スタッフ「柳井 純一」の記事

MADE in BEAMS PLUS ~BRIEFING×BEAMS PLUS 3WAY BAG~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



いよいよBRIEFING MORE VARIATIONも残すところ3日間となりました。

ビームス プラス 有楽町

ビームス 大宮

ビームス 梅田

の3店舗とオンラインにてご利用頂けます。




本日はそんなBRIEFINGより

もう一度あの名品にフォーカスを当ててご紹介したいと思います。









BRIEFING × BEAMS PLUS / 別注 3WAY BAG
カラー:ブラック
サイズ:ワンサイズ
価格:¥57,200(税込)
商品番号:11-61-0950-106

BRIEFING × BEAMS PLUS / 別注 3WAY BAG NAVY
カラー:ネイビー
サイズ:ワンサイズ
価格:¥57,200(税込)
商品番号:11-61-0946-106



BRIEFING×BEAMS PLUS

と聞くと自分は真っ先に思い浮かぶのが

完売と追加を繰り返している3WAY BAG。

自分もビームス入社当初は憧れの一つでもあり

毎日の様に手に取って眺めていました。

3WAYと言うものの、

当時は背負った時のフォルムが何よりも魅力的で

スーツやブレザーに合わせた時がとにかく格好が良く、印象的だったのを記憶しています。




今回、BRIEFING MORE VARIATIONという事もあり

店頭で3WAY BAGを眺めていると

やはり変わらずの武骨なルックスは

流行関係なくBEAMS PLUSにとってベーシックなバッグであり

普遍的なカッコ良さがあるなぁと改めて感じました。







という事で本日はスタイリングと一緒に

BRIEFING×BEAMS PLUS 3WAY BAGを改めてご紹介させて頂きたいと思います。




BRIEFINGと言えばの

バリスティックナイロンを使用した

定番カラーの3WAY BAG。

ご存知の方は多いかと思いますが

アメリカ製のBRIEFINGは

軍に実際に卸しているファクトリーにて作られており

ミルスペックを基準として作られております。




ミルスペックと言うのも言い換えれば『米軍仕様書』。

一般企画の生活圏内100%を満たすスペックとは違い、

ミルスペックはハードな環境(宇宙空間や深海、砂漠などの極地等・・・)でも100%機能を発揮する事を求められています。

そんなハードルの高い生産背景を基に作られているのが

MADE in USAのBRIEFINGです。

何がミルスペックなのか…





真っ先に上がるのがメインで使われている

バリスティックナイロン。

実際に米軍の防弾チョッキやガンホルダーに使用される程、

本当にタフな生地です。

1050デニールという(一般的に耐久性が高いと言われているコーデュラナイロンは700デニール程と言われています)太い繊維を使い、

それを双糸で編み込んだ"ダブルバスケットウィーブ"と言う編み立てになります。

とにかくタフであり、

長年使い続けても型崩れが起きにくい生地です。

ビームス プラス 有楽町に配属されて5年が経ちますが

今だ"ボディの生地が破れた"という声は一度もありませんでした。

とにかく強靭なボディを使ったBRIEFINGのバッグ。










ボディの生地だけでなく

YKKの最良ジッパーや金属パーツ、

更にはBRIEFINGのアイコン的なウェイビングテープでもあるレッドレーベル。

随所にミリタリーらしさと

男心をくすぐってくる強靭なパーツを使用しているのは

やはりBRIEFINGだからこそ。




今回ご紹介の3WAY BAGは

まさにそれらがしっかりと反映されており、

更には一般的なタウンユース以外でも

ビジネスユースとしても確固たる人気を誇るのがこのモデルなんです。





広々と取られたメインスペースは内側に二つ収納があります。



背面側の収納には緩衝材が入っており

バッグを背負ったりした際、中の物が背中に当たるのを和らげる緩衝材の役割となっています。



縦40㎝、横28㎝程もあり、

薄型のノートPCもすっぽり収まるサイズ感。







お次は外側のディテールに・・・



表側には小・中と外付けのポケット。

スマートフォンや財布、はたまたノートPCの充電器位でしたら

ここのスペースにすっぽり入れて頂けるはずです。

下はと言うと・・・





ここに関しては内側に取り外し式のインナーポーチが付いています。

メインスペースのバッグインバッグ的な使い方も出来ますし、

3WAY BAGだからこそ、使い方によって縦・横に合わせて

インナーポーチの向きも変更可能な仕様となっています。


そして個人的にも一番推しのディテールはショルダーハーネス。



通常のコレクションラインよりも

BRIEFING×BEAMS PLUSの3WAY BAGのショルダーハーネスは幅が広く、

補強&視覚的なアクセントのウェイビングテープが走っています。




通常は下のアジャスターのみでフィッティングを調整しますが・・・


荷物が重い時等、

どうしても背中とバッグの間に隙間が生じてしまう事もしばしば。

これはバッグの重さを肩のみで負担し、

バッグの安定性に欠けてしまう為、

背負うと言うよりも

肩に引っ掛けている感覚になります。

BRIEFINGがリリースするMADE in USAの3WAY BAGの中でも

唯一、ショルダーハーネスのトップ部分にはロードリフトストラップが付いています。



アウトドアやミリタリーバッグに良く見られるディテールで、

これが有るか、無いか・・・格段に背負い心地に差が出てきます。



絞る事でバッグ全体の重心を背中に引き寄せ、

先程の肩で引っかけるというよりも

背中全体で重さを分散する事ができます。



バッグが背中に固定される事で

左右のブレが少なくなり、歩行や小走りした時に体がバッグに持っていかれる事が無くなります。

3WAY BAGの収納力の高さに合わせ、

それに対応できるディテール。

まさにBRIEFINGらしい実用性に特化した一面です。





ショルダーバッグ又はブリーフケースとして使用する際、

ショルダーハーネスは内側に収納可能です。

シーンに合わせて使い分けが出来、

状況に応じて3WAYを活用して頂けます。



付属のショルダーストラップ。

長さの調整は勿論のこと、



ご自身の好みの長さ、ポジションで肩に掛けれる様に

ショルダーパットの位置も調整が出来ます。

特にビジネスマンの方でショルダーを使われている方を多く見ます。

重い荷物の負担を少しでも和らげるには・・・

ベストな長さと、パットの位置は重要です。




BRIEFING×BEAMS PLUSの特徴の一つとして

やはりタグ位置で判断が出来ます。



3WAY BAGだけでなく、

他にも様々な別注プロダクトはありますが・・・

全てタグは内側に付けています。

もちろん・・・ロゴが見えない"シンプルな見た目"が肝ですが、

これにもちょっとしたストーリーが。




メーカーやブランドが軍に物を卸す際、

自社の宣伝を目的として納品では無く、

生命に関わるウェア・ギアを供給する為、

基本的にメーカーやブランドネームは、

内側のコントラクトナンバーに記載される事が殆どです。




もちろんBRIEFING×BEAMS PLUSのコレクションはファッション要素は欠かせられませんが

それ以上にスポーツ、アウトドア、昨今ではビジネスシーン・・・

そう言った様々なシーンで、充分な実用性を発揮するバッグブランドである"BRIEFING"が

"BEAMS PLUS"に納品したというストーリーが。

何となしでタグを内側に付けたのでは無く、

BRIEFINGというミルスペックのバッグブランドだからこそのタグ位置なんです。



そしてお気付きの方いらっしゃるかと思いますが、

クロスされたウェイビングテープ。

こちらはBEAMS PLUSのプラスマークをテープで『+』と表現。

通常のモデルではまず見れないポイントです。



少々、タグについて長くなったしまいましたが・・・

早速スタイリングを。



STAFF ISHIKAWA



BEAMS PLUSのリミテッドカラーである"AIR FORCE BLUE"

タグの付け位置同様に

やはりカラーのネーミングもやはりミルスペックに寄せています。

空軍のネイビーカラーをイメージし、

BEAMS PLUSだけの別注カラーとして

生地から作ってもらった完全別注モデル。



AIR FORCE BLUEの色はこれからの時期の

軽快なカラー合わせにバッチリです。

最近、ISHIKAWAがハマり中のミリタリー×リラックススタイルのコーディネートにマッチ。

ハードな見た目のBRIEFINGも

春らしい爽やかなスタイリングのワンポイントとして充分見栄えしますね。


自分はカジュアルな装いにリュックでは無く、

トートバッグを使う感覚でラフに使用。

圧倒的な収納力と強靭なボディは、

これからの時期、ちょっとした外遊びに重宝しそうです。

最初は手持ち、買い物により荷物が増えても、

終盤の手持ち疲れの時でも、

いつでも背負える安心感は嬉しいポイントです。




最後はスーツでのスタイリングに。

  




やはりここ数年、圧倒的に目にするのは

ビジネスユースとしての3WAY BAG。



フォーマルな装いにもどこか自然に馴染み、

ミリタリーのハードな印象が

どこか真面目な印象へと見え方が変わります。




特に仕切りがないメインスペースは

DT PouchやStuff Bag等、

普段のビジネスユースで使うギアには

それに合うギアで揃えるのもBRIEFINGの楽しさであり、洗練された統一感も生まれます。




とここで・・・

3WAY BAGのご紹介でしたが、

実はBLACK、AIR FORCE BLUE共に

アニバーサリーモデルも少し触れておきます。










BRIEFING × BEAMS PLUS / 別注 CRAZY 3WAY BAG
カラー:ブラック、ネイビー
サイズ:ワンサイズ
価格:¥61,600(税込)
商品番号:11-61-2113-106

BEAMS PLUSが20周年を迎えた際、

BRIEFINGに依頼して作ってもらったのがこの

クレイジーパターンモデル。

バリスティックナイロンとコーデュラナイロンを使用し、

カラー合わせの、素材クレイジー。

遠目ではなかなか伝わらないですが・・・

近くで見るとやはり一目瞭然。

フロントとショルダーハーネスに

生地の切り替えしが施されています。




このアニバーサリーモデルも

最初で最後のリミテッドモデル。

3WAY BAGの中でも

他とちょっと違うバッグを使いたい・・・と言う方にオススメのモデルです。

個人的にもこう言った素材の遊びは大好きなポイントです(笑)




ついつい長くなってしまいました・・・

こちらの3WAY BAGですが

4/25(日)まで開催中のBRIEFING MORE VARIATIONでご購入頂けますと

3WAY BAG用のノベルティもご用意しています(詳しくはSTAFF ISHIKAWAのBLOGにて)。

もし何か不明点等ありましたら

各開催店舗へお問い合わせ下さい。





JUNICHI YANAI



Arrange & Exciting ~2021SS TUBE×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。






本日は長年BEAMS PLUSでも取り扱いさせて頂いている

アパレル業界の重鎮、斉藤 久夫氏による

TUBE×BEAMS PLUSの2021春夏コレクションが

店頭に揃いましたので一挙、スタイリングと一緒にご紹介させて頂きます。





まずはその前に以前公開された

PHILOSOPHY OF BEAMS PLUS vol.15 American Suit×Saito Hisao from TUBE

こちらも是非一読下さい。



2020秋冬コレクションも

ご紹介させて頂いた様に

斉藤氏がBEAMS PLUSとのコラボレーションで

どの様に提案し、少し変化をさせているのか。

時代に合わせて突拍子もない物では無く、

あくまでもベーシックなアイテムを

斉藤氏ならではの遊びを加えたコレクションとなっています。







早速、スタイリングと一緒にご紹介。



TUBE × BEAMS PLUS / 別注 ピケ シャツジャケット
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥29,480(税込)
商品番号:11-18-6114-063


BEAMS PLUSでも定番!?である

ピケ素材を使ったシャツジャケット。

形はミリタリーアイテムのユーティリティーシャツ型をベースに

TUBEらしいアレンジが加わっています。




細畝のピケ生地は主に春夏衣料に用いられ

BEAMS PLUSではアイビールック必須の5ポケットパンツに使われていたり。

ピケ素材と聞くとどうしてもオフホワイトや淡いベージュにオリーブ、

そんな優しい色を想像してしまいますが、

今回はよりモダンかつクールな印象のチャコールグレーの様なダークネイビー。

実はこの色合いがミリタリーアイテムとの相性が抜群かつ新鮮なんです。








フロントの2ポケットはまさにそのアイコン的なデザイン。

ややゆったりとした身幅とアームホールは

重ね着のし易さと共に

ミリタリーらしいラフな印象

かつ昨今のフィッティングバランスとも相性が良く作られています。





バックデザインはボックスプリーツかと思いきや

ドレスシャツ等にもみられるギャザー仕様&ワンポイントアクセントのハンガーループ。

こう言ったディテールの遊びも

トラディショナルアイテムに精通する斉藤氏ならではかと思います。




決してやり過ぎないデザインやフィッティング、生地の落とし込み・・・

色々な要素を取り入れ

カテゴライズせずに着こなしが楽しめる一着です。

ミリタリー、トラディショナル、スポーティーなアスレチック・・・

コーディネートがどんどん浮かんできます。




そんな着こなしもユーティリティーなシャツジャケットと対に

組下のパンツも共生地で作って頂きました。






TUBE × BEAMS PLUS / 別注 ピケ パッチポケット パンツ
カラー:ネイビー
サイズ:S、M、L
価格:¥28,600(税込)
商品番号:11-24-3103-063


