スタッフ「柳井 純一」の記事

gim×BEAMS PLUS Mix Pattern Knit

夜更かしの皆様、こんばんは。

水曜日担当のJUNICHI YANAIです。




先週、急遽SAKUMAに代打をお願いしてしまい・・・しばらくお休みを頂戴しておりました。

今週と来週は必ず自分が書かさせて頂きます。




さて、先日はアメリカンカルチャーを発信する『Lightning』様が開催するハンバーガーフェスに。

と、同時にファッション雑誌でもお馴染みの『2nd』様が開催する、アパレル業界人による私物フリーマーケットも開催。

今回、WAREHOUSEの広報担当 藤木氏からディレクターMZOとバイヤーサミュエル金子にお声が掛かり、

BEAMSチームも参戦する流れになりました。




開催スタートと同時に各ブースには人だかりが・・・

出店している私物を一点一点見られ、怒涛の様に私物が無くなっていきました。

生憎、14時ごろには雨が降り、切り上げとなってしまいましたが、

各個人の私物が一挙公開され、見ているだけでも楽しめる青空フリーマーケット。

残念ながら・・・今回はディレクターMZOは諸事情により、参加ができませんでしたが・・・次回のお楽しみという事で・・・。




肝心のハンバーガーはというと・・・

結局、どのハンバーガー屋さんも長蛇の列になり、出展者全員がハンバーガーを口にする事なく終わってしまいました(笑)

次回、もし開催して頂けるのであれば、ハンバーガー対策も兼ねて参加したいと思います。



赤レンガとハンバーガーフェスの看板前で最後の記念撮影。

久々にお祭りの様な会場の雰囲気が味わえ、とても楽しい一日を過ごせました。






さて、本日ご紹介するのは昨年、瞬く間に店頭から無くなってしまった

Gim × BEAMS PLUSのフェアアイルクリケットの22Fall&Winterモデルについて。

今年はカラーを変更し、リリースしています。






一目でわかるフェアアイル柄とクリケットセーターのリブデザイン。

BEAMS PLUSがお好きな方にはどちらの柄も馴染みあるかとは思いますが、この組み合わせがとにかく新鮮。

元はイギリスの伝統的な柄として、冬のアメリカントラディショナルスタイルには欠かせられません。

無数の編み柄、多色使いの糸等、一着あるとコーディネートに温かみと奥行きを持たせてくれるフェアアイルニット。



BEAMS PLUSでも毎シーズン、シェットランドウールを用いたフェアアイルニットウェアをgimに別注を作成してもらっています。

何故、gimなのか・・・

1965年設立のニット専業メーカーで上質なカシミアを使用したニットから、

伝統的なフェアアイル柄を得意としており、糸使いや柄の表現方法はまさに伝統を感じさせます。

フェアアイル柄のパターンを無数に所持し、更にはニット特有の風合いを感じさせてくれるシェットランドウールを使用しています。




ニットの表情は決して平面的ではなく、表面にはシェットランドウールらしい毛羽立ちとふっくらとした表情が魅力的です。

なかなか上手に言葉にできないのですが・・・糸の種類が違うだけでも表情が一変します。

シェットランドウールと言えば、人の動きによるテンションに対して型崩れが起きにくく、毛玉が起きにくかったり、高い保温力が特徴的。

ニットの風合いを維持しつつ、伝統的な柄を起こせるのがgim。




そんなフェアアイル柄を糸の色から指定し、デザインにアレンジを加えたのが今回のモデルです。

フェアアイル柄のイメージをけ決して損なわず、スポーティーな印象を与えるクリケットのリブデザイン。

ありそうでなかった・・・そんなカウンターを食らうモデルです。



gim × BEAMS PLUS / 別注 Fair Isle Cricket Vest
カラー:クリーム、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600-(税込)
商品番号:38-05-0029-148




gim × BEAMS PLUS / 別注 Fair Isle Cricket Knit
カラー:クリーム、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-15-0151-148


ニットベストとロングスリーブタイプの2型各2色をご用意しております。

オフホワイト調の柔らかいベースカラーに、イエローのポイントが効くクリームカラー。

引き締まるベースカラーに、柄色が浮き立つネイビーカラー。



まずはニットベストから。

やはりニットベストと来れば、今の時期だとスポーツコートないしブルゾンの中間着として重宝します。

今シーズンはネイビーベースのニットベストを選びました。



ネイビーグレーグラデーションセットアップのインナーにスタイリング。

フェアアイル柄を使いつつも、クリケットのリブデザインがぐっと軽快さを与えてくれます。

グレースーツの様な見え方のセットアップスタイルに、フェアアイルクリケットのインナーで奥行きあるVゾーン。





グレーのスポーツコートないし、ネイビーブレザーに合わせるならネイビーベース。

ブラウン系統のツイードないしコーデュロイのスポーツコートに合わせるならクリームベース。

 


ブリティッシュな柄域とクリケットのアクセントをスポーツコートのインナーに是非使って頂きたい1着です。





続いてはロングスリーブモデル。

シェットランドウールのふっくらとした風合いが存分に楽しんで頂くには、こちらのロングスリーブがオススメです。

ニットに包み込まれる感覚は秋冬の醍醐味。

個人的にはお客様やスタッフのスタイリングを見ていると、

ニット&ダウンベストのヘビーデューティースタイルや、

ウールのニットとスウェットシャツのこなし・・・




この手のスタイリングはやはりBEAMS PLUSバイヤーSAKUMAがスウェットシャツとニットウェアを上手にミックス。

チノトラウザーズにボートモカシンシューズのトラディショナルな下半身に・・・

フェアアイルクリケットセーターでプレップ感あるスタイリング。

オーセンティックなアイテムで新鮮な見え方です。




シェットランドウールのもっちりとした肉感は

ニットアウター的な見せ方も十分できます。

テニスを嗜むSAKUMAにもこのフェアアイルクリケットのミックスデザインはイメージにピッタリ。

伝統的な糸や柄域、そこにデザインにアレンジが加わる事でぐっとスタイリングの楽しみが広がります。



フェアアイルに寄せてカントリークラシックなコーディネートにも

クリケットデザインを拾ってアスレチック解釈のコーディネートにも

BEAMS PLUS流のミックス感あるデザインを

各々の好みのスタイルに合わせて頂きたいニットウェアです。




是非、店頭とオンラインショップにご利用下さいませ。



JUNICHI YANAI

今年から・・・B+P・・・

夜更かしの皆様、こんばんは。

JUNICHI YANAIです。  



2週にわたり、佐久間が書きましたので、

今週、来週分は私が書かさせて頂きます。




BEAMS PLUS / 3ゲージ レタード カーディガン
カラー:ホワイト、ブラック、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-15-0141-156



本日ご紹介のウェアはBEAMS PLUSのレタードカーディガン。

既に、『あれ??』という方もいらっしゃるかと思いますが・・・

BEAMS PLUSで作るウェアでは珍しくロゴ物がリリースしています。




そもそもレタード・カーディガンって・・・

よく耳にする方も多いと思いますが、改めて。

アメリカの大学で流行していた大学名・クラブチーム名等のイニシャルワッペンが施されたウェア。

ベースボールユニフォームやニットウェア等、好きな方はパッと頭に浮かぶはず。

レタード・・・自身が所属する学校名・クラブチーム名等のイニシャルをデザインモチーフ。

ロゴとなると一気にチーム感や制服感が増し、『何のロゴ!?』と思わる事もしばし。




そんなレタードを今回はBEAMS PLUSがオリジナルデザインでモチーフにし作成し、ウェアに落とし込まれたのがこちらのアイテム。




BEAMSの”B”とPLUSの”P"を一文字に収め、レタードをデザインとして作り込んだ今回のスペシャルワッペン。

よく頭文字を使ったり、二文字を配列したり、重ねたり・・・と、それぞれの文字が独立いるのが一般的かと思います。

今回のこのロゴも重ねてはいるものの、一つの文字として見えるデザインが秀逸。




字体やフォント、ワッペン等、スクール感が強く反映され、とても好きなカテゴリーなのですが・・・

いかんせんロゴの意味や所属を考えてしまい、手を出さずにいました。

もちろんBEAMS PLUSに在籍しているからこそ今回のロゴは手に取りやすいのですが、

何よりもこの造語的なデザインがとても惹かれます。

ユニフォーム感ではなく、あくまでもBEAMS PLUSのロゴとして、ファッションとして楽しんで頂きたいです。




と、ロゴばかりに目が行きがちになってしまいましたが・・・

お気に入りの点はロゴ意外にもサイズ感やニットの肉感も重要。。

サイズのフィッティングに関しては比較的ゆったりとしたサイズバランス。

古着屋とかで見られるリブがぎゅんぎゅんに詰まり、身体にピタッとフィットするサイズ感では無く、

あくまでも昨今の着こなしに適したフィッティングになっています。



身幅や着丈、アームホールの太さ等・・・

決して大き過ぎる事はないのですが、全体的にゆったりとしたサイズで作られています。

簡単に言うと、インナーにはシャツだけでなく、スウェットやミドルゲージ位のニットと言った秋冬の『中間着』が挟める位のゆとり。

自分の中では『ざっくりしたカーディガン』ないし、『ニットアウター』として着用しています。



BEAMS PLUSらしい糸の選定で様々な見え方が楽しめる・・・

やはりざっくりとした凹凸ある編み立てがしっかりと立ち、ニットの風合いが楽しめる太めの糸を使用。

一般的にはローゲージニットと呼ばれ、実用的にも視覚的にもとても温かみを感じさせてくれるニットです。

目の詰まった太い糸を使う事で、インナーにある程度肉感あるウェアを挟んでも生地感は負けず、しっかりとアウターらしい見え方に。

かと言ってボタンダウンシャツのタイドアップスタイルの上から羽織り、ボタンを閉めれば本来の見え方も。

色々とコーディネートが膨らみ、個人的に大好きなプレップスタイルが楽しみやすい一着です。




早速、ビームス プラス 有楽町のSTAFFにコーディネートを依頼し、スタイリングを組んでもらいました。



既にご存知の方も、初めましての方も

9月にビームス プラス 有楽町に配属されたSTAFF河野

アメリカントラディショナルスタイルをメインに、自身のキャラクターを活かしたアメリカンカジュアルスタイルを得意とする河野。

整った顔立ちは正統派のスタイルにもピッタリ。

是非、今後とも彼のスタイリングに注目です。



早速・・・


やはりボタンダウンシャツにレジメンタルストライプのネクタイといった正統派のコーディネート。

ローゲージニットが故に、ざっくりとしたサイズ感のニットカーディガン。

太めのチノトラウザーズをノークッションで着用し、まさにスクール感あるスタイリングです。





引きで見てもしっかりとニットのリブ編みが浮き立ち、温かみをグッと感じさせてくれるニットウェア。

ネイビーボディにバーガンディライン。

まさにスクール感が演出しやすい”THE”な配色です。







ベーシックなボタンダウンシャツにチノトラウザーズ、ローファーと言ったBEAMS PLUSでもベーシックなアイテムと相性が良く、

個人的にも取り入れやすいカラーかと思います。





続いてはプラジオのTRADMEN All Night BEAMS+でもお馴染みのセクシーSHIMAMUKO

レタードカーディガンをどうセクシーに着こなすか…



と思いきや意外にもプレップごなしでスタイリング。






ブラック×オレンジの配色をチョイス。

インナーにはケーブルニットポロとボタンダウンシャツを重ね、レタードカーディガンをスポーツコート的な使い方を。

3ゲージのウェイトあるニットだからこそ、フィッシャーマンセーターやカウチンセーターの様にアウター使いも。



ボトムスにはシルエットが丸みあるテーパードパンツをチョイスし、全体的にゆったりとしたコーディネート。

シルエット・生地によるざっくりとした見た目に、こういったボリューム感あるシルエットのパンツの相性も◎





最後は私。

やはりこの手のウェイトあるニットを見るとやはりSHIMAMUKO同様にニットアウター的な使い方に。



昨今のヘビーデューティーな着こなしを見ていると触発されてしまいます。

スウェットセットアップにインナーはダウンベスト・・・スポーツとアウトドアのミックスしたスタイリング。

冬に着用するホワイトはコーディネートに映え、クリーンな印象にも(と思っています)。



ニット特有の伸縮性ある着心地と、ウールの保温力。

スウェットにニット・・・今年もこの組み合わせは多様しそうです。

こう考えると部屋着に合わせても・・・ローブの様に着たり、ワンマイルウェア的な使い方も。

スタイリングを考えるのが楽しいレタードカーディガン。

はっと思わせるデザイン性高いBEAMS PLUSのオリジンワッペン。

今までは少々チーム感や制服的な束縛感を強く感じていましたが、『BEAMS PLUS好き』という捉え方で着て頂きたい逸品。

よってBEAMS PLUSが扱うアイテムとの相性も抜群なんです。



 

店頭・オンラインショップにて是非ご覧ください。




JUNICHI YANAI

ベーシックなアイテムにちょっとした変化を



夜更かしの皆さん、こんばんは。

初めましての方も、改めましての方も

9月半ばまでビームス プラス 有楽町に在籍しており、今はBEAMS PLUSのバイヤーとして働かせて頂いております

JUNICHI YANAIです。




1年ほど前はこちらのALL NIGHT BEAMS PLUSでブログを書かさせて頂いており、

オフィスに異動となった兼ね合いでスイーツ佐久間の週を奪わせて頂きました。

今後は隔週で佐久間と一緒にブログを書かさせて頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。





さてさて・・・

先日は異動後初の出張という事で・・・ビームス 神戸にお邪魔させて頂きました。

INDIVIDUALIZED SHIRTS Custom Order Fairという事で、私も一週目の土日はお客様・スタッフと共にわいわいガヤガヤと楽しませて頂きました。

ビームス プラス 有楽町在籍時は毎年経験していましたが・・・神戸となると普段とは違う空気感に緊張も。。笑







BEAMS PLUSではお馴染みのスポーツコートフェア(BEAMS PLUS Tailor Line)に続き、それに合わせる全米№1のカスタム高級ドレスシャツ『INDIVIDUALIZED SHIRTS』

3~400種類に及ぶドレス生地を含め、本来オーダー会では使うことができないリミテッドファブリック、デッドストックファブリック。




こうも多いと悩みに悩み…どうしても2枚では収まらない状況です(笑)



ビームス 神戸の看板スタッフでもあり、幅広いスタイリングと的確なコーディネーターのベリーショーティー三谷



ぽっちゃりIVYこと、BEAMS PLUSのムードメーカーであるP.IVY小坂



そしてビームス 梅田からは、プラジオでもお馴染み?有名!?なアイススケーター長尾

今回のINDIVIDUALIZED SHIRTSのオーダーフェアでは各々拘り、人とは被らない提案も。

是非、この機会にビームス 神戸へオーダーフェアを覗きに行ってみてください。




東京でお世話になったお客様や関西の方々にお会いする事ができ、初出張とてもいい経験をさせて頂きました!!

