スタッフ「柳井 純一」の記事

New Collection "Triple Stitch" ~KENNETH FIELD~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週スイーツ佐久間がパリ、ロンドン、スコットランド出張へ行っている中、

自分はニューヨーク・サンフランシスコへ。





昨年のボストン・メイン同様に、初めての場所はとにかく何から何までとても新鮮。

市街のリサーチから始まり、合同展示会でのピックアップやブランドとのミーティング。

とにかく今回もとても内容の濃い出張でした。

さっと画像を・・・




















色々と仕込みが進み、来年もしっかりと魅力的なアイテムがお披露目できるかと思います。



そして帰国後の翌週には

グラマラス藤井の回でも触れておりましたがKENNETH FIELDの展示会で京都へ。

サミュエル金子を筆頭にグラマラス藤井、山田兄弟(弟)/正志でアイテムの買付け、プラジオ収録を行い、

無事その日は"商談成立"。




今回のAll Night BEAMS PLUSではプラジオ特番!! MZOとサミュエル金子のAll Night BEAMS+ #127でも話題に上がった

KENNETH FIELDのNew Collection "Triple Stitch"のご紹介を。




2024Spring&Summerより新しくリリースされた"Triple Stitch(トリプルステッチ)"

KENNETH FIELD本来のトラディショナルなラインから

デザイナー草野氏の趣味趣向を反映させ、フィールドウェアをベースにしたアウトフィッターズ、

そして今年の春夏から新しくトリプルステッチのコレクションがラインナップされました。



トリプルステッチ・・・ワードの通り三本の糸で縫い上げられ、主にワークウェアのアウトシームに用いられる縫製です。

頑強であり、見た目もタフなトリプルステッチはまさに漢服の象徴の一つ。

今までのプロダクトをガラッと変えるのではなく、

ステッチで新鮮な印象を与えるコレクションです。








スポーツコート的にも、カバーオール的にも着用できるジャケット。

使用している生地はポリエチレンのカルゼ生地。

ウールサージの様な綾がしっかりと立ち、まさにユニフォームの様な面構えと

ポリエチレンによるとても軽量かつドライなタッチ。

肩や袖、背面のシームといった運動の負荷がかかる箇所にトリプルステッチで縫製。

デザインとディテールのバランスが絶妙に取られています。




カバーオールらしくチェンジボタン。

チェンジボタンの裏の留めカンは表に見えない様に比翼で隠しています。

ラペル風に折り返したとしても金具が隠れ、クリーンな印象で着用できます。




トリプルステッチの箇所は糸のテンションで生地がつられ、立体感あるパッカリングがとても魅力。

ステッチによる立体感は洋服好きな方にはきっと響くポイントかと思います。

洗い込めばよりこのパッカリングが強くなるのではと。。




この手のジャケットはやはりレッドフォード桑田のこなしがお手本に。







生地やステッチの表情はありつつ、

程よくゆるく、軽快な着こなしが楽しめます。

一本より二本、二本よりも三本・・・縫製のステッチだけでも表情の出方は全く異なります。





続いてはブランドの定番でもあるEZ Trouserのデニム。

アウトフィッターズラインでリリースされていたモデルですが、

トリプルステッチとして若干のアレンジが加わっています。






こちらはサイドシーム、バックポケットの縫い合わせに落とし込んでいます。

デニムのあたりが出やすい箇所として、サイドシームのエイジングを楽しむ方は少なくないはず。

巻き縫いによるサイドシームの厚みと、トリプルステッチによる凹凸感・・・履き込めば履き込むほど、分かりやすく表情が出てくることでしょう。




バックポケットもよく見ると・・・

トリプルステッチだけでなくポケットの綾目を反転させております

ボディとポケットの色落ちが向きが異なる事で、色落ちのコントラスが出てきます。



EZ Trouserの特徴の一つとして裏地を当て、同色のステッチを走らせたダブルニー使用。

ヘビーユースしても生地が破れにくく、補強の意味を込めた仕様の一つ。





更には今回のトリプルステッチのラインからは裾にリップストップの補強をアップデートさせています。

ミリタリーのオーバーパンツらしさを出しつつ、ワークウェアらしいディテールがミックス。



因みに・・・




グラマラス藤井は数年前のEZ Trouserを履き込み、


 



劇的な変進"満"開花を見せています。

※加工による色落ちではございません



先日、京都で会った時にはこの色落ちとても驚かされました。

このデニムも当初はリジットのピンピンの状態。

決してすぐには到達はできませんが、ここまで雰囲気のある色落ちを見せられたら欲しくなるのは自分だけじゃないはず笑





そして最後は草野氏といえばの・・・




KENNETH FIELD / CHAMBRAY PULLOVER SHIRTS
カラー:CHAMBRAY BLUE
サイズ:S、M、L
価格:¥29,700-(税込)
商品番号:38-11-0875-066

シャンブレーシャツも新型として登場しています。

トリプルステッチとシャンブレーシャツの相性の良さはもはや説明不要かと。。




US ARMYのプルオーバーシャツをデザインベースにし、シャンブレー生地で表現した一着。

プルオーバーらしく、身幅やアームはゆったりとした作りです。






ポケットからカフス、前立て、襟は直線的に縫い上げられ、

ジャケット同様に袖付や脇にトリプルステッチ。

洗い込めば洗い込むほど、ステッチがつまりパッカリングが出やすいのもシャンブレーシャツの魅力の一つ。




フロントポケットは草野氏の嗜好品の一つ、シガー(葉巻き)ポケットがデザインに落とし込まれています。






先日の京都出張ではサミュエル金子が早速着用していました。

タックインスタイルのブラウジング、

ワンウォッシュの洗いざらし、

ラフに雰囲気良く着こなせるのもシャンブレーシャツの魅力の一つ

KENNETH FIELDファン、シャンブレー好きの方、

まずは一度試着だけでもしてみてください。





トリプルステッチで見せる今回の新しいコレクション。

決して大きくデザインを変えるのでなく、

ステッチの仕様で絶妙に、かつ新鮮に見せるのも草野氏らしいアプローチ。

トラディショナル×フィールドウェアのアウトフィッターズこなしに

これからは頑強かつ漢服の象徴でもあるトリプルステッチのコレクションもお楽しみください。





カリスマ柳井






秋冬最後の買い納めは・・・ KENNETH FIELD×BEAMS PLUS

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。






さて、いよいよ先週末からディレクターMZOやスイーツ佐久間が2024Autumn&Winter BEAMS PLUS Exhibitionの為、パリへ入国。

ディレクターMZOを筆頭に、プロダクトチームやグローバルチーム、もちろん会場の設営にはVMDの棟梁ことmimotoも。

スイーツ佐久間のInstagramのストーリーズではその様子がチラホラと・・・。

都内とは違った気温の中、どれだけBEAMS PLUSの展示会が盛り上がっているのか・・・反響がとても気になります!!




そして今週末はサミュエル金子と自分もニューヨーク・サンフランシスコへ行ってきます。

別注の仕込みや新規ブランドとの取り組み・・・皆様により良いものを提案できるように仕込んでまいります。






スイーツ佐久間が不在との事で、二週にわたり自分が今回も書かさせて頂きます。

本日ご紹介のアイテムは・・・先週のブログで少しだけ触れましたが

秋冬物の買い納めとして年明け一発目に購入したこちら。




KENNETH FIELD×BEAMS PLUS Sportcoat&Gurkah Trouser





ビームス プラス 丸の内のリニューアルオープン時にリリースされ、

ありがたくも多くの方にご購入頂きました。

今回、秋冬の買い納めとして年末頃からずっと買おう買おうと思っていた物を・・・新年早々にゲット。

無事、トラウザーのお直しが上がった為、今回こちらをご紹介させて頂きます。




今回、店舗のスタッフの意見も募り、デザイナー草野氏に企画として投げたのが

『ブラウンツイードのスーチング』

デザイナー草野氏が魅せるトラディショナルスタイルとフィールドウェアのミックスが楽しめ、

BEAMS PLUSらしく、KENNETH FIELDらしい粗野なツイードが良いのでは?という事で満場一致で決まった今回の企画。

丁度去年の今頃、2023年秋冬の展示会前に草野様にお伝えし、いざ展示会にお伺いすると・・・

さらっと『別注はこの生地で良いかな?』と出して下さったのがこちらの生地でした。

WOOLRICH(MADE in USA Fabric)のデッドストックファブリック。

ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカンミルズとしてのWOOLRICHは数年前に廃業となってしまい、現在はアメリカ製の生地の生産をしていません。

まさかBEAMS PLUS別注としてアメリカンミルズの生地を選んで頂き、用意して頂いた事には本当に驚きました。

もちろん即決でこちらの生地で企画を進行。



英国と米国をデザインディテールや生地でミックスさせる草野氏の洋服だからこそ、

そしてアメリカをルーツにしているBEAMS PLUSらしいWOOLRICH生地はまさに最適な生地です。

ブラウンとブラックの糸を使用したヘリンボーンツイル。

クラシックかつカントリー調のブラウンツイードとはまた違い、どこかシックな印象のヘリンボーンツイード生地です。




今回、スポーツコートとして選んだモデルは2ボタンのボックスポケット型。

こちらは80年代のアメリカのスポーツコートをベースに、

イギリスのハンティングウェアのディテールを取り入れたモデルです。

『ワタリが太めのボトムスには、長めの着丈とウエストシェイプが入ったスポーツコートが綺麗に収まる』と草野氏から。

粗野で地厚なツイードの生地を使いつつも、全体的にシャープなバランスに見えるのは

デザイナーが考える黄金比なのでしょうか。





マチ付きのボックスポケットや風を防ぐ為のチンストラップ、

また左身頃内側には3つポケット・・・



ペンを差しつつも、葉巻(シガー)を嗜む草野氏だからこそシガーポケットとしての意匠も残しているのか・・・と。

内側にもしっかりと収納が確保され、ディテールのデザイン・機能面にも惹かれるポイントです。



ブランドではお馴染みのグルカトラウザー。

イギリス軍から生まれ、ベルト要らずのウエストベルト仕様。



KENNETH FIELD創立当初からリリースされ、マイナーチェンジを繰り返してきたモデルです。



今回のモデルは通称グルカⅢ。

股上が深くなり、ワタリにボリュームを付け、裾にかけてテーパードが効いた絶妙なバランスです。

昨今のボトムスを見ていると『太すぎず、細すぎない』、そんなイメージがしっくりくるシルエット。



グルカⅢのポイントはよりドレストラウザーズらしい仕立てになっています。

裾はフラシの状態で、お好みのレングス、裾の仕様で着用が可能です。



生地の厚みや粗野な雰囲気から、足元は華奢なシューズよりもALDENやブーツといったレザーシューズがお勧め。

なので裾周りがシューズに負けない様、ダブル仕様が個人的にお勧めです。



更に今回、KENNETH FIELDのグルカトラウザーでは初となる裏地仕様に。

ウール、特にツイード等の粗野な生地のボトムスには最適なディテールの一つ。

肌当たりと滑りが良くなるだけでなく、風を防ぎ、シルエットに影響する膝の抜けも軽減されます。

生地に合わせ、こういった仕様変更も嬉しくなるポイントの一つです。



単品使いはもちろんですが・・・

やはりセットアップでの着用をとにかく楽しみたい。

ヘビーデューティーなスタイルにも、

タイドアップしたエレガントなスタイルにも、

はたまた英国的なカントリークラシックなスタイルにも。

2024年初買いとして購入し、これで心置きなく春夏へと気持ちを切り替えていこうかと。。




オンラインショップには掲載が無い為、

取扱い店舗である

ビームス プラス 丸の内

ビームス プラス 原宿

ビームス 神戸

以上の店舗へお問い合わせくださいませ。




それでは皆様、来週はスイーツ佐久間、私が不在となる為、

ビームス プラス 丸の内から若きトラディショナルマンが代打として登場予定。

来週のAll Night BEAMS PLUSをお楽しみに。




カリスマYANAI

奥深さと温かみを・・・~BEAMS PLUS Hand Knit~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