フロントにはパッチ&フラップ仕様のポケットディテールに

バックは片ポケデザイン。

スモーキーなダークネイビーの色合いが

ディテールの見え方を抑え、

ジャケット同様にモダンに見えるミリタリーパンツです。






バックポケットにはトップ部分にボタンが・・・

これはフラップポケットを空けた状態に固定する物で

ボタンの開け閉めをせずに

ポケットへとアクセスがし易くなっています。

フラップをポケット内にしまい込めるディテールは見た事ありますが・・・

こう言った仕様は新鮮です。

フラップもデザインの一つとして見えますが

裏地のアクセントでこのまま履いても洒落感ありますよね。




シルエットはヒップ辺りには余裕がありつつも

綺麗なテーパードシルエット。

シューズにクッションを持たせても良し、

夏場は思いッ切りロールアップして短く履くのも良し。

自分はあくまでもアイビーごなしとして

ハイウェスト&ノークッションで履くのが好みです。



シャツジャケットのややゆったりとしたフィッティングに

パンツの綺麗なテーパードシルエット。

ハードルが高いと見られがちなセットアップコーディネートも

これくらいライトかつモダンな色だとし易いかと。





TUBE × BEAMS PLUS / 別注 ボーダー ショートスリーブ Tシャツ
カラー:グレー
サイズ:S、M、L
価格:¥14,080(税込)
商品番号:11-04-1136-063


セットアップだけでなく

中のインナーのボーダーTシャツ、

こちらも実はTUBE×BEAMS PLUS。





一見、普通のボーダーに見えるのですが・・・

実は生地はかなりライトな裏毛スウェットです。

ライトなスウェット生地だからこそ

タックインした時のブラウジングや

カットソーの様な生地の見え方となり

夏場でも重宝しそうです。



もちろん生地だけでは無く

このフロントのボーダーもTUBEの十八番、

『パッチワーク』技法で表現しています。

異なる生地を張り合わせ

立体感あるボーダーに。


裏地を見ると分かるのですが

ただ単にボディの上から生地を張り付けているのでなく

しっかりパーツで張り合わせており

非常に手の込んだディテールデザインとなっています。

勝手にパッチワークボーダーと呼んでいますが、

こんな表現のボーダーはあまり見た事無く、

非常に新鮮です。

更に・・・これは斉藤氏の洒落なんでしょうか、


パッチワークボーダーに使っている生地も・・・細ボーダー…




更には裾にはガゼット仕様。

あくまでもデザインの一部ですが

スウェットシャツに見られるガゼットを

デザインの一部として盛り込んでいます。




一見シンプルなデザインですが、

良く眺めてみると面白い発見や

勝手な想像を掻き立てられるのも

楽しみの一つです。





続いては

STAFF MASASHI/山田兄弟/(弟)もセットアップコーディネートを。



TUBE × BEAMS PLUS / 別注 シャンブレー プルオーバー ショートスリーブ ボタンダウン シャツ
カラー:ブルー
サイズ:S、M、L
価格:¥21,780(税込)
商品番号:11-01-1301-063


TUBE × BEAMS PLUS / 別注 シャンブレー ショートパンツ
カラー:ブルー
サイズ:S、M、L
価格:¥21,780(税込)
商品番号:11-25-2188-063



シャンブレーのプルオーバーシャツ&ショーツスタイル。

今回、別注で作成してもらった際、

トップスもショーツもややゆったりめに作ってもらっています。





BEAMS PLUSでも絶対に欠かせられない

ショートスリーブのプルオーバーボタンダウンシャツ。

ボックスシルエットが強調される身幅の広さ、

深めの前立て仕様、





TUBEらしい前立て&裾ガゼットにはアクセントの切り替えし・・・

ベーシックアイテムがお好みの方も是非一度袖を通して頂きたい一枚です。




MASASHIは袖を折り返し、軽快なスタイリングにしていますが

実は身幅の広さと共に

袖もやや長めの設定。

シルエットや袖のバランスが

どことなくクラシックなフィッティングで着用できます。



ショーツも同様に

やや丈が長く、裾周りが涼しげな印象。

丈の長さはお好みの気分やスタイリングに合わせ

ロールアップで調整して頂くと

またグッと雰囲気が変化します。




ショーツのディテールは

こちらも一見シンプルなプレーンフロントのショーツに見えますが・・・







プリーツ風のステッチデザイン、

ワークパンツに見られる様なサイドポケット付き。

ワーク・・・シャンブレー・・・

その辺りをミックスさせたデザインなんでしょうか。

因みにこのポケットディテール、

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、

正面から見ると覗かせず、シンプルなショーツに見えます。



本来、サイドポケットとなると

真横に付けられているのは目にしますが

後身頃の際に付ける事で

フロント、バックの二面性を楽しませてくれるデザインに。



MASASHI曰く



『セットアップでタックインスタイルは

どことなくワークウェアのオールインワンや

ミリタリーのジャンプスーツっぽく見え、

普段とは違ったスタイリングが楽しめそうです。』

との事。

確かにセットアップで着用しても違和感なく、

タックインする事でまた違った見え方も。

まさにニコイチのシャンブレーシャツ&ショーツ。

まだまだショートスリーブにショーツは早いですが、

MASASHIの様にスウェットシャツ&ショーツスタイルは

今時期だからこそ楽しめるスタイリングです。




お次はビームス プラス 有楽町きってのTUBE好き、

STAFF YOSHIDAのスタイリング。



TUBE × BEAMS PLUS / 別注 ブロード オープンカラー ショートスリーブ シャツ
カラー:ホワイト
サイズ:S、M、L
価格:¥24,200(税込)
商品番号:11-01-1302-063


ドレスシャツでも御用達の細番手のブロード生地に

アシンメトリーな映え方をする

切り替えしのデザイン。

シンプルなデザインながら

光沢感あるボディの生地や

無駄の無いデザイン性。

YOSHIDAは店頭で悶絶してました。



こちらのモデルはディテールの遊びと言うよりも

生地の選定や切り替えしの配置、分量・・・

何よりも羽織ると自然なゆとりが生まれるフィッティング。

とにかくさり気ない洒落感を醸し出すシャツなんです。

一度皆さんもお袖を通して頂きたい一枚。




YOSHIDAはBEAMS PLUSのシャツジャケットのインナーに着用。

クラシックなジャケットの柄も

インナーの選定次第ではモダンにも、上品にも見えてきます。

質感がなかなか伝わりづらいのが心苦しいですが・・・

とにかくシンプルながら

スタイリングの引き立て方は主役級。




男臭い開襟シャツもの憧れますが、

やはりこう言った上品な開襟シャツもワードローブとして揃えておきたい一枚。

コーディネートのご相談は是非YOSHIDAまで。





最後は・・・

個人的にも今シーズン楽しみで仕方が無かったこちら。




TUBE × BEAMS PLUS / 別注 パッチワーク パンツ
カラー:パッチワーク
サイズ:S、M、L
価格:¥35,200(税込)
商品番号:11-24-3104-063


TUBEと言えばの

変則的な配列のパッチワーク、

所謂リアルパッチワークの生地を使ったパンツです。

もともと余った残布を張り合わせ、

無駄なく生地を使う事を目的として生まれたパッチワーク。

実は今回のパッチワークは職人さんにお願いし、

ランダムに生地を張り合わせてもらったとの事・・・

もちろん手間が非常にかかり、

職人さんも嫌がる程で、

斉藤氏いわく『職人泣かせのパッチワーク』との事です(笑)。



もちろんリアルパッチワークは過去に何度もやっています。

今回は更にパッチワークパンツを

ミリタリーのベイカーパンツ仕様にしてもらっています。

ベイカーパンツと言えば、

フロントのパッチポケットが特徴的で、

パッチワークの上からパッチポケット・・・

発想が本当に面白いです。




しかも生地も良く見ると・・・

トラディショナルなチェックやストライプは覗かせつつも…

スクールストライプ?



アロハ!? 




民族衣装・・・???



変則的すぎる生地選定もまさに魅力の一つ。






破れたらまたどこからか生地を見つけ

上から張り合わせていこうかと。

デニムやシャンブレーの様な色落ち、

レザーの経年による色合いの変化。

パッチワークはパッチワークとして

張り合わせていく経年変化。

まさに変進開花を楽しめる一本。






2021春夏シーズン TUBE×BEAMS PLUS

今シーズンもそれぞれのアイテムに

アレンジと着こなしの楽しみが詰まったコレクションです。

皆さんも是非色々なスタイリングをお楽しみ下さい。




JUNICHI YANAI

Military&Resort Pants ~KAPTAIN SUNSHINE~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



とうとう4月に入り

なんとなしにショーツを解禁しようかどうか・・・

と思い悩んでいます。

とにかく暑がりな自分にとっては夏が大の苦手。

冬服から春夏服の衣替えは新鮮な気持ちの反面、

毎年少しだけ億劫になる程。

とは言いつつ、気温は日々上がる一方。

既に春服はしっかり買い抑え、

夏服をどうしようか、

BEAMS PLUSのオンラインページを日々眺めています(笑)。

今年の夏も物欲で乗り切ります。





そんな自分が気になっている商品を本日はご紹介。




KAPTAIN SUNSHINE M-43 CARGO PANTS





KAPTAIN SUNSHINE / M43 カーゴパンツ
カラー:グレンチェック、モカブラウン
サイズ:30、32、34
価格:¥40,700-+(税込)
商品番号:11-24-3030-086



US ARMYのカーゴパンツをモチーフに作られた一本。

一見、これはミリタリーなの??

と思わせる様な生地や仕様は

まさにKAPTAIN SUNSHINEらしい洒落感とリラックス感が楽しめます。




KAPTAIN SUNSHINEと言えば・・・

何よりも”上質な生地”がイメージされる方も多いかと思います。

今回も上質な原料を使用した"サマーツイード生地"を使用してもらっています。

夏にはうってつけのリネン素材と

生地に織り込む事で光沢感や上品さをプラスしてくれるシルク素材を使い

夏に着用するサマーツイード生地に仕上げています。




サマーツイードと聞くとなかなかイメージが湧きづらいかと思いますが・・・

暑い時期でも着用できる粗野な生地。



ツイードの様な甘編みで仕上げた生地は

不揃いな糸が目立つネップ感

夏場でも涼しく着用できるドライなタッチと通気性が特徴的です。





生地は2柄

代表的なトラディショナルなチェック

グレンチェック柄と

やや深みあるオレンジがかった

モカブラウン。




ウエストには表に剥き出しのドローコードが通り

紐が見える事でよりイージーパンツの見え方が楽しめるかと。

もともとウェストは大きめに設定されており、

このドローコードをぐっと絞ると

ウェスト部分の生地のシャーリングがこれまた良いんです。

サマーツイード×イージーパンツ仕様、

ミリタリーに囚われずにコーディネートが楽しめそうです。



M-43の最大の特徴でもある

高めの位置のカーゴポケット。



しっかりマチはありつつ、

ポケット内でアイテムを仕分けできる様に

ダブルポケット仕様。



スマートフォンから小振りな財布位でしたら入ります。

マチ付きのポケットあるあるですが、

どうしても沢山の物を入れてしまいがちな自分は

重い物を入れ過ぎるとポケット底部が沈む事もしばし。



こういった内側にセパレートできるポケットがあれば

ポケット内の整理と共に

重さを分散できる為、型崩れ防止にも役立ちます。




ミリタリーのサイドポケットはありつつも、

生地やディテールで見せる

イージー・リラックスパンツ。






早速アイテムを使い

コーディネートをご紹介。、




STAFF SHIMAMUKO



リゾートを思わせる生地感に

トラディショナルなグレンチェック。

SHIMAMUKOはBEAMS PLUS 4ボタン カフジャケット(バティック柄)に

タイドアップでスタイリング。



ミリタリーディテールながら

スポーツコートごなしの組下に使うと

ウールトラウザーズの様にこなせます。





バティック柄やリネン素材、杢目調のニットタイ、そしてサマーツイード・・・

表情あるアイテム使いと柄の選定が

春夏らしい涼しげな印象でまとまっています。



ドローコード付きのイージーパンツ仕様ですが

ベルトループも付いている為

ベルトでのウェスト調整も可能です。



ヒップ・ワタリはリラックス感あるゆったりしたフィッティングに

裾にかけては綺麗なテーパードシルエット。

だからこそこう言った

スポーツコート(ジャケット)こなしにも

綺麗にまとまる訳ですね。

清涼感あるアイテム使いで

トラディショナルなコーディネートにまとめた

まさにSHIMAMUKOらしいスタイリング。




続いて私はモカブラウンを着用。



ハンティングやサファリアイテムと相性が良いのでは・・・

という事で

BEAMS PLUSのアニマルプリントを施したジップフード、

マドラスチェックのダブルブレステッドで

サファリやリゾートをイメージし

スタイリングしました。



アースカラーには最適なモカブラウン。

ミリタリーアイテムとももちろんですが、

今シーズンのスタッフスタイリングを見てて

サファリルックやリゾートスタイルが目立ちます。

グレンチェック同様にミリタリーだけでなく

色々な振り幅が楽しめそうな一本。



赤みがかったブラウンは

茶系のモカシンシューズや

ブリックソールのホワイトバックス、

真夏にはレザーサンダルなんかとも合わせたい・・・

とにかく手持ちのアイテムとこんなコーディネートがしたい、

と、とにかく妄想を駆られるドツボなアイテム・色なんです。





KAPTAIN SUNSHINE 2021SS

ベーシックかつクラシックなアイテムながら

今シーズンも上質な生地使いやディテールのアップデート、

昨今のトレンドにフィットしたサイズ感は

BEAMS PLUSらしいセレクトになっています。

是非、店頭とオンラインページにてご覧下さい。






最後に宣伝となってしまいますが・・・



BRIEFING MORE VARIATIONを開催しています。

現在、オンラインショップと同時に

ビームス プラス 有楽町(4/25(日)まで)