残すところ10/22(土)、10/23(日)の2日間。

スケジュールやアポイント等、些細な事でも結構ですので何か不明点がありましたらビームス 神戸(078-335-2720)へお問い合わせください。







前置きが長くなってしまいましたが・・・

ALL NIGHT BEAMS PLUSの復帰第1発目はTUBE×BEAMS PLUSのコレクションから。

デザイナーの斉藤 久夫氏による2022Autumn&Winterが既に店頭に入荷してきております。

今回は一部抜粋してご紹介させて頂きます。




TUBE × BEAMS PLUS / 別注 Corduroy Jacket
カラー:ベージュ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥57,200-(税込)
商品番号:38-16-0102-063



個人的には待望!?のノーフォークジャケットタイプのコーデュロイスポーツコート。

ノーフォークジャケットと聞くとクラシックさ全開の印象ですが、

やはり斉藤氏により捻りの効いたディテールのアレンジや、生地使いがとても軽快な印象になっております。





印象的なショルダー&エルボーパッチは

当時の富裕層の遊びであるハンティング(狩猟)に着用されていた事から

猟銃を肩にかけたり、肘を固定して構える時の補強用のパッチ。

本格的なシューティング用のスポーツジャケットはレザーが多く使われているものの・・・

こちらはキャメルカラーのフランネル生地を当て、ライトかつ上品な仕立てに。

現代的な軽快さと、トラディショナルウェアとして外れすぎない上品さ。



フロントはサイドのパッチポケットとウォームポケットのドッキング仕様。

よりスポーティーな印象が強くなり、本来のノーフォークジャケットよりもグッと使いやすくなっているはず(個人的な意見です)。

スポーツコートに対し、ダブルポケット仕様といった大胆なギミックも、自然に馴染んでいる感じも。

ウォームポケットに手を入れて歩く様は、ジャケットとしてはとても新鮮。




生地も男臭くなりすぎないライトベージュの明るめのコーデュロイ。

ショルダー&エルボーパッチやボタンの色など、ボディと極力同じ色で揃えられています。

ノーフォークジャケットと囚われずに、遊びの効いたコーデュロイのスポーツコートとして使って頂けるはずです。

BEAMS PLUS的な合わせだったら・・・ミリタリーパンツにモカシンシューズ、もしくはグレートラウザーズにスエードシューズ。





と、先日の出張でたまたまP.IVYこと小坂が颯爽と羽織っていたのでパシャリさせて頂きました。

BEAMS PLUSのポリエステルコーデュロイを使ったブッシュパンツにINDIVIDUALIZED SHIRTSのタッターソールチェックシャツ。

正に直球であり、お手本的なスタイリング。

むっちり感は否めませんが、小坂の体型も覆える位のサイズ感。



対するビームス プラス 有楽町スタッフのTAKAHIROは

ウール素材のフーディーに

こちらも同じくTUBE×BEAMS PLUSのペインターパンツを着用。

リラックス感あるスポーティーなスタイルに、下半身はやはりTAKAHIROらしくレザーシューズで上品に。

カントリーとスポーティーを上品にまとめた意外なスタイリング。




TUBE × BEAMS PLUS / 別注 Denim Work Pants
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-24-0074-063

こちらのペインターパンツもご紹介。

ペインターパンツと聞くと骨太なステッチワークやルーズなフィッティング、脇のスケールポケットやハンマーループ・・・

それらが反映されたアイテムは一目でペインター、カーペンター、ワークパンツ等々・・・とても分かりやすいディテールですが、

こちらは敢えて、目立たないディテールや縫製、フィッティングで表現された一本。



まずはステッチ。

とても細かい運針のステッチワークが施されています。

本来、補強を兼ねてダブル、トリプルステッチ等、ステッチが多く見られるペインターパンツですが

スタイリングから見てもとにかくステッチワークが控えめです。



とにかくステッチが控えめな分、見え面は上品。

恐らくTAKAHIROもワークと言うより、ドレストラウザーズ感覚で着用し、レザーシューズを合わせているのかと(憶測ですが笑)。





面白いのがフロントポケット、バックポケット、裾のタタキはホワイトステッチでワークパンツらしく

随所に目立ちにくいグレーステッチを加えた控えめなステッチワーク。

スケールポケットの代わりに、シームポケットで表現している所も・・・やはり斉藤氏らしいアレンジが見られます。

ワークパンツなのに粗野感よりも洒落感・品を感じさせるディテールです。



シルエットは緩やかなテーパードシルエットながら、ヒップやワタリのフィッティングは程よくすっきりと。

何だかこう見ていると洗いざらしで履くのも良いですが・・・アイロンを当て、センタークリースをしっかり入れて履きたい一本。

スポーツコートにも良く合い、昨今盛り上がりを見せるワークウェアの中でもカウンター的な存在です。

アイテムを見れば見るほど『面白い作りだなぁ』と思わせてくれる唯一無二のペインターパンツです。







TUBE × BEAMS PLUS / 別注 4Button Double Breasted Jacket
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥60,500-(税込)
商品番号:38-16-0104-063


続きましてはTUBE×BEAMS PLUSと言えば・・・

ほぼ毎シーズンリリースされているダブルブレステッドのジャケット。

今年の秋冬はネイビーのフランネル生地を使用し、金ボタンを配したブレザータイプです。

4つボタン、ピークドラペル仕様のニューポート型。

身幅は絞りを感じさせず、ショート丈のボックスシルエットとなり、BEAMS PLUSでもお馴染みの形ではないでしょうか。





お馴染み・・・と言ってもやはり何だか違和感(とても良い意味で)を感じさせてくれるのが今回のモデル。

一般的にはウェルトポケット&サイドベントの仕様ですが、シングルブレザーの3パッチポケット&センターベントを採用しています。



3パッチ・・・と思いきやサイドのポケットの上から更にonさせ、ダブルポケットにアレンジされています。

ニューポートタイプのダブルブレステッドブレザーに、シングルブレザーのポケットワークを配し、更にはウォームポケットのアレンジ。

他には無い?思いつかない!?ギミックが効いたブレザーです。



もう一点、やはり目が行くのは金ボタン。

ブレザーボタンと言えば基本的に足つきのボタンですが・・・ライトな見え方が楽しめる金の4つ穴ボタンを採用しています。

本来のブレザーボタンよりも厚みや装飾が簡素になる事で仰々しさが無くなり、カジュアルにとても使いやすいのでは、と思わせてくれるボタンチョイス。

ベーシックから少し外したこのディテールやパーツチョイス、着こなしもきっと自由度が高くなるはずです。



注目すべきは今回のフィッティング。

今までのTUBEのジャケットよりもやや肩幅を広げ、肩に吸いつく様なフィッティング。

サイドから見ると腕の可動域に合わせ、アームホールも綺麗に湾曲しております。

是非、店頭で袖を通して頂きたい1着です。



ビームス プラス 有楽町の若手STAFFでもある神本に早速着用してもらいました。

ブレザー+ミリタリーパンツの鉄板こなしを、上品にまとめています。

アイテムチョイスはスポーティーな物が多いですが、スカーフやチーフで彼らしい色気を感じさせる組み合わせ。

やはりこの時期にはフランネル生地のブレザーは温かみを感じさせ、季節感がグッと増します。





自分は昨今、とにかく柄のトラウザーズに目が無く・・・BEAMS PLUSのドローストリング コーデュロイトラウザーズを。

決して派手ではなくとも、遊びが効いたダブルブレステッドブレザーを、カジュアルな装いに。




ネイビーブレザーは何着持ってても困らない。

多くのネイビーブレザーを扱っているBEAMS PLUSだからこそ、こういった類を見ないブレザーを見ると惹かれてしまいます。

今年は嬉しい事に"XL"サイズも作ってもらいました。




既に店頭にはTUBE×BEAMS PLUSのコレクションが並んでいます。

ベーシックからちょっとだけ外したギミック・・・

アイテム一つ一つまじまじと見てるときっと新しい発見や楽しみが見えてくるはずです。

TUBE×BEAMS PLUS 2022 Autumn&Winterをお楽しみ下さい。





『物欲は眠らない』





JUNICHI YANAI


シンデレラサイズの方へ・・・

夜更かしの皆様、こんばんは。

JUNICHI YANAIです。



水曜日深夜、ビームス プラス 原宿の清野に続き、バイヤー佐久間の代打として本日は私がブログを書かさせて頂きます。

先週の清野の『ベルトの"すゝめ"』は既にご覧になられたでしょうか?

思い返せばBEAMS PLUSの企画MTGで清野の企画書が出た際、満場一致で『めちゃくちゃ良い企画』として決まったベルト。



自分自身非常に楽しみにしており、店頭入荷した際に期待以上のルックス、ホールド感、コーディネートの汎用性・・・が実感したベルトです。

2色を悩むというより、2色をどう使い分けしようか・・・そんなこんなで即決で2本買いさせて頂きました。

BEAMS PLUSで取り扱いしているチノトウラザーズやミリタリーパンツ、デニム。

合わないパンツが無いんじゃないでしょうか?

という事で、この『ベルトの"すゝめ"』をご覧になられ、少しでも気になった・・・という方は間違いなく2本買いをお"すゝめ"致します。




そんなこんなで、相も変わらず物欲を糧に日々過ごしている自分から

本日はTUBE×BEAMS PLUSのコレクション一部をご紹介させて頂きます。



TUBEのデザイナー斉藤氏が手掛けるアイテムはトラディショナルを根底に、遊びが加わったディテールや目を惹く生地使いが魅力的で、毎シーズン入荷を楽しみにしています。




既にオンラインショップでご覧になられている方はご存知かと思いますが、今シーズンのアイテムもまさにそれらが詰まったアイテムのラインナップ。



以前、バイヤー佐久間が『TUBE流 ”utility” Pants』、ビームス 神戸の大黒柱みたに いくおが『次に買うのは、これだ

と、TUBE×BEAMS PLUSのアイテムのご紹介がございました。

お陰様で既に在庫が少なくなり、残りもあとわずか・・・




本日は自分からもご紹介できていないモデルを3型ご紹介させて頂きます。





TUBE × BEAMS PLUS / 別注 Linen Pullover Shirt
カラー:ホワイト
サイズ:L
価格:¥21,648(税込)
商品番号:38-11-1693-063


まずはデザイナー斉藤氏が所有しているデッドストック生地『アイリッシュリネン』を使用したこちらのプルオーバーシャツ。

一見シンプルな見た目ですが・・・随所に変化を持たせた1着です。

そもそもアイリッシュリネン??耳にした事はあるけど、他とは何が違うのか・・・

リネン(麻)の中でも非常に高級とされている原料の一種で、衣服はもちろん、生活品にも用いられる希少な素材です。

画像だとなかなか伝わりませんが・・・一般的なリネンと比較すると、滑らかな肌触りにふっくらとした質感。

アイテムを触り、袖を通して頂くとその素材感はまさに『最高』です。

ご存知の方も多いかと思いますが、やはり質感の良さを実感して頂けるはず。




そんなアイリッシュリネンを用いた今回のプルオーバーシャツ。

仰々しさを感じさせないショートポイントのレギュラーカラー、程よい身幅が取られたプルオーバータイプ。

小慣れた雰囲気と生地のドレープ感が活きる1枚です。





実はよく見ると前立て、カフス裏、襟裏、バックのハンガーループには光沢感あるコットンのツイル生地を使用しています。

凹凸あるリネンに品のあるコットンツイル。

ちょっとした見た目の楽しさと、カフスや前立て、襟の型崩れを防いでくれる嬉しいポイントです。



そんな品のある面構えに対し・・・ドレスシャツに見られる前立ての比翼仕立てや、センターボックスかと思いきやギャザープリーツ。

随所で見られるこう言ったディテールが洒落感をぐっと増してくれているのかと。



シンプルな白シャツ・・・生地やディテールを見ていくと、類を見ない『リネンシャツ』。

早速スタイリングに。







まずはシンプルにシャツ本来を楽しむスタイルに。

自然に生まれるシワ感やドレープ感、清涼感も抜群に感じさせてくれる為、まさに1枚で様になる白シャツです。




とは言いつつ・・・ややファッションに振ったスタイリングもしたいと思い、



ネイビーブレザーとのコーディネートも。



程良く力が抜けた素材感がこの時期のスポーツコートには最適です。

リラックスした合わせにしましたが、しっかりアイロンを当て、ドレストラウザーズと合わせたスポーツコートないしスーツスタイルでも楽しめそうな1着。

実は・・・こちらのシャツ、デッドストック生地が故に、生産数が極少量となっております。

現在残っているサイズは『L』のみ。

シンデレラサイズとなっていますので、サイズが合う方にはとてもとてもオススメです。








TUBE × BEAMS PLUS / 別注 Patchwork Shirt
カラー:ホワイト
サイズ:S、M、L
価格:¥15,180(税込)
商品番号:38-01-0070-063


続いては・・・TUBEと言えばの『"リアル"パッチワーク』。





前右身頃にリアルパッチワークでデザインし、艶感あるブロード生地をボディに使用したオープンカラーシャツです。

やはり・・・パッチワークはついつい惹かれてしまいます。

しかも使われている生地はデザイナー斉藤氏のデッドストック生地。

舞踏会?トルソー!?ネイティブチェック!!?・・・見た事ない、今後も恐らく見られない生地選定にもグッときます。

パッチワークは無地と柄物が上手く組み合わされ、白地ボディとパッチワークデザインの非常にバランスが良い仕上がりに。



もちろんパッチワークだけでなく、縫製やディテールにも。

オープンカラーだからこそ、やはり襟元の見え方はとても重要。

袋縫いされた襟にはステッチが表に出ず、シャープ且つ上品な襟元に。



バックディテールはリネンシャツ同様にギャザープリーツ仕様、TUBEのアイコニック的なディテールも。

デザインは遊び心を感じさせ、ディテールには細かい拘りが垣間見えるシャツ。




早速・・・ビームス プラス 有楽町の看板スタッフ 山田兄弟(弟)/正志がスタイリング。





昨今、キーワードとしてよく耳にする『リゾート&リラックス』スタイルをアダルトな合わせに。

上品なブロード生地に、グレーのサマーウールショーツ。





ボックスシルエットのシャツに対し、幅広&短めのショーツでサイズ感にもメリハリを見せています。



柄on柄ですが、生地の組み合わせやシンプルな色使いは、控え目ながらファッションを楽しむ彼らしいコーディネート。

TUBEらしさが楽しめるパッチワークシャツも残すところ『M』のみとなってしまいました。

サイズが合う方・・・TUBEらしい"リアル"パッチワークを楽しんで頂けたらと。







TUBE × BEAMS PLUS / 別注 Bush Shorts
カラー:オフホワイト
サイズ:S、M、L
価格:¥14,520(税込)
商品番号:38-25-0103-063

最後は個人的にイチオシのブッシュショーツ。




クリーム?アイボリー?オフホワイト??ライトベージュ??