新年明けましておめでとうございます。

本年もBEAMS PLUSをよろしくお願いいたします。

2024年はBEAMS PLUS 25周年の年。

例年以上に今年は盛り沢山の年になりそうです。




さて、2024年仕事初めは・・・

ビームス プラス 丸の内へ。

有楽町から丸の内仲通りへ移転し、初の元旦という事で店舗へ店立ちに。

初売りという事で新年早々にも関わらず、ありがたくも非常に盛り上がりを。

お客様に便乗し・・・私も初買いを。





先日、スイーツ佐久間が紹介していたMADE in USAのウールパイルソックス、

FOX RIVERを2色買い足し。

今まではリアルに冬のルームソックスとして愛用していましたが、

実際にブーツと合わせると蒸れにくく、とにかくパイル編みのクッションがブーツの履き心地を良くしてくれます。




ビームス 神戸の山田兄弟/弟 正志が紹介していたHANDMADE in ENGLANDのサスペンダー、Albert Thurstonを購入。

トラディショナルなスタイルにはもちろんですが、カジュアルなスタイルにも是非取り入れて頂きたいアイテム。

山田正志はスーチングスタイルに

私はチノトラウザーズとスウェット、コーデュロイパンツとニットウェアに。




ずっと心残りであったこちらも買い足し。

END.×Clarks ORIGINALS×BEAMS PLUSのプリント技法で表現したパッチワークとフェード感。

以前、BEAMS PLUSの撮影で長野に行った際、ディレクターMZOがパジャマとして着用していたのが印象的で、

23年心残りのアイテムを初買いとして迷わず購入。

ニューフィットのボタンダウンシャツとミリタリーオーバーパンツ型のセットアップ。

自宅や近所散策に着用しています。




最後はこちら。

KENNETH FIELD×BEAMS PLUSのツイードセットアップ。

MADE in USAのデッドストックファブリックであるWOOLRICHの生地を使った

2ボタンのボックスポケットとグルカトラウザーズ。

もちろんセットアップで購入。

グルカトラウザーズはお直し中で、上がるのがとても楽しみ・・・

またこちらは来週のブログでご紹介を。




と、初買いとして秋冬の買い納めを。

ただ今週から都内は気温がぐっと下がり、いよいよ本格的に防寒が強いられる様になってきました。

今週のブログでは先シーズンから継続のお気に入りのアイテムをご紹介させて頂きます。




BEAMS PLUS / パッチワーク ハンドニット クルーネック
カラー:STRIPE、BLOCK
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥47,300-(税込)
商品番号:38-15-0140-048



BEAMS PLUS Patchwork Hand Knit


前シーズンより始まったハンドニット製のニットウェア。

様々なバリエーションを展開しているBEAMS PLUSのニットコレクションの中で、職人による手間と技術が詰まったアイテム。

とあるアメリカブランドのアーカイブを参考に、BEAMS PLUSでも展開しています。

機械では表現できない柄の出し方、多彩な色使いが可能となり、手作業による編地の表情がとても魅力的です。







ハンドニットと言えばやはりローゲージのざっくりとした糸・編地が特徴的。

機械編みではなく、ハンドで編み上げられる編地は立体感があり、それがとても良い風合いに。

手作業による風合いと温かみを感じさせ、厚手のローゲージニットはとにかく保温性も抜群。




柄は二柄。




こちらは14色の糸を使い、多色のマスとストライプがランダムパッチワークに見える柄域。


大と小のスクエア、それにより縦列のシームがずれ、変則的なパッチワークパターンが素晴らしい仕上がりです。

独特なこの柄域もセーリングカラーをイメージしているのか・・・?

そんな多彩な色使いと変則的なパッチワークパターンが魅力的な編み地です。




もう一柄は小さなスクエアのマスを一つ一つ手作業で縫い合わせ、

こちらも変則的な配置で組まれたパッチワークニット。



こんなに細かく、かつ多彩な色のスクエアを繋ぎ合わせるのは・・・本当に手間と職人の技術の賜物かと。

大きな柄を縫い合わせるより、小さな柄を縫い合わせる方がもちろん手間と時間もかかりますが、

それ以上に継ぎはぎが多いのに柄がずれる事無く、一つ一つ正確な間隔で編まれているのには驚きです。

裏の編地を見てるとどれだけ大変な作業なのか・・・きっと誰しもが実感できるかと。





久しぶりにスイーツ佐久間とスタイリング。

お互いアウトドアアイテムに合わせ、ヘビーデューティーなスタイリングに。




BEAMS PLUSのFishunting Jacketのインナー使い。



マルチカラーのスクエア柄はインナーの差し色として十分な見栄えと、

ローゲージニットの高い保温性は今時期に最適です。

ハンドニットの風合いと、シャンブレー生地の粗野な風合いも良き相性。




引きで見るとよりこの細かい柄域は目を惹きます・・・

とにかくハンドニットだからこそ表現できる色・柄。




スイーツ佐久間はダウンジャケットに。

ダウンジャケット×ハンドニットのレトロな組み合わせを、色使いやボトムスで軽快なスタイリングに。





スウェットをインナー使いし、ニットアウター的なこなしもポイントです。

シャツではなくスウェットを挟むことで、スポーティーなルックスと動きやすいレイヤード。

実際に自分もする組み合わせですが、ハンドニット位のローゲージでしたら十分アウターとしての安心感もあります。

風を防ぐ時は更に薄手のナイロンブルゾンを挟むのもオススメ。

ハンドニットの風合いをアウターとして見せる着こなしも・・・重ね着次第では十分楽しめます。







ハンドニットの手間と高い技術力・・・裏側の撮影をしているとふと思いました。





裏返しで着用し、あえてこの裏側の雰囲気も楽しめるのではと。

シームの立体感とまた裏側から見える柄域は個人的にもぐっとくるポイント。

表面が裏にくれば、フラットシームとして着心地も良いのでは??と。

勝手にリバーシブルハンドニットとして、

次回は裏側を表にして着用してみようかと。




機械編みの綺麗な編地も良いですが、

真冬に着用するニットとして雰囲気抜群のハンドニットもおすすめです。

是非、店頭でその風合いや質感、またまた裏返してハンドニットの凄みを感じて頂ければと思います。




今週末からスイーツ佐久間がパリ・スコットランドへ出張に。

来週も自分がブログを書きますので、どうぞくどいブログにお付き合いください。




カリスマYANAI






2023 Last All Night BEAMS PLUS ~GIM×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




いよいよ本日で私も仕事納め。

本日はプラジオにてBEAMS PLUSチーム内で、今年を振り返ったLIVE配信


今年も振り返れば本当に色々な出来事が。

とほほ・・・では済まされない"やらか仕事"も多々・・・苦笑

失敗をしっかりと振り返り、来年はよりアップデートしていける様に努めてまります。


来年はBEAMS PLUS 25周年。

アイテムやイベント毎も盛り沢山な一年になる予定です。

皆さまとご一緒にBEAMS PLUSを楽しく、盛り上がていけたら本望です。

本年も本当にありがとうございました。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。






さて、年内最後のブログは・・・

大好きなニットウェアからこちらをご紹介。



以前にベストをご紹介しましたGIM×BEAMS PLUSのShaggy Fair Isle Cricket Sweater


gim × BEAMS PLUS / 別注 Shaggy Fair Isle Cricket Knit
カラー:ベージュ、グリーン
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-15-0165-148





英国羊毛協会の正式なタグがつくBRITISH WOOLを採用し、シャギー(起毛)加工でウォーム感溢れる表情。

以前のブログでもお伝えしましたが、とにかく糸の弾力と肌当たりの滑らかさから上質な糸の質感を感じられます。

フェアアイルパターン、クリケットデザイン、シャギー加工

この要素が見事にマッチされ、とても新鮮な見え方のニットウェアとなっております。



カントリーなムードのスタイリングにも、

クリケットセーターらしくスポーティーなスタイリングにも、

はたまたウォーム感溢れる表情はクラシックアウトドアスポーツスタイルにも・・・

解釈次第では本当に色々と楽しめるニットウェアです。



梳毛糸(細い糸)を使いつつ、しっかりと編みこまれた重量感あるニットウェア。

サイズ選びではニットアウターっぽくも着れる為、中にスウェットを挟むのが最近のマイブームです。



年内最後のスタイリングとして・・・

色合わせ&柄on柄のグリーンづくし。

昨今のアウトドアウェアに気持ちも惹かれ、ダウンやフリースでスタイリング。



先日購入したフリースのスキー柄フリースパンツも、ニットの起毛感と相性がとても良いです。

冬の落ち着いたトーンのコーディネートも良いですが、冬に発色の良いアイテムを盛り込んでいくのもおすすめ。

本格的な寒さはこれから。

アウターももちろんですが、やはり冬だからこそウールのニットを盛り込んで冬のスタイリングをお楽しみください。

店頭には様々なニットウェアが充実しております。

恐らく日本どこを探しても、

こんなにバリエーションが富んだニットウェアを取り揃えているのはBEAMS PLUS位!?

色々と目移りを楽しんで頂き、冬の装いに添えて頂ければと。




別件ですが・・・

1/2(火)はビームス プラス 丸の内にてお店立ちを予定しています。

新年早々ですが、皆様とお会いできることを楽しみにしております。

それでは皆さま、本年も本当にありがとうございました。

よいお年をお迎えください。




カリスマYANAI

Fair Isle Knit Wear&Goods ~Jamieson's×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。







先日、BEAMS PLUS 2023Fall&Winter Editorialの最終編Vol.3の撮影のためとある場所へ。





足が埋まるくらいの積雪に、アウター必須の極寒の場所。






 




早朝から夕方にかけ、怒涛の撮影が無事終了いたしました。

前回の"SET UP"STYLEとはまたガラッと雰囲気も変わり、いよいよ真冬を感じさせるストーリーになる予定です。

是非、公開まで楽しみにしていてください。




本日ご紹介のアイテムはスコットランドの伝統的なニットブランドをご紹介。




11月にリリースされ、ありがたくもご好評頂いているJamieson's×BEAMS PLUSのニット。

フェア島で生まれ、古くから伝わる漁師の家紋や雪柄、島の自然風景を表現しているとの事。

様々な色の糸で編みこまれ、その色・柄は流行関係なく毎年惹かれてしまいます。

特にフェアアイルニットと言えば、Jamieson'sを思い浮かぶ方が多いかと思います。






シェットランド諸島にある最古のニットファクトリーであり、毛糸の紡績も行っております。

Jamieson'sのニットウェアに使われれる糸は、寒い地域で育った羊から取られる羊毛を紡ぎ、

天然染料による自然な風合いのシェットランドウールを使用しています。

糸の紡績からし、それを使って編み立てられるフェアアイルニット。

自分も何年も愛用しておりますがとにかく軽く、温かく、耐久性に優れたニット。

昔はニットは重く、目の詰まったニットが温かいと思っておりましたが、

シェットランドウールのその着心地と保温性には本当に驚きました。

それともう一つ。

着用していくうちに出てくる毛玉と型崩れ。

毛玉ができないとは言い切れませんが、

シェットランドウールの魅力は毛玉ができても決してみすぼらしくなく、風合いとして見えるところ(個人主観ですが)。

色合いやうねりが強い糸だからでしょうか。

弾力がある毛糸は着用を繰り返しても伸びきる事はなく、どちらかと言うと身体に馴染んできます。






そんなリアルシェットランドウールで編まれたフェアアイルニット。

今回はフェアアイルのニットを小物と合わせて提案させて頂いております。

BEAMS PLUSのスタンダードなパンツ群にも合わせやすいカラーでリクエストし、ブルーベースとネイビーベースの2色展開でご用意いたしました。






Jamieson’s × BEAMS PLUS / 別注 Roll Neck Knit
カラー:ブルー、ネイビー
サイズ:36、38、40、42
価格:¥39,600-(税込)
商品番号:38-15-0183-247


まずはロールネック。

フィッシャーマンセーター的な使い方ができ、個人的にはアウトドアスタイルやミリタリーアイテムとのコーディネートに愛用中。



首周りは程良くスペースがある為、ニットの肌当たりを気にする方にも是非試して頂きたい形。

高すぎない絶妙な高さのネックは、タイドアップスタイルにも。



ビームス プラス 丸の内STAFFのARIMOTOのスタイリング。




スポーツコートにロールネックのニット&タイドアップスタイルはどことなく新鮮な組み合わせ。



Jamieson’s × BEAMS PLUS / 別注 Watch Cap
カラー:ブルー、ネイビー
サイズ:FREE
価格:¥13,200-(税込)
商品番号:38-41-0216-247




Jamieson’s × BEAMS PLUS / 別注 Ear Muffler
カラー:ブルー、ネイビー
サイズ:FREE
価格:¥7,700-(税込)
商品番号:38-65-0037-247