ビームス 新宿ビームス 辻堂(4/4(日)まで)




4/4(日)以降は・・・

4/16(金)~4/25(日)の期間は

ビームス 大宮ビームス 梅田

で開催致します。




BRIEFING×BEAMS PLUSのニューモデル発売と同時に

普段、BEAMS PLUSでは取り扱わないモデルが豊富に揃います。

今回は更に・・・BEAMS PLUSだけに作ってもらったノベルティもご用意が・・・




イベントと新作入荷ラッシュ・・・

気温の上昇と共に

物欲の熱も日々上がる一方。

今年の夏も乗り切れそうです。





JUNICHI YANAI





BEAMS PLUS Special Fabric ~Batik Pathcwork Wool Tropical~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



絶賛春夏服の物欲が爆発中の自分ですが

皆さんのワードローブは如何でしょうか。

BEAMS PLUSを筆頭に

仕入れのブランド

BEAMS PLUS別注のアイテム・・・

この時期は本当に欲しい物がひっきりなしに入荷してきてます。




そんな自分ですが

2021SS絶対これは買う(そんなアイテムばかりなのですが・・・)

と決めていた、と言うよりも入荷早々と購入した物を

本日はご紹介させて頂きます。



既にBEAMS PLUS 2021SS LOOKを見て下さった方はご存知かと思いますが

一番最初のスタイリングで使われていたこの写真。

着用している柄のジャケット。

まさに今シーズン代表する生地!?と勝手に思い込んでいる位、

LOOKを見た瞬間に『買お。』と決めた柄アイテムです。



BEAMS PLUSでも馴染み深いバティックプリント。

実はこの柄、

BEAMS PLUSディレクターが

古着屋でリサーチしていた時に目に留まったスポーツコートがあり

それに使われていた柄パターンがこのバティックプリントのパッチワークです。

古着をそのまま買い取り、

BEAMS PLUSらしいアップデートとして・・・

夏でも涼しく、かつノンストレスな軽さのサマーウールに落とし込んだ

渾身のファブリックとの事です。




今までもバティック柄はコットンやポリエステル素材に使われてきており

過去思い返しても色々なモデルで提案されてきました。



今回のバティックパッチワーク、

天然素材であるウール100%、

更にはしなやかさと、上品な光沢感を感じさせるSuper120's。

高品質なウール生地に

先染めのバティックパッチワーク柄を落とし込んでいます。

そもそもバティック柄は

お馴染みマドラスチェックの様に

夏のアイビースタイルには欠かせられない代表的な柄。

インドでハンドプリントによって作られており、

亜熱帯地方だからこそ

ガーゼの様な軽く、速乾性と通気性を兼ね備えた

まさに清涼感ある伝統的な生地です。

オリエンタルな雰囲気の柄も

BEAMS PLUSが提案する

トラディショナル、ミリタリー等、

カテゴリーをクロスオーバーし

どことなくリゾート感をプラスしてくれる生地です。




自分自身本当に柄が大好きであり

毎シーズンどんな形・生地でバティック柄が出るのか…とにかく楽しみにしている柄の一つです。




そんな伝統的な生地を

サマーウールに落とし込み

21SSのルックでもプッシュされている生地。

ビームス プラス 有楽町のスタッフに着用してもらい

スタイリングを組んでもらいました。




STAFF TAIJI





BEAMS PLUS / パッチワークプリント 4ボタン カフジャケット
カラー:パッチワークプリント
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥34,000-+税
商品番号:11-16-1753-791







もともとアウトドアブランドから作られていた

4つボタンのカフジャケットをベースに

BEAMS PLUSでアップデートを加えた形です。



リラックス感ある身幅に

ボタンの留め方次第では

様々な見せ方が楽しめるジャケットです。



BEAMS PLUS生粋のトラディショナルスタイルを追求するTAIJIは

スポーツコートとしてコーディネート。

軽さと清涼感を併せ持つ生地に対し、

チノトラウザーズ的な解釈で

ヘビーリネンを用いた2プリーツトラウザーズを履き、

春夏らしいリゾート感あるスタイリングに。



スポーツコートとして

トラディショナルなスタイルを

素材の組み合わせを楽しみ

華やかさを演出した

TAIJIらしいコーディネート。






続いてはベーシックなアイテムと着こなしを好む

STAFF ISHIKAWA

珍しくリラックスしたカジュアルスタイルでコーディネート。




カットソー感覚で着れるINIS MEAINのニットを挟み、

ホワイトのミリタリートラウザーズでコーディネート。

インナーから足元まで淡い色でグラデーション。

ジャケットの存在感を充分に引き出しつつも着方はラフに。




TAIJIのラペル使いのスポーツコートごなしに対し

ISHIKAWAは立ち襟にしたカーディガンごなし。

身幅の広さと、

ドレープ感ある生地感が何とも言えないリラックス感を演出しています。




ISHIKAWAの事なので、スポーツコートの様なスタイリングで組むと勝手に予想していましたが

お手本のようなカジュアルなスタイリングで組んでもらいました。

とにかく軽く、涼しい生地は

どんどん簡易的になってくる夏場の洋服選びも

しっかりとファッションを楽しめるはずです。

今となってはBEAMS PLUSではベーシックアイテムとなった4つボタンのカフジャケット。

スポーツコート、カーディガン、

はたまたフロントボタンを全部閉めてカバーオールっぽく!?

各々のワードローブや気分に合わせて

様々な着こなし、スタイリングを楽しんでみて下さい。





BEAMS PLUS / パッチワークプリント ドローストリング パンツ
カラー:パッチワークプリント
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥32,000-+税
商品番号:11-23-1604-791



続きましては

共生地で作られた

イージーパンツ仕様のドローストリングワイドトラウザーズ。

以前にBEAMS PLUSディレクターのMZO

ブログで紹介していたモデルの一つ。







プレーンフロントのワイドトラウザーズ型に

ウェストには着脱とサイズ調整が容易に出来るドローストリング仕様。

気楽に履けつつも

サマーウールの上品さと

ブロックプリントの柄行きがとにかく魅力的なんです。




ここからはしつこい位に

自分がM~XLを履き比べ

スタイリングを組みましたので

サイズ別でご紹介。




まずはMサイズ。



購入してから気に入って着用している

BEAMS PLUSのコンフォートジャケットに

ジャストサイズのMで着用。



腰回りやヒップはスッキリと収まり、

綺麗なストレートシルエットで履けました。


裾に掛けてのテーパードが利かず、

ストンと落ちるシルエットは

まさにドレストラウザーズ感覚で履けるバランスです。

トラディショナルなアイテムの選定には

やはりジャストサイズのMサイズが丁度良いです。




続いては程よいルーズ感があるLサイズを。





Mと履き比べる事で

腰回りやヒップにはゆとりができ、

シルエットの太さがしっかり見せれます。





腰位置を高くすればジャストにも

やや下げて履けばリラックス感あるイージーパンツとしての見え方も。

履き方次第では様々な見せ方が楽しめそうなLサイズ。

昨今の流れから

トップスがややゆったりした物が増え、

それらに合わせてサイズアップするのもオススメです。




続きましては一番大きいサイズのXL。


とにかくルーズなシルエットで

まさにリラックスなムード全開です。

MOJITOのスモックシャツのゆったりしたサイズに対し

トラウザーズもこの位迫力見せて履くのが気分です。

ウェストは全然ゆとりがありますが

ドローストリングで絞れば何にも問題なく履けます。



サマーウールのドレープ感、

ノンストレスで履けるヒップ周りやワタリ。

生地感と相まって

まさに大好きなサイズバランスです。




普段はウェストで合わせてパンツ・トラウザーズを選ぶ事が多いかと思いますが、

こう言った仕様のイージートラウザーズでしたら

気分に合わせてサイズを変えるのもありです。

因みに自分はXLで購入し、

あまりにも気に入った為、サイズち買い(ちがい)をしようかと検討中・・・




一見派手に見える生地ですが

着用してみるとすっと馴染むのがこの生地の魅力。

柄物がお好きな方、着たいけど柄物に躊躇されてる方・・・

是非この夏、挑戦して頂きたいスペシャルな生地です。




BEAMS PLUSディレクター MZOから

『あの生地は様々なプロフェッショナルの人達が関わり、作り込んだスペシャルな生地です』

とのこと。

今度、MZOに会った際に詳細を聞いてみようかと。

とにかくディレクターも一押しのスペシャルファブリック。




完売する前に是非お早めにご検討下さいませ。





JUNICHI YANAI



2021/3/26(FRI)より、BRIEFINGのモアバリエーション&別注DT POUCH発売開始です!!


Customized for・・・ “BRIEFING×BEAMS PLUS”

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



本日はBEAMS PLUSのラゲッジブランドと言えばの・・・



BRIIEFINGをご紹介させて頂きます。

ご存知の方も多いかと思いますが、

BRIEFING×BEAMS PLUSと言えば



3WAYタイプのバッグこと‟BAG,3WAY No.1”

かれこれ10年以上も前にコラボレーションアイテムとしてリリースし、

未だに完売と追加を繰り返している名品です。

自分も入社した時に真っ先に目が入り、

そのミリタリーらしい武骨なルックス

バリスティックナイロンによるハードな質感

何よりもMADE in USA・・・

全てに惹かれたバッグでした。

もちろんその他にもモデルは多数あり

当時のBRIEFING×BEAMS PLUSのコレクションには圧倒されました。



特にこの3WAY BAG、

ミリタリー、バリスティックナイロン等、

武骨な印象のバッグも

今となってはプライベートシーン・ビジネスシーン問わずに

多くの方に愛用頂いております。




そこで・・・





今回の2021SS BRIEFING×BEAMS PLUSでは

3WAY BAGをお持ちの方、これから買おうと思っている方に向けて

作られたのが‟DT Pouch”

DT=Day Tripの略となり、

あくまでもその日に必要な物を持ち運ぶ・収納する事を目的としたポーチです。



画像を見て頂ければ一目瞭然だと思いますが

3WAY BAGにドッキング、

もしくはメインスペースに放り込み

バッグインバッグ的な役割を担うポーチとなっています。





実はこの企画、

BEAMS全店の中でもBRIEFINGのバリエーションが豊富な

ビームス プラス 有楽町から発案されたアイテムで、

3WAY BAGを購入・使用されている方から

メインスペースに仕切りがあれば・・・

折り畳み傘やペットボトル等の濡れた物と書類・PCを分けたい・・・

という声から、企画を考え、出来上がったモデルなんです。



どの角度からでもアクセスし易いダブルジップ、



傘などの水滴を逃がす水抜き用のハトメ、



更にはBRIEFINGの特徴でもあるナイロンテープに引っ掛けるストラップ。




もともとアメリカ軍で採用されたモールシステムをイメージし、

必要な収納ポーチ(装備)を取り付けられるアイテムです。



ナイロンテープに引っ掛ける事で

より実用的に収納をセパレートし

かつ溢れ出るミリタリールック。 

これは背負った時の付け方ですが





ショルダーもしくはブリーフケースの使用でしたら

側面にも装備する事ができます。

ミリタリーらしい見栄えは

個人的にとてもアガるポイントです(笑)。




もちろんビジネスシーンで

周りの方やお取引先様の前では少しハードなのか・・・

という方はその場に合わせて

バッグインバッグとしてお使い下さい。




広々としたメインスペースが特徴的な

“BAG,3WAY No.1”

その収納力に加え

さらにセパレートできるアドオンポーチ的な

“DT Pouch”