色々な色に例えられそうなコットンポリエステル素材のツイル生地を用いた、アウトドアショーツ。








デザインディテールがアクセントのマチ付きのフロントポケットや、ベルトループ、裾の折り返しのタタキ仕上げ・・・

BEAMS PLUSのアイテム群の中でも被らないブッシュパンツ?ユーロミリタリー?!の様なこちらのショーツ。

デザインであったり、カラーであったり、様々な捉え方でコーディネート組みが楽しめそうなアイテムです。



さて、冒頭でも触れていました前回の佐久間のブログTUBE流 ”utility” Pants』。

実は見た目はかなり似ている生地ですが、こちらは速乾性やより涼しげなタッチ感のコットンポリエステル生地を採用しています。



ステッチの細かな運針は同様に、ステッチカラーはボディと同色。

デザインディテールの印象が映える分、ステッチや生地の選定はライトかつ上品な見せ方が非常に良いバランス感です。

当店スタッフ??だけかもしれませんが、今年は何かと盛り上がっている『オフホワイト』のボトムス。

チノトラウザーズのベージュやミリタリーパンツのオリーブ、デニムのインディゴ同様に、何かと汎用性が高いカラーです。



こちらも早速スタイリングに。





絶妙なカラーのショーツをベースに、今シーズンのTUBE×BEAMS PLUSらしいホワイト~ライトベージュトーンでまとめたスタイリング。









ワタリが広く、やや長めのレングス。

カジュアルなジャケットスタイルに合わせ、アイテム本来の『上品な面構え』を意識したスタイリングです。

ライトベージュと言われたらライトベージュに見え、

オフホワイトと言われたらオフホワイトに見える。

そんな融通が利く色だと勝手に思っております(笑)




いよいよ梅雨が明け、本格的にショーツが活躍する季節になりました。
こちらはまだ『S、M、L』全サイズが揃っていますので、夏の準備として是非ご参考に。






少々最後は駆け足気味になってしまいましたが・・・

本日はこの辺で。

物欲と共に・・・『BEAMS PLUSは眠らない』

来週のバイヤー佐久間のカムバックを楽しみにしていて下さい!!




JUNICHI YANAI


Last Push Item!! ~ENGINEERED GARMENTS Explorer Shirts~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




さて、本日は商品紹介の前にほんのちょっとしたお知らせがございます。

今回の回を持って私BEAMS PLUSレーベルの『ALL NIGHT BEAMS PLUS』を卒業させて頂く事となりました。

卒業と言うと少し大げさかもしれませんが・・・自分にとっては何だか日課となっていた事に一旦は終止符を打つという意味で、少し切なさも感じます。

コロナ禍に突入し、我らBEAMS PLUSのリーダーでもあり、最先端を常に走り抜いているディレクターMZOが発案したこの企画。

思い返すともう1年以上書かせて頂きました。

こちら側の話にはなってしまいますが皆さんが良く目にして下さっているオンラインのスタイリングやブログ等、個人で投稿したり、店舗から投稿したり、はたまた今回の様にレーベルから投稿したりと・・・色々な形態で投稿されていました。言葉足らずでなかなか上手くお伝えができませんが、今回のレーベル発信のALL NIGHT BEAMS PLUS。多くのスタッフがいる中で、レギュラーとしてレーベルブログを書かさせて頂いた事は自分にとって非常に光栄であり、少しでも誰かの為になっている(思い込みかもしれませんが)事が非常にやりがいを感じていました。




ビームス プラス 有楽町へ配属され、その時の上司から色々とBEAMS PLUSのモノ・コト、はたまた洋服の楽しみ方を教えてもらい、6年近く経った今、こうやってアウトプット出来ている事が本当にしみじみ思います。

ALL NIGHT BEAMS PLUSを通し、今まで以上にとにかく『カッコ付けて着る』事を意識し、ある意味変な方向へ走っていたかもしれません(笑)

ただ、BEAMS PLUSが取り扱っているアイテムや、世界からも人気の高い『BEAMS PLUS』の商品をちゃんと見つめ合い、自分だったらという反復が更に身に付いた事が自分にとっては本当に糧となりました。

ストーリーあってのBEAMS PLUS。単にファッションアイテムだけでなく、しっかりとルーツを掘り返し、整合性のあった着こなしのクロスオーバー。

正解不正解は正直自分も分かりませんが、自分なりにこうじゃないか。と思える様になったのは確かです。

こんなご時世だからこそ、販売員として人一倍洋服を楽しみ、物欲を切らさない。いえ、切らしてもらえないのがBEAMS PLUSです。




卒業といってももちろん退社するわけでも無ければ、まだビームス プラス 有楽町に居座ります(笑)

今までレーベルページのALL NIGHT BEAMS PLUSから引き、今度はビームス プラス 有楽町から発信は続けていきます。

今度は自分も皆様と一緒にALL NIGHT BEAMS PLUSの読者として、洋服を楽しませて頂きます。




ALL NIGHT BEAMS PLUS卒業という事もあり・・・

商品紹介の前に、ダラダラと自分なりに振り返り、改めてレギュラーメンバーをご紹介させて頂きます。長いので興味のない方は高速でスクロールして下さい。(笑)




月曜日



バイヤーであり、今ではBEAMS PLUSのファッショニスタでもあるサミュエル金子。

ALL NIGHT BEAMS PLUSではサミュエル金子も卒業ですね。。

とにかく変進開花を満開にさせ、自身のリアルクローズとして洋服の楽しみ方を色々と教わりました。アイテム単体で見るのと、サミュエル金子が着たのを見ると・・・え、こんなに変化するんだ。と。多くのお客様・スタッフに影響を与え、そのアイテムのルーツをコーディネートで語るスタイルはまさにファッショニスタ。

卒業ではありますが・・・プライベートを含む彼のInstagramは毎日更新されます。

今シーズンの物から、過去のアーカイブまで。Instagramを利用されている方、是非お気軽にフォローし、BEAMS PLUSバイヤーの"今"を覗いてみて下さい。




火曜日



関西のファッショニスタと言えば・・・やはりこのお方、三谷です。

まさに全包囲網のジャンルを上手くミックスし、とにかく新しい着こなしを見せてくれる関西代表のBEAMS PLUS牽引者。

ジャンルレスで様々なスタイリングを披露しつつも、決して着せられた雰囲気でなく、三谷らしさが自然と感じさせるスタイリング。

特に買おうと思っていなかったアイテムも・・・三谷が着たり紹介すると物欲も勝手に・・・今年のBEAMS PLUS ECWCSも完全に影響して購入しました(笑)

もちろん店頭だけでなく、SNS関連でも知名度が高い!?スタッフでもあります。

関西圏内のBEAMS PLUSファンの方、是非一度ビームス 神戸の三谷へ会いに行って下さい。

今年から更にスポーツコートフェアを経て、BEAMS PLUSのTailor Lineのコーディネートもより見えてくる!?と勝手に期待しております(笑)

関西フレーバーもしっかり見せるという事で・・・三谷は引き続きレギュラー陣として活躍していきます。




水曜日



ビームス プラス 原宿を経て、とうとう新バイヤーとしてオフィス勤務となった佐久間。

甘いルックスと、どんな洋服も似合ってしまうズルい体型のまさにBEAMS PLUSのアイドル的存在。

真面目かつ些細な気付きをする佐久間のブログは、事細かくブログを紹介し、オンライン上で買う際にとても親切な内容です。

サイズバランスの説明だったり、コーディネートの提案、まさにオンライン上で購入するには教科書の様な徹底したブログ。

サミュエル金子に代わり、今後は佐久間よりBEAMS PLUS別注アイテムの裏側や最新情報が聞ける!?はずです。

今後のBEAMS PLUS牽引者として、今後の期待に要注目です!




金曜日





山田兄弟 広志(兄)正志(弟)

多くのスタッフが在籍し、数多くのレーベルがある中でBEAMS PLUSに兄弟がいるのも非常に珍しい事。

未だに『本当に兄弟なの!?』という質問を頂きますが、正真正銘の兄弟でございます(笑)

ビームス プラス 原宿のショップマネージャーであり、力の抜けた『洒落感』を上手に醸し出すスタイリングはまさにお客様だけでなく、スタッフも多いです。

兄に対して対抗意識が強い正志(弟)も唯一・・・『サイズバランスが素晴らしい』と絶賛。

ワーク、ミリタリー、インディアンジュエリーをメインに、決して背伸びをせずにデイリーウェアとしてBEAMS PLUSを表現しているスタッフです。

それに対して正志(弟)はビームス プラス 有楽町に異動してアメリカントラディショナルにどっぷりつかりました。

ミリタリーやワーク、アスレチックウェアを彼なりの『アレンジを利かせた』トラディショナルスタイルは、身近にいる自分も本当に勉強させて頂いております。実は兄に対して尊敬の意が強い彼も『スポーツコートスタイルだけは自分の方が洒落てる』との追撃コメント(笑)

対照的なスタイルのお二方ですが、実は兄弟愛の強さが垣間見える山田ブラザー。

今後、更に山田兄弟の絡みを拝聴できる企画が進行中だとか・・・今後も見逃せない山田兄弟です!




最後は・・・



BEAMS PLUSのディレクターでもあり、このALL NIGHT BEAMS PLUSの構成作家でもある溝端 秀基ことMZO

SNSやオンライン上でもあまり露出が無く、どちからと言うと常に周囲を巻き込み、BEAMS PLUS内で商品だけではないムーブメントを起こすディレクターです。

自分にとっては洋服を買う指標の方でもあり、ディレクターは何を着てどんな合わせをしているのか?今シーズンは何を買うのか??と常に気になる存在。

BEAMS PLUS内のメンバーをまとめ上げ、全員を立てるその気配り、誰よりも最新の情報や着こなしを取り入れるスタイルは、入荷してきた商品から垣間見える事が多々あります。

真似事だけは避けたいですが、やはりBEAMS PLUSのトップが着用する洋服やこなし、今後も参考にして楽しんでいきたいと思います。




と、二人抜け、三人レギュラー継続。

その二人分の枠は・・・もちろん新しく選抜されたレギュラーが入ってきます。

ここに関しては後々発表がありますので、乞うご期待下さい。

BEAMS PLUS ALL NIGHTの新体制。

今後も自分は『BEAMS PLUSの情報収集』として、読ませて頂きます。






ラストにして何だか思い出話が長くなりましたが、ここからは商品のご紹介を。

今シーズン入荷前から『絶対買う』と意気込んでいたアイテムが入荷し、早速購入しましたのでラストブログとしてご紹介させて頂きます。



ENGINEERED GARMENTS / EXPLORER SHIRT JACKET POLY WOOL PLAID
カラー:ブラウン×ピンク ポリエステルウールプレイド
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥53,900(税込)
商品番号:38-18-0142-334


ENGINEERED GARMENTSがお好きな方はピンと来る方も多いかと思います。

前シーズンよりリリースされたフィールドシャツジャケット型のExplorer Shirt Jacket。

春夏ではシャンブレー、コットンリップストップ、ダークチェックをBEAMS PLUSでは取り扱いしており、気付けば早々と店頭から無くなっていた人気モデル。

Explorer(冒険者)というネーミングの如く、様々な物を収納できる多彩なポケットワークが特徴的です。

生地によってはミリタリーシャツだとかワークシャツ的な着こなしや見え方になり、個人的にも愛用しているモデルの1つです。

今回の生地は色鮮やかなシャギーネルを用いた一着。

今シーズンのENGINEERED GARMENTSのコレクションに見られるのがクラシックアウトドア。

デザインソースはクラシックなアウトドアウェアからミリタリーが多い今回のコレクションですが、ファブリックも重要なポイントです。

70年代から見られるアウトドアウェアに化繊素材の落とし込みが、今回のコレクションにも強く反映されています。

ナイロン素材やポリエステル素材を天然素材に落とし込み、生地や色使い等、アウトドアウェアの要素を感じさせてくれます。





今回のExplorer Shirt Jacketに使われているのもまさにポリエステル×ウールの混紡。

滑らかな毛羽と、ポリエステル素材によるトロっとした生地感は一般的なネル生地とは全く別のタッチ感です。

厚みはありつつも、トロッとした非常に柔らかい生地は、着用時のシルエットがとても綺麗に馴染みます。

ENGINEERED GARMENTSと言えばのポケットワークも同様に、この手の生地はマチ付きポケットに最適。洋服全体に立体感が生まれ、まさにこのブランドらしいディテールの盛り合わせが楽しめます。




ディテールもちょこっとおさらい。

フロントにはマチ付きポケットが5つ、ハンドウォーマー的な役割のサイドポケットが2つ、袖に1つ、バックもマチ付きポケットが2つ・・・トータル10ポケット盛り込まれ、圧倒的な収納力。



襟にはチンストラップが付き、風よけやスタイリッシュな見た目に最適です。

今シーズンの生地は特に肌触りが良く、まさに寒さ凌ぎの小ネタとしてここのディテールは大活躍しそうな予感です。





シャツ型のジャケットという事で、やはり袖はカフス仕様にラウンドした裾デザイン。

直線的なカットより、横から見た時のAラインシルエットは、個人的にも段差が付くシャツ型の方が好みです。



更に・・・春夏とは決定的に違うディテールの一つとして、袖裏に滑りが良いコットンポリエステルが使われています。

秋冬は特に防寒性の効果もありますし、ニットの重ね着がしやすくなる為、個人的には嬉しい仕様の一つです。



ディテールのてんこ盛りもそうですが、今回の決め手の一つは何よりも柄・色です。

ベーシックなチェックパターンに、ピンクやライムグリーン?の様な原色が挿し色的に入る今回の生地。

一件、可愛らしく見えないか・・・と思いきや着用してみるとすっと馴染む色・柄。

ハードなデザインにポップなチェックパターンは、まさに"映える"一着でした。

ミリタリーパンツ、コーデュロイパンツ、スウェットパンツ・・・BEAMS PLUSの得意とするボトムスと相性がとにかく良く、"男臭い"アイテムにも華が添えられる?と勝手に思っています(笑)

