取り入れました。

開ける事で少しだけ裾広がりになり、緩やかなサイズのアイテムや丈の長いアイテムとのアレンジもしやすく、より楽しみ甲斐があるはずです。


女性が着る“dip”


今回は女性にも着用してもらいました。

こちらのブログは初登場、ビームス 辻堂の元気印、スタッフ庄司です。


いつも色・柄を取り入れる彼女のスタイル、そして笑顔の可愛らしいキャラクターが、このアイテムのスタイリングにはピッタリかなと。


dipというブランドは、メンズのアイテムを着用したレディースのスタイリングも多く見ることができます。


日頃ご案内している中でも、先程お話しした絶妙なカラーリングや丸みのある襟、ボタンの選定などの各ディテールが、女性でも取り入れやすいと感じてくださり購入してくださる方もチラホラ。

個人的には、ユニセックスと言っても良いアイテムだと思っているので、女性の方にも是非オススメしたい一着です!!



取扱い店舗は、ビームス プラス 有楽町・ビームス プラス 原宿・ビームス 西宮・ビームス 辻堂の4店舗。

お取り寄せも出来ますので、ご興味のある方はお近くのビームスまでお問い合わせくださいませ!


では、今週も《All Night BEAMS PLUS》をお楽しみに〜!!


吉田


《BEAMS PLUS 2022 SPRING&SUMMER LOOKコンテンツ公開!!》



ビームス プラス放送部も絶賛放送中!》


《BEAMS PLUS公式Twitterはこちらから》

My Recommended Item ~dip×BEAMS PLUS Ramie Shirts&Shorts~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



とうとう緊急事態宣言が出てしまいましたね・・・

BEAMS PLUSの旗艦店であるビームス プラス 有楽町は

一旦は解除まで休業となってしまいました。

ビームス プラス 原宿は

時間短縮営業の12:00~19:00となっております。




暗いニュースばかりですが・・・

こう言った状況も今後はなかなかないと思いますので、

とりあえず自粛期間なりの楽しみを発掘していこうかと企んでいます。

という事で、

本日も変わらずに自分のお気に入りの別注アイテムをご紹介させて頂きます。





その前に・・・

皆さんはもうご覧頂けましたでしょうか?

日曜大工ことMasao Mimoto

4/18up 『10年ぶりの撮影会?!』

4/25up 『本当にいい天気の撮影会でした~。』

dip デザイナー 田口氏が

BEAMS PLUSメンバーを起用し、dipのウェアとBEAMS PLUSのウェアでルック撮影を追ったブログです。

・・・詳しくは上記リンクのブログをご参考に。




dipのデザイナー 田口氏は

実はBEAMS PLUSとは長い関係があり、

BEAMS PLUS発足当初の顧問に就任されていました。

BEAMS PLUSの商品関連からバイイングのアドバイザーとして、

まさに現BEAMS PLUSメンバーからすると大先輩の方です。

そんな関係性が深いdipの田口氏との2021SSの別注アイテム、

本日ご紹介させて頂きます。





dip × BEAMS PLUS / 別注 ラミー シャツ
カラー:イエロー、サックス
サイズ:S、M、L
価格:¥18,150(税込)
商品番号:11-11-6687-965



dip × BEAMS PLUS / 別注 ラミー ショーツ
カラー:ダークブラウン、オリーブ
サイズ:S、M、L
価格:¥18,700(税込)
商品番号:11-25-2137-965