カラーはBRIEFINGのアイコンカラーでもあるBLACKと



BEAMS PLUS別注のAIR FORCE BLUEの2カラーです。

これからリリース予定となります。




と言いつつも、

実は今回のコラボレーションアイテム、

BRIEFINGのデザイナー 小雀氏から

せっかくなら3WAY BAGだけでなく

BRIEFING×BEAMS PLUSの様々なモデルに取り付けても面白いのでは

という事で…




様々なモデルにアドオンできる様にして頂きました。




Customized for “MIL TRAINING TOTE”


ジムやスポーツ、旅行等に使える大型のトート型バッグ。

広々としたメインスペースに着替えやシューズ等、

しっかり収納できる程の大きめのトートバッグです。

こちらも3WAY BAG同様に長年リリースしている名品の一つです。





トップとボトム部分のナイロンテープに引っ掛けられます。



取り出しが多い飲み物や折り畳み傘等

このポーチに入れればアクセスがグッとしやすくなります。

もちろん見た目のボリューム感もアップしますが、

トレーニングトートの容量でしたら

バッグインバッグとしてもポーチ使いもオススメです。




Customized for “FLEET MESSENGER”



ちょっとしたお出かけに最適なサイズ感の

小振りなメッセンジャーバッグ。

もとはI-Padが入るサイズに設定され、

財布や携帯はもちろん、

書籍やペットボトルも入る程の絶妙な大きさのメッセンジャーバッグです。

しかし、あまりに入れ過ぎると

バッグ自体のフォルムが変わり、

肩掛け時の背負い心地が悪くなります。



もし必要であれば

このDT Pouchを取り付ける事で

サイズによっては折り畳み傘から

軽い羽織りまで収納が可能となります。



室内での遊びが制限される昨今、

野外遊びのお供には最高なコンビネーションバッグかと。




Customized for “NEO SOLUTION BRIEF”



過去にリリースされたSOLUTION BRIIEFの進化系、

NEO SOLUTION BRIEF。

ビジネスシーンにおいて

必要最低限の手荷物を収納するブリーフケース型のバッグです。



なんとこちらにも取り付けが・・・

もとがスタイリッシュなフォルムに

DT Pouchがアドオンする事で

よりカスタム感が強く出ます。





個人的には・・・一番好きな見え方(笑)。

シャープなバッグに対して

どうしてもかさばる折り畳み傘やペットボトル・・・

NEO SOLUTION本来のスマートな見え方とは少し離れますが

ミリタリールックはより一層強くなります。



ミニマルなデザインに

敢えて目立つ様なカスタムは個人的にも大好きです。




この様に様々なBRIEFING×BEAMS PLUSのアイテムに装備する事ができ、

それぞれのバッグ単体の機能をより向上させてくれます。




Customized for・・・BRIEFING×BEAMS PLUS

今までありそうで無かった装着型のポーチ。

装備する事でそのバッグ本来の機能性と見栄えを

格段にアップデートしてくれるはず。

もちろん、

BEAMS PLUSとのコレボレーションだけでなく

BRIEFINGの通常モデルにも取り付けらるモデルも多いはず!?かと。

BRIEFINGをお持ちの方、これから買おうと検討されている方、

実用的なカスタマイズが楽しめる‟DT Pouch”も是非ご一緒に。




MADE in BEAMS PLUSのBRIEFING

2021Spring & Summerもご期待下さいませ。




JUNICHI YANAI

BASIC&UPDATE ~REMI RELIEF~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




すっかり気温が上がり、

春服が本格的に楽しい季節になってきました。

今年は目と鼻に違和感が・・・花粉症なのか。。

と、認めたくなくても認めざるえない状況を

今春は痛感しています。

これからこんな苦しい思いをしながら

春を過ごすのかと思うと・・・

少し憂鬱な気持ちになりますが、

例年に増して

物欲を満たす事で発散しています(笑)。




自宅も秋冬物から

春夏物へと入れ替え、

少しでも新鮮な気持ちを楽しんでいます。

皆さん、もう春服の準備はお済みでしょうか?

店頭やオンラインで日々新作をチェックし、

今年のコーディネートはどうしようか・・・

端境期の楽しみの一つでもあります。





本日はそんな妄想を膨らませている自分から

気になっていたアイテムが店頭に入荷したため、

ご紹介させて頂きます。







REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 インディゴ チェックシャツ
カラー:ブラック×ホワイト×インディゴ、イエロー×インディゴ×ホワイト
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥21,800-+税
商品番号:11-11-6769-671


BEAMS PLUSでも定番的に別注させて頂いている

REMI RELIEFのワークシャツ。

このモデルは長らく提案させて頂いており、

既にご存知の方も少なくはないと思います。

実はこのワークシャツ、

BEAMS PLUSディレクター、バイヤー

そして都内近郊の代表スタッフが集まり、

どんな色、チェック柄にするのかを話し合い

決めた渾身のチェック柄なんです。




もちろん、柄だけでなく

REMI RELIEFと言えばの・・・

加工による生地のフェード感や

インディゴ染料による色の奥深さ。

シンプルに羽織るだけでこなれた雰囲気が楽しめるのは

まさにREMI RELIEFだからこそ。

更に今回はフィッティングの修正も入り、

今の時代に合うサイズ感になっています。

フィッティングのご紹介も後ほど。




早速、スタイリングにてご紹介させて頂きます。




STAFF SHIMAMUKO



同じく、REMI RELIEF×BEAMS PLUSの定番アイテム、

大戦モデルのデニムジャケットのインナー使いに。

アメリカンカジュアルスタイルの鉄板でもある

デニムジャケット×ワークシャツ。

彼らしくタックインスタイルで

コンパクトにまとめたスタイリングです。





ビンテージさながらのデニムジャケットのフロントやカフから覗かせる

爽やかなブルー×イエローチェック。




REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 インディゴ チェックシャツ
カラー:ブラック×ホワイト×インディゴ、イエロー×インディゴ×ホワイト
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥21,800-+税
商品番号:11-11-6769-671

REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 デニムジャケット
カラー:ブルー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥27,000-+税
商品番号:11-18-2449-671



まだシャツ一枚だと肌寒さも感じる為、

インナー使いの差し色で使っています。

デニムとネルシャツ・・・

と聞くとどうしてもワークウェアを想像してしまい、

粗野感や男臭いイメージが湧きます。

ただ、REMI RELIEFが表現するこれらのアイテムは

良い意味で男臭くなり過ぎず、

春らしい爽やかな印象に。

 

SHIMAMUKO着用のブルー×イエローのブロックチェック。



ムラのある糸を2本使い(双糸)、

ブルーはインディゴ染料でロープ染色し、

イエローは硫化染料で先染めした糸を使っています。

大判なインディゴチェックに、

細いイエローのペンチェックが利いた

春らしい爽やかな配色です。

もちろん・・・

前述した通り、

チェック柄はBEAMS PLUSクルーで提案し、

REMI RELIEFが生地から作り込んだ

オリジナルファブリックです。



ここでもう一つ生地について。

‟ライトネルシャツ”

春にネルシャツ?

もちろん秋冬のイメージが強いですが、

ライトな生地で提案する事で

よりシーズンレスで着回しが出来るのも嬉しいポイントなんです。

ふっくらした生地感ではありつつも

ウォーム感は感じさせず、

ライトなタッチ・肉感です。

この手のネルシャツって一般的にあまり見かけない!?(自分だけかもしれませんが・・・)

と思っていますが、

端境期には最高の生地感なんです。



SHIMAMUKOの様に

気温がもっと高くなれば

腕まくりし、軽やかな見せ方も。


フロントにはBEAMS PLUS×REMI RELIEFと言えばの・・・

アイコン的なミニポケット。

夏の風物詩でもある

BEAMS PLUS×REMI RELIEFのポケットTシャツでもお馴染みの小振りなポケットが

このワークシャツにも採用されています。

一般的なシャツのポケットより小さく、

実用性と言うよりもアイコン的なワンポイント。


バックヨークはウェスタンシャツに見られる様な

アーチ状のウェスタンヨーク。



REMI RELIEFの一つの強みでもあるウェスタンシャツを

ワークシャツのディテールにミックスしています。

こういったさり気ないディテールミックスも

他では無いアイコン的なポイントです。




さて続きましてはもう一つの柄を自分が着用。




REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 インディゴ チェックシャツ
カラー:ブラック×ホワイト×インディゴ、イエロー×インディゴ×ホワイト
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥21,800-+税
商品番号:11-11-6769-671

REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 ミリタリー シャツジャケット コットンリネン
カラー:デニム
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥23,800-+税
商品番号:11-18-6134-671




SHIMAMUKOとは対照的に

タックアウト、スニーカーでよりカジュアルな装いに。



入荷してから大変ご好評頂いている

REMI RELIEF×BEAMS PLUSのコットンリネンのインディゴBDUジャケットで

春らしいインディゴブルーのレイヤードスタイルにしました。

※BDUジャケットの詳細は水曜日担当/佐久間のブログを要チェックです!



インディゴロープ染色されたチェックは

今シーズンのBDUジャケットとの相性は抜群。

ミリタリー×インディゴ・・・

個人的に今年は特に気分です。



そして今年のもう一柄は・・・

インディゴの濃淡が抜群に活かされた

オンブレチェック柄です。

もともとオンブレチェックと言えば・・・

徐々に色の濃淡が変化し、グラデーションがかった格子模様が

オンブレチェックの最大の特徴です。

今回はその濃淡をインディゴで表現。

オンブレチェック×インディゴの濃淡

もうグラデーションの出方は文句なしかと。




着用を繰り返す事での

インディゴカラーの色抜けと同時に

オンブレチェックの柄行きの変化も楽しみな一着です。

もちろんこちらの柄も生地から作り込んだオリジナルファブリックです。




そして今回はフィッティングが修正されています。





以前のモデルよりも

少しだけ肩幅とアームホールを広げ、

袖丈を少し短く修正しています。

ただ、身幅の広さはいじらず、

従来のREMI RELIEFのスマートな見え方はそのままにしています。

リラックスした着心地がより実感できるサイズバランスとなっています。



少しゆとりあるパンツに合わせてみましたが

より自然と馴染むフィッティングとなりました。

決して大幅な修正はせず、

微調整が加わったアップデート版。

是非、一度袖を通して頂きたいです。








シーズンレスで使えるライトネル

やり過ぎない加工感

フェード感が楽しめるインディゴ&硫化染めによるチェック

さり気ないアイコンディテール

着心地がアップデートされたフィッティング

春服悩まれている方、マストバイです。






JUNICHI YANAI

BASIC&LUXURY KNIT ~BATONER~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。






定番のサマーニット。

本日はBEAMS PLUSレーベルでも

ここ数シーズンお取り扱いさせて頂いている

日本のニットブランドからBATONERのご紹介。




ニットの産地として有名な山形県。

メゾンブランドからアパレルメーカーのニットを請け負ってた

ニットファクトリー・奥山メリヤスのニットウェアブランドです。

ベーシックな形をベースに

トップスはもちろん、

ボトムスやソックス等

ニットブランドが作る上品なアイテムが特徴的です。




BEAMS PLUSでもここ数シーズン取り扱いさせて頂き、

年々と認知度が高くなっている印象です。

2018年より取り扱いがスタートし、

2021SSついに・・・

と、こちらの話題は最後に。




まずは2021SSの取り扱いアイテムからご紹介させて頂きます。



ビームス プラス 有楽町の師弟関係でもあり

クラシックアイテム・スタイルが好きな

マチガイナイ漢/KUWATAISHIKAWAに早速スタイリングしてもらいました。




BATONER / ハイカウント リブ クルーネック ニット
カラー:ブラック、グレーブルー
サイズ:1、2、3
価格:¥26,000-+税
商品番号:11-15-1443-905



KUWATA着用のモデルは定番のクルーネック。

この細めのリブ編みされたニットは

強撚糸を使用し、打ち込みを強くしたハイカウントのクルーニットです。

原料にはスーピマコットンとシルクをブレンドしています。

一般的なコットンニットとどう違うのか・・・



上質な綿として

スーピマコットンと耳にする方も少なくはないかと思います。

繊維が長い事で、優しい肌触りと若干の光沢感が特徴的です。

更には毛玉が出来にくく、生地の縮みが起きにくいと・・・

ニットウェアでは特に嬉しいポイント。

今回はそんな上質な原料に更にプラスすべく、

艶感が出るシルクをブレンドしています。



素肌に当たっても

ドライなタッチ感はありつつ

コットン特有の肌触りの良さが本当に素晴らしいです。

まさに贅沢な素材使いと

それらをしっかりと度詰めして編まれたニットだからこそ。




続いてはフィッティング。


腕周りや身頃は程よくブラウジングが生まれ、

サマーニットらしい抜け感が楽しめます。

リラックスなスタイリングで合わせたKUWATAも

『生地の厚みや独特な柔らかさは、エレガントな雰囲気も楽しめるところが・・・マチガイナイ』



更にはニットブランドだからこその

ショルダーラインを美しく見せる丁寧な編み立て。

ラグランスリーブが見せる

自然な肩のフィッティングは

厚みを感じさせずに綺麗な曲線です。

シンプルなリブ編みなんですが・・・

ここの肩の曲線はBATONERだからこそなのかなと。

一度袖を通せば病み付きになるクルーニット。



スウェット並みにシンプルにコーディネートでき

ニットとしての上品さを併せ持つニット。

今の時期には本当に重宝するニットです。




カラーはKUWATA着用のブラックと


既にサイズ欠けが発生しているスモーキーなグレーブルーも少量ございます。








BATONER × BEAMS PLUS / 別注 ハイカウント リブ カーディガン
カラー:ライトグレー、ブラック
サイズ:1、2、3
価格:¥30,000-+税
商品番号:11-15-1444-905


