つい先日の夜、ビームス プラス 原宿のウィンドウディスプレイを変更しました。今回もなかなかの雰囲気に仕上がったと自己満足に浸っています、褒めてもらうと素直に喜ぶタイプです(笑)ということなので、今回のデニム・シャンブレーのパートは今回で最後の締めくくりという事でブログを書かせて頂きます。こんにちわMimotoです。

前回ブログまでは、今まで通りこのウィンドウディスプレイが完成するまでの様子をお届けしてきましたが、今回は今まで触れてこなかった、或いはもったいぶって『ハードルが上がった?!』あれについて、それについて書いていきたいと思います。


ウィンドウディスプレイは前にも軽く触れさせて頂きましたが、通常はその時の新作、バイヤーが手掛けた別注アイテムやイベントの告知を大々的にお知らせしたりする役割があります。それぞれのテーマや皆様に伝えたい、感じとって頂きたいストーリーを通常の商品陳列と違って、大々的に演出していきます。前回の〈SPERRY TOP-SIDER(スペリー トップサイダー)〉や〈FILSON(フィルソン)〉のように、ブランドの好意によって資材をお借りしたりする事もあります。ただ、今回のウィンドウディスプレイに関しては、完全自前による演出で、なるべく総合的な『ムード』を大事にしました。その、『ムード』を演出にするにあたり大きな役割を果たしてくれた物が。。




デニムをはじめとする、膨大なワークウェアの数々です。これは、今回のウィンドウディスプレイを作成にあたって、全国各地の〈BEAMS PLUS(ビームス プラス)〉に携わってくれているビームススタッフの使い込まれた私物になります。いわゆるヴィンテージウェアもあれば、過去・現在に渡って〈BEAMS PLUS〉で取扱のあるブランドのデニム・シャンブレーウェア、また〈BEAMS PLUS〉だけに留まらない数々のブランドの物。そして〈BEAMS PLUS〉オリジナルで作成したデニム・シャンブレーウェア。


自分自身としては、シャンブレーウェアは良く着用していましたが、デニム自体はちょっと遠ざかっていました。久しぶりに、これまでの着込まれたウェアを見たり触っていたりと、とても興味深いというか面白く感じることが多くありました。それは改めて持ち主の愛着がビシビシと伝わってくるという事です。これらの私物はアイテムもブランドも様々、色落ちも破れもリペアのされ方も様々で、さながら持ち主の個性を表して要るかのようで、見ていてとても面白いと感じました。
『これって〇〇さんの私物みたいですね〜。』『確かによく着てたよねー!』
『このカタチのこれって絶対あの人じゃない?』『確かにあれといえばあの人でマチガイナイな〜。』
こんなやりとりが、作業中の会話で延々と続くわけです(笑)

今回のウィンドウディスプレイは、ビームス プラス 原宿のスタッフからのリクエスト。それは今、〈BEAMS PLUS〉で盛り上がりを見せ始めているワークシャツを、『より多くの人に着てもらい、楽しんでもらいたい』という純粋な気持ちによるものでした。今回、〈BEAMS PLUS〉ではワークシャツのシルエットをリファインしています。基本的にオリジナルウェアは、極端にデザインアレンジを施したりする事なくベーシックウェアのいい部分を残し、生地や機能、そして着心地の面で、現代的なアプローチでアップデートをして提案。今回は、国内の選りすぐりの生地メーカーから手配をしてもらったデニム、シャンブレー、面白い織りのインディゴファブリックを使用した計6種類のワークシャツをリリースしています。
そして、ご覧頂きたい写真がコチラ。



ウィンドウ内で雑多に積み上げられた2枚の〈BEAMS PLUS〉オリジナル ワークシャツ。特に注目頂きたいのが、上側のモノ。一体どれだけの年月を経てこうなったのか?洗いに洗いをかけ、色はすっかり抜け落ち、糸も痩せ細って、タグに至っては日焼けと破れと、とても味わい深い雰囲気になっています。さながら、ヴィンテージウェアのよう。


今回のウィンドウディスプレイは、冒頭にも書かせていただいた通り、ヴィンテージウェアもブランドもオリジナルも、古いも新しいも、全てゴチャ混ぜの構成にしています。その理由として、〈BEAMS PLUS〉のオリジナルウェアで大切にしている事が、もう一つあるからです。それは着古したお気に入りのオリジナルアイテムが、10年後であっても購入できる製品・ラインナップである事を目指しているという事です。本来であれば、新しく生まれ変わったアイテムだけでウィンドウディスプレイを作ることも出来たのですが、せっかくなら持ち主の愛着が溢れている洋服と一緒に並べたいと思いました。また10年後に、ワークシャツが欲しいと思った時に、〈BEAMS PLUS〉に行けば間違いないと思ってただけるようにと。
ちなみに、この着古したオリジナル シャンブレーシャツの持ち主は、今回のリファインしたワークシャツを新調していました。
トレンドや気分によって着用の回数や時期が減ってしまうこともあると思います。でも、今回このウィンドウディスプレイを作成するにあたりビームススタッフの私物を見てると、きっといろんな理由があって手元に残り続けているんだろうなと。皆様にとって、この新しくなったオリジナルのワークシャツが、少しでもファッションを楽しめる理由になってくれたらと思っています。
最後にやっぱりこの画像で締めくくります。

色々と暑苦しいでしょ(笑)オススメなんです。
そして来週は、いよいよビームス プラス 有楽町のウィンドウディスプレイの事を書きたいと思います。
Mimoto





