春夏のdipと言えば・・・

やはり個人的にイメージがあるのがラミーを使用したウェア。

そもそもラミーとは一般的には麻の種類で

独特なドライなタッチ感と立体感あるシワ感、

何よりもその糸の色出しが本当に魅力的です。

特にdipでは毎年何かしらウェアに落とし込まれ、

過去にも色々とリリースされてきました。

今回はBEAMS PLUSでは

敢えてシンプルかつ汎用性の高い

リラックスフィットのプルオーバーシャツと

同じくリラックス感あるイージーショーツをコラボレーションとして作って頂きました。






dip・・・

デザイナー田口氏か掲げるブランドのコンセプト、

着用者の個性によって完成される洋服。

言い換えれば自由に洋服を合わせて頂き、

色々と自身の着こなしの幅が広がるアイテムかと思っています。

今回のモデルはシャツ&ショーツ。

どちらもベーシックなアイテムながら

ラミーの色合いやディテールは

『何だか少し変化が出せる』と思わせてくれるアイテム群です。




早速、ビームス プラス 有楽町のスタッフ、

私含め、山田兄弟(弟)/MASASHIISHIKAWA

各々の気分に合わせてスタイリングしてもらいました。





山田兄弟(弟)/MASASHI






dipのラミーシャツの魅力でもある色合い。

サックスカラーではありますが、

色はミントグリーンの様な絶妙は色合いとなっています。

繊維が細く、丈夫なラミーは

浮き立つシワ感と若干の光沢感が楽しめます。





最近では定番のフィッティングでもあるリラックスフィット。






程良いボリューム感が生まれるアームホールと身頃のシルエットは

生地も相まって涼しげな印象を与えてくれます。

リラックスフィットと言いつつも、

決してやり過ぎない大きさとなっており

シャツ一枚だけでなく

スポーツコートやカーディガンのインナー使いにも最適です。





山田兄弟(弟)は今シーズンの気分はまさに『リラックス&リゾート』。

得意なミリタリーソースのパンツ使いやスポーティーな印象のキャンバスシューズを使いつつも、

トップスや羽織り、パンツを全てリゾート感溢れる『麻』で統一しています。

アスレチック的なこなしをしつつも・・・

リラックス感あるスタイリングにまとまるのは

アイテムの選定と着こなしの次第ですね。



シンプルなレギュラーカラーのプルオーバーシャツですが

こうしてスタイリングを見ると目を惹きます。

これもやはりラミー特有の生地感と色合いだからこそかと。



深めの前立てにマットな質感の生成りボタン、





袖の長さやカフス周りを調整できるアジャスタブルカフス。




こう言ったベーシックなシャツとして着回しが利き、

普段とは少し違うディテールや生地・色は

きっと普段のワードローブにすっと馴染んでくれるはずです。




ISHIKAWA







続いてISHIKAWAがスポーツコートの組下に合わせているのが

イージーパンツ仕様のラミーショーツ。



グリーンよりも深い色合いですが、

決して重たく、臭く見えないオリーブカラーです。




ウェストにはドローコード&ベルトループがあり、

スタイリングによってここも使い分けができます。

ISHIKAWAはウエストをドローコードで絞り、ノーベルトでスタイリングしています。




画像には載せれませんでしたが、

裏地には補強、履き心地に関わるタッチ感を考慮し、

シルクの様な細番手のコットンスレーキを採用しています。

実はリネンの類の生地でパンツを作ると

型崩れや大きなシワが生まれやすく

パンツ本来のシルエットが崩れる事もしばしば。

裏地を当てる事で快適かつ安心して履いて頂ける

気の利いた裏方のディテールです。




そしてショーツの特徴の一つ、

腰回りのディテールは





フロントから見るとスッキリとしたプレーンフロントですが、



後から見るとバックのウエスマンにはゴムのシャーリング仕様となっています。

実はdipのパンツはウェストからヒップ回りは広めに作られ、

しっかりと運動量が確保されています。



今回はそのゆとりを確保しつつ

フロントからのシルエットはコンパクトかつ自然に見せ、

余裕のあるサイズ感はバックのシャーリングで絞っています。




こうする事でリラックスした履き心地を保ちつつ

スッキリと見せられるシルエットバランスになっています。




ISHIKAWAと言えば・・・

やはりスポーツコートのタイドアップスタイル。



アイビーショーツとして

スポーツコートの組下に使い、

ジャストサイズのバランスでコーディネートしています。

スポーツコートに合わせるショーツと言えば、

チノであったりカーゴショーツ、ウールトロピカル等、

様々な素材や形がありましたが、

ラミー素材かつジャストな見え方で履けるショーツはとても新鮮です。

ファッションとして春夏のスポーツコートを楽しむなら・・・

やはりショーツは必需品。

シャツ同様にベーシックアイテムの少し違った顔として

是非、コーディネートに取り入れてみて下さい。





続いて私は・・・

この時期だからこそ楽しめる

トップスのレイヤードに対して

ボトムスはショーツスタイル。




今シーズン、山田兄弟(弟)同様にリラックス感やリゾート・・・

それらのアイテムや着こなしが気になっています。



スモックシャツの下に挟み、

レイヤードとして挿し色に使ったのは

先程のサックスの色違い

ライトイエローです。





  