続いてはISHIKAWAが着用している

リブカーディガン。

BEAMS PLUS別注として

少しだけディテールをプラスし、

よりベーシックなアイテムとして作って頂きました。


クルーネック同様にコットンシルクの型崩れ防止に強い強撚糸を使用し、

ラグランスリーブ仕様のニットカーディガンです。



実はもともとはフロントにボタンが無く、

より簡易的なカーディガンでした。

マイナーチェンジとして大きくは変更していませんが

ボタンを5つプラスし、

よりベーシックな面構えに。



更には裾のリブの深さも

ボタンを閉めた時にギュッとテンションが掛かる様、

深めのリブに変更しています。





もともとはボタンも無く、裾リブのテンションがかからない

イージーなカーディガンを

よりBEAMS PLUSらしいベーシックなカーディガンとして

マイナーチェンジを加えた別注です。



フロントポケットも無く、

シンプルな表情のニットカーディガンは

まさに編み立ての良さが際立つ一着。

クラシックなアイテム・着こなしに

モダンなブラックのカーディガンを取り入れたスタイリング。

彼自身、かなり小柄な体型ですが

サイズ1を着用し、程よいゆるさで着用が楽しめます。

多くの方の体型もカバーできるニットウェア、

サイズでご不明な点はお気軽に取り扱い店舗へご相談下さい。



カラーはISHIKAWA着用のブラックと

ややベージュがかったライトグレーもございます。

いずれも少量ですので・・・お早めに。


そして・・・

別注と言えば、

今年は形から編地まで完全に別注で作り込んでもらったアイテムが控えています。







BATONER × BEAMS PLUS / 別注 3B ニット ジャケット
カラー:チャコールグレー、ブラック
サイズ:1、2、3、4
価格:¥24,000-+税
商品番号:11-15-1459-905



既にオンラインにアップされている

BATONER×BEAMS PLUS 3Button Knit Jacket




ホームビズスタイルには・・・

やはりリラックス&程良くフォーマルな見え方が肝。





今回のニットジャケットは

ニットウェアに定評があるBATONERに別注依頼をかけた一着です。

伸縮性ある軽い着心地

綺麗な編み立て

それをスポーツコート(ジャケット)に表現してもらったアイテムです。





そもそもホームビズといって

様々な洋服を連想できるかと思いますが、

ビジネスシーンではやはり崩し過ぎるカジュアルウェアよりも

スポーツコート(ジャケット)ごなしが最適ではないでしょうか。

もちろんホームビズとして室内だけではとどまらず、

タイドアップしたスタイルで外回りにも最適(職種によるかとは思いますが・・・笑)。

昨今のビジネスウェアも世の中の流れにより

様々な形や素材・着こなしに変わってきています。




ニットジャケットと聞くと

大体カジュアルに振るのか、

それともビジネスウェアで着るのか

大抵兼用で着る(着られる)物が少ない様に感じます。




ニットウェアを専門とするBATONERだからこそ

その時々のシーンに合わせて着られるニットジャケットが完成しました。






BEAMS PLUSらしい

3つボタンの3パッチポケット。

アメリカントラディショナルの代表的な形を

今回はBATONERにお願いし、

様々なシーンで着用する事を想定に作ってもらいました。



 

決して気をてらったデザインやディテールでは無いですが、

ベーシックかつ

BATONERが見せる気品の良さが光る3Button Knit Jacket。

現在、オンラインで予約受付中です。

もちろん店頭でのご予約&入荷後の試着も可能です。




是非、オンラインショップのページより

BATONERの2021SSコレクションをご確認下さいませ。





JUNICHI YANAI

IRELAND Knit ~INIS MEAIN~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



先週末から急に気温が上がり

一気に春の到来を感じます。

とは言いつつ、天気予報をチェックしてると

まだまだ寒い時期は続きそうな気が・・・

寒暖差が激しい今の時期、

自分はライトなウエアをレイヤードし

朝晩の冷え込みに対応するようにしています。



そんなライトなウエア・・・

今の時期にレイヤードには最適のアイテムが入荷してきました。







INIS MEAIN Stitch Tunic




私自身、毎年ついつい買い足してしまうブランドで、

秋冬のウールを使用したフィッシャーマンセーター然り

春夏のリネンを使用したコレクションもまた魅力的なんです。




イニシュマン島で作られるINIS MEAIN。

島の名前をそのままブランド名に起用したり

その島で編まれていた・着られていたフィッシャーマンセーターを

上質な糸で生まれ変わらせているブランド。

BEAMS PLUSでいうところのまさにアップデートであり、

伝統的な編み地・形であっても、

決して古く見えないファッショナブルなアイテム群です。




商品の話に戻りますが・・・

まずは初回に入荷してきた

INIS MEAIN Stitch Tunicをご紹介。





上質なリネン素材を用い、

カットソー感覚で着用できるStitch Tunic。

ニットと聞くとやはり地肌はちょっと・・・

と言う方も少なくはないかと思います。



実は今回のモデル、

リネンのタッチ感はもちろんの事、

編み立てがとにかく魅力的な一枚なんです。

前身頃と後身頃を張り合わせるシームであったり

袖を筒状にする為のシーム、

更には肩の付け根部分等・・・

一般的には生地と生地が重なり合い、

厚みが出てくる箇所。



洋服を平置きにして触ると

それらの箇所は殆ど凹凸を感じさせません。

フラットなシームに仕上げており、

ニットブランドだからこその編み立て。

それはもちろん着心地に影響してきます。











更にこのアイテムのお気に入りのポイントと言えば、

それらをフラットシームにしつつ

決して洋服の見栄えはフラットに見えないところ。



商品名にある"Stitch"。

よく見ると・・・

袖や脇、内側のシームはフラットですが

表は飾りの様なステッチ風の立体感ある編み立てに。



快適な着心地を実現させつつも

衣類の素朴なディテールを残し

どこか"粗野感"を感じさせてくれます。



着心地や洋服の表情、

ニットブランドだからこそできる技術ではないでしょうか。





さてディテールの話に偏ってしまいましたが

INIS MEAINと言えば

使われている糸、

そこから表現されるイニシュマン島の伝統。

その島の生き物、自然、風景等・・・


今回のBEIGE系の色は『ALMOND』

その名の通り、

ネップ感による均一でない色合いの表情は

アーモンドナッツを表現したカラー。

無垢な表情よりも

やはりこういったネップ感ある色合いは

春夏のINIS MEAINらしい上質な糸の選定です。



もう一色のNAVY系の色は『ADONIS』

こちらは何とも言えないブルーに近いネイビーです。

あくまでも個人的な憶測ですが・・・

カラーのネーミングはアドニスブルーという蝶々の一種で、

その生き物からインスピレーションしたのではと。

くすんだ様な、色が抜けたような

風合いを感じさせる色は

ALMONDとは違って

上品な色の見え方。




どちらも素朴な面なのに・・・

ボディに使われている糸の表情が

気張ってない洒落感を存分に感じて頂けるはず。

今年はコットン&リネンによる肌触りのタッチ感はクセになります。





リブが無く、シンプルなカフ、スソの見え方は

もっと暖かくなれば一枚で、

この時期にはさっとインナー使いに。




SHIMAMUKOはADONISカラーを使い、

インディゴ染めのBDUジャケットとホワイトパンツで

上品なミリタリーコーディネート。

INIS MEAINのライトなニットは

サーマルカットソーと見立て、

上品なミリタリースタイルにまとめてくれました。




自分はALMONDカラーで

ミリタリー×アウトドアのベージュトーンでスタイリング。

SHIMAMUKOはブルゾンに

自分はシャツのインナーに。

ニットの編み地ではありますが

カットソー感覚で気軽に着用が楽しめるんです。

この時期、体温調整をしてくれ、

蒸れにくいリネンは重宝するはずです。

是非、春先のレイヤードスタイルに。






とは言いつつも

やはりレイヤードより

INIS MEAINの表情ある生地は

一枚でシンプルに楽しんで頂くのがオススメです。

アイルランド イニシュマン島より極少量の入荷ですので・・・
気になる方は乗り遅れずに。

※オンラインショップには近日中にアップ予定です。




最後に宣伝となりますが・・・

ビームス プラス 有楽町ではあの恒例イベントが控えています。




INDIVIDUALIZED SHIRTS CUSTOM ORDER EVENT

詳細はビームス プラス 有楽町のページにて日々更新していきます。

アメリカ製のドレス&カジュアルシャツ・・・

お好みの生地・フィッティングでオーダー頂ける恒例のオーダーイベント。

何よりも・・・MADE in USAのシャツをオーダー頂けるという事は

BEAMS PLUS好きの方にはマストなイベントかと。

こんなご時世ではありますが、

アポイント制となり、

いつもより時間帯は人数を絞らせて頂いております。

気になる方はいつでもお問い合わせ下さい。






JUNICHI YANAI

Combination Fabric&Detail ~DIP&ENGINEERED GARMENTS~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



気温も上がり、

BEAMS STAFFも春夏の立ち上がり期となりました。

もちろんまだまだ肌寒さが続きますが・・・

やはり春夏の新作を身にまとうと

何だか気持ちもリセットに。

既にいくつか春物を購入しつつも・・・

日々店頭に新作が入荷し、

物欲との戦いを強いられています。。



サミュエル金子のWho is フォトグラファーの一コマ。




最近だとBEAMS PLUS ディレクターのMZO

BEAMS PLUS バイヤー兼月曜日担当のサミュエル金子

一緒になる機会が多いのですが、

他者のスタイリングを見るのも凄く物欲を刺激されます。

未だに色んな洋服を着たり、コーディネートを変えるのが好きな自分は

他者のスタイリングに凄く影響を受けています。

皆さんの中には既にそうされている方は多いかと思いますが

今一度、BEAMS PLUSスタッフのスタイリングをチェックしてみて下さい。

既に21SS新作を身にまとったスタッフが日々登場していきますので。

一見アイテム単体だとピンと来なかったのが、

コーディネートとその人のキャラクターでこんなに変わるもんだと。

当たり前の事でしたが

最近人間観察がてら弊社スタッフのスタイリングを見返しています(笑)。





そんな春物入荷ラッシュの中、

春先には脇役として

夏場には主役となる

コンビネーションシャツを

2ブランドからご紹介させて頂きます。



dip × BEAMS PLUS / 別注 ストライプ ミリタリー コンビ シャツ
カラー:ブルーコンビネーション
サイズ:M、L
価格:¥16,000-+税
商品番号:11-11-6688-965



先ずは今シーズン個人的にも楽しみにしていた

BEAMS PLUS別注のDIPから

ミリタリーソースをデザインに落とし込み、

DIPらしいストライプ×ソリッドのコンビネーションシャツ。






ミリタリーらしいフロントのポケットワークに加え、

3種類のシャツ生地をコンビネーションさせた上品なミリタリーシャツ。

そもそもシャツにここまでのマチがあるポケットは殆ど見ない気が・・・

ミリタリーらしい動きあるディテールデザインに、

上品なシャツ生地のコンビ。

この絶妙なバランスはやはりDIPならでの一枚に仕上がりました。



フィッティングはここ数年リリースしている『バギーシャツ型』。

ゆったりとした身幅とアームホールのサイズ感にしつつも、

着丈はそこまで長さを取らずに設定された

いわゆるボックスシルエット。

行き過ぎない程良いボリューム感がとても魅力的です。







袖のカフとフロント下部、バックヨークには

ピンポイントオックスフォード生地を使い、

ハッキリと生地の切り替えしが分かるコンビネーションとなっています。





アウターやニットとレイヤードした際、

ネックのストライプに対し、

カフや裾がアクセントとなり

どことなく上品な見え方に。


ミリタリーソース

ドレスシャツの様な生地選定

クリーンなミリタリースタイルとして

同じくDIPのミリタリーブルゾンと

BEAMS PLUSのミリタリージップパンツでコーディネートしました。

ミリタリールックに合わせるのも良し、

BEAMS PLUSでは多いネイビーブレーザー×ミリタリーパンツのインナー使いにも良し。



ただ・・・

コンビネーションシャツはやはり一枚着が映えます。

まだまだ羽織は必要ですが、

夏場には抜群に調子が良いはずです。

今の時期にはインナーとして脇役に

夏場になれば一枚で主役に。






ミリタリーとドレスシャツ生地の掛け合わせ。

BEAMS PLUS別注の名品が今シーズンも入荷してきました。




 