とにもかくにも試着したらダメでした、即決で購入。





まだまだ暑いのでしばらくはクローゼットで待機させますが、気温が下がってくればやりたいコーディネートとして・・・スポーツコートの上からサラッと。

コーデュロイのスポーツコートにブラウンオリーブのミリタリーパンツ。

秋冬の重厚感あるコーディネートに、温かみと洒落感をぐっと増してくれるはずです。

クラシックなアウトドアスタイルはもちろん、ミリタリーコーディネート、ツイードやコーデュロイとのカントリームード・・・個人的にも今年の冬やりたいコーディネートほぼ活躍してくれそうな予感です。

ディテール、生地、柄と色合い、BEAMS PLUS取り扱いアイテムとの整合性の取り易さ・・・自分の中では優勝な一着です。




そして最後に・・・









実はこれもMZOの影響も大きく、こんな合わせ方も。



ENGINEERED GARMENTS / CAGOULE SHIRT POLY WOOL PLAID
カラー:ブラウン×ピンク ポリエステルウールプレイド
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥34,100(税込)
商品番号:38-11-0311-334


ENGINEERED GARMENTS / EXPLORER SHIRT JACKET POLY WOOL PLAID
カラー:ブラウン×ピンク ポリエステルウールプレイド
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥53,900(税込)
商品番号:38-18-0142-334

共生地で作られたアノラックパーカー型のCagoule ShirtにExplorer Shirt Jacket。

展示会にてMZOがこの組み合わせを発案し、盛り上がった組み合わせ。

同じ生地柄だからこそ、口説くなく、フィールドシャツからフィールドパーカーにコンバーチブル。

もちろんExplorer Shirt Jacketは購入しましたが、ニコイチと言う事でCagoule Shirtも購入。

考え付きそうで絶対しなそうな組み合わせは、今シーズン一番グッときました。

コーディネート云々ではなく、一つのアウターとしてオススメのコンビネーションです。




ALL NIGHT BEAMS PLUSラストに今シーズン一押しのアイテム紹介でした。

ここまで長々とお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

お次はビームス プラス 有楽町より、ブログを更新していきたいと思います。

引き続き、皆様も新体制の『ALL NIGHT BEAMS PLUS』をお楽しみ下さい。





『BEAMS PLUSへの物欲は眠らない』





JUNICHI YANAI



New Type BLAZER ~BEAMS PLUS Knit Blazer~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。





本日はBEAMS PLUSより皆さんお待ちかね!?の新型ブレザーをご紹介させて頂きます。

BEAMS PLUSでは数多くのネイビーブレザーを取り扱っており、

レーベル内では一番オーソドックスな3つボタンのシングルブレザー、

関西のテーラーメイドであるI.J.I unit製のBEAMS PLUS Tailor Lineのブレザー、

ボックスシルエットのニューポート型のダブルブレステッド、

更には取り扱いブランドとのコラボレーションで作られたブレザー・・・

店頭を見回してもこれだけのネイビーブレザーが揃っているのはやはりBEAMS PLUSだけではないでしょうか。

様々な用途やスタイルに合わせて数多くのモデルが揃い、これ以外の新しいブレザーって・・・と思う位ブレザーのバリエーションは豊富です。

今回のNEWタイプのブレザーはと言いますと・・・




BEAMS PLUS KNIT BLAZER
カラー:ネイビー、ブレザー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-15-0092-156


このご時世に合わせ、今までリリースされてきたBLAZERよりも一段とカジュアル・リラックス・ホームビズに適した一着です。

所謂ニットジャケットとして作られ、BEAMS PLUSらしい"BLAZER"に落とし込まれたNEWタイプです。

ジャケットとしても捉えられ、カーディガンとしても捉えらるアイテム。

今まではあくまでもジャケットとしての提案でしたが、今回はよりカーディガンに近い仕上がりとなっています。



日本の気候に合わせ、上品な表情のコットンウールを使用したニット地を使用しています。

素肌に当たってもニット特有のちくっとしたタッチ感は無く、サラッとした肌触りが特徴的です。

薄手でなければ地厚でもない丁度良い肉感の生地は、シーズンレスで着用頂けそうです

ややドロップショルダーに長めの袖、ボックスシルエットの見え方は、ニットブレザーには最適なフィッティング。

ニットによる伸縮性、リラックスしたフィッティングはまさに『肩肘張らず』に着用できるブレザーです。





ラペルやポケットの端等、本来はステッチを走らせて処理されますが、ニットの特徴を活かして編み立てによる綺麗な仕上がりに。

フラットな仕上がりとなり、ニットによる上品な見栄えはまさにフォーマルにも最適!?な見え方ではないでしょうか。





ショルダーに前身頃や袖付けのシームに関しては、ここも浮きが目立たず非常にフラットな仕上がりです。

些細な事かもしれませんが、凹凸が目立よりフラット見え方の方がどことなく品の良さを感じさせてくれます。



ネイビーのニット地には・・・やはり金ボタンがマストでしょう。

装飾が入らず、従来の金ボタンよりもライトなボタンを使用する事で、こざっぱりとしたニットブレザーと相性抜群です。



こういったライトなニットジャケット?カーディガン?にはやはりカットソーが今だとベターなのかもしれませんが・・・

ここはISHIKAWA、敢えてボタンダウンシャツ、ボウタイ、BEAMS PLUSらしい軍パンこなしのブレザースタイルを見せてくれました。

3パッチポケットに金ボタン、『いつものブレザーを羽織る感覚で』とタイドアップスタイルに。

普段のネイビブレザースタイルにサッと羽織っても見劣りしないニットブレザー。

今までのネイビーブレザーとは違い、まさにNEWタイプのブレザーです。




ネイビー×金ボタンは鉄板ですが・・・今回はもう一色。





ブラック×シルバーボタンもご用意しています。

ブラックのニット地にシルバーボタン・・・スポーティーかつモダンな印象です。

似てるようでネイビーとは全く印象が異なり、また別にコーディネートの幅が広がりそうです。





アームホールの広さやボックスシルエット、重ね着にも充分対応してくれます。

シャツにスウェット、その上から羽織ってもシルエットが崩れません。

薄手だからこそ重ね着しても着心地が損なわず、幅広だからこそ様々なインナーを楽しめる一着です。



やはり今シーズンもスポーティなアイテムとミックスし、軽快なコーディネートが気分です。

今までのブレザーとは違い、もっとカジュアルに、もっと気兼ねなく使える一着です。




タイドアップスタイルからホームビズまで、このご時世にぴったりな振り幅広めのNEWタイプ"BLAZER"。

これまた名品の予感が・・・気になる方は是非お気軽にお近くの店舗へお問い合わせ下さい。




JUNICHI YANAI



Tied Up Style ~ENGINEERED GARMENTS Loiter Jacket~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




弊社事情ではありますが、9月半ばと言えば、新しい出会いもあれば一時の別れも。

先日の佐久間のブログにもありましたが、店舗を抜けるスタッフ、店舗間を異動するスタッフ、9月半ばは色々とスタッフが動きます。

そして既にご存知の方も多いかと思いますが、自分が所属しているビームス プラス 有楽町よりYOSHIDAがビームス 辻堂へと異動となります。

持ち前の明るさと、誰しもが認めるその真面目っぷりは当店でも絶大な信頼をおけるスタッフです。

もちろん会社を辞めるわけでもなく、会えなくなるわけでも無い為、そんなに気構える必要はないのですが、やはり少し寂しくも感じます。

感傷に浸りつつも・・・本日が最終出勤日という事もあり、出勤メンバーでパシャリ。



次の新天地、STAFF YOSHIDAが丸の内・有楽町スタイルから、湘南の風を浴び、新しいスタイル・提案を乞うご期待下さい!






さてさて・・・

いよいよ9月半ばから10月にかけ、本格的に新作の入荷ラッシュです。

日々店頭には大量の新作が入荷し、あれやこれやと試着してみたり、コーディネートを考えてみたりと・・・

とにかく秋冬好きの自分には最高のシーズンに突入しました。

ビームスのクラブ会員のポイントアップキャンペーンも相まり、店頭から早々と無くなる商品も。

本日は毎シーズンお客様、スタッフに人気が高い!?あのジャケットをご紹介致します。



ENGINEERED GARMENTS Loiter Jacket グランチェック
カラー:ブラウンオレンジ
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥51,700-(税込)
商品番号:38-16-0157-334



ENGINEERED GARMENTS Loiter Jacket ローデンクロス
カラー:ローデングリーン
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥62,700-(税込)
商品番号:38-16-0130-334


ラペルのディテールやこの力の抜けた雰囲気ですぐ分かる方も多いはず。

ENGINEERED GARMENTSのLoiter Jacketです。

毎シーズン、様々な生地で提案され、少しずつマイナーチェンジをされてきた定番アイテムです。

もう何シーズン目だろうか・・・と思わされる位にBEAMS PLUSでも毎回仕入れされているモデルで、入荷するやいなや即完売してしまう事もしばし。

良い意味で形には癖が無く、気軽に楽しめるジャケットとして本当に素晴らしいアイテムです。




以前、春夏のシアサッカー生地でサミュエル金子がLoiter Jacketについて紹介していましたが、こなしはカジュアル&リラックススタイル。

インナーにはカットソーやポロシャツ、ニット等・・・襟付きのシャツに囚われずに合わせられるのが最大の魅力です。

ただ、せっかくならタイドアップスタイルにも重宝する!と言うのを改めてお伝えしたく、今回はご紹介させて頂きます。




今回のLoiter Jacketは2ファブリックでご用意しております。



まずはBEAMS PLUSでもお馴染みのグレンプレイド。ただ、見慣れたグレーやブラックとは違い、ややカントリー調な配色パターンです。

ブラウン、オレンジ、グリーン、バーガンディー・・・多色使いをする事で華やかさも感じさせてくれます。



ご存知の方も多いかと思いますが、今一度ディテールのおさらいを。

ボックスシルエット、パッチ&フラップの3ポケットはアメリカンなスポーツコートを踏襲しています。





ただ、ウェストにはサイドアジャスターが付き、多少ウェストをシェイプさせて見せる事も可能です。

このアジャスター、スタイルに合わせて調整するも良し、パンツのシルエットに合わせて調整するも良し。

個人的にはカジュアルごなしは絞らず、スポーツコートごなしの際は絞るのがオススメです。



袖は腕まくりや、ターンナップのアレンジが楽しめる様、袖口は本切羽仕様。

スポーティーかつ軽快な着こなしが出来る為、ロイタージャケットには欠かせられないディテールの1つです。





ラペルの上部に付いたストラップ&ボタンホール。

立ち襟にする事でその実用性が実感できます。

チンストラップの役割を果たし、首周りの防寒性を高めます。

以前にサミュエル金子が『立ち襟にする事でヨーロピアンワークの見え方』と言っていた通り、スタイルの雰囲気もガラッと変わります。




馴染みある3パッチポケット、着こなしの微調整が加えられるディテール、そしてざっくりと羽織れるフィッティング。

実際に着用し、コーディネートを組むとその汎用性の高さに驚かされるのがENGINEERED GARMENTS Loiter Jacketです。




せっかくなので全身のスタイリングを。

本日最終出勤という事でSTAFF YOSHIDAに着用してもらいました。


潔くベーシックな白のドレスシャツに、ジオメトリック柄のネクタイでタイドアップスタイル。

ボックス調のシルエットには、やはり太めのパンツが相性抜群という事で…ワイドなチノトラウザーズでコーディネートしています。

カットソーやニット等、カジュアルなこなしももちろん良いですが・・・やはり彼らしい"スポーツコート"ごなしでまとめてくれています。



ツイードのジャケットをよりライトにしたイメージで、化繊混紡のウールファブリック。

クラシックな生地柄の見え方や、秋冬のウェアと容易にマッチする色合い。

10月ぐらいから本格的に着用が楽しめそうな一着です。



続いては独特な深みある色が特徴のLoden Cloth。

元々は狩猟等のハンティングウェアに用いられていた生地で、その中でも代表的な色がローデングリーンです。

森林に馴染むこの緑は、決してミリタリー等のオリーブやセージグリーンの色とは違い、独特な深緑です。



見る場所の照明、時間帯によってはチャコールグレーやブラックに見える程、黒に近い深緑です。

見た目は目の詰まった重量感ある縮絨ウールですが、着ると驚くぐらい軽く、まだこの時期だと暑すぎる位保温性が高いです。



このLoden Clothも先程紹介したチェック生地同様に化繊をブレンドする事でよりライトかつ取り扱いし易い生地となっております。

Loiter Jacketの気兼ねさに、化繊混紡のライトなLoden Cloth。個人的には型と生地の選定がとてもツボな一着です。



ハンティングウェアの生地として生まれたLoden Cloth、やはりコーディネートは少しカントリー調に。

タイドアップと聞くとやはりファッションではハードルが高くなりがちですが・・・今回はBEAMS PLUS新作のタータンチェックのネクタイをチョイス。クラシックスポーツのポロをデザインに、タータンチェック等、このジャケットとの相性は抜群です。

深みあるグリーンにオリーブのミリタリーパンツ・・・と行きたいところですが、タイドアップスタイルなら少し華やかさもプラスし、オフホワイトのファティーグパンツ。

見た目の重厚感とは裏腹に、非常に軽く、抜群に着易い一着のLoden Clothです。





と何だかタイドアップスタイルを全面に推してしまいましたが、やはりLoiter Jacketは何よりも"カジュアル感"が最大の魅力。

着用する方の解釈次第では如何様にも着こなしが楽しめるはずです。

今シーズンのLoiter Jacketも外れなし。

初めて購入を検討されている方、このモデルの虜になられた方・・・是非お早めにご検討下さいませ。





JUNICHI YANAI

NEW MODEL!! ~Smoking Jacket~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




本日はBEAMS PLUSより、新型のジャケットをご紹介致します。

2021年秋冬、シーズンらしいアイテムは何か、どんな生地がウェアに落とし込まれているのか、

毎シーズンBEAMS PLUSのアプローチを楽しみにしています。

特に自分が楽しみにしているのはジャケット。

BEAMS PLUSでは多くのジャケットをスポーツコートと呼んでおり、アメリカントラディショナル(IVY)の根幹とも言えるアイテムです。

その他にはアウトドアウェアから着想した4つボタンのカフジャケット、昨年からリリースしたワークジャケット等・・・BEAMS PLUSでは数多くの"ジャケット"をご用意しております。