今回、このロールネックの色柄に合わせ、ワッチキャップとイヤーマフラーもご用意しています。

Jamieson'sの社長でもあるピーター氏が来日された際、どちらも島の人たちにとっては防寒具として使われているとの事。

ウェアとそれにプラスして色・柄を合わせた小物の組み合わせを是非楽しんで頂きたく、今回は別注で製作してもらいました。





主役とならずとも、フェアアイルの小物をワンポイントとして取り入れたり、はたまたロールネックと色・柄合わせを楽しんで頂いたり。。



ついつい毎年足してしまうフェアアイルニット。

冬はこれから・・・今年も伝統的なニットウェアと一緒にコーディネートを楽しんでいきます。

皆さまも是非店頭とオンラインショップにてご利用くださいませ。





カリスマYANAI

"WESTERN" Mountain Parka ~REMI RELIEF~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




いよいよ本格的に冬の寒さを感じる季節になってきました。

洋服もスウェットからニットウェア、

軽アウターからウールのコートや中綿物・・・

徐々に暖を取る洋服へと衣替えしてきています。

そんな冬の滑り出しに…

先週末にリリースしたこちら。



KAPTAIN SUNSHINE×BEAMS PLUS Donkey Coat



ドンキーコートやスパニッシュコート、はたまたスタジアムコート等々、

色々と呼び名があるこちら。

観戦用のコートとして当時は愛用され、

古着がお好きな方には比較的馴染みがあるアイテムでは無いでしょうか。

トラディショナルでありながら、昨今の服飾ではほとんど見ない?であろうコート。

・・・


そして今週末にはこちらも控えており・・・





MOUNTAIN RESEARCH×BEAMS PLUS Mountain Folks Puff

クラシックアウトドアから、今回はダブルスナップボタンのダウンジャケットをベースに作成したこちら。

Mountain Folks Puff・・・山の住民(動物)達

特徴的なダブルスナップボタンをディテールに踏襲しつつ、

エンブロイダリーのアニマル刺繍であったりデタッチャブルの各パーツ。

詳細は同時刻公開の『プラジオ』にて…






デザイナーの小林 節正氏をゲストに迎え、

今回の別注のストーリーやアイテムに込められた生地使いやディテール等を語って頂きました。

アイテムだけでなく、山の過ごし方やあの秘密基地(山のデッキ)についても・・・

本日12/1(金)いよいよリリースされますので、こちらの放送は必聴です。






さて、冒頭からローンチアイテムに少し触れましたが・・・

こちらもしっかりとご紹介させて頂きます。






REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 Mountain Parka
カラー:ブルー、ブラック
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥87,780-(税込)
商品番号:38-18-0503-671


REMI RELIEF×BEAMS PLUS Western Mountain Parka

今回BEAMS PLUSとして別注を依頼したのはカウボーイが着用していたマウンテンパーカー。

お馴染みREMI RELIEFのカスタムオーダーでは非常にご好評を頂いているウエスタンシャツ。

フィッティングもBEAMS PLUS用のエクスクルーシブフィットにしてもらい、

今ではスタッフ・お客様共にスタンダードになりつつあるシャツアイテムです。

REMI RELIEFとBEAMS PLUS・・・ウエスタンアイテムは一つのキーワードでもあり、

過去にも様々なウエスタンアイテムがリリースされてきました。



今回、昨今のクラシックアウトドアムードとREMI RELIEFらしいアイテムにフォーカスをあて

製作されたのがこちらのウエスタンヨークが特徴的なマウンテンパーカー。

デザイナーでもあり、加工・染色のスペシャリストでもある後藤氏が手掛ける渾身のエクスクルーシブモデルとなります。






ボディのメインとなる生地はコットン60%・ナイロン40%のロクヨンクロスを使用。

マウンテンパーカーでも聞き馴染みある素材を使いつつ、着心地を考慮して比較的軽く、柔らかいロクヨンクロスを選定しています。

そんなロクヨンクロスを今回は硫化染めでフェードブルーとスミクロに染め上げて頂きました。


インディゴを連想させるフェードブルーは何回も着用し、色が綺麗に抜けた様な表情。



対してスミクロはブラックから若干フェードをさせ、程良く着古した表情に仕上げてもらっています。

何度もこの色合いは調整してもらい、ブラック本来の都会っぽさを残しつつ・・・程よく着用感を感じさせる具合にと、

面倒なリクエストもしっかりと応えて頂けるのには、改めてブランドの技術力の凄みを感じます。





特徴的なウエスタンヨークは牛革を使用。

ロクヨンクロスとレザーコンビ、このルックスがまさに今回のウエスタンマウンテンパーカーの最大の特徴。

異素材のコンビネーションに、ブランドらしい染めと加工が見事にマッチしています。











裏地にはカウボーイ柄のバンダナからデザインモチーフを採用し、ジャガードで表現。

プリントとは違い、立体感と表情が出る贅沢な仕様。

表地同様にしっかりと作り込み、さり気なく見える裏地も抜かりなく。



袖裏には光沢あるポリエステル素材を使用。

滑りの良さや防風性はもちろんですが、どことなく高級感を感じさせてくれるポイントの一つです。




冷気や風の侵入を防ぐ高めの襟は、フードが内蔵されており当時のモデルを忠実に再現しています。

因みにフードの生地はボディの生地よりも薄く、かつハリコシある生地に。

ボディ同様のロクヨンクロスを使ってしまうと、収納したときの襟のスマートさが損なってしまう為、

こちらも様々な生地を見比べ、最適な生地をチョイスしました。



フードを出した時の首周りは・・・異なる生地の見え方も個人的にはぐっとくるポイント。









フィッティングはハーフコート的な長めの着丈、重ね着を楽しめるゆとりある身頃。

着丈が長ければその分風の侵入を防ぎ、

温に合わせてレイヤードの調整が可能なフィッティングで実用性もしっかり考慮しています。

裾にかけての広がりはとてもバランスが良いAラインシルエット。

パンツの太さも悩むことなく羽織れます。




BEAMS PLUSバイヤーでもあり、クラシックアウトドアウェア物を収集しているサミュエル金子。





ブルーを着用し、デニムやシャンブレーのレイヤードスタイル。



インナーにはダウンベストを挟み、アウトドアウェア本来のシェル使いや色の差し方は金子らしいスタイリングに。

昨今のクラシックアウトドアブームにも馴染み、

REMI RELIEF×BEAMS PLUSらしいウエスタンモチーフのマウンテンパーカー。

ブランドが得意とする生地の染めと、自然に着古したかの様な加工技術が最大限に詰め込まれた一着です。

着用を繰り返す事で、ここからの更なる変進開花が楽しみです。

次の休み、思い切って洗濯してみようかと・・・(※手洗いは可能です)





店頭もしくはオンラインショップにて。




カリスマYANAI





Made in Inismeain

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマ柳井です。









先日、無事リロケーションオープンを迎える事ができたビームス プラス 丸の内。



店舗の場所は自分も大好きな丸の内仲通り。

平日・週末ともに人通りが多く、景色が抜け、様々なショップが連なるこの通りは本当に素敵な場所です。

皆様のお力添えがあって、本当にすばらしい場所に店舗を構える事ができました。

本当にありがとうございます。

是非、丸の内・有楽町界隈にいらっしゃった際は、街並みを楽しみながら店舗へお立ち寄りくださいませ。






さて本日ご紹介のアイテムは…

ビームス プラス 丸の内のみでのお取り扱いのニットブランドINIS MEAIN。

アイルランド諸島の一つ、イニシュマン島発のブランド。

島の伝統的な編み物であるフィッシャーマンセーターを中心に、

良質な素材使いと島を象徴するデザインや色使い。

伝統的でありながら古臭さを一切感じさせないニットは、毎年入荷が楽しみなブランドの一つです。

早速、2023年秋冬のBEAMS PLUSがオーダーしたラインナップをご覧ください。




INIS MEAIN / Landscape Boatbuilder Turtle Neck
カラー:オフホワイト
サイズ:M、L、XL
価格:¥78,100(税込)
商品番号:38-15-0188-750


タートルネック型のボリューム感あるBoat Builder。

もとは寒い冬の間、船や小屋作りをする際、保温性と動きやすさを重視して作られた形との事。



運動量を邪魔しないラグランスリーブを継承しつつ・・・

実は素材にはメリノウール×カシミアを使用。

カシミアは皆さまお馴染みかと思いますが、

メリノウールも繊維が細く、カシミア同等の肌当たりの良さや保温性の高い糸です。

日本の品質表示の厳しさで『毛100%』との表記となっておりますが、

実際にはメリノウール約70%×カシミア約30%で編み立てあげられた極上のフィッシャーマンセーター。



今回のBoat Builderは、ブランド得意とする島の情景をグラデーションで表現。

ホワイトからサックスの絶妙な色のグラデーションが入り、

空に浮かぶ雲から広大な海の風景を表現しているのか・・・と想像しながら着用するのもこのブランドの楽しみの一つ。

伝統的であり、島のプライドをしっかりと感じさせてくれる一着。





続いてはフィッシャーマンセーターと言えばのアランニット。






INIS MEAIN / Patented Aran Crew Neck
カラー:ブルー
サイズ:M、L、XL
価格:¥59400(税込)
商品番号:38-15-0189-750

本来アラン編みは漁に出る時の安全や豊漁、またその人の続柄を示す為の柄として

昔から手編みで表現されていました。

今回のアラン編みは新しい編み柄となり、中央にアラン編みがくる特徴的なデザイン。

島のアーカイブから基にされており、今回もアラン編みの新柄としてリリース。

クルーネック型とニットジャケット型の二型を今回お取り扱いしています。





糸の色使いが今回は特徴的。

カラーコントラスで編地をより立体感を持たせています。

アラン編みはよく目にするものの・・・やはりこういった糸の色使いはやはり唯一無二。

こちらも『毛100%』との表記となっておりますが、実際にはメリノウール約70%×カシミア約30%で使われています。





SHIMAMUKOがクルーネックを着用。

ワークシャツのシャンブレーにウールのドレストラウザー。

シャンブレーシャツの粗野な雰囲気にも合いますし、

上品なウールのトラウザーとも相性が抜群。

上手な塩梅でコーディネート。





INIS MEAIN / Honeycomb-Knit Sweater
カラー:オリーブ
サイズ:M、L、XL
価格:¥53,900-(税込)
商品番号:38-15-0186-750

続いてはこちらも新しい編地のモデル。

漁の際に使用するフィッシュネットをモチーフにした編立。

全体はオリーブ単色に見えつつも、よく見るとやはり様々な色の糸が織り交ざっております。

フィッシュネットにかかった海の海藻・・・とイメージし、

この深みあるニットを楽しんで頂きたいです。



裏返して見るとよりはっきりとわかるフィッシュネット柄。

この裏面で着用しても良いのでは?と思うくらい、とても惹かれる編地です。

こちらの原料はアルパカ80%とシルク20%。

ベビーアルパカと呼ばれる原料を用い、独特なぬめ・光沢感の上品さと、ウールよりも高いとされる保温性・吸湿性。

シルク混紡により非常に上品な仕上がりです。




ミドルゲージくらいの見た目なのに、しっかりニット特有のウェイトが感じられる一着です。

上質な素材を用い、INIS MEAINらしい編み地のデザインがとても魅力的です。





SAKAMOTOはMOJITO×BEAMS PLUSのSun Valley Lodge Jacketに合わせ、オリーブ×カーキのグラデーションを表現。

トラディショナルなスタイルとも相性が良く、インナー使いでも充分に存在感を与えてくれます。

今シーズンのアルパカ×シルクの素材感、新柄のフィッシュネット編み…INIS MEAINらしいフィッシャーマンセーターを是非お試し下さい。





INIS MEAIN / Stripe Bas Hat
カラー:オフホワイト、オリーブ
サイズ:フリー
価格:¥12,100(税込)
商品番号:38-41-0193-750



続いて小物もご紹介。

ストライプパターンが入ったシグナルハット。

島の漁師達は基本的に色柄が入ったニットは着用せず、その代わりにハットの色柄で識別していたとのこと。

実際に島の漁師達が着用されていたシグナルハットを、INIS MEAINらしいアルパカ×シルクの上質な素材で製作。

昨年は店頭に並ばずに完売してしまい、初見の方も多いかと思います。

今回はカラーを変更してリリース。

フィッシャーマンセーターとシグナルハット…イニシュマン島のトラディショナルスタイルを是非お楽しみ下さい。



最後はスタッフ間でも人気の高いこちら。


 