続いては

ENGINEERED GARMENTSからのコンビネーションシャツをご紹介。

 



ENGINEERED GARMENTS / COMBO SHIRTS BROAD CLOTH
カラー:ホワイト
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥26,000-+税
商品番号:11-11-6675-334



ここ数シーズン、自分が記憶してる中では

ここのブランドのシャツと言えば・・・

ボタンダウンシャツやワークシャツ、バンドカラー等でしたが

今シーズンの形はレギュラーカラーシャツ型。





袋縫いにより襟やカフ、ポケット淵はステッチが見えず、

よりドレスシャツ仕様に。

フロントの前立ても比翼となり、

ボタンを見せなくする事でよりドレスシャツの雰囲気に。

今まではここのブランドだと・・・

ステッチワークや変則的なポケットワークが特徴的でしたが

今回のシャツは敢えて見せなくし、

ドレスシャツ型に落とし込まれたコンビネーションシャツです。




ただ・・・



コンビネーションによる生地の見せ方で

見栄えは充分なデザインです。

ソリッド×ポルカドット×キャンディストライプ・・・

同じウェイトのシャツ生地により

生地と生地の張り合わせ部分も凹凸が抑えられ、

この見え方もドレスシャツらしい見せ方に寄せたのかな・・・と勝手にイメージを膨らませてます(笑)。





何はともあれ

とにかく変則的なコンビネーションの具合がとにかくツボです。







タックアウトして緩やかなAラインシルエットを楽しむの良し、





ドレスシャツ型、SHIMAMUKOと来るなら・・・

やはりタックインしたスタイル。

独特なブラウジングの出方も

クラシックな装いが好きなSHIMAMUKOも納得の一枚。





やはりこちらのシャツも今の時期にはレイヤードで合わせ、

ジャケットやサマーニットの裾やカフから

生地を覗かせたバランスがオススメです。





一枚着でタックインしたブラウジングのバランスは

夏が待ち遠しくなる位、

今年は楽しみたいスタイリング。

是非、様々なスタイリングの味付けに使って頂ければと。





フォーマルなディテールのドレスシャツ型に

変則的なコンビネーションが掛け合った

まさにENGINEERED GARMENTSらしいコンビネーションシャツ。






まだ寒いからシャツは後で・・・

いえ、今の時期はレイヤードで

時が来たら一枚で。

どちらを買おうか悩まれた方は・・・

いっそのこと2枚コンビご購入を。





JUNICHI YANAI

Military? Work? Explorer Shirts ~ENGINEERED GARMENTS~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜担当のJUNICHI YANAIです。



本日は21SS ENGINEERED GARMENTSより、

お客様・スタッフ共に盛り上がりを見せている

『Explorer Shirts』をご紹介。





アイテムのネームとして使われているExplorer=冒険者。

ネーミングの通り、ハンティングやアウトドアウェアを彷彿させる様なディテールを盛り込み、

ブランドらしい生地やパーツのアレンジで

カテゴリーをミックスさせた秀逸なモデルです。




実は過去にこのExplorer Shirtsはリリースされており、

サイズ感やディテールがアップデートされ、

今シーズン再誕となるモデルです。


早速、購入検討中のSHIMAMUKOのスタイリングと共に

ディテールやこなしをご紹介致します。



ENGINEERED GARMENTS / EXPLORER SHIRT JACKET COTTON RIPSTOP
カラー:オリーブコットンリップストップ
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥42,000-+税
商品番号:11-18-5991-334


ビームス プラス 有楽町に配属され

毎日の様にタイドアップスタイルを楽しんでいるSHIMAMUKOは

オリーブのリップストップ生地を着用。



ミリタリーのBDU(Battle Dress Uniform)を思わせる

オリーブのコットンリップストップに同色の練りボタン。

無数に配置されたポケットの数はなんと10個もあり、

シャツジャケットのディテールとは思えない程のポケット数です。



ブランドらしいマチ付きのポケットは

たとえ物を入れなくとも

膨らみある立体感が生まれ、

実用性だけでなく見た目にも充分アクセントになります。

アシンメトリーに配されたポケットワーク、

もちろん財布やスマートホン、ハンカチ、イヤホン、持ち運びアルコールetc...

一枚で収納がまかなえる程の容量です。



一番アクセスし易く、ついつい使いがちなサイドポケットも加わり、

よりアウターとしてのシャツ使いが楽しみやすくなっています。





バックにはハンティングウェアで良く見られるゲームポケットのディテール。

実際に使う事は殆どない!?ポケットワークですが、

やはりこう言ったリアルなディテールデザインを残すもの

このブランドらしさの一つでもあり、魅力的なポイントです。


このシャツの特徴の一つでもあるフロントストラップ。

フィールドシャツに見られるホールド用のディテールです。

本来であれば首から下げた双眼鏡を固定する為にあり、

フィールドシャツに良く見られていたディテールだとか。

ゲームポケット同様に

リアルなディテールをしっかりとデザインに落し込んでいます。



背面には快適な運動量が確保できる様、

アクションプリーツ仕様。

着心地の良さはもちろんですが、

やはりポケットワーク同様に立体感が生まれ

後ろ姿の見栄えがグッと増します。





襟は風の侵入を防ぐ為にチンストラップ仕様。

意外と使わないと言う方が多い印象ですが、

風から首周りを守るだけでも体感温度が変わってきます。

バックから見るとジグザグステッチが走り、

こう言ったステッチワークも

ENGINEERED GARMENTSの魅力の一つです。





『ミリタリーの定番ウェアでもある、

BDUジャケット的なこなしが楽しめる一着。

オリーブのリップストップに

ブラックのケーブルニット。

ミリタリーらしい色使いはしつつも・・・

スポーツコート的な羽織としてジャケット風にスタイリングしました。』




ミリタリージャケットこなしで楽しめる

オリーブのコットンリップストップ。

洗い込む事でアタリや生地全体のフェード感、

ステッチワークのパッカリング、

ハリコシが馴染む事で、より立体感あるポケットワーク・・・
エイジングも充分楽しめそうな一着です。



“エイジング” ”ミリタリー”

余談ですが・・・

BEAMS PLUSのバイヤーでもあり

最近インスタグラムを楽しんでいる

月曜日担当のサミュエル金子



オリーブのコットンリップストップを入荷早々に購入しており、

Instagramでも今後の”エイジング”が見れるはず。

ライフスタイルも垣間見え、

リアルクローズとして楽しめるはずですので。

気になる方は是非フォローをオススメします。











と、話しが逸れましたが

続いてシャンブレー生地をご紹介。


ENGINEERED GARMENTS / EXPLORER SHIRT JACKET CHAMBRAY
カラー:ブルーコットンシャンブレー
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥44,000-+税
商品番号:11-18-5990-334









基本的なディテールはコットンリップストップ同様ですが、

シャンブレー生地は

いわゆるワークシャツを思わせる

白ステッチに白ボタン。


コットンリップストップよりもライトウェイトな為、

シャツアウターとして着用が楽しめます。

個人的に今シーズンはデニムやシャンブレー、

ワークウェアを匂わすアイテムが気になっており

春夏らしい軽快なスタイリングが気分です。




シャンブレー生地特有の

洗い込めば洗い込む程に白っちゃけ、

サックスブルーに様変わりしていくのは

やはりシャンブレー生地の魅力の一つ。

BEAMS PLUSの日曜大工でお馴染みの

Masao Mimotoが以前にブログで紹介していた

スタッフ私物のデニム・シャンブレーウェアのウィンドウディスプレー。

その一コマ・・・



ここまでいくには相当時間が掛かりそうですが(笑)

よりパーソナルな一着感が出る様、

しっかり着倒していきたいと思っています。





ミリタリールックなコットンリップストップ

ワークシャツこなしのシャンブレー

同じモデルでも

生地が違えば見え方はガラッと変わり、

カテゴリーをミックスして楽しめます。

できるなら両方揃えたい位の名品です。

完売必至アイテムかと思いますので・・・

是非お早めにご検討下さいませ。





JUNICHI YANAI

COMFORT vol.2 ~BEAMS PLUS 3B JACKET&TRROUSERS~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



先週のブログでもご紹介した

ダブルブレステッドの”コンフォートジャケット”。

本日は第二弾として

シングルブレステッドの3つボタンジャケットと

それと共生地のトウウザーズをご紹介致します。





BEAMS PLUS / ウール ヘリンボーン シャンブレー 3ボタン コンフォートジャケット
カラー:ダークブラウン、オリーブ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥32,000-+税
商品番号:11-16-1755-887

今回のモデルは

BEAMS PLUSでもお馴染みの

パッチ&フラップ仕様、

3つボタン段返り、

センターフックベントを踏襲した

3ボタンのスポーツコート。




前回のダブルブレステッド同様に

今までの3つボタンのジャケットと比べると

生地含め、ディテールにアップデートが加えられております。






今回のコンフォートジャケット。

前回同様に袖口はボタン開閉が可能な

本切羽仕様に変更されています。

今までBEAMS PLUSのシャツジャケットは

ボタンが飾り、袖口は開きが無い筒袖となっています。

袖口のディテールが変わる事で

よりジャケットの見え方が強くなりました。





更に今回注目すべきは生地。

個人的主観ですが・・・

この手の光沢感あるウールは今までだと

裏地ありのスポーツコートに仕立てられているイメージでした。

今回のモデルで使用されているのはSuper120'sという細番手のウール原料を使用しています。




そもそもSuper120'sという単位って・・・

よくウールが使用された衣服に見られる単位ですが、

馴染みが無い方も少なくはないかと思います。

Super80's、90's、100's・・・と単位があり、

数値が高くなればなるほど、

糸の繊維が細くなります。

繊維が細ければ手触りが良くなったり、光沢感やぬめりが出てきます。

いわゆるスーツとして使われても充分見栄えする生地なんです。




因みに、ビームス プラス 有楽町のボスでもあり

BEAMSのドレス部門で長年スーツと触れ合っていた

STAFF TAIJI曰く、

Super120'sは衣料に於いて

程良く耐久性があり、

ドレープ感が生まれるしなやかさ、

上質な生地映えする光沢感等、

非常にバランスが整ったウールの太さとの事。





その生地を使い、

今回はヘリンボーン織りの先染めシャンブレー。

やや遠めでもうっすらと伝わってくるヘリンボーン織りに、

玉虫色の様に光の角度で繊細な光沢感が特徴的です。

あくまでも”上品過ぎない”BEAMS PLUSが生地から作ったオリジナルファブリックです。




上質な生地を使用しつつ、

シャツジャケットの類でもある

コンフォートジャケットに落し込んだニューモデル。






BEAMS PLUS / 9分丈 ウール ヘリンボーン シャンブレー トラウザーズ
カラー:ダークブラウン、オリーブ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥18,000-+税
商品番号:11-23-1598-887


もちろんセットアップとして

BEAMS PLUS定番の9分丈トラウザーズも作っています。

定番の尾錠仕様であったり

テーパードを掛け過ぎないスッキリとしたストレート。






サイドにはボタンアジャスターがあり、

ボタンを奥に掛ける事でサイズ調整が可能です。

因みに・・・このボタン調整、

ボタンの付け位置次第でお好みの調整が可能です。

自分も縫い直し、程よい腰のフィッティングが来る箇所まで

ボタンを付け直しています。





飾りとされている尾錠ストラップ。

BEAMS PLUSのプレーンフロントのトラウザーズに

よく目にするディテールです。



実はストラップの端はスッキリ見える様、

内側に折り返ししていますが・・・



外に出して頂くと

ストラップによりヒップ周りの調整がクイックで出来る様になります。

サイドのボタンアジャスター同様に、

ヒップの余りが気になる方や

ウェストが落ちてくる・・・

そんな時に絞って頂くと

腰からヒップにかけてサイズの調整が可能となります。

もしBEAMS PLUSの9分丈トラウザーズをお持ちの方、

一度こちらもお試し下さい。







生地のしなやかさもあり、

程良い生地の肉感によりドレープ感が生まれます。

従来のシャツジャケット&トラウザーズとはまた違い、

スーツの見え方なのに

リラックス感やラフにスタイリングが出来る

コンフォートセットアップ。



SHIMAMUKOはオリーブの明るめの色に

ランコートのモカシンシューズを。



自分はカジュアルこなしに

この丈感ならという事でハイカットのキャンバスシューズを。




もちろん人それぞれの体型があり

ウエストに対してレングスが短い・長いが感じられる事はあるかと思います。

詰める事はもちろん、

多少でしたらレングスを出す事も可能です。




見た目はクラシック&フォーマルなウールヘリンボーン、

シャツジャケットの様に肩肘張らずに着用できるディテール。

見た目とは裏腹に着こなしの幅や、快適性を追求した

コンフォートジャケット&トラウザーズです。




是非、今年のBEAMS PLUSの新型、

コンフォートシリーズをお試し下さいませ。




JUNICHI YANAI

COMFORT・・・ ~BEAMS PLUS 4B Double Breasted~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