柔らかい印象のライトイエローは

カラーシャツに抵抗ある方でもきっと取り入れやすい一枚です。

チノトラウザーズ、ミリタリーパンツ、真夏にはスイムショーツ等と・・・

そんな妄想を掻き立てられる一枚です。



とにかく暑がりの自分には

ラミー素材の吸水性と速乾性は真夏の必需品。

夏にボタンダウンシャツ一枚で楽しむ様に

今年はこちらのシャツを楽しみたいです。






組下に合わせたのはISHIKAWA着用のラミーショーツの色違い。

カラーは深みあるダークブラウンとなり、

とにかくこのトップスとの色合わせが大好きなんです。







ラミー素材の軽さや光沢感により

どことなく上品な見え面に。

コードバンのバーガンディや

スウェードレザーとの相性も良さそうな上品な一本です。





まだまだシャツ&ショーツは早過ぎるかもしれませんが、

少しトップスをレイヤードし

この時期だからこそ楽しめるショーツスタイルもオススメです。






あくまでもシンプルかつベーシックな形に

dipらしい素材感や気の利いたディテール、

スタイルは自由に色々なコーディネートを楽しんで頂けたらと思います。



他にも2021Spring & Summer dipコレクションはオンラインに全て掲載しておりますので

そちらも併せてご覧下さいませ。




JUNICHI YANAI




こんなご時世だからこそ・・・

ネクタイをファッションとして楽しんで頂きたい!そんな特集のページが開設しました!








Combination Fabric&Detail ~DIP&ENGINEERED GARMENTS~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



気温も上がり、

BEAMS STAFFも春夏の立ち上がり期となりました。

もちろんまだまだ肌寒さが続きますが・・・

やはり春夏の新作を身にまとうと

何だか気持ちもリセットに。

既にいくつか春物を購入しつつも・・・

日々店頭に新作が入荷し、

物欲との戦いを強いられています。。



サミュエル金子のWho is フォトグラファーの一コマ。




最近だとBEAMS PLUS ディレクターのMZO

BEAMS PLUS バイヤー兼月曜日担当のサミュエル金子

一緒になる機会が多いのですが、

他者のスタイリングを見るのも凄く物欲を刺激されます。

未だに色んな洋服を着たり、コーディネートを変えるのが好きな自分は

他者のスタイリングに凄く影響を受けています。

皆さんの中には既にそうされている方は多いかと思いますが

今一度、BEAMS PLUSスタッフのスタイリングをチェックしてみて下さい。

既に21SS新作を身にまとったスタッフが日々登場していきますので。

一見アイテム単体だとピンと来なかったのが、

コーディネートとその人のキャラクターでこんなに変わるもんだと。

当たり前の事でしたが

最近人間観察がてら弊社スタッフのスタイリングを見返しています(笑)。





そんな春物入荷ラッシュの中、

春先には脇役として

夏場には主役となる

コンビネーションシャツを

2ブランドからご紹介させて頂きます。



dip × BEAMS PLUS / 別注 ストライプ ミリタリー コンビ シャツ
カラー:ブルーコンビネーション
サイズ:M、L
価格:¥16,000-+税
商品番号:11-11-6688-965