スモールスカーフ。

メリノウール×カシミアの素材を使い、スカーフサイズの巻き物。

首周りのちょっとしたアクセントとして差しやすく、それでいてしっかりと暖かさを感じさせるアイテム。

首周りのチクチク感や、さり気なく使えるサイズ感。

暖冬と呼ばれている昨今、この位のサイズでも充分という声も多いです。


INIS MEAIN / Small Scarf
カラー:Grigio(GREY)、Antilope(BEIGE)
サイズ:フリー
価格:¥14,300-(税込)
商品番号:38-45-0079-750





ネップ感や編み地の深みもあり、決して単調にならないスモールスカーフ。

コーディネートに主張し過ぎないベージュとグレーの2色を取り揃えています。




イニシュマン島発のニットブランドINIS MEAIN。

島の伝統を守りつつ、リプロダクトではないアップデートされたニットウェア。

取り扱い店舗はビームス プラス 丸の内のみですが、もちろんお近くの店舗へ取り寄せ、お試しもできます。

ブランドファンの方はもちろん、ニットをお探しの方は是非こちらもお試し下さい。




カリスマ柳井

11/3と11/4はビームス プラス 丸の内でお会いしましょう

夜更かしの皆様、こんばんは。

カリスマYANAIです。




さて、先月末でビームス プラス 有楽町がクローズ。





ビームス プラス 丸の内へとリロケーションするべく、一時閉店となります。

自分は6年半在籍していた店舗であり、本当に色々と思い出がつまった場所でもあります。

職場ではあったものの、自分の家以上に落ち着く場所であり仲間やお客様に会える大切な場所でした。

とは言いつつ、ビームス プラス 有楽町がクローズしても何も寂しさは感じず。



今後はビームス プラス 丸の内がより一層そんな憩いの場所になっていくと確信しているからこそ、

楽しみと期待と緊張と色々と入り混じっています。

場所は東京駅と有楽町駅を繋ぐ、丸の内仲通りの中間に位置する『丸の内仲通りビル』の1F。

丸の内界隈でも一等地であり、仲通りに面したお店は本当に素晴らしいロケーションです。




そんなビームス プラス 丸の内がいよいよ明日11/3(金・祝日)リニューアルオープンいたします。

BEAMS PLUSとして、

アメリカンクローズをベースに、魅力的な店内空間と商品がお披露目となります。

今回はリニューアルオープンに向け、

店内では11/3発売のアイテムを多数ご用意し、

店外の仲通りスペースには様々なイベントを開催いたします。





既に発売が控えているアイテムはビームス プラス 丸の内のInstagramで拡散されております。

もちろんご紹介しきれてないアイテムが多数ありますので、

まずはお店に足を運んで頂けたら幸いです。



そしてニュースページには既に公開されていますが、

店外の仲通りスペースをBEAMS PLUSがジャックし、多くのコンテンツを用意しています。

本日はそんなイベント概要に少し触れていきたいと思いますので、

是非皆様最後までお付き合い下さい。



丸の内仲通りはまさにこの界隈のメインストリート。

所狭しとショップやレストランが並び、多くの方が行き交い、集う場所。

とても見晴らしが良く、活気のある空間はいつ来ても落ち着きます。

今回はリニューアルオープンを記念し、BEAMS PLUSが丸の内を賑やかに彩ります。

どんな事をやるの!?

ニュースページを見て、もしかするとあまりピンと来ない方もいるかと思いますので、

一つ一つご紹介していきます。


1.BRAND Installation





Jizi/I.J.I Unit 井地 八郎氏、TUBE/斉藤 久夫氏、KENNETH FIELD/草野 健一氏、Unlikely/中田 慎介氏の計4名による

ブランドの世界観を反映させた『スポーツコートのこなし』とそれぞれのデザイナーが表現する『タイドアップ』をインスタレーションとして作品展示いたします。

作品展示ってどんなものなのか・・・

それは各デザイナーの私物やサンプル、はたまたビンテージ等、服飾だけに留まらないアーカイブを一同に並べて展示いたします。

棟梁MIMOTOと各デザイナーから送られてきた物を検品しましたが・・・

一言で『半端じゃない』です。

当たり前ですが、やはりこれだけ凄い物が集まると絶句。

普段、絶対見れない様な物が想像以上に集まりました。





Jizi・・・BEAMS PLUS Tailor Lineというスポーツコートやスーツを製作して頂いている神戸・兵庫のテーラー I.J.I Unitのプライベートブランド。あまり馴染みの無い方も多いかと思いますが、BEAMS PLUSとはとても長い付き合いであり、恒例の『スポーツコートオーダーフェア』もこの井地氏が代表努めるI.J.I Unitがあってこそなんです。様々な年代のスポーツコート・スーツを中心に、Jiziとしてのモノ作りや世界観が見えてくる展示物。アメリカンクローズに留まらないスペシャルピースをお楽しみに。






TUBE・・・アパレル業界を長らく牽引してきた斉藤氏。BEAMS PLUSでも毎シーズンコレクションを展開させて頂き、正しくも斉藤氏の遊びやハズシが効いたアイテムは唯一無二。今回、斉藤氏に『タイドアップのコーディネーションが見たいです』とお伝えしたところ、斉藤氏のアーカイブサンプルや私物を織り交ぜ、様々なタイドアップ(巻き物)スタイルを提案頂きました。これとこれでこう合わせるのか・・・素材、色、柄、アイテムの組み合わせ・・・全てが目新しく、見入ってしまうコーディネートばかりです。物作りに通ずる洋服の楽しさを、こういったスタイルで見れるのもこの機会だけ。





KENNETH FIELD・・・デザイナー草野氏が提案するアメリカンクローズ。アメリカをベースにしつつ、英国的な要素を取り入れた物作りや、草野氏らしいスタイルは根強いファンが多くいらっしゃいます。フィールドウェアを取り入れたスポーツコートスタイルは、草野氏のライフスタイルが反映され、リアルに感じるそのスタイルは根強いファンが多くいらっしゃいます。草野氏と言えば・・・スポーツコートはもちろん、シャンブレーシャツや過去にビームス プラス 有楽町で開催したネクタイの展示・・・。今回、それらをインスタレーションで表現し、KENNETH FIELDの物作りのルーツが垣間見えるインスタレーションとなります。普段は見れないプロダクトの裏側を。





Unlikely・・・2023年よりスタートした中田氏による新ブランド。話題性があり、トレンドを掴みながらもルーツはアメリカン・トラディショナル。"ありそうでない"天邪鬼な発想から作り上げられるプロダクトは正統を踏まえた上での新しさ。スポーツコート、クラシックアウトドアのレイヤード、それらを着こなしやディテールアレンジで魅せるUnlikely。今回、中田氏らしいスポーツコート&タイドアップのスタイリングを表現して頂くこととなりました。レイヤードで魅せるスポーツコート・・・ブランドのイメージとも繋がるスタイルをインスタレーション形式で表現して頂けます。



展示を通してブランド・デザイナーの世界観を是非体感して頂きたいです。



2.MOTO レザーワークショップ&レザーアート作品展示





そして、ブランドインスタレーションの一つ、LEATHER ARTS&CRAFTS MOTO。

 BEAMS PLUSではレザーウォレットやレザーバッグを別注として取り扱いさせて頂いております。ただ、ブランドの真骨頂と言えば欠かせられないのが"レザーアート"。

レザーを用い、服飾小物に留まらない、いわばアートの世界でも非常に有名です。

様々な革を人の手で生き返らせ、様々なアート作品を製作。3年前には鳥取の米子市には"本池ミュージアム"を設立し、作品を集約しています。

今回、LEATHER ARTS&CRAFTS MOTOのインスタレーションとして、一部のレザーアート作品を展示させて頂くこととなりました。

 


数年前に東京でも本池氏のレザーアート作品が出展され、棟梁MIMOTOに誘われて見に行きました。

今まで見た事も想像した事もない作品を目にし、とにかく衝撃でした。

今回、そんなレザーアート作品を仲通りで展示させて頂きます。

自分がつらつら書いても全く伝わらないと思いますが…とにかく作品の素晴らしさには皆様共感して頂ける事かと思います。

いつか絶対に鳥取米子市にある本池ミュージアムにも行きたい…




そしてLEATHER ARTS&CRAFTS MOTOと言えば、こちらもご用意しております。

レザーワークショップ。


先日開催させて頂きましたLimited Storeでも大好評だったレザーのワークショップ。

デザイナーの本池良太氏が今回も来てくださり、一人一人にレザーアイテム製作をサポートして頂けます。

前回も好評だったレザートレー、また今回のイベント為だけにレザーシューホーンの製作が可能です。



レザートレー…レザーの染色、縫い込み、そして文字の打ち込みをご自身で行い、作り上げていきます。大切なアクセサリーや小物の置き場として、もしくはインテリアの一つとして…何かと使い道が多く、今までワークショップを経験された方からも大好評なコンテンツ。



レザーシューホーン…レザーの染色を行い、文字の打ち込み。シューホーンはご存知の通り、シューズの踵を潰さず、大切に履いて頂く為の必需品。そんなアイテムをワークショップでできたら…と思い、ご相談したところデザイナー本池良太氏が快く承諾して頂きました。 



ワークショップという聞き馴染みはいりつつも、実際にはあまり機会がないのではと思います。大切な物や用途に使う為のレザーアイテム…是非、ワークショップを通して"愛着"を体験して頂きたいです。

アポイント制とはなりますが、当日の様子を見て頂き、ご希望の方はスタッフへお声掛け下さいませ。



3.ラルフズコーヒー



世界的に有名なラルフローレンが展開するカフェ"ラルフズコーヒー"にご協力頂き、リニューアルオープンイベントに来て頂くこととなりました。





ラルフローレンとBEAMS PLUS、アメリカをルーツにした洋服やスタイル。

せっかくBEAMS PLUSとして飲食の提供をするなら…両者に親和性を持たせて提供したいとチーム内で話が盛り上がり、ラルフズコーヒーに依頼をさせて頂きました。

恐らく多くの方が店内を見て頂き、仲通りはイベントで盛り上がるかと思います。

ちょっとしたコーヒーブレイクとして、コーヒーまたは紅茶、お菓子を販売いたします。




しかし、ただ単にコーヒーの販売ではなく…少しだけ屋外のテーブルや、コーヒーカップのスリーブデザインにちょっとした仕掛けも。そちらも併せてお楽しみ頂けますと幸いです。



4.STREET JAZZ LIVE



BEAMS PLUSと音楽。やはり欠かせられないのがJAZZ。

丸の内仲通りのストリートを使用し、JAZZ LIVEを開催いたします。

13:00〜と14:30〜の各日2回公演。



東京大学のJAZZ研究会『UTOKYO JAZZ』の方々に来て頂き、演奏をして頂けます。

先日、自分もJAZZ研究会の部室にご挨拶兼ねて演奏を聞きにいきました。正直、音楽に関しては無知な自分も、学生の方々が一生懸命、楽しく演奏している様子を見てとても楽しい時間を過ごせました。

音楽の好き嫌い、良し悪しではなく、UTOKYO JAZZの方々の楽しそうに演奏している姿は皆さまにも聴いて、見て頂きたいです。

当日は丸の内仲通りをJAZZ音楽で奏でて頂きます。普段、あまり音楽に馴染みない方にもきっと楽しんで頂けるコンテンツ。是非、皆さまお時間になりましたらお店の前に演奏を聴きに来てください。


5.千葉スペシャル




丸の内・有楽町界隈では有名なシューシャインサービス『千葉スペシャル』。多くの著名人や業界の顧客を持つ、靴磨きのスペシャリスト集団。

BEAMS PLUSでは数多くのレザーシューズを取り扱い、多くの方が良質なレザーシューズを履かれています。  

ビームス プラス 丸の内はアメリカントラディショナルなスタイルが強く、それらの足元にはレザーシューズが欠かせられません。

今回、この界隈では非常に有名な千葉スペシャルにご協力頂き、皆さまにシューシャインのサービスを提供させて頂きます。 





社長の千葉尊氏が独自に開発した門外不出のクリーナーとクリームを使い、プロフェッショナルな手仕事を体験して頂けます。

ただ光らせる為の磨きではなく、シューズの状態や革質を見抜き、適正にクリーニングとシューシャインを行って頂きます。

当日は是非レザーシューズを着用(もしくは持ち込み)して頂き、丸の内へお越し下さい。

※千葉スペシャルのシューシャインサービスは11/3のみとなります。


6.プラジオ公開収録 




最後はBEAM PLUSの大人気コンテンツ『プラジオ』の公開収録。

やは。イベント毎には欠かせられないコンテンツ。今回のイベントでは公開収録を予定しております。



今回は何とリニューアルオープンを記念し、丸の内仲通りにBEAMS PLUSが来た!!としてBEAMSオレンジのデリバリー号をラジオブースにします。




シン・ビームスプラス有楽町移転計画 〜ヒトもマチも相思相愛〜 プラジオ スペシャルライブ! 』


・11/3(金) 12:00~13:00

Guest : KENNETH FIELD / 草野様

出演者 : セクシー島向・カリスマ柳井


・11/3(金) 15:00~16:00

Guest : Jizi / 井地様・山根様

出演者 : Mr.IVY MAM・大臣


・11/4(土) 12:00~13:00

Guest : Unlikely / 中田様

出演者 : MZO・サミュエル金子


・11/4(土) 15:00~16:00

Guest : TUBE / 斉藤様

出演者 : ニック丹羽・カリスマ柳井


以上のタイムスケジュールで公開収録いたします。

ブランドインスタレーションを紐解き、各デザイナーとBEAMS PLUSとの取り組みやインスタレーションについて、またビームス プラス 丸の内と言えば…V(Victory)ゾーンの方程式について、皆さまに語って頂きます!