今回はそんなジャケットというアイテムジャンルから、入荷前から気になっていたこちらをご紹介。




BEAMS PLUS / スモーキング 1ボタン ジャケット
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥37,400(税込)
商品番号:38-16-0074-803


何だか見た事あるけど・・・馴染みが無い。

自分自身最初に見た時にはそう感じされたジャケットです。

一般的にはタキシードと呼ばれる事が多い?馴染みある?形です。

自分自身、見た事はあるけど・・・実際には馴染みが無く、何となく格式が高いイメージのアイテムです。

BEAMS PLUSでは今回、"Smoking Jacket"というアイテムネームを付けています。

世の中的にはタキシードは別名スモーキングジャケットと呼ばれ、煙草を吸う際はもちろん、自宅の書斎で寛ぎながら煙草を嗜むという所謂ルームウェア的な存在でもあるそうです。




日本ではタキシードと聞くと格式の高さや、フォーマル感が強いイメージがあります。

特に着用シーンと言われると披露宴やパーティーでのシーンで主に着用されたり、まさにフォーマルウェアとして認知されています。

基をたどると生まれは煙草を吸う時に羽織られるジャケットとして生まれ、それがタキシードの原型だと言われてます。

とは言っても、やはり今の時代を考えると煙草やパーティー、それらのワードはどことなく出番が少なく、やや肩身が狭い印象に。

ここはBEAMS PLUS。あくまでもトラディショナルウェアとしてスモーキングジャケットのデザインを残しつつ、"着(気)易さ"が表現された一着となっています。



まずはディテール。



スモーキングジャケットと言えば、やはりショールカラーの1ボタン。

元々はガウンから派生したジャケットで、その名残から角ばったと言うよりも、流線形の丸みあるラペルが特徴的です。

一般的なジャケット・スポーツコートと比べるとよりカーディガン感覚で着用しやすい?と個人的には印象を受けます。



カフスはターンナップ仕様のボタン無し。このクラシックなデザインももちろん落とし込まれています。



そして外せないのがこのラペルや袖縁、ポケットに飾られたロープ状の装飾。

同色で縁取られたデザインはスモーキングジャケット本来の上品さを感じさせます。

決して派手な印象は無く、スモーキングジャケットの意匠としてはやはり必要なデザインディテールでは無いでしょうか。




生地は別珍生地を使い、その独特な光沢感もやはりこの形には相性抜群です。

先程お伝えした装飾と別珍生地、比較的簡素なディテールながら、この組み合わせによる雰囲気は抜群です。

独特な光沢感と起毛感、秋冬のウーリッシュなニットやフランネルパンツとの相性ときたら・・・最高なはず。





裏地は背抜き仕様、見返しと袖はキュプラ仕上げ。

総裏よりも背抜きによるスポーティー感、そして着心地を損なわないキュプラ仕上げは現代シーンには必要不可欠だと。

安心してニットやスウェット等の中間着を挟めます。





フィッティングは・・・

BEAMS PLUSの定番型でもある4つボタンのカフスジャケットに近いサイズバランスです。

絞りの効かない身幅に、ややショート丈の着丈。まさにボックスシルエットです。

思い返すと昨年4つボタンのカフスジャケットをヘビロテしてた事もあり・・・今回のスモーキングジャケットも袖を通すと何だか着馴染みあるフィッティングです。

この形の良いところはカジュアルとタイドアップ等のフォーマルスタイルに使える点。

BEAMS PLUSの"スモーキングジャケット"は着こなしの幅を広げ、気張らずに扱い易いフィッティングです。




とは言いつつ、やはり気になるのはどんなスタイルに使えるのか・・・

完全に自分の趣味趣向に走り、合ってるのかどうかも色々言われそうですが、スタイリングとトルソーでコーディネートを組んでみました。




スポーツコートごなし。



昨今、『カジュアルにスポーツコート(ジャケット)を着る』という言葉をよく耳にしたり、発したりしますが、そんなイメージで今回もカジュアルごなしでスタイリング。

スウェットシャツにデニムトラウザーズ、スニーカー・・・このジャケットの形や着易さからやはりスポーティーなスタイルとの合わせは是非挑戦したいところです。

フードのスウェットシャツと悩みましたが・・・やはりタキシードという事でボウタイ合わせにしています。




お次はトルソーを使い、『カバーオールごなし』








4つボタンのカフスジャケットもよくしていましたが、ジャンルのボーダーレスとしてカバーオール感覚で着用。

バンドカラーシャツにパッチワークのイージートラウザーズ。

リラックス・カントリーなアイテムや素材使いに、スモーキングジャケットのエレガントさをプラスしています。

粗野感あるアイテムにもハマるスモーキングジャケット・・・よりコーディネートの妄想が膨らみます。






続きましては・・・『リラックスウェア解釈』






在宅やステイホーム、このご時世まだまだ続きそうです。

自宅から近所、ただ洋服を楽しむなら洒落感は出したい・・・個人的にパジャマシャツやその類で着用できるシャツが合わせてみたいです。

ドレスシャツに使われそうな上品なストライプシャツは、身幅がゆったりしたプルオーバータイプ。

幅広のインナーでも、ボックスシルエットのスモーキングジャケットでしたらすんなりレイヤードが出来ます。

もちろん下はスウェットパンツに、足元はキャンバスシューズでしょうか。

もとは紳士達が書斎で煙草を嗜む・・・家着でもストレスない着心地にコーディネート、そんなイメージです。



シンプルなコーディネートに『上品な差しアイテム』として






クルーネックのニットウェアに、冬に履くホワイトパンツ。

シンプルなカジュアルスタイルにさっと羽織る感覚で。

少し馴染みの浅いアイテムは、まずはデイリーウェアにさっと羽織って頂きたいです。普段とは違い、新鮮な見え方が楽しめるはずです。

シンプルな分かり易いコーディネートに羽織るだけで・・・いつもと違う印象が楽しめる新顔のスモーキングジャケット。




最後は・・・やはり『タキシード解釈』






もちろん直球のブラックのボウタイ、ブラックのトラウザーズも良いですが・・・

やはりファッションとして、BEAMS PLUSらしいユニフォーム的な合わせ方に。

細番手の糸を使用し、光沢感が特徴的なシャツは・・・ボタンダウンシャツ。

別珍の起毛感との相性が良いフォーマルなトラウザーズと言えば・・・やはりグレーフランネルのアイビートラウザーズ。

アクセントにはブラックのボウタイでは無く、紅一点として・・・レッドのドットのボウタイ。

BEAMS PLUSの定番、ボタンダウンシャツ、グレーフランネル、ボウタイ等、ユニフォーム的な合わせ方には想像以上にマッチしました。





スモーキングジャケット・・・色々な解釈が楽しめ、ファッションの振り幅をぐっと広げてくれる一着になりそうです。

愛煙家として自身も喫煙者であり、今まではミリタリーブルゾンやデニムジャケットで凌いで来ました。

ただ、今回の新型が加わったなら・・・購入しスタイルも楽しみたいと思います。

個人的には先程ご紹介したコーディネート全て『ネイビーブレザーの代打』的に合わせてみました。

馴染みが浅いジャケットではありますが・・・着用して頂ければその着(気)易さはきっと実感して頂けるはずです。

今シーズン、マストバイな一着です。




JUNICHI YANAI





Styling Arrange ~TUBE Sweat Turtle Neck~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




BEAMS PLUSを初め、続々とブランドの新作商品が入荷してきており、目移りする毎日を送っております。



商品だけではなく、ビームス プラス 有楽町ではINDIVIDUALIZED SHIRTSのカスタムオーダーイベント





ビームス 神戸で初開催のSPORT COAT&WILLIAM LOCKIEのオーダーフェア・・・。とにかく大忙しな9月前半。



オーダー会に新作入荷もう自分でもどうしたら良いか分からない位に物欲に翻弄されてます。

もしお時間とご都合が合う方は是非店頭にいらして下さい。





本日は今年もビームス プラス 有楽町スタッフ間で大盛り上がりしているTUBE×BEAMS PLUSの新作をご紹介させて頂きます。

オンラインショップの新作情報を小まめに見て頂いている方は既にご存知かと思いますが・・・

今年のTUBE×BEAMS PLUSはまさに『パッチワーク祭り』

デザイナーの斉藤氏が作り出すパッチワークがこれでもかという位にウェアに落とし込まれ、とにかくアイテム一つとっても見応えあるラインナップとなっております。



TUBE × BEAMS PLUS / 別注 タートルネック スウェット
カラー:グレー
サイズ:S、M、L
価格:¥18,480(税込)
商品番号:38-13-0079-063


今回ご紹介するアイテムは・・・スウェット素材のタートルネック。

フロントデザインはパッチワークとなり、デザイン、生地、更には着こなしの楽しみがぐっと広がる一着となっております。

今までスウェット素材のパッチワークって見たことあるかな、いやないか・・・と思い、汎用性の高さをメインにご紹介させて頂きます。

早速スタイリングでディテール含めて説明させて頂きます。




スウェット生地と言いつつも、ライトかつストレッチが効く素材を使っており、まるでハイゲージニット?を着用している感覚の肉感です。



締め付け過ぎない程良いテンションのカフや裾のリブは、どこかリラックス感もあります。



ただ、タートルネックのリブテンションはしっかりしており、個人的には安心感があるテンションです。



カットソーなどのタートルは使い込んでいくと首周りのフィッテイングが弱まり、中には伸びきってしまう事もしばし。

伸縮性のある生地感と肌触りの良いコットンのタッチ感は、ウール特有のチクチクが苦手な方(・・・特に自分もそうなんですが)でも快適に着用頂けます。スウェット生地で作られたまさにハイゲージニット感覚の一枚です。




スウェット生地のパッチワークがそもそも珍しい?見た事ない??・・・更にはグレーで統一されたパッチワーク。

珍しさと着こなしし易い色合いのパッチワークデザインは毎回驚かされます。

スウェットやタートルニット、タートルカットソー・・・色々な言い回しが出来そうです。

スウェットシャツとして、まずはBEAMS PLUSのトラベルセットアップスーツでコーディネート。





ジャストサイズのスポーツコートに合わせても着心地に影響も無ければ、スウェットシャツのはずがどことなく上品なタートルニットの見え方に。

グレートーンのワントーンコーディネートにはとても使えそうです。

ワントーンもしくはモノトーンコーディネートに・・・と思い、早速色々な捉え方でどんなコーディネートができるか試してみました。




先日、山田兄弟(兄)が紹介していたBEAMS PLUSのプリントジップブルゾン



"オトナ"が着用しやすい柄シャツのブルゾンとコーディネート。

やはりこのウェイトやタートルネック仕様、どことなくニットウェア的な使い方も出来そうだと思い、ブルゾンとのコーディネート。

クルーネックとは違った、タートルだからこその上品さ。

生地感のスポーティーさ・軽快さはありつつも、まさに"オトナ"な見せ方が楽しめます。




スウェット生地のタートルとくれば・・・やはりアスレチック的なスタイリングにも。



BEAMS PLUSでもスタンダードなアノラックパーカー。

今年もBEAMS PLUSらしいジオメトリック柄のパッチワーク風?のプリントでリリース。

アウトドア、アスレチックウェアにはやっぱりスウェットシャツはマストアイテム。

アノラックパーカーから覗かせるタートルネックは、防風だけでなく、ファッション的な目線でも洒落感がプラスされます。




続いてはサミュエル金子の秋の始まりで紹介していたBATONERと。



ハイツイストによるリブ編みは、見た目もタッチ感も驚くほどドライな超強撚された糸。

ニット特有の毛羽立ちが殆ど無く、まさに上品な一枚です。

個人的にここ2年くらいタートルのカットソーにクルーネックの合わせにハマり、シャツとは違った見た目と、より暖かくニットウェアを楽しめます。

まさに今回の薄手かつストレッチが効いたタートルスウェット、ニットウェアにカットソー感覚でも使えるのが非常に魅力的な点。

しっかりとネックにフィットし、BATONERの上品さにも相性が抜群です。




同じくBATONERよりニットカーディガンに合わせ、パッチワークデザインのチラ見せを。



ウールのニットと合わせるとよりカットソーらしい見え方が楽しめます。

BATONERのニットカーディガンは主にクルーネックのTシャツとコーディネートする事が多く、シンプルさとクリーンなイメージで着用します。

ただ、秋口だからこそ、Tシャツだと少し物足りない・・・シャツだとややかしこまり過ぎる・・・

そんな時にタートルネックのカットソーは秋の初めには丁度良い塩梅ではないでしょうか。

インナーに使うからこそ、控え目にパッチワークデザインがアクセントになります。




もう少し続きます。

せっかくなら・・・と思い、TUBE×BEAMS PLUSのコレクションともコーディネートを。



50年代のプリントネルを忠実に再現したオープンカラーシャツ。

まさに秋冬らしいスキーヤーのクラシックな柄に、ベースレイヤー的な着こなしでアウトドアスタイルの見え方を。

たまに『秋冬のオープンカラーシャツの下には何を着れば?』との問い合わせを受けます。

コーディネートの1つとして、タートルネックを挟むのがオススメの1つです。

スタイリングにウォーム感が増し、秋冬のオープンカラーシャツを引き立たせてくれます。




最後は同じくTUBE×BEAMS PLUSのプルオーバーツイードシャツ。



厚みがありつつも、柔らかく着心地が抜群のプルオーバー型ツイードシャツ。

先程同様にベースレイヤー感覚で着用し、クラシックアウトドア?千鳥格子ならトラディショナル?なコーディネートが楽しめる組み合わせ。

グレートーンだからこその色馴染みし、統一感あるレイヤードが楽しめます。




今日から主役として、冬時期の脇役として。

絶妙なウェイト感・見た目で色々と解釈が楽しめそうな一枚です。





色々なコーディネートで着合わせてみましたが・・・やはりまずは単体でパッチワークデザインを楽しんで頂きたいです。

大胆なパッチワーク、ライトなスウェット生地、色馴染みしやすいグレー、洒落感と防寒性がプラスされるタートルネック。

パッチワークデザインはもちろんながら、ディテールや生地等、とにかく秀逸なアイテムです。

是非、ご検討下さい。




JUNICHI YANAI



《INDIVIDUALIZED SHIRTS CUSTOM ORDER》@ビームス プラス 有楽町 9/11(土)、9/12(日)の残り2日間!!


《SPORT COAT&WILLIAM LOCKIE ORDER FAIR》 @ビームス 神戸 〜9/12(日)まで!


