夜更かしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

先週からスタートいたしましたSETTLEMIER'S JACKETSのカスタムオーダーフェア。
先週末は自分もビームス プラス 丸の内に店立ち。
予想を遥かに超える盛り上がりに、正直驚きました。
ブランドとしての創業は30年ではあるものの、
先代のブランドから数えると60年近くもバーシティジャケットを作り続けています。
ポートランド オレゴン州で未だにアメリカ製として作り続け、
伝統と革新を大切にしているブランドの一つです。
何よりも高品質なレザーやメルトンの素材使いや、
着用した時のフィッティングバランス等、
全体的な雰囲気の良さは実感して頂けるはずです。
今週末の8/25までの開催ですので、是非ビームス プラス 丸の内へご来店下さい。
そして皆さまは既にご覧になられましたでしょうか?
BEAMS PLUS 2024 AUTUMN&WINTER COLLECTION 36STYLE LOOK
いよいよ2024年の秋冬もスタートしました。
LOOKを参考に気になるアイテムやお気に入りのスタイリングをチェックしつつ・・・
自身の冬の装いを妄想するのが楽しみな時期です。
店頭には続々と新作の入荷が始まっています。
アイテムによってはもう店頭在庫が無くなっていたりと・・・国内・海外問わずにBEAMS PLUSへの注目度の高さを感じさせられます。
まずは是非、上記の36スタイルをご覧くださいませ。
それでは本題へ。
今週末発売のPEG "Vertifield Shirt"のアイテム紹介を。

【別注】PEG / Vertifield Shirt
カラー:ブルー
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥31,900(税込)
商品番号:38-11-1376-334
"PEG〈ピー・イー・ジー〉"
2024年で25周年を迎えるENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS。
両ブランド共に1999年創立のブランドであり、取り組み自体は2003年からスタートいたしました。
PEGとはそのスタート時に使われていたコラボレーションネーム。
共に迎える25周年を記念し、ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのコラボレーションネームとして"PEG"を復活させました。

PEGという存在は数年前にNICK丹羽から譲り物から初めて知りました。
『これは昔にBEAMS PLUSとBEAMS PLUSの別注で』
どこを探してもENGINEERED GARMENTSやBEAMS PLUSのネームは無く、
当時を知らない自分からすると正体不明のブランド。
タグを見て唯一わかるのがNEW YORKとMADE IN U.S.Aということ。
そんなPEGが25周年のタイミングで復活し、いよいよそのPEGが再スタートいたします。
ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS
この両ブランドを繋げたのが”BEAMS のレジェンド”舘野 史典。
このAll Night BEAMS PLUSスタート時から読んで頂いている方は
もしかするとぴんと来る方もいらっしゃるかと思います。
5年前、BEAMS PLUSの20周年アイテムとして
BEAMS PLUSディレクターのMZOが書いたこちら『BEAMS PLUS 最後の20周年アイテム』の回に出てきた館野。
もうこの世を去ってしまい、残念ながら自分自身が関わる事ができなかったレジェンドスタッフ。
BEAMS PLUSの創生期から関わっており、数多くのブランドとの繋がりを作ってくれた大先輩の一人。
そんな館野が最初のENGINEERED GARMENTSとの取り組みをスタートさせ、PEGというコラボレーションネームを企画してくれました。

そんな第一弾の別注アイテム、"Vertifield Shirt"
今回、PEGの復活を記念し、一番最初にリリースを予定しているのがシャンブレーのワークシャツ。
ENGINEERED GARMENTSのデザイナー 鈴木 大器氏が『舘野さんのスタイルとして、シャンブレーのワークシャツをよく着用し、決して着飾らないスタイルが格好良かった』と。
今回は第一弾としてデイリーウェアとして舘野モデルのワークシャンブレーシャツをテーマに製作依頼。
命名されたのが"Vertifield Shirt"
"Vertifield"・・・舘(縦の=Vertical)野(=Field)の造語であり、まさに舘野の名前をとったネームに。
ENGINEERED GARMENTSの鈴木大器氏が考えるデイリーウェアとしてのワークシャンブレーシャツ、いよいよ今週末にリリースいたします。

あくまでも舘野のデイリーウェアをキーワードに
シャンブレーワークシャツのクラシックなディテール表現しつつ、ブランドらしいデザインディテールが落とし込まれています。

マチ付きの裾、袖口のストームカフスや猫目ボタン。
ワークシャツとしての基本的なディテールを残し、ワークウェアとしてのユニフォームらしさを感じさせてくれる一着です。

フロントはフラップポケットを採用し、左胸ポケットは袋ポケットに。
左右対称に見えるかと思いきや、左右非対称のディテールとなってます。
ディテールが生まれた経緯としては、胸ポケットに物を入れた時の蒸れを解消する役割があったとか。
サイドには隠しポケットの様な小窓があったり、ペン差しがあったり。
前述にあった、鈴木大器氏の舘野が愛用していたワークシャツ。
ベーシックであり、今の時代もファッションとしてスタンダードなウェア。
そんなイメージでデザインされたのではと思います。

フィッティングはPEGとしての別注フィッティング。
ゆったりとした身頃とアームホールに加え、長めの着丈。
個人的にも一丁着として様になり、クラシックになり過ぎないサイズ感です。

スタイリングは…今回の舘野(Vertifield)として、BEAMS PLUSのディレクター名を造語にしたアイテムでユニフォームをイメージしたスタイリングに。
ネイビーブレザーとしてのMid Field BlazerとフィールドパンツをミックスさせたGlass Field Pant。
アメリカンウェアをベースにして作られ、未だにアップデートされながら継承されている別注アイテム。
勝手な解釈ではありますが、ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS両ブランドのユニフォーム的なアイテムとして捉えています。
今回よりPEGとしてVertifield Shirtが加わり、ジャケット、パンツ、シャツの3ピースのユニフォームが揃いました。
まずは自分が思うENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのユニフォーム的なこなしで楽しみたいと思います。
今後はENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのコラボレーションはPEGとなります。
舘野が亡き今、当時のPEGについて語られるのはもちろんENGINEERED GARMENTS デザイナーの鈴木大器氏のみ。
PEGというブランドを鈴木大器氏に、BEAMS PLUSチーフバイヤーのサミュエル金子の取材記事が雑誌9/16発売の雑誌『2nd〈セカンド〉』にて記されています。
PEGの真相を知って頂く為にも、是非こちらの雑誌も一読下さい。

2024秋冬よりPEGが再始動。
第一弾として8/24(土)"Vertifield Shirt"がリリース。
取扱店舗、弊社オンラインショップにてご利用下さいませ。
カリスマYANAI