毎度、豪華な面々で私は少々緊張気味ですが…是非お時間になりましたらブース前、もしくは『プラジオ』でご視聴下さいませ。




今回、12:00〜16:00と短い時間ではありますが、様々なコンテンツをご用意して丸の内仲通りの盛り上げを行います。

店内・店外共に楽しめるビームス プラス 丸の内のリニューアルオープン。




それでは、11/3、11/4は丸の内でお会いしましょう。




カリスマ柳井


British Wool Fair Isle&Cricket Knit

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




既にオンラインページでご確認頂いた方も多いかと思いますが、

10/22を持ちましてビームス プラス 有楽町がクローズいたします。



もちろん、有楽町・丸の内から無くなるのではなく

ビームス プラス 丸の内として11/3(金・祝日)にリニューアルオープンします。

場所は現在の新有楽町ビルから

東京駅の方に向かう丸の内仲通りに位置する『丸の内仲通りビル』の1階、

仲通りに面して店舗がリニューアルオープンをいたします。

千代田線『二重橋前駅』から徒歩1分、

もしくは『東京駅』から徒歩5分程の位置。




ビームス プラス 有楽町の店内

アーネスト・ヘミングウェイのセカンドハウスとして作られた空間をしっかりと引き継ぎ、

よりアメリカントラディショナルの世界観が強く反映されるショップになります。




リニューアルオープンを迎えられるのも、

多くの方にご愛顧頂いたことに尽きます。

11/3(金・祝日)・11/4(土)はリニューアルオープンを記念し、大きなイベントを予定しております。

また、リニューアルオープンに合わせ、様々な別注アイテムや新作がお披露目となります。

徐々にこちらも情報を公開していきますので

ビームス プラス 丸の内のリニューアルオープンを楽しみにして頂けたら幸いです。




もちろん、残り3日間のビームス プラス 有楽町へも是非遊びに来てください。

10/21(土)は弊社都合で大変申し訳ございませんが営業時間を17:00までとさせて頂きます。

最終日10/22(日)は通常通り20:00までの営業となります。

現・ビームス プラス 有楽町、新・ビームス プラス 丸の内共に皆様のご来店お待ちしております。






さて、本日は楽しみにしていたアイテムが入荷しましたのでご紹介。



gim × BEAMS PLUS / 別注 Shaggy Fair Isle Cricket Vest
カラー:ベージュ、グリーン
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥27,500-(税込)
商品番号:38-05-0035-148


gim×BEAMS PLUS フェアアイルクリケットニット。





伝統的なフェアアイルパターンを用い、

アイビーファッションには欠かせられないクリケットセーターのデザインを絶妙にミックスさせた一着。

今年でこのフェアアイル×クリケットニットは3回目。







2023年秋冬のモデルは以前のモデルよりも表情と糸をアップデートしています。

まず一目で分かるシャギー加工。

毛足が長く、非常に温かみを感じさせるシャギーニットは

フェアアイルの柄やネックラインをぼかし、

起毛による表情が非常に特徴的です。






シャギー・・・

もとはスコットランドのシェットランド島に住む人達が着用していたシャギードッグセーターが由来。

島の漁師達がフィッシャーマンセーターを棘のあるアザミという植物で毛羽立たせ、

シャギー部分に空気層を作り、防寒と水の侵入を防いでいたとの事。

一方、フェアアイルパターンもシェットランド島の一部であるフェア島で生まれた柄。

島の伝統的な柄を織り、セーターからグローブやワッチキャップ等、様々な防寒具が作られていました。




スコットランド発祥のシャギーや柄使い、

それが組み合わさった今回のシャギーフェアアイル。

こう考えるとずっと前からありそうではあるものの、

ここまでしっかりとシャギー感あるフェアアイル柄は見たことがありません。





そして今回のニットは使用している糸は英国羊毛協会に登録されているBRITISH WOOL。

もちっとしたタッチと、肌当たりの良さが抜群です。

更に今回使用したのは梳毛糸と呼ばれる細い糸。

本来、シャギーをかけるのは紡毛糸(太い糸)であり、梳毛糸のシャギーはほとんどしないとの事。

梳毛糸のシャギーだからこそ、起毛の毛足が長く、ふっくらとした印象が強くなります。



裏っ返して見ると…


丁寧にしっかりと編み込まれ、発色の良い糸使い。

BRITISH WOOLの質の良さ、ニット専門のブランドgimだからこその仕上がりがしっかりと伝わってきます。





男臭く、ワークアイテムでまとめたスイーツ佐久間。





シャンブレー、コーデュロイ、デニム・・・土臭いアイテムの中に

フェアアイルクリケットのニットが良いコントラストになっています。

ニットベスト、尚且つフェアアイルパターンやクリケットモチーフは

どちらかと言うと今まではスポーツコートのイメージが強いですが、

こう言ったワークやミリタリーに差し込んでもらうのも非常におすすめです。




自分は色をしっかりと拾ったスポーツスタイル。

アドベンチャーシャツをアワードジャケットの様に着用し、

ボタンダウンシャツにチノトラウザーズといった直球の組み合わせ。



クリケットセーターのVラインが入る事で、スポーティーなスタイリングに合わせるのもおすすめです。



フェアアイルクリケット・・・今年で3回目ですが

糸が変わり、加工が加わり、非常に表情豊かなアイテムに仕上がりました。

是非、店頭でその質感や柄域をお楽しみくださいませ。





カリスマYANAI




Military Set Up ~SAGE DE CRET×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜深夜担当のカリスマ柳井です。




いよいよ今週末はイベントやら別注のリリースやらで・・・色々と忙しくなりそうな今週末。




ビームス プラス 原宿では



ヴィンテージディーラーとして活躍するジョン・グラッコーと〈WAREHOUSE〉のコラボレーションブランド〈JOHN GLUCKOW〉のポップアップショップ




ニューヨークでヴィンテージディーラーとして活躍するジョン・グラッコー氏と、

“ヴィンテージ古着の忠実な復刻”というテーマを追い続けるブランド〈WAREHOUSE〉がタッグを組み、

氏が所有するヴィンテージコレクションを当時の製法で製造を行うコラボレーションブランド〈JOHN GLUCKOW〉。



スペシャルトーク インスタグラムライブ配信のお知らせ 

ジョン・グラッコー氏 × 〈WAREHOUSE〉広報 藤木氏 ×〈BEAMS PLUS〉バイヤー サミュエル金子 

開催日時:10月7日(土)19:30〜 

配信アカウント:「ビームス プラス 原宿」オフィシャルインスタグラム

https://www.instagram.com/beams_plus_harajuku/



そしてビームス プラス 有楽町ではいよいよこちらがスタート。


Made in USAのカスタムオーダーシャツ |〈INDIVIDUALIZED SHIRTS〉のオーダー会を開催



アメリカのカスタムオーダーシャツメーカーのINDIVIDUALIZED SHIRTS。

特にビームス プラス 有楽町では毎年開催させて頂き、その都度大盛況な本イベント。

スポーツコートフェア同様に、多くの自分仕様が楽しめ、ドレスシャツやアメリカンなスポーツシャツと色々イメージに沿ってお作り頂けます。

開催期間は10月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝)・14日(土)・15日(日)の5日間。

気になる方は是非ビームス プラス 有楽町(03-5220-3151)へお問い合わせ下さい。




そして・・・今週のブログは明日から発売のこちら。







SAGE DE CRET×BEAMS PLUS Military Flight Jacket & Over Pants

BEAMS PLUSでは主にミリタリーウェアの別注を製作して頂いている、

デザイナー千田氏によるブランド。




昨日の水曜日の会では藤井が『美の追求。』として、"美"シルエットのミリタリーパンツを紹介しておりました。

誰でも、どんな体型の方でも魅せる"美"シルエットは、やはりデザイナー千田氏によるパターンの取り方やディテールの大きさ・配置の絶妙なバランスが肝となっています。


そんな"美"シルエットのミリタリーパンツは既に店頭でご利用頂けますが、

明日からは更にこちらのミリタリーセットアップがリリースされます。







sage de cret × BEAMS PLUS / 別注 WEP Jacket
カラー:グレー、オリーブ
サイズ:S、M、L
価格:¥48,400-(税込)
商品番号:38-18-0486-411





sage de cret × BEAMS PLUS / 別注 Military Over Pants
カラー:グレー、オリーブ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥29,700-(税込)
商品番号:38-24-0259-411





最大の特徴はやはりこの二層仕立ての生地使い。

表地と裏地には素材が異なる生地を縫い合わせ、

洗いをかける事でそれぞれの縮率の差で生まれる浮きやステッチのパッカリング。

表地と裏地がそれぞれ違う縮みが生まれ、独特な生地の歪みが生まれます。

凹凸あるステッチの表情、ふっくらとしたエアリーな生地。





ミリタリーウェアの男らしいディテールと

動きある生地表情がとても魅力的な二層仕立ての生地です。



今回は更にこの二層にする生地も変更しております。

フライトジャケットらしい光沢感、

そしてよりパッカリングやエアリーな表情が出るライトな生地を表現したく

表地には非常に軽めのナイロン素材、裏地にはレーヨンのブロードクロスで製作してもらいました。

非常にライトな二層仕立てではあるものの、

レイヤードにより夏以外は如何様にも着用できる生地です。




21年秋冬はモッズコートとのセットアップ、22年秋冬はM-65フィールドジャケットとのセットアップ。

今回は通称WEP G-8と呼ばれる米海軍航空局によって開発されたフライトジャケットをベースにしています。




このジャケットの特徴はやはりフロントのポケットワーク。



大振りなポケットに加え、ブランドが得意とするウォームポケットも盛り込んだダブルポケット使用。

ウォームポケットに手を入れた時の男らしいフォルムもまた尚良しです。




本来は裾リブ仕様のショート丈のフライトジャケットですが、

ブランドらしいAラインが映える長めの丈感。





裾にはドローコードがある為、丈感のバランスを調整する事も可能です。

リブではなく、どことなくコーチジャケットの様な裾の見え方が

SAGE DE CRETらしいこなれ感とスポーティーな印象を与えてくれます。






パンツはミリタリーのオーバーパンツをベースに、

千田氏による"美"シルエットで製作して頂きました。

実はこのオーバーパンツ・・・

千田氏が商品化せず、サンプルとして所持していたモデルをベースに、

BEAMS PLUS別注として若干のアレンジを加えて作られたパターン。

"美"シルエットは保ちつつ、

快適な着心地がとにかく魅力的です。






オーバーパンツのフラップポケットやドローコード使いは残しつつ、

シルエット抜群のイージーパンツに仕上げて頂きました。



例年とは違い、今回はフロントにプリーツを入れてます(画像だと分かりづらいのですが・・・)。

トップスのバランスを考慮し、もも周りに多少のボリューム感を持たせています。





サイズ選びは

綺麗なテーパードシルエットで履くか、

程よくリラック感あるシルエットで履くか、

いずれにせよ"美"シルエットには変わりはございません。





スイーツ佐久間はグレーを着用(Jacket/Mサイズ・Pant/Mサイズ)。



ホワイトのキャップやポロシャツを挟み、クリーンなセットアップこなし。



テニスする時や自転車に乗る時など・・・そういったアクティブシーンにも使えそうとの事。

なかなか画像では伝わりにくいですが・・・光沢感あるブルーがかったグレーは非常に都会的。

ミリタリーベースではあるものの、インナーやシューズのチョイス次第ではアスレチックこなしも楽しめそうです。




私はオリーブを着用(Jacket/Lサイズ・Pant/Lサイズ)



やはりミリタリーアスレチックこなしが一番しっくりきます。



パンツの裾を絞り、丈感やシルエットの調整もオススメ。

トップスのゆったりとしたフィッティングに

パンツのすっきりしたシルエット。

決してルーズに見えすぎず、絶妙なバランスで着用いただけます。






いよいよ明日からリリース。

是非、取り扱い店舗へお問い合わせ下さいませ。


ビームス プラス 原宿(03-3746-5851

ビームス プラス 有楽町(03-5220-3151

ビームス 神戸(078-335-2720

ビームス 辻堂(0466-38-6175

ビームス 渋谷(03-3780-5500





カリスマ柳井

Clement・・・KENNETH FIELD

夜更かしの皆様、こんばんは。

カリスマ柳井です。




さて、今週末は関東・関西共にイベントがスタートします。

まずはこちら・・・


先日、BEAMS PLUSディレクターのMZOが書かれたブログはご覧になられましたでしょうか?