Dress×Military Chino Trousers ~KAPTAIN SUNSHINE~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




日々秋物の入荷ラッシュに比例し、物欲が増す日々ですが・・・

先日、入荷してきたアイテムの中で、今から?オールシーズン使えるオススメの商品が店頭に並びましたのでご紹介させて頂きます。



KAPTAIN SUNSHINE / Scottish Sideseemless Trousers
カラー:カーキ
サイズ:30,32,34
価格:¥40,700(税込)
商品番号:38-24-0115-086


先日、サミュエル金子がKAPTAIIN SUNSHINEのM-47ミリタリーパンツをご紹介していましたが、

本日はドレストラウザーズとしても使えるセレモニーパンツをご紹介させて頂きます。

パッとスタイリングを見た時は至ってベーシックなワイドチノトウラザーズではありますが・・・

KAPTAIN SUNSHINEらしいデザインソースのチョイス。




ミリタリーアイテムの中でもよりドレス要素の高いスコットランド連隊のセレモニーパンツ型を採用しています。

スコットランド連隊のセレモニーパンツと聞くと、本来はタータンチェック柄をイメージしますが・・・

よりデイリーユース向けかつ取り扱いがしやすいチノ生地で表現されています。

因みにこちらの生地・・・サミュエル金子が紹介していたM-47カーゴと共生地

KAPTAIN SUNSHINEの提案するアイテムで先ず気になるのは『どんな生地なのか?』

肌触りや色合い、やはり高品質な原料を使用している分、毎回ファブリックの素晴らしさには驚かされます。



独特な色合いはブリティッシュカーキの様な濃いめのベージュ。

しっかりとした綾目のコットンツイルはまるでデッドストックのミリタリーチノの見た目。

ドライな見た目とタッチ感なのに・・・滑らかさを感じさせてくれるのはやはり上質な生地だからでしょうか。

とにかく画像だとなかなか伝わり辛いのが悔しいですが・・・チノトウラザーズがお好きな方は絶対に満足して頂けるはずです。



サイドアジャスターもセレモニーパンツらしいディテールの1つ。

ある程度ジャストサイズで選んで頂ければ、基本はこのサイドアジャスターのみで十分腰骨に引っ掛かります。

とは言いつつ、やはりベルトループがあればよりサイズ選びの可能性も広がります。

ここはブランドのアップデートでしょうか。サイドアジャスターでノーベルトなフォーマルスタイル、よりホールド感・ファッション性を持たせるベルトスタイル。どちらも楽しめる腰回りのデザインです。





スコットランド連隊のセレモニーパンツソースと言えば・・・

やはり特徴的なのはそのワイドな丸みがあるシルエットです。

実はサイドの縫い目がなく、サイドシームレスとなった作りです。

サイドがシームレスになる事でやはり変わるのはシルエットの出方。

縫い目によるテンションが掛からず、綺麗なワイドストレートのシルエットバランスが出ます。



この着用した時のシルエット・・・やはり着用者が一番実感できるはず。

生地同様にこちらも実際に着用し、履いて頂くのが一番ですが・・・とにかく本当に綺麗なワイドストレートです。



そして裾の処理は・・・

もちろんこちらもセレモニーパンツと言えばのシングル仕上げ。



BEAMS PLUSの取り扱いあるチノトウラザーズでもシングル仕上げは新鮮!?に感じます。

シングル仕上げによるハーフまたはワンクッション生まれる足元、生地も相まって決して野暮ったく見えません。



今までとはまた違った顔を見せてくれるKAPTAIN SUNSHINEのセレモニーチノトラウザーズ。

スコットランド連隊のセレモニーパンツをベースに、KAPTAIN SUNSHINEらしい上質な生地使い、ディテールのアップデートを加えた最高の一本です。

セレモニーパンツという事で、しっかりセンタークリースを入れ、タックインスタイルでドレスチノ的な履き方も良いですし・・・

わざと洗いざらしにし、ミリタリーチノらしく履いても良いのかと。

デザインソースと生地の選定がよりコーディネートの楽しさを引き出しくれます。




チノトラウザーズ好きな方・・・マストバイな一本です。







と、本来はここで終了するのですが・・・

またしてもイベント告知をさせて頂きます。

お気づきの方も多いかと思いますがSPORT COAT&WILLIAM LOCKIEのオーダー会を終え、

その後すぐこちらのイベントが開催されます。



INDIVIDUALIZED SHIRTS TRUNK SHOW

未だにMADE in USAを貫き、ドレスシャツからカジュアルシャツまで、お好みの生地・フィッティング・襟やカフ等の仕様を選べるイベントが開催されます。







先程のスタイリングで着ていたシャツも実は7年前のオーダー会で初めて作ったオックスフォードのボタンダウンシャツ。

今までは既製品で満足していたものの、やはり自分の身体に合ったシャツに袖を通すと改めてオーダーの良さを実感します。

ネックサイズ、袖丈、着丈、カフのテンション・・・しっかり自分の身体に合ったオックスフォードのボタンダウンシャツが欲しいと思い、オーダーした1枚です。



アメリカントラディショナルとして欠かせられない『SPORT COAT』、秋冬の寒さを凌ぎ、Vゾーンに華を持たせる『WILLIAM LOCKIE』のニットウェア、それらに合わせられるシャツと言えば・・・やはりお決まりは『INDIVIDUALIZED SHIRTS』のTRUNK SHOWではないでしょうか。

様々な用途に合わせ、生地から仕様等、お好みのオーダーシャツがお作り頂けます。

もちろんスポーツコートに合わせるドレスシャツだけでなく、自分が着用している様なTHEなボタンダウンシャツもオーダー頂けます。

更に今回のTRUNK SHOW開催にあたり、BEAMS PLUSエクスクルーシブの生地をご用意しております。

もし気になる方は・・・こちらのオンラインページでご確認下さい。




新作入荷とイベントラッシュ、何だか目移りばかりですが・・・物欲と一緒に秋冬シーズンを楽しみます。





JUNICHI YANAI

Photograph PATCHWORK ~ts(s) Button Down Shirts~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




暑い、と言うよりも酷暑が続く毎日ですが・・・

ビームス プラス 有楽町では絶賛SPORT COAT&WILLIAM LOCKIEのオーダーフェアが開催されております。

秋冬の重厚感あるツイードやフランネル、目が詰まったスコットランド製のニットウェア。

こんな酷暑でも多くの方々がオーダーを入れて下さっております。本当にありがとうございます。







『これ以上のツイードのバリエーションは他にございますか?』と、当店のボスが自信を持って豪語するだけあり、

とにかく今年はツイード祭り。

え、こんなチェックパターン、色合い、ハードな毛織物あるの!?と言う位に当店のスタッフも驚き、わいわいやっております(笑)

更には今回それらのスポーツコートに合わせられるニットベストとカーディガンも。

こんなに暑いんだからなかなかイメージが・・・と思っておりましたが、開催初日から既に全力で前のめり状態。





残すところ金、土、日の3日間となりました。

お次は関西へバトンタッチとなりますので、ビームス 神戸の近郊にお住いの方、ご都合が合えば是非見に行くだけでも足を運んで頂けたらと思います。





と、オーダーフェア真っ只中ですが、もちろん秋物の入荷ラッシュと、それに比例して物欲も止まりません。

本日は個人的にも一目惚れしたこちらのシャツをご紹介。








ts(s) / Print Button Down Shirts
カラー:マルチカラー
サイズ:1、2、3
価格:¥25,300(税込)
商品番号:38-11-0264-849


ts(s)の2021秋冬の新作をご紹介させて頂きます。

デザイナー 鈴木卓爾氏が魅せるカウンター的な意外性と、やり過ぎないデザイン性が効いたウェアは、

BEAMS PLUSの取り扱いウェアの中でも個性は出しつつ、しっかりとコーディネートが楽しめるラインナップとなっております。

実はビームス プラス 有楽町では最近取り扱いが始まり、自分自身とても魅力に引き込まれているブランドです。



今回のアイテム、まさに誰もが馴染みある『ボタンダウンシャツ』。

ただ、一目で惹かれる『見た事がない柄シャツ』。

商品名には"Landscape"と名付けられ、その意味は『風景』との事です。

街並みの写真を使い、それを無数のパッチワーク風の転写プリントされたシャツは、個人的にとても新鮮に見えつつ、一気に秋冬のコーディネートに使いたいと思わされた一枚です。










グラフィティアートやストリートを収めた写真は、何となく80年代のブラックカルチャーを感じさせます。

もともとブラックカルチャー発信の音楽が好きで、こう言った自分にとって馴染みある写真はやはり目が無いです。

とは言いつつ、やはりBEAMS PLUSの提唱する年代とはズレ、こういったグラフィティーアートやフォトTシャツ等は他のブランドでも多く見かけます。

ただ、ボタンダウンシャツと言った自分たちが普段着ているアイテムに落とし込まれている点で、

個人的にはBEAMS PLUSで扱いあるウェアとの『ミックス感』が楽しめるシャツでは無いでしょうか。





更には・・・自分にとって堪らないのがパッチワーク風の転写プリント。

パッチワーク風と呼んでも良いのかさえ分かりかねてしまいますが・・・写真のパッチワークは新鮮に見えます。

生地、柄では無く、リアルな写真をパッチワーク風に落とし込まれた生地・・・生憎、生地の詳細が分かりかねてしまいますが、それでも『きっとこんな風景だろ』と想像するのは、本来のパッチワークを楽しく眺めているのと変わらないテンションです。(笑)



タイドアップしても綺麗なロールが保てる高さや

カフのテンションを変えれるアジャスタブルボタン

ボタンダウンシャツと言えばのボックスプリーツ。

型はあくまでもベーシックなボタンダウンシャツです。

柄の好みはハッキリと分かれそうですが・・・『ベーシックなボタンダウンシャツ』『パッチワーク風』『コーディネートのミックス感』を一度に楽しんで頂ける一枚だと思います。



今時期はシンプルにサラッと羽織り、この柄を楽しみ、

秋にはグレーのコーデュロイセットアップ、冬にはホワイトのシェットランドセーターと・・・BEAMS PLUSのベーシックアイテムに混ぜ込んでいきたいです。

さて物欲の秋、突入です。





JUNICHI YANAI





Vintage Sampling ~Button Down Shirts Classic Fit~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。






夏真っただ中ですが、私が所属しているビームス プラス 有楽町では





秋冬のフランネル、コーデュロイ、ツイード生地でスポーツコートのオーダー会と

スコットランド製の老舗ニットブランドのWilliam Lockieのオーダー会を同時開催中です。

当店のInstagramでもライブ等で告知させて頂き・・・

ありがたくもこんな暑い中沢山の受注を頂いております。

今年の秋冬はどんなスポーツコートスタイルにするか、お客様やスタッフと盛り上がりながら

自身のオーダーが右往左往しております(笑)









この日、STAFF ISHIKAWAも暇さえあれば・・・

生地のバンチと睨めっこ、そして気になる生地を見つけては

それらに合わせるWilliam Lockieのニットに・・・・。

クラシックな生地・柄が大好きなISHIKAWAは今年のバリエーションに釘付けです。

クラシックとファッション、彼なりのどんな提案、スタイリングが見れるのか楽しみです。

しつこいようですが、8/29(日)までビームス プラス 有楽町にて開催、

その後9/4(土)~9/12(日)の期間で初開催となるビームス 神戸。

近郊にお住まいでご都合に合う方、是非一度足を運んで頂けたらと思います。




オーダー会に関してはこれだけにし・・・

本日はとある名物スタッフから生まれたBEAMS PLUSの商品をご紹介致します。

その名物スタッフとは・・・ビームス プラス 原宿の藤井 a.k.a "グラマラス"IVY

既にご存知の方はいらっしゃるかと思いますがぽっちゃりからグラマラスに改名した?させられた?お馴染みの名物スタッフです。

実は今回ご紹介するのはボタンダウンシャツであり、片方の生地柄をグラマラス藤井の私物のVintageシャツからサンプリングしたモデルです。






BEAMS PLUS / シャギー オックスフォード ボタンダウン シャツ クラシック フィット
カラー:ストライプ、チェック
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-11-0155-139



早速、スタイリングからアイテムをご紹介させて頂きます。







形は昨年から採用されたBEAMS PLUS ボタンダウンシャツの新顔でもあるクラシックフィットモデル。

以前のブログでも触れさせて頂きましたが、フィッティングがゆったりとしたサイズバランスとなっています。

全般的に定番のボタンダウンシャツとはフィッティングが異なり、

アームホールの広さや身幅の広さ、肩線が落ちるドロップショルダー。

まさにグラマラスIVYでもサラッと羽織れる一枚です。

というのも、実は藤井私物のシャツもかなりゆったりとしたフィッティングで、

仕上がりのフィッティングは私物の物とほぼ同じとの事。

今回クラシックフィットに落とし込んだのも、こういった経緯があったのでしょうか。


普段M~Lを着用する自分がMを着用し、十分な余裕を感じるフィッティングとなっております。

このフィッティングの醍醐味はとにかくカジュアルに楽しみやすいフィッティング。

最近はもっぱらショーツもしくはワイドなパンツを履くことが多く、

それらのボトムスとも相性がとにかく抜群です。



そして肝心なのは生地。

実は自分が着用しているストライプの柄こそグラマラスIVY私物のシャツと同じ柄です。

某ハンティング・アウトドアブランドからリリースされたシャツの柄であり、

実際に所持しているのもこのこの配色・ピッチのオックスフォードボタンダウンシャツ。

ではBEAMS PLUSが掲げるアップデートはどこなのか・・・

実は今回の生地、オックスフォード生地ではあるのですが、

秋冬でも楽しめ、少しウォーム感が楽しめるオックスフォード起毛となっています。



画像ではなかなか伝わり辛いのですが・・・

タッチ感は通常のドライタッチなオックスフォードと比べると、毛羽を感じる滑らかな肌触りとなっています。

着用している本人にしか実感できないかもしれませんが・・・起毛感があるだけで秋冬のウェアとこれまたよく合います。

更にはグラマラス藤井にはうれしいストレッチ加工も、

起毛のアップデート同様に、着用している本人だけにしか伝わりませんがが・・・

コットン100%ながら、ポリウレタン混紡生地の様なストレッチ感があります。

クラシックフィットにナチュラルストレッチ、まさにフィッティングと生地が魅力的な一枚となっています。



細ピッチのマルチストライプは

『マルチカラーのキャンディストライプの様に楽しんで頂きたい』と

IVY好きの藤井がゴリ押しの一枚。

秋口からサラッと羽織れるボタンダウンシャツ、個人的にはボタンを留めず、リラックス感あるチノトラウザーズで合わせたいです。

藤井 a.k.a グラマラス藤井もオススメする渾身のシャツです。




と、このマルチカラーストライプ全面で来てしまいましたが…もう1柄ご用意がございます。



個人的にはよりアイビーカラー!?と思わせられるブルーとイエローが利いたのボーダー風のチェック生地。

横に走る格子が目立ち、遠目ではボーダーに、近くで見るとチェック生地に見える不思議な柄域です。



実はこちらの生地もVintageシャツをサンプリングした柄域との事(・・・詳細はBEAMS PLUSディレクターMZOしか知らない!?)。

柄の色合いやボタンダウンシャツ、真っ先に浮かぶのがやはりスポーツコートとのコーディネートでした。





ネイビーブレザーと合わせればスポーティーな印象に、

ツイードやコーデュロイ等と合わせればイナタイ!?雰囲気に・・・

一枚で着用しても、今後のウェアのインナー使いにも挿し色にしたい一枚です。



STAFF ISHIKAWAにクラシックフィットのタックインスタイルでコーディネートしてもらいました。

小柄な彼でSサイズを着用。







ゆったりとしたサイズ感に合わせ、シャツの着こなしもラフに。

タックインスタイルでもどこか抜け感があるスタイルにまとまります。



広くとられた身幅はブラウジングが生まれ、どこかイナタイ雰囲気を感じさせてくれます。

実は色の印象が強いこのチェック、オックスフォード起毛との相性も良く、

先程のストライプよりもウォーム感が増します。

ニットウェアやスポーツコート等と、分かり易いアイビーごなしが楽しめそうです。






全く別々の柄・色合い、個人的には着方もかなり分かれてきそうなクラシックフィットモデルの2柄。

今時期から羽織るには藤井 a.k.a グラマラス藤井のストライプにするか・・・

秋から冬にかけてインナー使い用にディレクターチョイスのチェックにするか・・・

VintageサンプリングにBEAMS PLUSのアップデートファブリック、

秋口からの即戦力としては持ってこいのシャツではないでしょうか。





JUNICHI YANAI






The UNIFORM ~BEAMS PLUS Navy Blazer~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