やっと秋冬物への物欲が収まり、

気持ちも徐々に春物へと移行してきました。

相変わらずの物欲ですが・・・

やはり新しい洋服に袖を通したり、

スタイリングを組むのが楽しい時期です。




本日はそんな中、

ビームス プラス 有楽町でスタッフ間で盛り上がっている

BEAMS PLUSのスポーツコートをご紹介。

今までのスポーツコートとは

ディテールがアップデートされたり

サイズ修正も加わった一着です。




早速、カーディガン感覚で羽織ったカジュアルコーディネートの

山田兄弟/(弟)



セットアップコーディネートでフォーマルなコーディネートをした

マチガイナイ漢/KUWATA



両者のスタイリングからアイテムをご紹介させて頂きます。



BEAMS PLUS / スラブ織 4ボタン ダブルブレステッド コンフォートジャケット
カラー:チャコールグレー、ライトブラウン
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥25,000-+税
商品番号:11-16-1749-887



今までBEAMS PLUSでも多くの生地でリリースされてきた

4つボタンのダブルブレステッド。

今回はBEAMS PLUSが得意とする

裏地無しの、シャツジャケットです。





まずは生地から…

オンラインショップの商品ページに詳細がある通り、

BEAMS PLUSのオリジナルファブリックとして生地から作り込んでいます。

見た目は”麻”。

ただ、タテヨコ縦横無尽に利くストレッチ感は

見た目だけでは想像つかない位、着心地を良くしてくれます。

もちろん、ストレッチだけでなく

自宅で手洗いが可能な吸水速乾性も持ち合わせています。

まさに、着心地と取り扱いが楽な

COMFORT FABRIC。



ダブルブレステッドのスポーツコートらしく

ボックスシルエットのサイズ感は生地も相まり、

肩肘張らないリラックス感も感じさせてくれます。

山田兄弟/(弟)の

カジュアルなスタリングにもサラッと羽織れる見た目は

COMFORT LOOK。





ディテールに関しては

従来のBEAMS PLUSでは新鮮な袖の仕様や

利便性と着心地を追求したポケットワークが

今回のモデルは光ります。



今まではボタンが付いていても

アメリカントラディショナルのスポーツコートを踏襲した

あくまでも飾りのデザイン。



今回のモデルはボタンの開閉が出来る

本切羽仕様にアップデートされています。

夏場でも快適に着られるウェアとして、

腕まくりが容易に出来る様になっています。



続いてはポケット仕様。

タテヨコストレッチが利く生地は

スマートフォンや財布を入れると

生地が下に垂れ下がり、

ジャケット本来のシルエットが崩れる事もあります。

快適な着心地を実現した生地だからこそ

どうしてもウィークポイントになる事もしばしば・・・

ただ、今回は内袋に補強用の共生地を張り合わせ、

更にポケットワークを追加した

ダブルポケット仕様に・・・。





着方のアレンジや

利便性を追求したディテールのアップデートはまさに

COMFORT DETAIL。



一見、ダブルと聞くとハードルが高く見られてしまいがちですが、

山田兄弟/(弟)のスタイリングを見ると

カジュアルな合わせにサラッと羽織るだけで

グッと洒落感が増しますね。





カジュアルなスタイリングももちろんですが

やはりタイドアップスタイルにも。





共生地のワイドトラウザーズでセットアップスタイル。

フォーマルな見た目とは裏腹に

前述通り生地の軽さとストレッチ感により

着心地は・・・マチガイナイ。との事。





グレースーツと見立て、

クラッシックなスタイリングながらも

やはり粗野感ある麻調の生地表情と

ポリエステルだからこそのドレープ感は

どことなくリラックスした印象も受けます。



袖が本切羽となる事で

袖丈のバランスも従来のスポーツコートと比べると

やや短く調整されています。

スッキリとした袖丈のバランスは

セットアップで着用した際、

全体的なバランスは整って見えますね。



KUWATA的、今回のセットアップのマチガイナイ点は

『コンフォートスーツとして、生地の軽さと、風合いある表情は

今から夏場まで着用できるのが・・・マチガイナイ』



因みに・・・

実験的にジャケットとトラウザーズはややコンパクトに畳み、

スチーム等は何もかけず、

そのまま着用してもらっています。



『コンフォートファブリックとして

着心地や見た目だけでなく、洗えたり、シワにならないのは・・・マチガイナイ』






生地からディテールまで

何かとコンフォートに仕上がった

今回の新しいシャツジャケット・・・

BEAMS PLUSのスポーツコートのラインナップとして

是非、”COMFORT JACKET”をお楽しみ頂けたらと思います。





JUNICHI YANAI

DECK SNEAKER ~CONVERSE JACK PURCELL RET DECK~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



本日は昨年BEAMS PLUSで取り扱いしていた

CONVERSE JACK PURCELLのデッキシューズをご紹介。



CONVERSE / JACK PURCELL RET DECK
カラー:ネイビー
サイズ:25.5、26、26.5、27、27.5、28、29
価格:¥9,000-+税
商品番号:11-31-2955-479



多くの方から愛されており

キャンバスシューズの代表的なジャックパーセルから

デッキシューズをモチーフにした

JACK PURCELL RET DECKになります。



JACK PURCELLと言えば・・・

以前にCONVERSE ADDICTの回でも触れましたが

通称『ヒゲ』や『スマイル』と親しまれている

つま先のトウ部分。



オールスターと比べると

ソールは厚みがあり、

足元が華奢になり過ぎないボリューム感と

耐久性のあるアウトソール。




今回のCONVRSE JACK PUCELL RET DECKとは

1973年に実際発売されたモデルで

RET(レトロ)シリーズからの復刻モデルです。


今回の大きな違いとしては

やはりトウキャップが無く、

内羽式になっている所。



ジャックパーセルらしくアウトソールのボリューム感は残しつつ、

デッキシューズ仕様のシャープなつま先や

5アイレットのシューレース、

アッパーの厚みを感じさせない内羽式により

全体的なフォルムが抑えられています。



カラーはまさに何足あっても困らない

ネイビーキャンバス。

青が立つネイビーカラーに

ホワイトステッチが映えるアッパーは

履き込む事でのエイジングもきっと楽しめるはずです。







実際にスタッフのスタイリングと共に

シューズの雰囲気を参考にして頂けたらと思います。




STAFF SHIMAMUKO



ダブルブレステッドのブレザーに

スウェットパーカー。

トラウザーズはBEAMS PLUS Tailor Lineのグレーフランネル。

ドレストラウザーズに

こういったレトロなキャンバスシューズのバランスは個人的にも好きな組み合わせ。






彼自身『今までのジャックパーセルとは違い、

アッパーのフォルムがシャープになり

主張し過ぎない控え目なデザインが魅力的です』


ネイビーブレザーにグレーフランネルのトウウザーズと言った

ベーシックなスタイリングにも

スウェットパーカーやJACK PURCELL RET DECKで

バランス良くカジュアルなブレザールックに。




続いては・・・

スニーカーのスタイリングは珍しい!?

そんなマチガイナイ男

STAFF KUWATAも大絶賛。






彼らしいいつものスポーツコートのスタイリングに

レザーシューズではなく、

今回のモデルをチョイスしています。

いつものタイドアップスタイルに

キャンバスシューズの少しだけ遊びを利かせた

彼らしいマチガイナイコーディネート。



『素朴なデザインに

主張し過ぎないフォルム。

何よりも味のあるブルーのキャンバスにホワイトステッチが・・・マチガイナイ』



気兼ねなく

かつ他とちょっと違ったデッキスニーカー。

BEAMS PLUSのコーディネートには

万能な一足として活躍してくれるはずです。




今回も早々と無くなりそうですので・・・

気になる方は是非お早めにご検討下さいませ。





JUNICHI YANAI

Simple LOOK & Updated DETAIL ~BEAMS PLUS Military Overalls~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



先週から更に冷え込みが強くなり、

より一層ニットやアウターが必要・・・

と、そんな気持ちにさせられますが、

本日も2021春夏アイテムから

BEAMS PLUSのアノ名品をご紹介致します。







BEAMS PLUS / ガーメントダイ ミリタリーオーバーオールズ
カラー:ブラック、オリーブ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥24,000-+税
商品番号:11-24-2918-139

 




ミリタリーオーバーオールズ。

その名の通り、ミリタリーソースのオーバーオールズです。

この手のアイテムは一見着こなしが難しそうに見えたり、

世の中的なベーシックアイテムには見えない事から

抵抗ある方も多いかと思います。

個人的にオーバーオールズやジャンプスーツ・・・

そんな類のアイテムが大好きで、

休日には多用しています。

今回は長年生地やカラーバリエーションで展開していた

BEAMS PLUSの名品、ミリタリーオーバーオールズの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。





今回デザインのベースとなったのは

40年代のアメリカ陸軍、機甲部隊(戦車部隊を中心に、機械化された部隊で構成された部隊)が着用していた物。

狭い戦車内での身動きや、

クイックな脱出が出来る様に、

引っかからない、シンプルなデザインが特徴的です。

ただ、シンプルな極力残しつつも、

BEAMS PLUS流の内側のポケットディテールがアップデートされ、

タウンユースには持ってこいのアイテムとなっています。



早速、スポーツアイテムでアスレチックスタイルを意識したSHIMAMUKO

スポーツコートこなしで合わせた私のスタイリングでディテール紹介。




フロントポケット。

本来は収納のポケットでは無く、

内側に貫通している社会の窓的なディテール。

もちろんこれはスマートフォンやウォレットを入れるのに便利なポケットにアップデートしています。



更に胸辺りの内側には

深めのフロントポケットがプラスして付けられています。

オーバーオールズのゆったりしたサイズだからこそ、

胸に入れても着用感には影響が出ません。



ぐるっとサイドに周り、

ハンドウォーマーポケットに。

深さのあるハンドウォーマーポケットに加え・・・

ジップポケットが?



元はオーバーパンツとしての役割だった為、

このジップは内側へアクセス可能なスルーポケットでしたが、

BEAMS PLUSのアップデートとして

内に袋を付け、

通常のバックポケット的な役割に。



因みにSHIMAMUKOでSを着用。

これだけポケットディテールをアップデートし、

全てのポケットに物を入れてますが

見た目のシルエットや着心地に殆ど影響が出ないとの事。



『今まで着た事なかったアイテムですが、

いざ着てしまうと通常のパンツよりも何だか洒落感がでますね。

印象が強いBLACKには

モノトーンかつクリーンなアイテムでまとめています。』




お次は自分。


フィッシャーマンセーターやツイードのスポーツコートを使い、

ややカントリー調のスタイリングに。

SHIMAMUKOがジャストのSサイズを着用し、

自分はゆったりとLを購入。





BEAMS PLUSのオーバーオールズの特徴の一つ、

ヒップやワタリの広さと裾幅のコンパクトさから生まれる、丸みのあるシルエットが個人的にとてもツボな一着。

ワークウェアの様なストレートシルエットでもなければ、

ミリタリーウェアに見られるワイドシルエットでもない、

テーパードがしっかり利いた綺麗なシルエット。



実はこのモデル、女性の方にも人気があるとか・・・

弊社のレディーススタッフも着用する程。

過去に何度か生地替えや色バリエーションでリリースされてたモデルですが、

やっと先日購入し、そのシルエットの良さが癖になっています。








ちょっとした手荷物が多い自分には

このポケットディテールの利便性に驚いています。





直球のミリタリー合わせも良いですが、
SHIMAMUKO、自分共に

スポーツやトラディショナルアイテムを組み合わせ、

ミリタリーに絞られないコーディネートをしてみました。

表のデザインはシンプルに、

内側のディテールは多機能に。

コーディネートのしやすさ、

気の利く現代的なアップデート・・・

まさに名品です。




因みに・・・




当店のBOSS、TAIJIもどうやら気になっている様子・・・


ショールカーディガンや


スポーツコートといった

トラディショナルアイテムと組み合わせたいとの事。




"ミリタリー" "オーバーオールズ"に拘らず、

自由にスタイリングに取り入れてみて下さい。




JUNICHI YANAI




King of Military JACKET 〜BEAMS PLUS M-65 FIELD JACKET〜

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




さて、新年となり、

ALL NIGHT BEAMS PLUSのメンバーも

心機一転し、21SSのアイテムを続々とご紹介していますね。

昨日の水曜日担当の佐久間のブログは一読して頂けましたでしょうか?