長らくBEAMSに在籍しており、BEAMS PLUSのディレクターも務めていた経歴の中田氏による新ブランド。

正統派・伝統的に対し、正しく天邪鬼的な発想で表現されたブランド〈UNLIKELY〉。

アメリカントラディショナル、クラシックアウトドア、ミリタリー・・・BEAMS PLUSでも通ずるカテゴリーをベースに

中田氏らしい〈アンライクリー≒ありそうでない〉モノ作りやスタイル。


先日、ビームス プラス 有楽町にてデザイナー中田氏による勉強会を開催。

ブランドの誕生ストーリーからアイテムの天邪鬼な拘り等、色々と勉強になる時間。

いよいよ、9/23(土)にビームス プラス 有楽町にて販売スタートいたします。

※在庫状況に応じて、ビームス ジャパン 新宿でも後日取扱い予定です。

是非、この機会にご来店下さいませ。




そして関西ではビームス 神戸にてこちらにイベントを。





INDIVIDUALIZED SHIRTS Trunk Showがスタートいたします。

アメリカのカスタムオーダーシャツメーカーとして、長らく歴史があるブランド。

是非、ニュースページに詳細とスタッフレコメンドのカスタムも記載してますのでご覧くださいませ。

・・・このカスタムオーダーに関しては、




ビームス 神戸に異動した山田兄弟(弟)/正志が明日深夜1:00~All Night BEAMS PLUSにてお伝えいたします。

是非、お楽しみに。







さて、

本日ご紹介するのはデザイナー草野氏によるKENNETH FIELDのClement Trouser。






KENNETH FIELD / 2Pleats Clement Trousers 14wales Corduroy
カラー:カーキ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥29,700-(税込)
商品番号:38-23-0205-066


23SSからスタートした2プリーツ仕様のトラウザーズ。

デザイナーご自身の趣味嗜好やその時の気分が反映されるアウトフィッターズラインからリリースされた、

"気兼ねなく着用"できるニューモデルです。

アイテムネームのClement・・・これはクレメント・ストリートという通りの名前であり、

色々な場所でこの名前が使われるとの事です。

どこにでもあるクレメント・ストリートの馴染み深さから名前を取り、Clementと命名。

気兼ねなく履ける2プリーツトラウザーとして、個人的にもおすすめの一本です。







名前のある通り、フロントは2プリーツのクラシックな面構え。

ヒップ周りはコンパクトに、裾にかけてはテーパードをかけないストレートなシルエット。

個人的には足のラインがとても綺麗に出る、好みのフィッティングです。



ドレストラウザーとして目にするこの手の2プリーツ仕立て・シルエット。

そうなると本来は縦縫い線という所謂ステッチが表に出ない縫製パターンですが、

こちらは生地を巻き込み、表に出した巻き縫い仕立て。

これだけでもグッとカジュアル感が増し、気兼ねなく履ける印象に。

更には裾はジーンズ等に良く見る細幅のタタキステッチ。

草野氏曰く『レングスが合わなければ詰めるのも良いですが、ターンアップして履くのもお勧めです』との事。

足元のシューズとのバランスや、着こなしに合わせて裾のこなしも楽しんで頂きたいポイントです。

思い返せば2プリーツのトラウザーズをタタキ仕上げという見え方は個人的にも新鮮。




そしてここは草野氏のサイズ選びのポイントも・・・

『ワンサイズアップし、ウエストをグッと絞るの履き方も良いですよ』

フロントのプリーツが強調され、これもまたカジュアル感が増すポイントかと思います。

個人的にもサイズをワンサイズアップし、冬であればスウェットやニット毎タックインしても良いなと・・・

サイズ選びも楽しみの一つです。





先週からビームス プラス 原宿に異動してきたキャラ濃い目のレッドフォード桑田

洋服の知識はもちろんの事、圧倒的なキャラクター性が何よりの魅力。



そんな桑田はMサイズを履き、ウエストを思いっきり絞っています。

ウエストにはゆとりがありつつも、ウエストを高い位置で着用しヒップの収まりも非常に綺麗です。

カフスジャケット、ブーツスタイルでカジュアルなカントリールック。






私はLサイズを着用し、ボリューム感を更に出しています。

重厚なレザーシューズだけでなく、こういったスポーティーなシューズとも相性は抜群です。

スウェットやシャンブレーシャツ・・・デイリーウェアに自然と馴染むClement Trouser。

  


奇をてらったディテールやデザインのアレンジは無くとも、

自分の持っている2プリーツトラウザーズの中ではどこか新鮮。

このさり気ない塩梅がきっとデイリーウェアとして、気兼ねなく着用頂けるパンツかと思います。

是非、店頭で試着して頂き、サイズの履き比べを楽しんで頂けたらと思います。




カリスマ柳井




いよいよ各店舗でもリリース!! ENGINEERED GARMENTS × BEAMS PLUS

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末に開催させて頂きましたBEAMS PLUS SHIBUYA LIMITED STORE。



多くの方々にご来場頂き、とても熱狂的な2日間でした。

不安だった雨予報も外れ、天気に恵まれたました。


















私は2日間共に『プリマ』担当として屋外での店立ちでしたが、多くの方に見て頂き、お買い物を楽しんで頂けたことにとても嬉しく思います。

本当にありがとうございました。



さて、そんなBEAMS PLUS SHIBUYA LIMITED STOREですが、

色々なイベントや先行発売ととにかく目移りばかり。。

本日のALL NIGHT BEAMS PLUSでは、

そんなBEAMS PLUS SHIBUYA LIMITED STOREにて先行発売された

『ENGINEERED GARMENTS×BEAMS PLUS 3/4 BDU SHORT』をご紹介させて頂きます。







ENGINEERED GARMENTS × BEAMS PLUS / 別注 BDU 3/4 Shorts Corduroy
カラー:カーキ
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥53,900-(税込)
商品番号:38-24-0227-334

この形は昨年から新型として登場し、今シーズンは生地バリエーションを変更してリニューアル。





今年の春夏はオリーブのコットンナイロン、ライトオンスのインディゴデニム、ネイビーのリップストップ・・・

そして続く秋冬はなんとゴールデンブラウンのコーデュロイでリリースされます。




当初、ENGINEERED GARMENTSデザイナーの鈴木 大器氏に

『ミリタリーのカーゴパンツを大器氏がアレンジするなら・・・』というテーマで作られたBEAMS PLUSエクスクルーシブモデル。

ミリタリーの代表的なカーゴパンツを春夏仕様のクオーターレングスモデルにデザインして頂きました。






何よりも特徴的な3/4丈のクオーターレングス。

ミリタリーパンツ特有の立体感あるディテールと、太めのシルエットが活きるレングスは、

昨今のカーゴパンツとしても特徴的なシルエットバランスです。

裾にはドローコード、膝にはダーツが入り、カーゴパンツ本来の動きあるディテールはしっかり残しています。





ポケットワークに関しては右側は通常のカーゴポケットを配置させ、

左側にはカーゴポケットの中に本来装備されているインナーポケットを表に出し、フロント・サイドとデザイナーらしく配置。

デザイナー曰く、実際に軍から民間用に引き渡された物の中には、この様にポケットやレングスがカスタマイズされた物もあるとの事。

実際にデザイナー自身が見てきた物を踏まえた上で、ブランドらしくデザインされたカーゴショーツ。




今回はショーツといえど、この丈感は履き方次第で秋冬にも対応できる!?ということから、コーデュロイの生地で作っていただきました。




決してサマーコーデュロイの様な細畝ではなく、秋冬らしいウォーム感ある中太畝のコーデュロイ。

良く秋冬では目にするゴールデンブラウンのコーデュロイ生地です。

秋冬にショーツというスタイルはどこか違和感を感じる方も多いかと思います。

半端丈のカーゴパンツは、生地が変わる事でガラッと違った雰囲気が楽しめます。

アウトドアやハンティング、ベースボール等のスポーツウェアとして取り入れらたニッカーボッカーズ的な使い方を是非取り入れて頂きたいコーデュロイバージョンです。




太めのシルエットは春夏では涼し気なサイズ感、秋冬では裾を絞りニッカースタイルとして・・・

分かりやすいスタイルだとツイードのスポーツコートに合わせ、カントリースタイルや

アウトドアウェアやブーツソックスと合わせ、クラシックアウトドアスタイルに。

今まではロングのパンツが当たり前だと思っていた秋冬スタイルも

コーデュロイ生地にする事で自分にとってはパンツ・ソックス・シューズの合わせを考えさせてくれる新鮮な一本。

迷いなく購入いたしました。




ミリタリーパンツをベースにし、鈴木大器氏によるカスタマイズされた3/4丈感のショーツ。

ベースはあくまでもミリタリーでありつつ、捉え方次第では自由にコーディネートが組めます。

今から真冬までどう着こなすか、あれとこうやって合わせたい・・・というイメージを膨らませて。




既に取り扱い店舗での販売がスタートし、オンラインショップでもご利用頂けるようになりました。

是非、秋冬バージョンとして様々なコーディネートをお楽しみください。




カリスマYANAI




~Chalk Stripe 3piece~ SAGE DE CRET

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日担当のカリスマYANAIです。


 


いよいよ公開されましたLimited Store @ビームス 渋谷!!!



昨年、ビームス 神戸にて開催された夏の盛大なBEAMS PLUSのお祭りイベントが9/2(土)、9/3(日)の2日間限定で開催されます。

どなたでも楽しめるワークショップや海外限定のアイテムの販売、完売必至の別注アイテム先行リリース、プラジオの限定公開放送・・・

更には横の公園では各ブランド様にご協力頂きフリーマーケットやキャンプファン必見のイベントも・・・

とにかく前回以上!?のボリューム感でLimited Storeが開催!!

ニュースページにはすでに内容が公開されてますので、

是非こちらのニュースページをご確認ください。




夏の猛暑どころじゃない

アツ過ぎるビッグイベント。

是非、皆様のご来場お待ちしております。





そして先週末はというと・・・






SAGE DE CRETのデザイナー 千田仁寿氏のお誘いでBEAMS PLUSメンバーとCAMPへ参戦!

ミリタリーCAMPと題し、千田氏プレゼンツの自然とアクティビティを存分に楽しめるCAMP体験でした。






一体、どんなCAMPだったのか・・・

BEAMS PLUS TIMESの8月号の配信をお楽しみに!!