本日はBEAMS PLUSの顔でもあり、ユニフォームでもあり、オーセンティックでもある…

BEAMS PLUS Navy Blazer Combat Woolが待望の入荷をしましたのでご紹介させて頂きます。






BEAMS PLUS / ウール コーデュラナイロン 3ボタン ブレザー
カラー:ネイビー
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥35,200(税込)
商品番号:38-16-0103-803

ありがたくも毎回入荷すると凄いスピードの売れ行きで、実際に着用したいと思うシーズンには既に完売…。

そんなBEAMS PLUSが提案するネイビーブレザー。

本日は改めてご紹介させて頂きたく、こちらのブログで失礼致します。




ご存知の方も多いかと思いますが、

ベースのモデルは60'sのアメリカのスポーツコート。

Ⅰ型と呼ばれているパッチ&フラップポケットのスポーティーなデザインに

肩パッドが入らず、ナチュラルな馴染みが特徴的なショルダーライン。



身頃や袖にミシンステッチが走り、ややスポーティーな印象のスポーツコートです。

ネイビーブレザーだけでなく、BEAMS PLUSではこのBEAMS PLUSが提案するⅠ型で

様々なファブリックで提案しています。

春にはコットンスーツ、夏にはシアサッカー、秋にはコーデュロイ、冬にはハリスツイード…

もちろんそれ以外にも様々なファブリックで提案させて頂いており、一年を通して欠かせる事ができない

BEAMS PLUS流のスポーツコートとなっております。




本日ご紹介するネイビーブレザーは

時代に左右されない安心感あるフィッティングに

アップデートが施されたスペシャルファブリック、

伝統的なパーツ使い等…温故知新が詰まった完成された一着となっております。




早速、ネイビーブレザーの直球なコーディネートと

カジュアルなコーディネートに羽織ったスタイリングから色々とご紹介させて頂きます。



キャンディストライプのボタンダウンシャツにレジメンタルストライプ、

下半身はチノトウラザーズにペニーローファーといった"THE"なスタイリングに。



薄い芯地のみですので、型から袖先にかけて、ナチュラルショルダーとなっております。

多くのブランドが提案するアメリカントラディショナルのネイビーブレザー、

その中でもBEAMS PLUSのネイビーブレザーは、肩肘張らずに羽織れるスポーティーな印象です。

ただ、タイドアップし、チノトウラザーズやグレートラウザーズ、それらのボトムスを合わせて頂ければ

アメリカントラディショナルな雰囲気はもちろん、ビジネスシーンでも愛用して下さっている方がとても増えてきました。





3つボタンの段返りはもちろん踏襲し、

袖口の仕様もアメリカントラディショナルなムードが伝わる様にアキミセ仕様の2つボタン。

袖のボタンはあくまでも飾りとなり、本切羽の仕様よりもよりあっさりとした見え方です。

アキミセ仕様に関してはボタンホールが無い分、袖口から袖詰めが可能となり、見た目だけでなくお直しへの融通が利きます。





因みにこちらのブレザーボタン、アメリカのウォーターバリー社製。



多くの名門ブランドのブレザーボタンを作成するだけでなく、

アメリカの警察や消防隊等の公共機関のボタンから、軍服のボタンまでも担っています。

まさにアメリカの"ユニフォームボタン"。





写真だと分かりづらいのですが…しっかりと『WATERBURY BUTTON CT USA』の刻印も。

BEAMS PLUSのユニフォームにアメリカのユニフォームボタン、こう言ったパーツへの配慮も抜かりなくされています。



バックはこれまた"THE"なディテールの一つセンターフックベント仕様。

フォーマルな見せ方にするならば、このセンターフックベントは写真の様に閉じている状態が理想です。

いわゆるボックスシルエットと呼んでいる見え方は守りつつ、若干のウェストシェイプをかける事で決して古く見えたり、クラシックになり過ぎないのもポイントの一つです。



裏地に関しては背の部分だけ無い背抜き仕様。

総裏地よりも背抜きの方がかしこまり過ぎず、よりライトに着用が楽しめます。

一年を通し、スポーツコートないしブレザーを着用する際、個人的には背抜きの方がシーズンレスで着用できるかと。

袖のアキミセや袖や身頃のステッチワーク同様、よりライトに着用できるのがBEAMS PLUSが提案するネイビーブレザーです。



最後はファブリックに。

採用している生地はもう皆さん同じみ!?のコンバットウール。

生地のネーミングから何だか強そうな印象が受けられますが、その通りで本当に耐久性に優れた生地です。

ウールの弱点でもある生地の摩耗に対し、コーデュラナイロンと言う主にバッグに使われるタフな生地を織り込んでいます。

ただ、決してタッチ感はハードな印象を受けず、着用はウールそのもの。

ネイビーブレザーらしい本来の表情は損なわずとも、圧倒的な耐久性のアップデートが図られています。

耐摩耗に強く、デイリーユースとしてガシガシ着用できる安心感。

日々着用するユニフォームとして、欠かせられないアップデートファブリックです。




直球のアメリカントラディショナルスタイルにはマストアイテム。

ただ、ご説明させて頂いた通り、BEAMS PLUSのネイビーブレザーは『肩肘張らずに』も着用頂けます。

最近だとスポーツコートをショーツに合わせ、カジュアルダウンにハマっているSTAFF ISHIKAWAがカジュアルな装いで合わせてもらいました。



ショートスリーブのボタンダウンシャツに、大胆なターンナップでカジュアルさをぐっと引き出したブレザールック。



カジュアルなボタンダウンシャツを挟み、裾もタックアウトに。

ショーツ合わせはこの時期だからこその楽しみ方との事です。




アイビールックなスタイリングは、やはりボタンダウンシャツにチノショーツ、モカシンシューズ…がマストみたいです。

カジュアルダウンにしつつつも、アメリカントラディショナルなユニフォームとしてベーシックアイテムで上手に纏めています。




この時期から着合わせ次第では着用が楽しめるという事は…

やはりBEAMS PLUSが日本の気候に合わせ、オールシーズン着用ができるまさに欲張りな一着。

フォーマルな一面、カジュアルな一面どちらも楽しめ、BEAMS PLUSのウェアとの相性は言うまでも無く。

一着あると何かとコーディネートの幅を利かせれるまさに"ユニフォーム"なんです。




と書きつつ、すでに入荷日から勢いよく売れていってます。

今年もBEAMS PLUS Navy Blazerは先着順の状態になりそうです。

先物買いと捉えず、今から着用できるユニフォームとして是非お早めにご検討下さいませ。





と、最後にちょろっとだけイベントの告知をさせて頂きます。

以前、山田兄弟(弟)/正志がALL NIGHT BEAMS PLUSにて『ビームス プラス 有楽町へ再び、、、』で告知させて頂いていた

SPORT COAT ORDER FAIRですが、実は同時開催でWilliam Lockieのニットベスト&カーディガンの受注会も同時開催致します。


スコットランド発のニットブランドであり、BEAMS PLUSが提案する"トラディショナル"には欠かせられないブランドです。

当店、ビームス プラス 有楽町のスタッフもこぞって愛用しており、全スタッフ2~3着!?は所持しているのではないでしょうか。

トラディショナルな雰囲気はもちろんの事、着用していても目立つような毛玉が出来にくかったり、型崩れしにくかったり…とにかくベーシックな表情かつ長らく着用できる秋冬のマストアイテムとなっております。



何故、スポーツコートのオーダー会と同時開催なのか…!?

実はWilliam Lockieで今回オーダー頂けるニットベスト&カーディガンは、スポーツコートとの相性が抜群。

着膨れしにくい肉感と身体にフィットするニットのテンション…これが本当に病み付きになります。

もちろんスポーツコートだけでなく、ミリタリーブルゾンやデニムジャケット、スポーツブルゾン…様々なアウターのインナー使いに一役買ってくれます。






今回は普段BEAMS PLUSで取り扱いのないニットベストとニットカーディガンの2型ご用意しております。

ご自身のワードローブ、もしくはオーダーのスポーツコートに…多数のカラーバリエーションの中からお選び頂けます。

そして関西近郊にお住まいの方、ご安心下さい。

8/16(月)~8/29(日)はビームス プラス 有楽町、その後9/4(土)~9/12(日)でビームス 神戸で開催致します。

関西近郊にお住いの方、初の開催となりますのでご都合合う方は是非一度足を運んで頂けたら幸いです。





JUNICHI YANAI

Recomended Summer Shorts

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




いよいよ本格的な夏になり、日々暑さとの戦いとなってきました。

やっとショーツが手放せなくなってきた時期かと思いますので…

本日はBEAMS PLUSで取り扱いあるオススメのショーツを3型ご紹介致します。




まずは…






BEAMS PLUS / コードレーン ニューアイビーショートパンツ
カラー:ミントグリーン、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-25-2104-887

BEAMS PLUSからコードレーンショーツを。

一般的にコードレーンは太い糸が縦に、細い糸が横に走り、それにより縦ストライプとなり凹凸が生まれます。

シアサッカーと同じ様に凹凸ある生地が肌にべたつきにくい効果があるのですが、タテ・ヨコ糸の織りのテンションで凹凸を出すシアサッカーとは違い、生地にハリコシが感じられます。




通常はタテ糸には番手違いの糸を使用しているのですが…そこはBEAMS PLUS。

番手が太い糸にガス焼きを施し、よりカラッとしたタッチ感が生まれます。

まさに商品だけ見ても伝わらない部分ですが…触るととてもドライなタッチ感。




シアサッカー同様に春夏のアメリカントラディショナル・カジュアルウェアには欠かせられないファブリックです。

そんなコードレーンを使用したアイテム、今回ご紹介する形はこれまたBEAMS PLUSには欠かせられない『アイビーショーツ』型に落とし込んでいます。

以前にバティック×マドラスチェックのパッチワークショーツでご紹介した形と同じモデル。

2年程前から採用された形で、実は従来のアイビーショーツとは違い、シルエットやディテールを変更しています。



スタイリングが一番分かりやすいと思いますので、早速当店のSTAFFがスタイリングを。

STAFF YOSHIDA





やや腿のワタリ幅を太くし、抜け感のあるサイズバランスとなっております。

膝上の丈感、腿の太さ、至ってベーシックなシルエットです。

個人の好みとなってはしまいますが、やはり腿にゆとりが出来る分、見た目の清涼感と風通しの良さは夏には最適です。


 



スポーツコートにオープンカラーシャツ、夏らしく涼し気なジャケット&ショーツスタイルです。

ネイビー×ブルーストライプの表情は、引き締まった大人顔。



もう一色のミントグリーン×ベージュは爽やかなカラーリングながらBEAMS PLUSらしいクラシック顔。

こうも色合いに差があると二色揃えたくなります…

ボタンダウンシャツやポロシャツ、夏のアイビースタイルには欠かせられないモデルです。

コードレーンの特徴はもちろんの事、BEAMS PLUS流のファブリックアップデートが加わり、より一層清涼感とドライな質感が楽しめる一本となっております。



続きましてはMADE in USA(NEW YORK)のこちらから。



ENGINEERED GARMENTS / SUNSET SHORT SEERSUCKER STRIPE
カラー:ネイビーシアサッカーストライプ
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥29,700(税込)
商品番号:11-25-2131-334




こちらも同じく夏の衣料には欠かせられないシアサッカー生地を使用したショーツ。

洗いがかった生地表情は粗野感を感じさせ、ヒッコリーストライプ?とも見えそうな生地です。



早速スタイリングからディテールをご紹介。

STAFF 山田兄弟(弟)/正志




フロントには1プリーツが入る事で腰回りにボリュームが生まれ、リラックスしたシルエットバランスに。

ショーツにしてはやや長め?のレングスは、この腰回りのボリューム感と良く合います。

風通しの良さ、しっかりと確保された運動量はまさにイージーショーツ。



 山田兄弟(弟)/正志みたくベルトで留めるのも良いですし、ウェスト内側に内蔵されたドローコードを縛り上げて履くのも良し、まさにスタイルに合わせて使い分け頂けます。



バックにはスポーティーなジップポケット使いとなり、貴重品を入れるには最適なディテール。

普段はバックポケットにハンカチ程度ですが、この位ゆとりあるフィッティングでしたら財布や定期を入れても着心地に影響が出にくいです。



 山田兄弟(弟)/正志はシアサッカーストライプをヒッコリーに見たて、ワークウェアの生地使いでスポーツコートごなし。

涼し気な印象はありつつも、こういった粗野なスタイリングにもはまります。

定番的なシアサッカーショーツではありますが、ENGINEERED GARMENTSらしいディテール、シルエット、生地使いはやはり唯一無二。

アメリカ製という魅力も感じつつ…是非コーディネートの幅広さを実感してもらいたい一本です。




最後は最高の原料で作り上げた生地を使用した…



KAPTAIN SUNSHINE / グルカ バルミューダ パンツ
カラー:エクル
サイズ:30、32、34
価格:¥29,700(税込)
商品番号:11-25-2135-086