先ずは今シーズン個人的にも楽しみにしていた

BEAMS PLUS別注のDIPから

ミリタリーソースをデザインに落とし込み、

DIPらしいストライプ×ソリッドのコンビネーションシャツ。






ミリタリーらしいフロントのポケットワークに加え、

3種類のシャツ生地をコンビネーションさせた上品なミリタリーシャツ。

そもそもシャツにここまでのマチがあるポケットは殆ど見ない気が・・・

ミリタリーらしい動きあるディテールデザインに、

上品なシャツ生地のコンビ。

この絶妙なバランスはやはりDIPならでの一枚に仕上がりました。



フィッティングはここ数年リリースしている『バギーシャツ型』。

ゆったりとした身幅とアームホールのサイズ感にしつつも、

着丈はそこまで長さを取らずに設定された

いわゆるボックスシルエット。

行き過ぎない程良いボリューム感がとても魅力的です。







袖のカフとフロント下部、バックヨークには

ピンポイントオックスフォード生地を使い、

ハッキリと生地の切り替えしが分かるコンビネーションとなっています。





アウターやニットとレイヤードした際、

ネックのストライプに対し、

カフや裾がアクセントとなり

どことなく上品な見え方に。


ミリタリーソース

ドレスシャツの様な生地選定

クリーンなミリタリースタイルとして

同じくDIPのミリタリーブルゾンと

BEAMS PLUSのミリタリージップパンツでコーディネートしました。

ミリタリールックに合わせるのも良し、

BEAMS PLUSでは多いネイビーブレーザー×ミリタリーパンツのインナー使いにも良し。



ただ・・・

コンビネーションシャツはやはり一枚着が映えます。

まだまだ羽織は必要ですが、

夏場には抜群に調子が良いはずです。

今の時期にはインナーとして脇役に

夏場になれば一枚で主役に。






ミリタリーとドレスシャツ生地の掛け合わせ。

BEAMS PLUS別注の名品が今シーズンも入荷してきました。




 

続いては

ENGINEERED GARMENTSからのコンビネーションシャツをご紹介。

 



ENGINEERED GARMENTS / COMBO SHIRTS BROAD CLOTH
カラー:ホワイト
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥26,000-+税
商品番号:11-11-6675-334



ここ数シーズン、自分が記憶してる中では

ここのブランドのシャツと言えば・・・

ボタンダウンシャツやワークシャツ、バンドカラー等でしたが

今シーズンの形はレギュラーカラーシャツ型。





袋縫いにより襟やカフ、ポケット淵はステッチが見えず、

よりドレスシャツ仕様に。

フロントの前立ても比翼となり、

ボタンを見せなくする事でよりドレスシャツの雰囲気に。

今まではここのブランドだと・・・

ステッチワークや変則的なポケットワークが特徴的でしたが

今回のシャツは敢えて見せなくし、

ドレスシャツ型に落とし込まれたコンビネーションシャツです。




ただ・・・



コンビネーションによる生地の見せ方で

見栄えは充分なデザインです。

ソリッド×ポルカドット×キャンディストライプ・・・

同じウェイトのシャツ生地により

生地と生地の張り合わせ部分も凹凸が抑えられ、

この見え方もドレスシャツらしい見せ方に寄せたのかな・・・と勝手にイメージを膨らませてます(笑)。





何はともあれ

とにかく変則的なコンビネーションの具合がとにかくツボです。







タックアウトして緩やかなAラインシルエットを楽しむの良し、





ドレスシャツ型、SHIMAMUKOと来るなら・・・

やはりタックインしたスタイル。

独特なブラウジングの出方も

クラシックな装いが好きなSHIMAMUKOも納得の一枚。





やはりこちらのシャツも今の時期にはレイヤードで合わせ、

ジャケットやサマーニットの裾やカフから

生地を覗かせたバランスがオススメです。





一枚着でタックインしたブラウジングのバランスは

夏が待ち遠しくなる位、

今年は楽しみたいスタイリング。

是非、様々なスタイリングの味付けに使って頂ければと。





フォーマルなディテールのドレスシャツ型に

変則的なコンビネーションが掛け合った

まさにENGINEERED GARMENTSらしいコンビネーションシャツ。






まだ寒いからシャツは後で・・・

いえ、今の時期はレイヤードで

時が来たら一枚で。

どちらを買おうか悩まれた方は・・・

いっそのこと2枚コンビご購入を。





JUNICHI YANAI