 




さて、今週はそんな千田氏が手掛けるSAGE DE CRETの23Fall&Winterのラインナップがちょうど店頭に入荷してきましたので

別注を含めて一部ご紹介させて頂きます。




SAGE DE CRET言えば、オリジナルファブリックを中心にミリタリー・トラディショナルアイテムを展開。

BEAMS PLUSでは『美シルエット=SAGE DE CRETのミリタリーパンツ』というワードが今では広く認知!?されているのでは無いでしょうか。

オリジナルファブリックをメインに、製品染めや洗いがかかったウェア、エレガントとワイルド・・・

相反するアイテムが違和感なくミックスされたラインナップは唯一無二です。

そして、パンツだけでなくトップスのシルエットバランスも絶妙なブランドです。

美シルエット…勝手な解釈ですが、

『誰が着ても、洋服のパターンが綺麗に見える』

そんなSAGE DE CRET 23Fall&Winterもいよいよ店頭に並び始めました。




ちょうど半年前に展示会にお伺いさせて頂いた際、

サミュエル金子と盛り上がった生地がこちらのウールリネンのチョークストライプ。

格式高く感じるチョークストライプを、カジュアルスタイルにこなしやすい様にウールとリネン混紡の生地で表現。

秋冬アイテムという事もあり、ウールらしい起毛感とウォーム感に

リネンを混ぜる事で光沢感とドライなタッチ感が特徴的です。

それを製品洗いする事で生地の表情は粗野感が増し、カジュアルな見た目に。

どうしても格式の高さを感じさせるチョークストライプ柄を、ウールリネン素材の組み合わせる事でカジュアルなウェアでも違和感なくはまります。






そんなウールリネンのチョークストライプ生地のアイテムをもちろん展示会でベストとミリタリーベースのパンツをピックアップ。

スーチングスタイルとして良く見かけるチョークストライプ生地から、せっかくならBEAMS PLUS別注として千田氏にジャケットの作成依頼させて頂きました。

カジュアルスタイルとしての3ピース。

もちろん、それぞれ単品使いできるのも今回のコレクションの醍醐味です。





sage de cret / Twill Work Vest
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-06-0097-411




ウエストコート型のベスト。

パッチポケットのデザインやフィッティングはワークベストの様な一着です。

バックに尾錠の意匠を残しつつ、ボタンで自由にフィッティング調整ができるボタンストラップ。

ウエストコートはスーチングスタイルとしてジャケットの下に着用し、フォーマルかつ華やかな印象ですが、

カジュアルルックなディテールを落とし込む事でよりデイリーユースとして使いやすいデザインに仕上がってます。




ウエストコート本来の合わせとしてシャツと合わせるのはもちろんですが、

思い切ってカットソーやニットの上からオーバーベスト的な使い方にもおすすめ。

スタイリングの味付け的な立ち位置でベストはとても活躍します。

ミリタリーやワークウェアとしてのベストではなく、チョークストライプのウエストコート型で表現されているのがとても面白みを感じさせる一着です。






sage de cret / Twill Peg-top Work Pant 9/10
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-24-0260-411




ミリタリー型のイージーパンツ。

チョークストライプの生地を

ミリタリーディテール、イージーパンツ仕様で表現したまさにデザイナーズブランドらしいモデルの一つ。

ミリタリーパンツ+美シルエット…そんなモデルにこの生地の相性は…言う事なしの絶妙なバランスです。

サイドには立体感あるポケットワーク。

チョークストライプ生地とミリタリーウェア…ワードだけだと全くイメージできない組み合わせも、違和感なく洒落た一本に仕上がってます。



膝下からかかるテーパードシルエットにドレストラウザーズ的なチョークストライプ生地で上品に。

ウエストのイージーパンツ仕様にカーゴポケット、裾のステッチが浮き立つタタキ仕上げはスポーティーなスタイリングにも。

捉え方次第で使い方は自由に楽しめるパンツです。






sage de cret × BEAMS PLUS / 別注 6 Button Double Breasted Jacket Stripe
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥57,200-(税込)
商品番号:38-16-0428-411



そして今回は別注として作成してもらったダブルブレステッド型のジャケット。



この形は昨シーズン登場したモデルで、自分も愛用していました。

重ね着が好きな自分にとって、本当に色々とスタイリングの幅を広げてくれた一着でもあります。




あくまでも見た目は6ボタンのダブルブレステッド型ではありますが、

ゆったりとした身幅に、長めの着丈。

ニット、スウェット、ダウンベスト、軽アウター…様々なレイヤードスタイルを楽しめました。





着丈の長さはジャケットよりとハーフコート的な長さであり、

それをダブルブレステッド型のスポーツコートで作られたのがとても新鮮。

重ね着しやすく、防寒の意味もあるキャプラの総裏地仕様。

袖口は筒袖仕立てのラフな仕上がり。

スポーツコートのラフな着こなしの一つとして、ターンナップするのにも最適な仕立てです。

自分にとってはスポーツコートであり、アウターでもあるこちらのモデル。




昨年はブラウンのツイードライクなヘリンボーンツイル、

今年はスーチングスタイルの印象が強いチョークストライプ生地。

形は同じど、レイヤードするアイテムやスタイルの見せ方はガラッと変わりそうです。





チョークストライプ…実はワークウェアとの相性もとても良く、デニムやシャンブレーアイテムと合わせて頂きたい(合わせたい)生地です。

スポーツコートをカバーオールの様に、まさにこのモデルは最適です。

はたまたリラックス感あるフィッティングはまるでローブ的な解釈もスタイルの一つとしてありかと。

スウェットとの組み合わせや、

振り切ってパジャマと合わせたリラックスルームスタイルにも…と色々とファッションとしての楽しみが広がってきます。








もちろん、チョークストライプのスーチングスタイルとしてタイドアップを楽しむのもありです。

SHIMAMUKOはセットアップとして着用し、足元をスニーカーでスポーティーな合わせに。

チョークストライプのセットアップに、スニーカー…見たことありそうで、どこか新鮮なコーディネート。




チョークストライプをスーチングスタイルだけでなく、

もっと身近に、ラフに、自由に楽しんで頂ける3ピースです。




今シーズンの一発目はこちらに決まりかな…

是非、店頭とオンラインにてご利用下さいませ。




カリスマ YANAI



Traditional 2Pleats Short "BARRY BRICKEN"

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のJAYSON YANAIです。








先週のスイーツ佐久間からもありましたが、
Boston,Maineへ出張へ行ってまいりました。
海外出張初の自分にとってはとにかく全てが新しく見え、生活習慣や風土、街並みの違いを直に感じる事ができました。
写真や頭の中でイメージしていたこと・・・それらが今回の出張での明確になったり相違していたりと、とにかく発見と答え合わせの連続でした。
今後のBEAMS PLUSで展開されていくプロダクトへの仕込みをしてきましたので、乞うご期待ください。


そんなアメリカ出張から戻り、店頭にもアメリカから新入荷してきたこちらをご紹介。





BARRY BRICKEN 2Pleats Short(MADE in USA)

BARRY BRICKEN / 2Pleats Style Shorts
カラー:ストーン、カーキ
サイズ:29、30、31、32、33、34、36
価格:¥20,900-(税込)
商品番号:38-25-0114-009


BARRY BRICKENは過去にも色々とご紹介させて頂きましたが、今年は久しぶりにショーツをバリエーションに加えました。
60年代後半にアメリカブランドとして誕生し、80年代にはトラウザーに火がつき、アメリカのトラウザーブランドとして長年続いている老舗ブランド
BEAMS PLUSとの取り組みを振り返ってみると・・・
1プリーツやプレーンフロントのトラウザーから始まり、今では2プリーツ仕様のトラウザーも展開。
アメリカ製のトラウザーとしてBEAMS PLUSでは根強い人気があります。



そんなBARRY BRICKENで今回オーダーしたのが2プリーツ仕様のショーツです。
あくまでもオーセンティックな2プリーツショーツとして、
アーカイブのモデルをベースに丈感をリクエストして制作したモデルです。





深めの2インプリーツはフロントにボリューム感を持たせ、腰回りをふくよかに見せるシルエット。
ボックスシルエットのスポーツコートやシャツに対し、程よくうまれる腰回りのボリューム感はとても相性が良いです。
もちろん座ったりする時にプリーツが開き、快適な着用感も魅力の一つ。


ヒップ周りはもたつきが無く、綺麗なヒップラインが出ます。
トラウザーが得意なブランドだけあり決して窮屈な着用感は無く、改めてパターンの良さを感じて頂けます。






2プリーツに対し、裾幅は広めのパターンです。
裾にかけて細くなるテーパードも無ければ、裾に広がりを感じさせないストレートなシルエットです。
裾にかけてストンと見えるバランスはあくまでもスタイルに主張を与えず、汎用性が高いシルエットとなっています。
夏に着用するには肌に干渉せず、快適に履いて頂けるはず。



膝上の丈感ではありますが、股上が深い分ショーツ全体として見ると決して短すぎず、涼し気な丈感。


タタキ仕上げの裾はターンアップし、バミューダショーツ的な短いバランスで履くのもおすすめ。




生地はCramerton Twill。
米軍へのアーミーツイルを供給していたミルズであり、今でもアメリカ製のチノで使われる代表的な生地です。
BEAMS PLUS別注の1プリーツチノトラウザーと同じであり、個人的にも大好きな生地。
ドライかつ洗い込んでいくと毛羽が立ち、素朴な風合いがなんとも言えない愛着が湧いてくるはずです。



スポーティーなスタイルにはまさにうってつけのアメリカ製 2プリーツチノショーツ。
決して派手さは無くとも、1本、いえ何本あっても困らない漢のワードローブです。
是非、取り扱い店舗、もしくはお近くの店舗へお取り寄せ頂ければと思います。




JUNICHI YANAI

~REMI RELIEF CUSTOM ORDER EXHIBITION~

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のJUNICHI YANAIです。




いよいよBEAMS PLUSチームが続々と今後のプロダクトの仕込みへ海外へ飛び立っています。

一便は金子がサンフランシスコに入り・・・






BEAMS PLUSにゆかりあるブランドへ打ち合わせやリサーチへ。



その後はニューヨークへ飛び、二便のMZOと合流。

そして今回はビームス 辻堂のレッドフォード桑田もニューヨーク出張に同行。



万国共通!?の相変わらずのキャラクターを発揮しているみたいで・・・お土産話が楽しみです(笑)

そして三便目としてスイーツ佐久間がボストンへと飛び立ち、MZOと合流予定。

最終後続としてビームス プラス 有楽町のMr.IVY MANことTAIJIと私もボストンへ飛び立ちます。



どんな内容の海外出張となるか・・・不安と期待でそわそわしながらブログを書いています(笑)




さて、そんな出張ラッシュですが、日本でもビッグイベントが開催されます。

REMI RELIEF CUSTOM ORDER EXHIBITION



恒例のイベントであり、大盛況な本イベント。

過去を振り返れば・・・ビームス 立川、ビームス プラス 有楽町在籍中に7回こちらのイベントを経験させて頂きましたが

とにかくスペシャルピースが揃い、圧倒的なバリエーションでカスタムが楽しめるのはこのイベントの醍醐味。

ブランドのデザイナーである後藤氏による非常に完成度の高いウェア、唯一無二の圧倒的な加工技術、そしてここまでカスタムができるの!?と驚かされるカスタムバリエーション。

本当に凄いことです。

日本?海外??を探してもここまでの充実しているカスタムオーダーは殆どないかと思います。




そんなREMI RELIEFのカスタムオーダー。

過去はトラッカージャケット、スカジャン、数々のミリタリーアウターをイベント限定で作り込んで頂きましたが・・・

今年も凄いアイテムをご用意していただきました。



N-1 Deck Jacket

アメリカ陸軍ではM-65、空軍ではB-15 、N-3Bといった数々の名品をオーダー会でお披露目しておりましたが



今回はアメリカ海軍の代表的なN-1デッキジャケットがイベント限定でオーダーが可能となります。

ショートタイプのボックスシルエットに、漢らしいボア使い、そしてREMI RELIEFだからこその加工感や生地の選定。

王道であり普遍的なミリタリーウェアとして君臨しているN-1デッキジャケットを今回型から全てイベント限定として製作していただきました。





生地はまさに直球のジャングルクロスのカーキに加え、ブランドらしくインディゴ染めしたインディゴジャングルクロス。

男臭いミリタリーウェアを存分に楽しめるカーキはまさにミリタリーウェア全開。

本来、ネイビーも王道ではあるものの、せっかくならネイビーではなくブランドらしくインディゴ染めをリクエストしました。



ジャングルクロスを贅沢にインディゴ染めで表現し、経年変化を楽しむには最高の仕上がり。

本来、防風性や耐久性を考慮したジャングルクロスは硬く、着心地が良くなるまでは時間を要すものの・・・加工によりナチュラルな風合いと着心地の良い生地の柔らかさを実感して頂けます。