KAPTAIN SUNSHINEではお馴染みの上質なフィンクスコットンを3本ハイツイストし、ハリコシとドライなタッチのタテ糸に。

独特なネップ感が生まれるヨーロピアンリネンをヨコ糸に。

タテ糸ヨコ糸共にハリコシが生まれる位に打ち込んだ、まさにブランドのオリジナルファブリックを使用しています。

カラーはECRUと言われるオフホワイトですが、上質なフィンクスコットンによる光沢感により艶感が生まれ、一目で伝わる上品さが特徴的です。

ただ、リネン糸によるネップ感もちゃんと見え、上品さと粗野感を併せ持った最高の生地です。




そんな大人顔のショーツを…

STAFF SHIMAMUKOが着用。







デザインソースは50年代のブリティッシュアーミーのグルカショーツをベースにし、当時のボリューム感を再現しています。





ボリューム感はありますが、センタークリース&深めのプリーツで上品なドレス顔に。

ベルトループが無く、持ち出しがある事でよりスッキリとしたフロントデザインに。





グルカショーツと言えば…のウェスト調整は、サイドアジャスターのドットボタンに変更されています。

二段階で調整が可能となり、オススメはややストイックにハイウェストの位置で留めて頂く事。

SHIMAMUKOの様にハイウェストで履く事で足が長く見え、綺麗なヒップラインが生まれます。



ミリタリー由来のグルカショーツを、60年代にアメリカで流行したバミューダーショーツにアレンジを加えられた一本。

ミリタリーやリゾート、サファリルック…BEASM PLUSの今シーズンのアイテムとも相性は間違いなく良いはずです。

上質な生地使いや無駄のないデザインディテール、生地とシルエットを存分に楽しめる魅力的なショーツです。




まだまだ暑い日は続きそうです…自分は9月末までは例年通りショーツをフル活用します。

暑さ対策とファッションの楽しみを兼ね、是非夏のワードローブのご参考にしてみて下さい。



JUNICHI YANAI




Standard Chino Trousers ~BEAMS PLUS 2Pleats~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




さて、本日はBEAMS PLUSのアイテムの中でも軍パン同様に

スタンダードであり、バリエーションが豊富なチノトラウザーズをご紹介致します。

BEAMS PLUSではアイビートラウザーズのプレーンフロントから、シルエットに定評がある1プリーツ仕様、ミリタリー由来のチノトウラザーズ…

はたまたアメリカ製のBILLS KHAKIS、BARRRY BRICKEN、コラボレーションでも多くの反響があったDouble RLのチノトウラザーズ…

数えればきりがないくらい、チノトラウザーズ・チノパンツのバリエーションが豊富です。







BEAMS PLUS / 2プリーツ チノ パンツ
カラー:セメント、ブラック、カーキ、オリーブ、ネイビー
サイズ:XS、S、M、L、XL
価格:¥13,200(税込)
商品番号:38-23-0097-874



その中でも忘れてならないのがこのモデル。

自分が記憶するに7年前?位にリリースされ、当時から絶大な人気を得ていた『BEAMS PLUS 2Pleats Chino Trousers』。

BEAMS PLUS的にジャストサイズで着用する方から、サイズアップでルーズに履く方、履く人を選ばずに愛されてきた名品です。

今ではBEAMS PLUSではスタンダードな見え方・認知度の高いモデルではありますが、改めてご紹介させて頂きたく今回書かさせて頂きます。



特徴的なディテールはまずはフロントディテールを。

運動量を確保する為に2プリーツ仕様にコインポケット。

実用性とクラシックな見た目のファッション性、アメリカンカジュアル・トラディショナルなスタイルが好きな方は堪らないディテールではないでしょうか?

昨今のクラシックアイテムがトレンドになってはきていますが、BEAMS PLUSではもう何年も前に作られ、更には形を変えずにリリースしてきました。



プリーツによる腰回り・ワタリのボリューム感は快適に着用できます。

スマートフォンやウォレットを入れてもシルエットが崩れず、なおかつ履き心地にも影響が出ません。






腰回り・ワタリのボリューム感から、裾にかけての強めのテーパードシルエット。

これにより、古臭く見えず、よりファッショナブルな見え方が強調されます。

ただ単にクラシック全開のシルエットでは無く、このテーパードラインが出るからこそ、唯一無二のシルエットバランスとして楽しめます。





そして何よりもレングスのバランス。

ハイウェストで着用するスタッフが多いビームス プラス 有楽町。

レングスはどちらかと言うと8~9分丈の見え方が強くなります。

強めのテーパードシルエットだからこそ、この丈感がとても活き、全体のシルエットバランスに『クラシックな表情のモダンシルエット』が生まれるのではと見てて感じます。

夏では定番のシューズ裸足履きした際、このレングスは抜け感と清涼感が楽しめます。





いやいや、もちろんソックス合わせにもこの丈感は肝なんです。

BEAMS PLUSの『足元事情』ではソックス・シューズの提案をさせて頂いておりますが、このレングスはよりソックス選びに精が出ます。

ドレスシューズには薄手のソックス、スニーカーにはスポーツソックス。

ファッションは足元からと言われている位、足元は重要な部分かと。

せっかくならこのレングスを活かし、各々の個性を『足元事情』で楽しむにも最適なレングスです。




以前にふとBEAMS PLUSの2プリーツパンツの様な形は世にあるのか…と色々思い返してきましたが

腰回り・ワタリのボリューム感からのテーパードシルエット

スッキリと見える8~9分丈のレングス

の様なシルエットは唯一無二なのか、と改めて実感しました。

『クラシックな表情のモダンシルエット』はネイビーブレザー、ボタンダウンシャツ同様にBEAMS PLUSにとってスタンダードな形であり、

今では欠かせられないアイテムとなっています。




ではどの様に当店のスタッフはスタイリングするのか…

まずはビームス プラス 有楽町のスタイルと言えばの『スポーツコートごなし』から。




STAFF YOSHIDA


クラシックなディテールには、クラシックなニューポートタイプのダブルのブレザースタイル。

ボックスシルエットが特徴的なダブルのブレザーに、ボトムスはスッキリと。

こう見ると腰回りのボリューム感が抑えられ、テーパードが良く効いた綺麗なシルエットに見えます。

ブラウンスウェード×オリーブカラーの組み合わせは、ネイビーブレザーだけでなく、秋冬のスポーツコートの装いにとても合いそうです。

『オリーブカラーのチノトラウザーズは、ベージュを取り揃えた方へ提案したい一本』との事。

ベージュのチノトラウザーズは良くありますが、意外と無いのがオリーブカラーです。




STAFF 山田兄弟(弟)/正志



お次もスポーツコートスタイルの組下に。

裸足履きによるシューズに、ノークッションのレングスは涼し気な印象が出ます。

一番ベーシックかつスタンダードなカラーでもあるベージュは、合わないトップスを探す方が難しい?位に汎用性が高い一本。

『腰回りのディテールデザインに、テーパードいよる決して太過ぎないシルエットバランスが唯一無二です』

YOSHIDAとは違い、シングルの3つボタンのスポーツコートと合わせると、腰回りのボリューム感が強調されます。

こうして見ると…やはりBEAMS PLUSのスポーツコートとの相性はとても良いんです。




STAFF TAIJI



次は夏の装いでコーディネートしたTAIJI。

カラーはオフホワイトのセメントと呼んでおり、うっすらとグレーがかった上品な色合いです。

サイズは一番大きいXLを着用しつつも、ハイウェストで着用する事で短めのレングス感を楽しんでいます。

白のスニーカーを裸足履きにし、セメントカラー着用…大人っぽいスタイリングに持ってこいのカラーです。

『色数を減らし、どことなくモノトーン調でリゾートスタイルを表現。セメントカラーに抜け感あるレングスは、シニア層も楽しめる一本です!』

まさに今したいコーディネート。涼し気な印象が持てるカラー・レングスです。



最後は私。



個人的に一番変化球カラー?と思っているブラックのチノトラウザーズ。

ブラックだからこそよりモダンに見え、スタイリングが引き締まる印象です。

スポーツ×ミリタリースタイルに合わせ、クラシックなディテールをスポーティーなスタイリングに合わせてみました。

個人的に大好きなブラック…探してもチノトラウザーズで見つからず、自分にとっては嬉しい一本です。




トラディショナルなスタイリングはもちろん、リゾートスタイルやミリタリー、スポーツ…

色々なアイテムに合わせられるからこそチノトラウザーズは何本持っていても困りません。

これだけ色数・生地バリエーションがあるからこそ、コーディネートや気分に合わせて取り揃えたくなります。




チノトラウザーズをお探しの方、通年提案している2プリーツチノトラウザーズを是非お試し下さい。

BEAMS PLUSにとってスタンダードな一本、だからこそディテール・シルエットは癖になります。






JUNICHI YANAI




Various Looking ~BEAMS PLUS Open Collar Shirts~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




梅雨が明け、やっと夏を感じる気温、日差しになってきました。

いよいよ半袖のシャツやショーツへと切り替える方が多くなっている様に感じます。

今年の夏は特に暑いみたいですので・・・洋服も色々と限られてきそうです。

そんな夏に向けて一枚、自分からオススメのシャツをご紹介させて頂きます。







BEAMS PLUS / バティックプリント ショートスリーブ オープンカラー シャツ
カラー:ブラック、オリーブ、マルチ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:11-01-1210-139


ALL NIGHT BEAMS PLUSを見て下さっている方は、

この生地をご覧になられるとピンと来る方もいらっしゃるかと思います。

以前に水曜日担当の佐久間が紹介していたろうけつ染めのBEAMS PLUS ORIGINAL FABRICS。

ろうけつ染めやバティック柄とも呼ばれる今回のファブリックは

ろうによる防染を活かし、染色とそうでない部分で柄を表現しています。

何よりも最新のプリント技術とは違い、伝統的な染め方によるムラ感が特徴的。

滲んだ色合いがまさに魅力的な生地柄です。

今回はそんな魅力的な生地を使った盛夏物、オープンカラーショートスリーブをご紹介致します。




今までBEAMS PLUSでもこう言った柄はいくつかリリースしてきましたが、

今回はバティック柄に見えつつも、新鮮な色使いや柄からコーディネートにアレンジが楽しめそうです。

何よりもタイダイの様な滲んだ色を見ると、変進開花の楽しみもグッと湧いてきます。

早速、ビームス プラス 有楽町の夏の鉄板コーディネートでもある

柄シャツ+チノ(トラウザーズ・ショーツ)で合わせてみました。



STAFF YOSHIDA





今回のカラーバリエーションの中でも一番目を惹き、明るいトーンが特徴的なマルチカラー。



アロハ?アフリカンバティック??とも見えそうなビビットカラーの色使いは

シャツ地のスポーツコートの差し色として最適です。

全体的なイエロー、パープル、グリーン、ブルー…と言った原色を使いつつも、滲んだ見え方は肌馴染みがとても良いです。



スポーツコートにアロハシャツ、BEAMS PLUSでも夏のスポーツコートごなしで見られます。

そんなイメージでYOSHIDAがコーディネートしてくれました。





モデルは50年代のストアブランドの開襟シャツをベースに、フィッティングをややゆったりとして作成しています。

フロントのダブルのフラップポケットも、一枚で着用した時に使わずともデザインとして面白みがあります。



ビビットの利いた柄には、やはりベーシックなベージュのチノトラウザーズがばっちりです。

シャンブレーシャツ生地のスポーツコートに、洗いざらしのミリタリーチノ。

そんなコーディネートに華を添えたYOSHIDAらしいスタイリング。







続いてはYOSHIDAが着用しているマルチカラーを更に後染めしたオリーブカラー。

オリーブに後染めしつつも、全部単色ではなく、しっかりと柄が浮き上がってきています。



オリーブ×パープルグラデーションはグッとくる色合わせ。

骨太アイテムが好きな佐久間イチオシなのも袖を通すと納得です。



オリーブカラーという事で…自分はオリーブのチノトラウザーズでコーディネート。

ベージュのチノトラウザーズで合わせるのはもちろん、オリーブとの相性も抜群です。

チノトラウザーズだけでなく、オリーブ系のミリタリーパンツとも合わせてみたい…

ろうけつ染めの柄は見えつつも、後染めにより一気にスモーキーな印象が増した生地。

オリーブ系のアイテムがお好きな方に…是非袖を通して頂きたいカラーです。




最後はSTAFF ISHIKAWA





ISHIKAWA着用のカラーはブラック。

様々なドットパターンが入り、白からブラックのグラデーションが目を惹く一枚。

最近購入していたカットオフチノショーツと合わせ、色数を減らしたコーディネートです。





ゆったりとした身幅の広さに、ワイドなチノショーツ。

涼し気な印象と都会的な色・柄使いは有楽町の街並とマッチしています。



コンクリートや都会的な街並みにすっと馴染みそうな柄シャツ。

個人的には何だかミリタリーのデジタルカモフラージュ?の様にも見え、グレートーンのミリタリーアイテムとも相性が良いのではと。

クラシック、エスニック、トラディショナル…ろうけつ染めやバティックと聞くとそう言ったイメージが湧いてしまいますが、

今回のこのブラックはとてもモダンな見え方に。



 



こうして3人のスタイリングを眺めていると自分のワードローブには何色がベストなのか…それとも何色必要なのか…。

今年の夏も猛暑らしく、毎朝外の気温を確かめるのに恐怖を感じています(夏が苦手なので…)。

涼しく、ファッショナブルに、そしてしっかり着倒せるシャツとして今回オススメさせて頂きました。

アレンジの利いた柄だからこそ、ご自身で自由に『~っぽく』『~風に』と解釈し、コーディネートを楽しんで頂けたらと思います。







と、最後にビームス プラス 有楽町の明日からのイベントの告知をさせて頂きます。

月曜日にサミュエル金子がアナウンスしていましたが…只今絶賛ビームス プラス 有楽町にて開催しています!


REMI RELIEF Custom Order Exhibition


今回も圧倒的なボリューム感、圧倒的なカスタム仕様、そして皆大好き!?なミリタリーアイテムがメインで登場します!

当店では残り2日間となりますが、ビームス 神戸、ビームス 辻堂と巡回していきます。

もちろんBEAMSのオンラインページでもご利用頂けますので、ご来店が難しい方はそちらを是非ご利用下さい。





JUNICHI YANAI