ブログでもあった”プラススペックのミリタリーウェア”に感化し、

私からも同素材を使ったKing of Military Jacketをご紹介致します。







COAT,COLD WEATHER,FIELD

一般的にはM-65フィールドジャケットと呼ばれており、

男性の方なら一度は目にしたり、袖を通した事があるかと思います。




M-65フィールドジャケット(COAT,COLD WEATHER,FIELD)

1943年にアメリカ軍にて開発された

野戦用の防寒着でもある

M-43(JACKET,FIELD,M-1943)

その後継モデルであるM-51(COAT, MAN'S, FIELD, OLIVE GREEN 107, M-1951)の最終モデルです。

1965年にM-65が出てからは、

約40年間、アメリカ軍の現用モデルとされていました。

その完成されたディテールは

アメリカ軍だけでなく

他国にも影響を与え、M-65のデザインと類似する戦闘服も少なくないとか。

まさにKing of Military Jacket。




皆さんもご存知の通り、

M-65は後に軍事目的としてだけではなく、

様々なカジュアルシーンでも目にします。

後にスタイリングと一緒にご紹介させて頂きますが、

ポケットやフード等、

現代シーンでも実用的かつ

ファッショナブルな見え方を充分楽しめるモデルです。



今回はミルスペックアイテムを基に

現代的により着易くアップデートされた

プラススペックの

BEAMS PLUS M-65 FIELD JACKETをご紹介。

今回もBEAMS PLUS流の生地アップデートはもちろん、

実際の米軍に採用されていた

M-65フィールドジャケット1stモデルのディテールや縫製パターンに限りなく近づた一着です。

本来だと不必要なディテールを排除し、何かしらの現代的利点を付け足す事が多いですが、今回はまさにディテールを忠実に再現した"King of Military JACKET"








早速、スタイリングと一緒に

ディテールのご紹介をさせて頂きます。



STAFF TAIJI


印象を和らげる様なフェード感あるBLACKを着用。





運動量を最大限に確保する為の

バックのアクションプリーツ。

画像だと伝わりづらいですが、

肘裏にもプリーツが入り

腕を上げたり、曲げたりするのに

生地の引っ張りによるストレスを軽減してくれます。

カラーや生地の選定はアップデート、

プリーツ仕様は1stモデルを忠実な再現。



袖口のカフは内側にも、外側にも折る事ができ

画像の様に出して頂けると

手の甲を守ってくれます。

今の時期だと風よけとしても良いかもしれませんね。



内側にはドローコード仕様。

絞る事で身体にウェアが密着し、

風の侵入を防げます。

実際に寒空の下で試したところ、

風の侵入はもちろん、

ニットによる保温性も逃げず、

TAIJI的にはこの時期絞るのもオススメとの事です。

ファッション的にも

ボックスシルエットに変化をつけるのにも

非常に有効なドローコード。



覗かせている裏地は

ストレッチ性が高いポリエステル生地。

前述のプリーツ同様に

動きやすさやインナーとの滑りが良くなる為、

着用した時の着心地が格段に上がります。

見えない箇所ではありますが、

実際に着て頂き、動いて頂けると本当に着心地抜群です。

着心地良くする為の裏地選定はアップデート、

カフやドローコード仕様は1stモデルを忠実に再現。



さてお次は襟元。



お気付きの方は気付くかと思います。

"襟のボリューム感"

これに関しても1stモデルを忠実に再現。

フードが付いたM-65(後程フードのスタイリングはご紹介)は

一般的には"襟元に収納"と考えられる事もしばし。

自分もBEAMS PLUSディレクターのMZOから教えてもらえるまではそう思ってました。

ただ、M-65 1stモデルは襟元だけでなく、

"襟から背中に収納"する仕様(別名、背中落とし)となっています。

これをする事で襟のボリューム感を抑え、

立ち襟だけでなく、ジャケットのラペルの様に襟を寝かせる事もできます。




実はこちらのディテールも1stモデルを忠実に再現してる箇所なんです。

本来、M-43、M-51は軍でも階級の高い人が着用しており、その着方といえばレギュラーカラーのシャツにネクタイを巻き、"ジャケット"ととして羽織っていたとの事。

その為、立ち襟のイメージが強いモデルではありますが、本来は寝かして着る"ジャケット"だったんです。

それをちゃんと再現する為に敢えてフードの収納は背中落としを採用しています。

襟と背中にかけての複雑な縫製パターンの実現と、

裏地があるからこそのさり気ないディテールなんです。




もちろん、そう言いつつも、ファッションは自由です。

襟元がシャープに見える事で、

マフラーやストールの小物使いがしやすくなり

ファッションの楽しみ方がグッと上がるはずです。



TAIJIらしく

カントリー調なアイテムでまとめ

ミリタリーウェアを上品にスタイリングしてくれました。

21SSではありますが

合わせるアイテム次第では今からでも充分着回しが利きます。






お次は直球のオリーブカラーを私が。



M-65の特徴でもあるフードは

軽さと薄さが特徴的なナイロンリップストップ生地。

前述の襟元ディテールの下りもありますが、

やはり収納してもかさばらず、

軽くともしっかりと防風性がある生地選定はBEAMS PLUSらしい生地へのアップデート。



マットな質感のボディに対し、

軽やかなナイロン素材は

生地のコントラストがお気に入りのポイントです。

とにかく短髪の自分としては

風よけとしてのフードは欠かせられません。



特徴的なフロントポケットの見え方は

やはりいつ見ても男心がくすぐられます。







佐久間のブログでもあった様に、

コットンライクなナイロン生地は

表面の起毛感やマットな質感、

デッドストックのM-65を見ているみたいです。






とことんM-65 FIELD JACKET 1stのディテール、縫製技術を残し、

BEAMS PLUSの生地アップデート。

一見、リアルなM-65に見えつつも

やはり着用した時の着心地の良さはとにかく驚きです。

自分もTAIJIも実際、本当の軍物を着用していた事もあり、

それと比較すると圧倒的な生地の軽さと、着心地の良さにはだいぶ興奮気味に(笑)。





佐久間がチョイスしたM-51オーバーパンツ

自分がオススメするM-65フィールドジャケット

どちらもマストバイです。





JUNICHI YANAI

RIDDING COAT ~SANYO SEWING Designed by TO KI TO~

新年明けましておめでとうございます。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




2021年一発目という事で、

何について書こうか悩みに悩みましたが・・・

やはり新年早々と物欲の舵を切りたく、

ずっとずっと気になっている商品を紹介させて頂きます。



新年早々、ブログに目を通してくださる方、

ありがとうございます。

きっとご家族と大切な時間を過ごされたり、

ご自宅でゆっくりお正月を満喫されている方が多いかとは思います。

お時間ある時に少しでも目を通して頂けると嬉しいです。



では早速商品のご紹介を。




SANYO SEWING Designed by TO KI TO

三陽商会の代表的なアイテムでもある

コートにフォーカスを当てた

シグニチャー(象徴)モデルです。




設立50周年を迎えたコート専業工場の『サンヨーソーイング』のブランディングプロジェクトとし、

工場の技術力を活かしたリミテッドモデルです。

確かな技術力に加え、

協業デザイナーとして『TO KI TO』吉田 十紀人氏を起用した

数量限定のラインナップとなっています。




まずは『SANYO SEWING』『TO KI TO』についてご紹介させて頂きます。



『SANYO SEWING』

1969年に青山県にて設立されたコート専業のファクトリー。

世界的にもコートに特化した工場は類を見ず、

その確かな技術力から、

多くのブランド・デザイナーから支持があるとの事。

三陽商会の祖業でもあり、

現在でもコートの生産を一手に担い

セレクトショップや百貨店のOEMとしても高い評価を得ています。



『TO KI TO』

吉田 十紀人氏は様々な経歴を経ており、

雑誌の編集者から

ヴィンテージスタイルのバイカーズウェアを提案するブランドの設立、

その後は『バブアー』とのコラボレーション、

『ウールリッチ』へのデザイン提供等、

国内だけでなく、世界的にも評価されている

日本のファッションデザイナーです。




この『SANYO SEWING』と『TO KI TO』が手掛ける

限定数量のカプセルコレクション。

2019年からスタートしたコレクションラインで、

BEAMS PLUSでもその中の一部お取り扱いさせて頂いております。

ファッションはもちろんの事、

リアルユースを念頭に作られたコレクションは、

まさに傑作とも言えるラインナップです。




今回はそんなカプセルコレクションからBEAMS PLUSで取り扱いのあるコート二型ご紹介。




マチガイナイ男/KUWATAが着用

SANYO SEWING Designed by TOKITO / ダブルブレステッド モーターサイクルコート
カラー:ベージュ
サイズ:36、38、40
価格:¥180,000-+税
商品番号:11-19-1241-522



バイカーズウェアの造詣が深い吉田 十紀人氏が手掛ける

トレンチタイプのライディングコート。

膝下までしっかりと丈があるロングイプとなり、

男臭いデザインながら綺麗なシルエットバランスです。






何よりも『サンヨーソーイング』が誇る

職人によるステッチワーク。

パーツに合わせてステッチの運針を変えたり、

ハンドステッチを使用したり。



綺麗な曲線を描くポケットのステッチワーク、

二本針ではな一本ずつ施したダブルステッチの精確な並行性・・・

とにかく丁寧かつ精確な縫製と

パターンの良さは

『サンヨーソーイング』の技術が光る一着です。




トレンチコートタイプのダブル仕様は

ベルトストラップも付いており、

風の侵入もしっかりと防いでくれます。





サイドのポケットは収納はもちろんの事、

ボタンを閉めた状態でも

インナーのジャケットやパンツへのアクセスが出来る様、

スルーポケット機能も。



モーターサイクルコートに見られる

胸に付いた斜めのポケットも、

パーツが隠れるコンシールジップ仕様。



バックのディテールは

運動量を確保するインバーテッドプリーツと

中空構造となってベンチレーション機能の二役。

ライディングコートのネーミング通り、

バイクを跨った際でも

前傾姿勢や腕の可動域がしっかり確保されています。





今回のライディングコートの特徴でもある

裾のトランスフォーム。

裾に付いたボタンを使い、

前後の裾を足に巻き付ける様に留める事で、

オールインワン型に形を変えます。

ロングコートを着たまま、サドルに跨れたり、

走行中の風による裾のはためきの防止としても使えるディテールです。





更にはシーズンに合わせて脱着可能なライニング仕様。

このライニングももちろんライディング仕様のデザインとなっています。

ショート丈の理由としては

ベルトを締めた際に当たらなかったり、

ライディング時には裾がもたつかないディテールです。


前傾姿勢になった時や

ハンドルを握った時に

肘が曲がりやすい様、

エルボーホールを空けているのもポイントです。

ゆったりとしたコートに対し、

ライナーはややタイトなフィッティング。

ライナーによるコートの着膨れを防ぐと同時に、

しっかりと保温性を逃がさずに着用頂けます。




素材は打ち込みが強いコットンのオックスフォード。

コットンながら度詰めされた生地は

防風性にも特化しています。

更に生地には加工が施され、

程良い風合いと、生地のしなやかさがプラスされています。



決してシンプルとは言えないライディングコートですが、

コーディネートは至ってシンプルに。

KUWATAみたくスーツの上からでも、

この時期だったらニットのカジュアルスタイルにも。

もちろんバイカーの方に着て頂けたら本望です。






お次は個人的にとても気になっている

シングルブレストのモーターサイクルコート。


SANYO SEWING Designed by TOKITO / シングルモーターサイクルコート
カラー:ブラック
サイズ:36、38、40
価格:¥140,000-+税
商品番号:11-19-1327-522

ミリタリーライクなフードと、

全てのパーツをブラックに統一させたモダンなコートです。




しっかりとスタンドするフードと襟、

更にはディテール感強めのボタン数。

ミリタリーパーカー感覚で着用が楽しめそうです。




風の侵入と

シルエットの変化が楽しめるベルトストラップ。







収納とスルーポケット仕様。


先程のライディングコート同様に

裾のボタンを取り付ける事で

オールインワンにも。



ライニングは脱着可能なウールブランケットを使い、

シーズンに合わせて脱着可能です。





フードを外すとシンプルなステンカラーコートに。

シンプルながら襟の立ち方や

綺麗なシルエットラインからは

やはり『羽織れば様になる』コートとして

スタイリングが引き立ちます。





フードを付ければカジュアルな装いに

フードを外せばフォーマルな装いに。

シーズンの変化と

スタイリングのコーディネートに合わせて

春先まで重宝しそうなコートです。





どちらもプライスはやはり張りますが、

それ以上に徹底した物作りと

男心くすぐられるデザイン&ディテールは

まさに一生物のコートとして愛用できそうです。




新年早々に商品の紹介となってしまいましたが、

2021年も皆さんが健康に明るい生活が送れる事を願っています。

今年もBEAMS PLUSをよろしくお願い致します。




JUNICHI YANAI