続いてはデニム生地。

やはりブランドのアイコニック的なデニム生地は外せません。

ミリタリー×デニムの相性の良さを最大限に引き出しているこちらは、後藤氏が得意とするデニム×加工感により圧倒的な風格を見せてくれます。

王道のミリタリーウェアにデニム生地・・・この仕上がりには毎回驚かされます。

色落ちの具合は後藤氏にリクエストし、何度も加工の見本を見せて頂き決まったフェード感。

今回はインディゴデニムに加え、新しくリリースされるブラックデニムを今回のイベントに起用させて頂きました。






続いては硫化コーデュロイ。

安定感ある硫化コーデュロイも生地染めによることで、一般的なコーデュロイとは違った表情が楽しめます。

デニムに続き、ブランドの顔とも言える生地の一つ。

後藤氏いわく・・・『5年くらい着用すると、硫化コーデュロイの表情はとても良くなり、アタリやその人の癖が生地の表情に反映されます』とのこと。

クラシックな表情のゴールデンブラウンと漢らしいスモーキーなスミクロの二色をご用意しています。






カスタム内容としては上記のボディ生地をお選び頂いた後、襟・身頃に取り付けれれるボアをお選び頂きます。

カラーはオートミール、ブラウン、ブラックの3生地からチョイス頂けます。

オートミールはウール100%、ブラウンとブラックはウール50% アルパカ50%。

N-1デッキジャケットと言えばのアルパカウールを惜しげもなく使用し、よくあるポリエステル等の合繊とは違った上質な質感。

対してオートミールに関してはブラウン、ブラックとは違い、毛先がまとまった生地をチョイス。

何故色で生地違いを抜粋したのかというと、デニムやコーデュロイに落とし込むことでランチジャケット的なこなしになるからです。

ボディとボアの組み合わせ次第ではミリタリーに留まらないルックスも楽しめます。

バックのデザインはミリタリーらしくステンシルプリントであったり、ネイティブ調のジャガードパターン、スーベニアジャケット的なハワイアンプリントといった、

 


多種多様なバックデザインをご用意しております。

ワッペンはボディやアームに取り付け、お好みのワッペンカスタムも充実しています。

このワッペンもデザイナー後藤氏がデザインし、本イベント限定で製作して頂いたスペシャルワッペン。

カスタムの刺繍やワッペンなど、毎回デザインからお越し、このイベントだけで使用できるのは本当に贅沢です。

もちろんカスタム有り・無しはお好み次第ですが・・・やはりカスタムオーダーだからこそ、このカスタマイズは是非おすすめしたいポイントです。











オーダー会には欠かせられないのがこちら。

ウエスタンシャツのカスタマイズ。

メンズだけでは無く、レディースパターンも用意し、オーダー会だからこそのS~XXXLのサイズレンジをご用意。

その他にはショート・レギュラーといったスリーブレングスをお選び頂けたり、

昨年から登場したBEAMS PLUSエクスクルーシブのクラシックフィットパターンもお選び頂けます。

レギュラーフィットパターンはウェストのシェイプやスッキリとしたアームホールが特徴的であり、

ブランド創立からシルエットを変更していないまさにREMI RELIEFの王道ウエスタンシャツ。

対してBEAMS PLUSエクスクルーシブのクラシックフィットパターンは、全体的にゆとりを持たせ、身幅から着丈、アームホール、ネックパターン等、

BEAMS PLUS仕様にリクエストしたフィッティングパターン。

体型やその人のスタイルに合わせ、お好みのフィッティングパターンをお選び頂けます。









今回の生地はインディゴデニム、シャンブレーやブラックデニム、ユーズドピケ、ユーズドチェック生地からお選び頂けます。

デニムやシャンブレーに関しては加工の度合いもお選び頂け、変進開花を楽しむワンウォッシュから、着古したかのようなユーズド生地。

毎回悩みに悩むウエスタンシャツのボディ選び・・・今年も大いに悩んで頂きたく、例年以上に豊富にご用意しました(笑)



今回は加工されたデニム、シャンブレーのみにお選び頂けるリペアパターンもご用意しております。

リペアに関しては一度ボディを作成し、手作業で加工。その後に上からリペアのパッチを貼り付け、そこから再度手作業で加工・・・といったとんでも無く手間のかかったスペシャルカスタムです。




それ以外にもコスチューム的な装飾をイメージしたウェスタンスタイルのジャガード等もご用意。











スタッズ、プリントも豊富にご用意しており、その数は25種類。

贅沢に色々と乗せられ、まさにカスタムオプションを楽しむのが本イベントの醍醐味の一つ。






昨年、自分がオーダーしたシャツもカスタムオプションを盛り盛りにした一枚。

この時はダメージやペンキのオプション、更には手書きタッチのプリントやスタッズ…このカスタムオーダー会…いえ、REMI RELIEFのカスタムオーダー会だからこそできる贅沢な一枚になりました。

今年もどんなボディを選び、どんなカスタムを施すか…楽しみで仕方がないです。




ビームス プラス 有楽町に始まり、ビームス 神戸、ビームス 辻堂の順番で開催いたします。

各店舗、開催期間は短く、4日間のみとなりますので、是非ご都合合う方は店舗までご来店頂けたら幸いです。

もちろん、オンラインショップでもカスタムオーダー品の受注も承っております。

是非この機会に店舗・オンラインにてカスタムオーダー会をお楽しみください。




来週はスイーツ佐久間、柳井が不在となる為、代打のスタッフが木曜日All Night BEAMS PLUSを書く事になります。

そちらもお楽しみに。




JUNICHI YANAI

dip × BEAMS PLUS

夜更かしの皆様、こんばんは。

JUNICHI YANAIです。




さて、既にご覧いただいている方も多いかと思いますが・・・

先日配信されたBEAMS PLUS TIMESはご覧になられましたでしょうか。




既に6月号としてインディアンジュエリーフェアについてコヴァ ヤジーの濃い濃い内容の『ビームス プラスとインディアンジュエリーと余談』

スタッフはもちろん、今年もお客様もご一緒に写って頂いた23SSの『PLUSNAP 23SS』、

そして絶賛皆様にご愛用頂いているSperry TOP-SIDER "MIL CVO"誕生秘話がわかる『PICK UP ITEM』

毎回何が選出されるか気になる『BEAMS PLUSのNEXT百名品』

鋭い着眼点と個人的な解釈でスタイリング選出の『山の眼』

この時期、スタイルとしても実用面としても必要不可欠なアイテムに触れた『COLUM』

読み応え抜群であり、通勤時間や休日にじっくりと読んで、見て頂きたいBEAMS PLUS TIMES 6月号。

メルマガ配信の方のみの閲覧となりますので、まだの方は是非こちらの記事を一読頂き、メールマガジンを受け取って頂ければ幸いです。

7月号も編集長 スイーツ佐久間がみっちり仕込んでおりますので、お楽しみに。





早速本題のアイテム紹介をさせて頂きます。

dip ltd × BEAMS PLUS

"Re born to detail in perfection"

土曜日担当のすずきしゅうじがpart1,part2をご紹介しており、dip漢服について語って頂きました。

今回ご紹介するアイテムはそのコレクションの中でも今時期に活躍するアイテムとしてシャツ、Tシャツをご紹介させて頂きます。




dip × BEAMS PLUS / 別注 Medical Shirt
カラー:ブラウン、ブルー
サイズ:M、L
価格:¥18,480-(税込)
商品番号:38-11-0259-965

メディカルシャツ・・・

ミリタリーの医療従事者が着用されていたノーカラーシャツをベースに、

リラックス感ある仕立てやフィッティングと、dipらしいラミー×色使いで表現したシャツ。

細番手の光沢感あるラミー生地を使い、素材特有のナチュラルな皺感が楽しめる生地を使用しています。

麻の類のシャツは多くとも、こういった色使いのシャツは非常に珍しいです。

軽く、速乾性といったこの時期には最適な素材であり、何よりも一丁着でも主張がある色使いとデザインディテール。



フロントは比翼仕立てとなり、ミニマルな見え方になります。

ボタンが表に見えない分、どことなくカットソーの様に気兼ねなくコーディネートに取り入れられます。



フィッティングは身幅とアームホールが広く取られ、リラックス感あるサイズバランス。

肌への接触面が少なくなり風通しが良くなる分、最近の酷暑でも涼し気に着用できます。


リネンと言ってもウェイトは様々。

今回のラミーリネンはとにかく薄く、馴染みある生地だとマドラスチェック等のインド綿くらいライトな生地です。

天然素材本来の風合いの良さに、涼しく、速乾性高い生地はまさにこの暑さには最適です。

ミリタリー由来のシャツではあるものの、リゾート&リラックススタイルにも合わせたらまた印象が変わりそうです。





独特なブルーカラー。

よく見る発色の良いブルーではなく、いい意味で鈍い色合いのブルーカラー。

若々しく見えすぎず、大人な方にも袖を通して頂きたい絶妙なカラーです。

dipの得意とする製品染めによく見られる独特な色合い、それを感じさせてくれるdipらしいブルーです。

シンプルな装いになりがちな夏だからこそ、これくらい特徴的なカラーシャツを是非ワードローブに。




肌なじみが良いブラウンカラー。

ベージュやオリーブ、デニムといった漢服と合わせ、涼しげに羽織って頂きたいカラー。

この時期に着用できるブラウンのシャツ…生地の軽いウェイトや光沢があるからこそ、品よく軽快に大人っぽく。

洗い込むことでのシワ感や生地の毛羽立ちも期待できます。



佐久間らしくインディゴのミリタリーデニムパンツでスタイリング

インディゴデニムとブラウンカラーのラミーリネン、男臭いアイテムでも全体的にとても軽快なまとまりを見せてくれます。

こうして着用スタイルを見ると、より一層シャツの素材感や色が際立ちます。

シンプルなこなしだからこそ、小物でアクセントをつけ、シューズで色合わせ。

リラックス感あるフィッティングも相まって大人なスタイリングにまとまっています。



素材・カラー・ミニマルなデザインが相まったdipのメディカルシャツ。

スタイリングは難しく考えず、普段のスタイリングにさっと合わせて頂けるはずです。




dip × BEAMS PLUS / 別注 Athletic T-shirt
カラー:オフホワイト、バーガンディ、オリーブ、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥7,590-(税込)
商品番号:38-04-0026-965


続きましてはTシャツ。

自分も愛用しており、ここ最近では週2回は着用しているアイテム。









シャツ同様にシンプルな見た目ではあるものの、ミリタリーのギミックを入れ、大人な顔つきのTシャツ。

ボディには凹凸ある杢目調の生地を採用。

立体感ある生地表情はシンプルなカットソーだからこそより一層際立ちます。

洗い込むことでよりこの凹凸がはっきりと浮き立ち、肌への接触面積もより減ってきます。







企画段階ではdipらしくミリタリー、ただスポーティー過ぎずに大人な仕上がりにしたい、という事でディテールは細かく調整した一着です。

ラグランスリーブや脇のガゼット箇所のシームは厚みを持たせ、デザインディテールの一部としてアクセントに。

脇下にはミリタリーブルゾンに見られるベンチレーションホールを踏襲。

更にはdipの製品染めで見られるボディとステッチのコントラストを、今回は袖、裾のロックステッチで表現。

裏糸にはオレンジステッチを走らせ、フライトジャケット等の裏地のカラーアクセントをステッチで表現

デザイナー田口氏らしく、ディテールデザインでさり気ないアクセントを加え、特徴的なカットソーに仕上げて頂きました。

漢服であるものの、あくまでも無骨に振りすぎない様にするポイントもいくつか。



敢えてネックバインダーは細くし、詰まりすぎないネックサイズ。

あくまでもネックバインダーの幅が変わるだけで、カットソーの見え方もガラッと変化します。

大人なカットソーとしてネック周りは強調し過ぎず、抜け感も大事にしています。



サイズバランスは身幅は比較的ゆったりしつつ、袖はコンパクトかつ丈を長めに設定。

身幅に対して袖のサイズ取りが絶妙なフィッティングバランスとなっています。

生地の選定やミリタリーギミックで漢服らしく、サイズフィッティングで大人な印象に…まさに大人な漢服。





ソリッドのTシャツだからこそ、柄のショーツでミリタリービーチスタイル。

サイズ違いで重ね着をし、カットソーのレイヤードにもおすすめです。

生地の表情やミリタリーギミックのディテール、絶妙なフィッティング。

ここ最近非常にハマっており、お気に入りのアイテム。

夏の準備として何枚あっても困らないTシャツです。






ここから夏本番!?といったところでしょうか、まだまだ暑い日々が続きそうですので…

一丁着のトップスとしておすすめのシャツ、Tシャツのご紹介させて頂きました。

"Re born to detail in perfection" 夏本番も是非お楽しみくださいませ。





JUNICHI YANAI